昨今の日記人気にあやかり、わたくし-お@り-も、日常での小さな出来事や感じた事などを日記風に、あるいはエッセイ風に綴っていきたいと思っています。

に参加しています。なぜか。
(read Me!という"まがいもの"があるらしい。気をつけねばなるまい。)






1997年・1月〜12月




1月ウ日
 今日久しぶりに裏山にのぼった。裏山にのぼったのは何十万年ぶりだろう。遠くにみえる山々に沈んでいく夕日がとても美しかった。その山々の麓の村々はメラメラと燃えているようだった。おそらく大火事なのだろう。私はズボンのポッケからとりだしたマッチを擦って、足元になげた。かれ草はまたたくまに燃え上がった。私は腹がへったのでその場をあとにした。かえりに犬のウンチをふんだ。





1月ウ日
 今朝は最悪だった。昨夜寝入りばなに、けたたましいサイレンで起こされたのだ。どうやら裏山が火事らしい。原因は分からない、野次馬が騒いでいる。私もあわてて外に飛び出した。どこからか悲鳴が上がった。私は下半身が素っ裸なのに気が付いた。とっさに隣の人のパジャマとパンツを脱がせてはいた。パンツはピチピチだった。今度は別の女性がわめいていた。突然、見知らぬ男にブン殴られた。朝、玄関先で目覚めた。山火事はおさまっていた。





1月ウ日
 裏ビデオを観ている時、泥棒が入ってきた。目があった瞬間、とても気まずい雰囲気が漂った。泥棒は無言のまま出ていった。安心してそのまま観続けた。





1月ウ日
 今日、帰宅したら部屋が荒されていた!きっと昨日の泥棒に違いない。ちくしょーっ、お気に入りの裏ビデオがなくなってる!おまけにティシュまで!お風呂に入った。10かぞえてから、あがった。





1月ウ日
 今日は天気がよかったので、久しぶりに川に釣りにいった。おやじが流れていた。





2月ウ日
 初詣にいった。





2月ウ日
 今日、会社に遅刻したらウ課長に「お前のかーちゃん、でーべそ!」と言われた。ショックだった。なぜ、ウ課長は私の母親がでべそであることを知っているのか。
 あまりにショックだったので、仕事中に抜け出して海へいった。砂浜で「バカヤロー」と泣きながら走ってみた。"LOVE"とかかいてみた。





2月ウ日
 職場で、「アラスカに行くには何番のバス乗り場から乗るのだ?」と聞いたが誰も答えなかった。しかたないので117番に電話してみたが、時報ばかりいってこちらの言うことに耳をかそうとしない。「いいかげんにしろよっ!」と怒鳴ってやった。(^^)v





2月ウ日
 世の中は間違っている、と思うことがままある。





3月ウ日
 久しぶりに初詣にいった。





3月ウ日
 今日は、帰宅途中に警官に職務質問された。警官が「あなたは神を信じますか?」ときいてきたので、私は「私がやったんじゃない。」と答えた。すると警官は「あーこりゃこりゃ。」といった。
 さらに警官が「当方の会員になりますと、、」といっているので、私は「てんてろりん。」と答えてやった。
 最後に警官が「カバンの中をみせてもらえますか?」と聞いてきた。私はカバンの中にB子(自称-15才、茶髪)を隠していた。彼女が3日前に家出をして公園で穴をほって暮らしていたところを、私が無理やりカバンの中に押し込めたのだ。ばれるとちょっと面倒なのでかわりに靴底をみせたら警官は「結構です。」といった。家に帰りカバンを開けるとB子はいなくなっていた。世の中には科学で解明できない事が沢山あると思う。





4月ウ日
 今日、出勤途中にそば屋の前にいるタヌキの置物に「バカ」とか言われたので、近くの電柱のそばにいた猫に「バカとはなにごとだ!」といってやったら、カラスが「すいません。」といった。これが食物連鎖というやつか。世の中うまくできていると思う。





4月ウ日
 日帰りで温泉にいってきた。帰りの高速道を走行中に私の車の右うしろのタイヤがはずれてしまった。タイヤは後続車にあたり、蛇行したその車に次々と他の後続車がまきこまれた。横転炎上したのもあった。中央分離帯を越えてとんでいく車がサイドミラーに映った。反対車線の車も何台かまきこまれたようだ。私はこのままでは私自身が大変なことになると思い、スペアタイヤをつけるとすぐにその場を去った。





4月ウ日
 今日のニュースで、例の高速道で昨日大事故があったことを報じていた。10数台の車がまきこまれ、死者もでたようだ。なんと!私も同時刻にちょうどその場を通っていたのだ。一歩まちがえれば大惨事にまきこまれるところであった!! 同僚にその事を話すと、彼は昨日はカツカレーを食べたと言った。





5月ウ日
 午前中、ガンダムのプラモデルで遊んでいたら会社から電話があった。ウ課長が「なんだ、いたのか。会社はどうした?」といってきた。"しまった!今日は平日だった。"と思った。「宇宙人になぐられて、ちょっと今日は会社を休ませてもらいます。」と答えたら、ウ課長は「わかった。」といった。
 しかし、よく考えてみると、"宇宙人"というより、"火星人"とか"金星人"とかいう方が、説得力があったかもしれない。ちょっと失敗だった。





5月ウ日
 天気がよいので、裏山に散歩にでかけた。裏山をのぼるのは久しぶりだ。上に行くにつれ、ところどころ焼けた箇所が多くなってきた。山火事があったようだ。私がよく行く見晴らしのよい所が一番ひどく焼けていた。ここに来る途中に牛の牧養場があるのだが、おそらくそこの牛たちの仕業だろう。まったく困ったやつらだ。





