胡瓜(キュウリ)て育て方(全般)

■胡瓜(キュウリ)と栽培のポイント
胡瓜は花が咲いてから収穫まで間が非常に短いです。花がしぼむと胡瓜が6cmくらいづつ成長して3日もあれば収穫になります。
なので、少なくとも3日に一度くらい収穫に行けないと胡瓜がビックリするくらい大きくなってしまいます。なので、毎日行けない方は小さくても収穫して下さい。
大きくなりすぎると胡瓜の木が弱って早くに収穫が終わります。
(1)胡瓜(キュウリ)の整枝
胡瓜は種類によって整枝がことなります。花が親づるにつきやすいか、子づるにつきやすいか、孫づるにつきやすか、によって整枝方法がことなってきます。どの品種にも共通的なことは、地面から50cmくらいから出る脇芽はつんで風とうしを良くする。180cmくらいで上に伸びる芽はつんで止める。

(2)胡瓜の病気 予防対策
胡瓜の下端のほうが茶褐色になっています。
胡瓜の病気(ベト病 OR 炭そ病)でたぶん炭そ病です。
炭そ病は露地でしかも雨の多い時期に発生しやすい病気ですが如雨露で胡瓜全体にみずをかけたりすると地面からの病気が上がってきます。
胡瓜の下葉はとって病気になりにくくします。
また、葉が白くなって白い粉が飛ぶようになるうどん粉病があります。
ベト病、炭そ病、うどん粉病は下の葉の古くなった葉から発生します。私はその葉は取ってそのまま栽培を継続しています。消毒を行うなら雨が降った後に消毒するのが良いです。

(3)胡瓜の害虫 予防対策
ウリハムシです。体調5-6mmくらいで葉を食害します。根本に卵うんで発生するので大量に発生すると消毒しかありません。
予防対策としては葱のにおいが嫌いなので葱を近くに植えたり、収穫した玉ねぎの葉を根本にばら撒いて下さい。
発生してしまったら「ウリマムシの捕獲方法」を紹介します。私の方法です。
(4)胡瓜(キュウリ)は種蒔き、苗購入か?
胡瓜は4月下旬に種蒔きをすれば簡単に芽が出て栽培できます。 でも、嫌地現象があり、栽培間隔は4年~5年です。なので、広い菜園を持っている方は同じところに栽培しないように作付け計画をして下さい。それほど広くなくて土が混じってしまう方は、接木苗を園芸店で購入して栽培すると良いです。
接木苗を購入する時は品種も確認しておいて下さい。整枝方法がわからなくなります。
5月の連休に胡瓜苗を購入して植えつけして、同時期に胡瓜の種蒔きをポットに行って栽培をすれば収穫期間をかなり長くすることができます。

(9)面白い事象
こんなことあるのかといった事象(写真)
キュウリの蔓がキュウリの実に巻きついて胡瓜が太くなれなくなっています。
野菜を栽培していると面白い野菜の形や面白い育ち方などに遭遇することがあります。