Evangelion Genesis y:x 更新日誌(1998 年 8 月)


8 月 31 日。
月の終りはファイルの終り。したがって、読まれる機会のわりと少ない部位だろう。 ファイルが切り替わった後で、 前のファイルを reload しなおして 最後の方を読もうという人はそんなに多くないだろうから。

んなとこで見捨てられてなかったらしいことにほっとしているところである。


8 月 29 日。
本日はお掃除... のつもりだったが雨が降ってたので 掃除は wired なところのみ。
ad hoc な font 管理だったのを原則 100dpi の下に少し整理する。 Toolkit 毎(X Toolkit, XView, Tcl/Tk, Xforms, ...) に管理の方法が少しずつ 違い、特に XView の指定が荒すぎて泣く。

しかし、そろそろディスク足んなくなってきたなぁ...


8 月 28 日。
e:3 EOE からの小編 3: これから "INITIATION"
e:x あとがき "Postscript"
を載せる。

e:x 最終回、36 kbytes. 1 話としては y:17 を抜いて最長記録更新、 費やした時間も多分最長記録更新。 もっとも y:x 次話の y:25 がすでに 37k を越えてるけど(これもいつになるやら)。

いかにもまだ続けられそうだけど e:x としてはこれでおしまいで、 1, 2, 3 が衣食住に対応してるとか、主役がアスカ、レイ、シンジ一人ずつやってるとか、 題名が最初の、第一の、といった感じので統一されてるとか、 シリアスな展開のわりには構成で遊びつつ triplet にまとめたので e:4 としては無し :-)

「約束」の件やら、ほぼ 1 話分くらい説明が抜けているあたりが 外伝であるかもしれない(また解説編かい...)。
e:3 で没になった大半はマコトやマヤがこの 3 日ほど何やってたかという話、 物流がずたぼろになるあたりやウイルスで各地のマギがふっ飛ぶ事件やら いろいろあったんだけど全部カット。 現状でも天上と地上と二つ書かねばならんのに、これ以外に世界情勢を書いてたらラストで まとめるのはちと無理だろうということで涙を飲んだ。

それにしてもいやなんかもう物凄く疲れた。


8 月 26 日。
e:3 が書き上がったので公開は多分明日。 分かり辛いこと y:24 の遥か上を行くような気がするので もうすこし手を入れるかもしんないが。
15 日の「週明け」が 27 日になるというあたり、1 週間は 14 日くらい含んでいるようである。 あ、でも文章没率が 6 割を越えてたから計算はあってるのだな(ほんとか、おい?)。

アニメ散見、 "serial experimenTs lain"
うーん、そうきますかぁ、心理表現に関して EVA って standard を確立する勢いやねぇ。 玲音が心理的罠にはまっていく流れはごく素直だが、道具立てが豪快、あれは抜け出せまい。 ネットワークや GUI の表現もよく思いつくなあ。 無意味に重そうだけど。
それと、けっこうな問題表現をやらかしてくれて、とても TV 東京とは思えんかった。
『ウエザーブレイク』ネタは前回で切れたかと思えば、しっかり繋いでる。 うーむ、うまい。

DT エイトロン
少し話が荒かった。モーゼの十戒はいいけど、 あれじゃ近くに 3000m もの深さの海があるわけないぞ。 ユートピア探索物語だからラストはもちろんそんなもんなかった式のオチで終るんだろうけど、 その替わりとしてのシュウの成長を丁寧に描きすぎてゆっくり。 一切のブレークスルーなしで通すとアニメとは思えん渋い造りになるが、どーすんだろう。

トライガン
パーペキに主人公がウルフウッドに入れ替わってるな。 おかげで見やすい :-)


