……はぁ
ちくしょう、ちくしょう。
なんでだー?!
どうしてこうなるかな……
悪い事というのは重なるもので。
仕事が決まらないまま、活動資金が底をついてきたり。
そんな中、この間受けたばかりの面接はダメで。いくつか応募していた仕事は、
のきなみ申し込み段階でのアウト。
進行している要素がさっぱりなくなってしまう。
夏コミの頒布も、精一杯、強がっちゃいるがかなりみじめな有り様で。
新たに立ち上げたサイト内コーナーは、思いのほかアクセスは伸びず、反響もない。
そこに来て、とらの穴に委託申し込みをしていた、「那美本」が、委託を断られて
戻ってきてしまった。
くそ、10ヶ月で57冊なんて売上の、活字本なんて預かれませんてか?!
(↑-いづみ本の委託結果)
はあ。
落ち込むよ。
目の前が真っ暗になる。
身体が震えて気ばかり焦って、何も手につかなくなる。
もしこのまま、駄目だったら。
はあ。
くそう、やられた。
目の前が真っ暗になってる。
身体はこわばって震えている。気は昂ぶって手なんて無駄に動き回ってる。
このまま駄目になんてならねえぞ。
ああ、あきれ返る。
うまくいかないこの社会に?
一つ壁にぶつかったくらいで、おたおたしている自分にか。
やれやれ、
そうだよ。
もともと同人誌なんて物は、見向きもされない、売れない、費用だけ不良在庫に
なって抱え込まれる。
そんな「リスク」を抱えてやるもんなんだよな。
リスクを抱えないチャレンジなんてないし、リスクを抱えることで誰かに見て
もらえる可能性も同時に手にできる。
そう。
「リスク」はうまくいっている時も、うまく行きそうな時にも、チャレンジしてい
る時は、背中合わせになって存在していたんだ。
そうだ。
俺は壁にぶつかったわけじゃない。
壁なんて物が、あったわけじゃない。
見えていなかったリスクにけっつまずいただけだ。
それも、「見えてなかった」んじゃない。知っていたのに忘れていただけだ。
はあ。ばかばかしい、
俺は一体何に落ち込んでいたのだか。
ちくしょう。絶対あきらめてなんかやらないぞ。
堅実に生きたって、それが裏切られるリスクはうっすらと、果てしなく存在するはず。
安全で安定した自分を生きる、なんてのだってこんな時代じゃ「チャレンジ」だ。
俺は俺のチャレンジを続ける。
リスクは背負う。
これからもつまずくだろうし、足をとられて転ぶだろう。
期待や予想よりは、いつだって歩みは遅いだろうけど。
ちくしょう。
ちくしょう!
いつか。
いつか打ち貫いてやる。
辿り着いてやるぞ。
くそったれ。
…………P.S.
……天稀 司様。
カキコミ、有難う御座いました。
タイミング的にすげーありがたくって、浮上するきっかけになりました。
それは、溺れた人間がつかんだ藁のようで。
でも、藁さえ掴めれば、その藁はアブにもミカンにも、反物にも駿馬にだって
なるわけで、そんな些細なものがやっぱり嬉しいわけです。
こんなところで名前を挙げていいものか、ちょっと迷いましたが。
やっちまいました。
事後承諾ですいません。