だーくにっき


MindMinority トップへ
最新ページへ
2004年10月分 2004年3月分 < > 2003年8月分 2002年7月分

2003年9月分

9月20日(土)


昨日、髪を切りに行きました。
んで、部屋中片づけて掃除をしています。

と、いうのも日曜日に、大学時代の友達の一人が泊まりがけで遊びに来るのです。
普段は掃除なんて毎日するものじゃないので、始めると、「あら大変」てな
感じなのですが。
でもそんな準備段階も含めて、人と会えるというのは楽しいものです。

物を片づけて。
掃除機かけて、
濡れぞうきんを、
洗って絞って、ふいて洗って。

はぁ。数ヶ月ぶりに片づいた。
なんかいい気分です。これからもときどきこういうイベントがあるといいなあ。



……え? オチ?
ないですよ?(笑)
正真正銘これだけでおしまいですよ?(笑)


いえね?
気分のいい時に書かれた文章を読んで、気分を切り替えて、いい気分になりたい
時ってのもあると思うんですよ。
その時のために、今書こう、ということです。


そのときどきの精神状態によって、必要な文章って違うと思うんですよ。
吐き気がするほどの重い風邪で、水しか喉を通らない時は、水分補給だけして、
あたたかくして寝ているしかなくて。
少しよくなってきたらすりリンゴくらいは食べられるとか。
お粥くらいまでは食べられるとか。
そうしたら、多少強い薬も飲めるようになるわけだし。

で、胃腸も含めてよくなったら、今度はちゃんと食事を摂らないと、病気と闘うために
使ったエネルギーや蛋白質がいつまでも補給されない、って事になっちゃうし。

もっと手前、かかり始めの時で、しかも軽い病気なら、栄養や睡眠に少し気を使って
気を強くもっていれば吹き飛ばせちゃうのも真実です。
この文章はそういう、気を強く持とうとする時のための文章なのです。


オチもヤマもないですけれども、意味はあるつもりなのですよ。
なのですよ?(笑)




9月20日(土)


ときどき書いてますけど、藤海は求職中です。
もっと言うと失業者です。
で、毎日をずるずると無為に過ごしながら。一日のけっこうな時間を、こうやって、
書くことに使ってるわけです。(もちろん求職活動そのものは必死で、それでいて
憐れなくらい徒労です)

そうやって恥ずかしい実体をさらしながら、
やっとこさ生きています。
この間、年金暮らしの祖母から、さしいれを受けてしまいました(泣笑)
両親もなんでこんなどら息子に先を見出せるのか、求職活動に好意的です。
なんかね。
2世代に渡って支援を受けながら、一番働くべき世代が動けていないという状態がね、
なんとも。

それが最近、「ありがたいなあ、うれしいことだなあ」なんて、
思えるようになりました。そんな自分が不思議ですが。
以前の私なら、ちょっと前の自分なら、
「申し訳ない、もうこんな自分のことは切り捨ててくれていいよ、情けない」
そんな風に感じていたと思います。
というかそうでした。

つながっていることが、気にかけて貰っていることが、抱えきれないくらい負担で、
「申し訳ないこと」の様に感じていて。
もっというと、自分の存在自体を恥と感じていたのでしょう。

割と今は自分を思いやってくれる人がいることや、助けて貰うことが、
ありがたいことだなぁと。
自分のどうしようもなさを受け入れつつ生きています。

まあそうは言っても。
また明日になれば、いきなり暗くなっていたり、ちょっと突っつけばまた、どうしようも
ないくらい不安になっていたりするでしょう。

物語の主人公みたいに、

『もう一人じゃないって……分かったから。』
……なんて、笑顔一発、開放されたわけじゃないし、

『私は一人なんかじゃないっ……だから!』
……なんて、気合い一発強くなれるわけでもない。

けど。
今、こんな気分になっているのは、きっとこんな自分になりたいと思った自分が
いたからで。
まあそういう「どうしようもない自分」を受け入れるしかない状態な、だけかも
しれませんが。
そういう弱っちい自分も生あたたかく好きになれそうです。
と、まあ。
そんなことを考えながら、「かっこわるいなあ」「ありがたいなあ」なんて、
思いながら今日もやっているわけです。はい。



8月28日(木)



……はぁ
ちくしょう、ちくしょう。
なんでだー?!
どうしてこうなるかな……

悪い事というのは重なるもので。
仕事が決まらないまま、活動資金が底をついてきたり。
そんな中、この間受けたばかりの面接はダメで。いくつか応募していた仕事は、
のきなみ申し込み段階でのアウト。
進行している要素がさっぱりなくなってしまう。

夏コミの頒布も、精一杯、強がっちゃいるがかなりみじめな有り様で。
新たに立ち上げたサイト内コーナーは、思いのほかアクセスは伸びず、反響もない。


そこに来て、とらの穴に委託申し込みをしていた、「那美本」が、委託を断られて
戻ってきてしまった。
くそ、10ヶ月で57冊なんて売上の、活字本なんて預かれませんてか?!
(↑-いづみ本の委託結果)




はあ。
落ち込むよ。
目の前が真っ暗になる。
身体が震えて気ばかり焦って、何も手につかなくなる。

もしこのまま、駄目だったら。


はあ。
くそう、やられた。
目の前が真っ暗になってる。
身体はこわばって震えている。気は昂ぶって手なんて無駄に動き回ってる。
このまま駄目になんてならねえぞ。

ああ、あきれ返る。
うまくいかないこの社会に?
一つ壁にぶつかったくらいで、おたおたしている自分にか。
やれやれ、
そうだよ。
もともと同人誌なんて物は、見向きもされない、売れない、費用だけ不良在庫に
なって抱え込まれる。
そんな「リスク」を抱えてやるもんなんだよな。
リスクを抱えないチャレンジなんてないし、リスクを抱えることで誰かに見て
もらえる可能性も同時に手にできる。

そう。
「リスク」はうまくいっている時も、うまく行きそうな時にも、チャレンジしてい
る時は、背中合わせになって存在していたんだ。
そうだ。
俺は壁にぶつかったわけじゃない。
壁なんて物が、あったわけじゃない。

見えていなかったリスクにけっつまずいただけだ。
それも、「見えてなかった」んじゃない。知っていたのに忘れていただけだ。



はあ。ばかばかしい、
俺は一体何に落ち込んでいたのだか。
ちくしょう。絶対あきらめてなんかやらないぞ。

堅実に生きたって、それが裏切られるリスクはうっすらと、果てしなく存在するはず。
安全で安定した自分を生きる、なんてのだってこんな時代じゃ「チャレンジ」だ。
俺は俺のチャレンジを続ける。
リスクは背負う。
これからもつまずくだろうし、足をとられて転ぶだろう。
期待や予想よりは、いつだって歩みは遅いだろうけど。
ちくしょう。
ちくしょう!
いつか。
いつか打ち貫いてやる。
辿り着いてやるぞ。
くそったれ。




…………P.S.
……天稀 司様。

カキコミ、有難う御座いました。
タイミング的にすげーありがたくって、浮上するきっかけになりました。
それは、溺れた人間がつかんだ藁のようで。

でも、藁さえ掴めれば、その藁はアブにもミカンにも、反物にも駿馬にだって
なるわけで、そんな些細なものがやっぱり嬉しいわけです。

こんなところで名前を挙げていいものか、ちょっと迷いましたが。
やっちまいました。
事後承諾ですいません。