8 月 20 日。
『舞踏会 〜 Dance Party 〜』の PDF が ghostview から読めない件。
なんつーかほとんど FAQ だったというか、 そのわりにはどこにも情報が落ちてなかったなあ。 実は known な問題で、素のままでは ghostview 1.5 + gs 5.10 は landscape を portrait に clip する。 これは ~/.Xdefaults に
Ghostview*arguments:		-dFIXEDMEDIA
とすることによって直る(というか、gs 5.10 で使う場合は書いておくべきだと思う)。 あるいは同じことだけども、
  % ghostview -arguments -dFIXEDMEDIA ronde.pdf
等としても可。GV の場合も似たようなもので、
Gv*gsArguments:			-dFIXEDMEDIA
で OK.
ghostscript のソースを読んでる最中に ふとおもいついて自分家のデータベースに検索かけたら出て来たので bug fix は中止、
「今はそれでいい」
^_^;
8 月 17 日。
コミケで買った『舞踏会 〜 Dance Party 〜』の中を覗いたところ、
現在、UNIX用の日本語Acrobat Readerは存在していません。
したがって、本CD-Rに収録された日本語PDFファイルは、
残念ながらUNIX環境では読むことができません。
という一節があった(acroread/unix.txt)。別にそんなことはなく、 Ghostscript for Japanese PDF なるものを使って unix 環境でもこれを読むことができる。 そんな訳で ghostscript を 5.10 へ version up などして、 日本語PDF 対応化した。 したら、 ちょっと landscape の動作がちょっとおかしくて、preview では 画面の右がすこし切れる。印刷とか拡大は正常に動くのにぃ、なんでやねん。

ま、どーせテキストだけ抽出するフィルタ書くからどーでもいいか :-)

追記、私信 takeo さん宛て。
ああいえ、ちゃんと読んでます > 日記。
ぜんぶ(買いそうなものは)買ったつもりだったけど、 やっぱ売り切れてましたかぁ、残念。


8 月 16 日。
初めてコミケなんぞ覗く、といったところで コミケレポートを書いた。
8 月 15 日。
しこしこと e:3 書きなぞやった結果、週明けには出そうである。 「最終話」というものがこれほど大変だとは思ってもみなかった。 ちなみに明日は多分、有明の周りをうろついてるのでモノ書きは無しだろう。

atropos に Mysteque220 を投入、8800 円。 TV は快適になるも、xengine 値は S3 864 よりむしろ 悪くなる。いかに CPU がボトルネックになってるかということを まざまざと見せつけられた。 pixelclock 75MHz 前後じゃ画質も S3 と差つかんし、どーかんがえても 今の atropos には overspec ではあるな。
grab 速度が 30fps に届いたのと、24bpp でのxengine 値が S3 を上回ったあたりが Mysteque の潜在能力なんだろーけど。


8 月 10 日。
足りない話 2 題。
「すえぞー速くなったよー」
「あ、ほんとだー\^_^/
「ふ。まーかせなさい(DX4/100 と CL5434 で喜べるとは安上がりだなあ)」
次の日。
「ねぇねぇ、すえぞーもと(の速さ)に戻っちゃったよ?」
「.....」
それはあんたが速さに慣れちまっただけだってば ....
毎日毎日 3 倍ずつ強化してったら幾ら金があってもおっつかんわい。

キャプチャカード入れたんだし、というのでセンチ 3 話から 100 枚ほどキャプチャする。
.... いくらディスクがあっても足りんな。こりゃ。


8 月 9 日。
パソコン周辺な話題 3 つ。

ようやく、ようやく修理から返って来た > ナカミチ CD-ROM チャンジャ MBR-7.4
いそいそと繋ぎ、電源を入れ .............. 初期化シーケンスにさえ入らんぞ、をい -_-#
をを、"Factory use only" のディップスイッチが入っている、しょーがねえなあ、まったく、 などしているうちに SCSI ケーブルが抜けかけていることを発見、 1/2 くらいは濡れ衣であった。まあ、 前回のことがあったから。
んなわけで久しぶりに 11 連奏なシステムに戻った。 修理中は 4 連奏どまり、 体がすっかり 11 連奏に慣れ切っていて 4 連奏のなんと窮屈だったことよ ...

ついでに 5 日に買っておいたキャプチャカード(Kouwell 607; Bt848 chip) もいれてみた。 ビデオカードとの相性が悪く、overlay が効かない。んなことなら MilleniumII か XPERT@Play 買っとくんだった。AGP 移行と カード長 16cm 以下を睨んで(長いカードは小さいマシンでは放熱経路を塞いでしまう)買わなかったんだけど。 CPU 経由の表示は 15fps どまり、CPU も遅いからこちらでカバーする余力も無しと ^_^;
とりあえずは動いてるし、静止画キャプチャオンリとはいえ、これはこれで楽しい。うん。
すぐに飽きそうだが...