5月ウ日
 未来を予測する本がたくさん出ているようなので、私もちょっと未来の出来事を予測して みた。10年後、私は今より10才歳をとっているだろう。20年後は今より20才歳をとっていると思われる。我ながら、大胆な予測だ。しかし、ひょんなことから亀を助けて竜宮城へいってしまったら、、、。うーむ、いじめられている亀には気をつけねばなるまい。





6月ウ日
 車の燃料が残り少ないので、帰りに酒屋へよった。酒を盗んでいると、酒屋の秀彦が突然、天井からふってきて私の耳元で、今日のラッキーアイテムは「埴輪」だと教えてくれた。秀彦の目は潤んでいるようだった。私はなんとなくうれしくなって、小躍りしながら帰った。家の中で埴輪をみつけたので叩き壊してやった。\(^o^)/
 後日、私が忘れていった高級国産車を秀彦が乗り回しているのを目撃した。





6月ウ日
 毎年恒例の紅白歌合戦をみようと思ってテレビをつけたがやっていなかった。他のチャンネルにかえてみたが、やはりどこもやっていなかった。おそらく今年は取り止めになったのだろう。残念だ。





6月ウ日
 世間には" 平気で嘘をつく人々" がいるらしい。困ったものだ。





7月ウ日
 今日は陽気がよかったので、ラジカセをもって牛の着ぐるみを着たまま玄関先にでた。そして、そこでサンバのリズムに合わせて心地よく踊っていたのだが、私の踊りがぎこちなかったせいか、村人があばれ牛が出没したものと勘違いをしたらしく、猟銃で射殺されてしまった。惜しむらくは猫耳でもつけていればよかったのだろう。悔やまれるところだ。





7月ウ日
 自宅近くの路上で組同士の抗争があったようだ。数人の男の怒声がきこえた。そして、「死ね!はげちゃびん!」というドスのきいた声の後に銃声が3発した。男たちは車を急発進させ去っていったようだ。外にてでてみると確かに「はげちゃびん」がたおれていた。はげとちゃびんは相性がいいのだと悟った。





7月ウ日
 そういえば、かのガガーリンが宇宙船から地球を見て言った有名な言葉が、確か「はげちゃびん」 だったと記憶している。





8月ウ日
 今日は海水浴にいった。久しぶりなので、泳いでいる時に足がつってしまい溺れそうになった。近くにいたオヤジが「おいっ!俺の頭につかまれ!」といって頭を差し出してくれた。私は、「かたじけないっ!」といってその頭につかまったが、なんとカツラだった。私はカツラをもったまま沖に流されてしまった。どうやらオヤジにしてやられたようだ。今後カツラには気をつけねばなるまい。





9月ウ日
 ここだけの話だが、今日はフレミングの左手の法則を発見した。昼ごろのことだ。するどい目つきをしたコアラが「オラオラ!」といいながら道路の中央をでかい態度で歩いていた。しかし、その直後、コアラは商用のバンに左の方にはじき飛ばされてしまった。つまり、でかい態度が親指で、コアラが人さし指、商用バンが中指ということだ。科学界が大混乱するので、黙っていようと思う。





9月ウ日
 昨日のフレミングの左手の法則のことを同僚に話したら、彼はそれは「右手の法則」ではないかといった。彼によると、コアラがはねられた地点はちょうどブラックホールの特異点であり、コアラがするどい目つきをしていたのは近くに忍者がひそんでいたからだという。
 つまり、コアラが親指で、特異点が人さし指、商用バンが中指で、忍者が薬指、小指は近くに住む野良猫のミィちゃんだそうだ。また、指先から怪光線を発することが出来る人は帯電体質なのだといった。帰り道、知り合いの電柱にその事を話すと「ワシもそう思う。」といった。世の中というのは想像していた以上に複雑なものだ。





10月ウ日
 今年のゴールデンウィークはどのように過ごそうかと悩んでいる。





11月ウ日
 連休をとって宇宙船ミールに湯治に出かけた。帰りに温泉まんじゅうでも買って帰ろうと思っていたのだが、船につくやいなや、実験用の野ネズミが宇宙服を着て船外に逃げ出したので、手掴みで回収してくれという指示が私にだされた。私は「合点承知の助でぃ!」と思った。
 そして、日本人では宇宙での船外活動時間が最長になるはずだったのだが、野ネズミを捕まえる寸前に命綱がはずれてしまった。私はなすすべもなく、ゆっくり回転しながら暗く広大な宇宙の中に消えていった。その後、私を見たものは誰もいない。





11月ウ日
 うーむ。





12月ウ日
 今日は風邪ぎみだったので、動物病院へいってきた。





12月ウ日
 今日は銀行に行った。カードでお金を下ろしていると、カウンターの方にパンストを頭から被った男がいるのに気がついた。パンストフェチなのだろうか?私はそっと背後から彼のそばに寄って、パンストをひっぱってやろうかと思ったが、何やらとても急いでいたようなので遠慮してみた。





12月ウ日
 お隣が夕食にシメジをつかってピザをつくったとのことなので、私もえのき茸でガンダムをつくってみた。ところで、実はこれがどういう意味なのか私にもさっぱりわからない。謎というやつだ。まあ、よい。





12月ウ日
 どよよ。






 



1997年 1998年 1999年・前半 1999年・後半(9月〜


ひとつ前 / ほーむ