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黎明期

計算機という名前に憧れ最初に興味を持ったのは、あの関数電卓でした。 とにかく普通のと違ってキー(ボタン)がたくさん付いていて何かができそう どころか何でもできそうと思わせるぐらいでした。 ダダをこねてカシオのfx-510という機種を買ってもらいました。


はじめてプログラム可能なコンピュータを手にしたのは、 カシオのFP702Pというポケットタイプのものでした。

BASICがプログラム可能で、プログラムはカセットテープに保存するため 着脱可能なドックやプリンタまで買いました。当然私にとっては高価な代物 でしたから、廃れたことろに秋葉原でやっと見つけて安値で買いました。


1年ぐらいして、PC8001やFM-7を後目にどうしてもクリーンコンピュータ というキャッチフレーズに以前から好感を持ってたものですから、 MZシリーズを所有したくなりました。初期のMZ80が30万近くする 高価な代物でした。

シャープさんお得意の新製品ごとの値が下がり攻勢で、MZ2000あたりで 手を打ちたかったが、またまた金欠病でMZ2200がXシリーズとの世代交代時期に、 またまた安値で買いました。

やっぱ安い物はちゃちいと感じたが(とくにキーボード)、カラーが扱える点が他のモデル とは違っていて、カラーBASICが付いていました。

最初クリーンコンピュータの意味が解らなかったが、どうも機械語やPASCALまで 調子にのって買っているうちに、他のコンピュータではできないというあたりから 「なるほど」と理解してきました。テープオペレーティングシステム(TOS)だったん ですね。テープ機構といい、TOSといい、先進的でしたが、どうも世間の評価は さっぱりでした。

このMZ-2200には学生時代の思いでが詰まっています。 学内のコンピュータには利用にあたり時間制限なんぞありましたから、 プログラムは主にBASICとPASCALを使って書いていたものでした。



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