FreeBSD for Mobile Gear で X を動かしてみた人がいたらしい。 とりあえず、なんとなく動作しているらしい。


8 月 5 日。
神保町によったついでに秋葉によってビデオカード 1 枚購入、サブの suezo 用。 suezo のビデオカードは今は ISA 接続なので、さすがに PCI にしてやろうかと思い。

メインの atropos 用ならともかく suezo 用だからとおもいっきり金に糸目をつけて 3000 円以内で探す。普段よりゼロが一つ少ない探索はなかなか新鮮だった。
おお MilleniumII が 1.3 万、安いやん、 と思えど今日の予定からは「むちゃくちゃ」高いという。まあ atropos 用に買って atropos の S3/864 を suezo に回してもよかったんだけど。

ところで神保町に寄った目的の 1/5 位はコミケカタログ買うためだったりする。3 年位前までは けっこ読んでたけど、初めて買ったな > コミケカタログ。
マンガレポートだけでも金出す価値がある本だと思うので、(行かないくせに)毎回買おうか どうしようか悩む。
今回のマンガレポートは 90 ページほど、これがまた半徹夜になるほど読むのに時間かかるという、 読みものとしてコストパフォーマンスははっきり言って同人誌より良い ── と書くと 世の同人誌書きを敵に回したような気がしないでもないけど、 読むのに 10 分以上かかる同人誌って少ないから ...

マンガレポートだけ別冊にして売ってくれんもんかねぇ。当選率も上がり、本体も薄くなり、 みんな喜ぶと思うけどな。


8 月 4 日。
暑い。 昼飯時に何も食べる気がせず、貴船行きたい、あ、山形でもいいな、 貴船だと新横浜から新幹線、京都駅から京阪で北上、叡山線で 4 時間そこそこ、 夕飯にはいけるな .... と現実逃避に走るも暑いものは暑い、と思う間もなく雨が降って来た。
でもやっぱり暑いには違いなかった。

ところで。あばれていい? ねぇ?
私がセンチにハマったの信じられんと言われたの、これで 2 回目 ....
── やっぱ暴れることにしよ。
だああああ、おまえらなあ!!! ドカばきグシャ、はぁはぁはぁはぁ ...

脚本家個人の技量全開で気合い入りまくりのアニメと、 時間かかった割には最低評価のゲームとを一緒にせんでいただきたいところ。 タイトル変えて正解だと思う。
小説版も最近再版されたのか、近くの本屋に並んでいたのでパラパラと眺めたけど、 ....... アニメよりはむしろ細かいところに神経が回っていたけれど、 「人物」が描かれているのでなく、 設定資料を広げてみましたぁに留まったような感じで、話はイマイチな出来だった。 まあ買ってもいいかとおもったけど、SS 一つしあげてからだな。
なにぶんナカミチのやつが修理から戻ってこないと BGM がなくて調子が出ない。 FreeBSD の CD-ROM も入れっぱなしだったから、そっちの作業も出来んし、... ったく。


8 月 2 日。
窓を全開にしてすごす。 冷房病としての風邪対策である。
楼上の諸葛孔明、琴を鳴らす、ってか。

とかいいつつ本を買いに出かけて戦利品の一つ。

More Effective C++ 最新 35 のプログラミング技法
原題: More Effective C++: 35 New Ways to Improve Your Programs and Designs
Scott Meyers 著 安村通晃 他訳 アジソン ウェスレイ 3800 円
名著 "Effective C++" の続編である。 続編は効率と例外を主に語っている。... まあ、 メモリリークに悩まされる身としては auto_ptr の implementation sample が一番嬉しいというのが本音のところかもしれない。

『DT エイトロン』、もう一つの面白さ。
「敵」が馬鹿でない。 「なぜきさまこんなところにっ!」といったような間抜けさがなく、 極めてレスポンスのよい対応を見せてくれる。 「味方」のどちらかといえばワンパターンに対しての学習が見られ、今回は ついに片手間の対応で凌いでしまった。
最後、捕らえ損ねたのは、.... あれは、まあ、予想せんわな。普通。
ところで。ちょっと絵が荒れてるけど、まえからこうだったっけか?

付記。
おかえりなさい^_^/ > R 氏
4 月以来ですかぁ、その間に何があったかというと、.... かくし EVA の地下化LC の完結 くらいですかね。私はセンチにハマっていました。
ちなみに xmas97 は多少の知見は増えてるんだけども、順調に停止しておりますm( )m


8 月 1 日。
病は気からというわけでもないのだろうけど、.....
風邪をひいた。

そんなわけで寝ます。おやすみなさい ...


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