つぶやき...

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11月30日 21:15

当サイトの常連さんの中には「つぶやき...」をスタートページにしている変わった人もいるらしい(笑)。それは別に構わないんだけど、それだとここ以外を更新しただけの時は気付きませんね。という事で、一応書いておきますけど、こちらを先日更新してあります。更に今日も更新。 どんどん更新しますよぉ〜。

Webにアップした分は先日の日曜日の段階で、実はすでにブロックの鋳砂落しまで作業は進んでるのだ。今は耳の奥で「ぎゅいぃぃぃ〜ん」って音が残留してる。手はしびれてるし。コンプレッサとエアリュータが欲しいぜ...。いやいや、イカンイカン、コンプレッサなんか買ったら際限なく落ちてしまうじゃないか!(^^;


11月25日 23:15

うひょひょひょひょひょ〜っ! 嬉しいな、嬉しいなったら嬉しいな♪

FACTORY GEAR にオーダした工具がど〜んと届いたのだ(^^)。 結局ブッチ切れて大量にオーダしちまった(^^;;;。


FACTORY GEARオリジナルの2段トップチェスト。先日のアストロで買ったモノや元々持ってたものモノもいろいろ混じってるけどこんな感じ。9.5sqのソケット工具は大部分がSnap-onで一部ハゼットやKTC、握り物はKNIPEX、モンキーはBARCO、ドライバは基本的にPBで一部Snap-onやVESSEL、メガネとコンビレンチはやっぱし相伍工業(^^;。あぁ、安心と信頼の一流工具。一発モノとは違うぜ(笑)。


アストロのツールワゴンにこんな風にセッティングしてみた。ツールワゴン手前に貼り付けたドライバホルダみたいなのが実に使いやすい。


むふふ、理想のガレージに2歩くらい近づいたな♪

これでロドスタ分解の準備は整った。土曜日からエンジンをバラしますぞぉ〜。


11月24日 19:25

〜だバー エボリューションIVが完成した模様。

F氏のクルマです。すっごい。俺もやるぞ〜。これぞ俺が当初から求めていた位置と角度(笑)。昇降性など完全に無視した割り切りの良さに美しさを感じずにはいられない。その精神の美しさと製品の機能的美しさ。あ〜、素晴らしい。 この構成で重量は方側で僅か2.4Kgである。左右でも5Kg以下。 標準的など〜だバーが何キロなのかは測ったことないから知らない(^^;。

これにより、ただでさえ解りにくいど〜だバーの基本型はさらに解りにくくなったので、概念図で解りやすく書くと以下のようになる。

大体こんな感じだと思う。 画像の右側が車両の前側である。最強の補強を超えた最強の補強(何それ?)って感じかな? ちなみにF氏はさっそくスネを強打して目がウルウルしているらしい(笑)。 このエボリューション効果はかなり大きいようで、10Kg/mmというハードなバネを使用しているF氏のクルマだが、ギャップ通過時などのブルブルとした振動が減り、ドンっという突き上げ1発で終るようになったとの事。「かなり効くぞ〜」との事。

冬の間に俺もやるぞ〜って思って、今日クルマを見ながらじっくりと考えたら、F氏と同じ形状にすると窓の手巻きハンドルに干渉する事が判明。取り回しを考えなければ...。 それか、思いっきり割り切って、窓を上げ下げする時はドアを開けてからやるっていう考えも有る。 あ〜、そういう普通じゃないクルマって好きカモ。

1発モノとウワサされている2800円のコンプレッションテスタ。早速、Fire号の圧縮圧力を測定してみた。1番シリンダがちょっと低いようだ。GRP実験の時に使ったボロテスタの数値と今回の1発モノで測った数値は大体同じようなモノだった。どっちのテスタも絶対的な数字としては信用できないんだけど、相対的に比較して1番が他よりも低い傾向は同じだった。やはり1番がちょっと怪しい。バルブシートの当たりなのか? ピストンクリアランスの問題なのか? オイルを入れて測ってみたかったのだが、テスタがブッ壊れそうなので、テスタの余力を温存しておく事にしよう。 すでに1番を2回測ったので、5気筒分測定した事になる。これと同じテスタを買った某友人の場合、6気筒分測定したところでテスタがお亡くなりになったという実例が有る。あと1気筒で終りか?(笑) エンジンをO/Hしたあとでもう一回測定したいから、あと4気筒分は粘ってほしいぞ。あぁ、これぞ激安1発モノ工具のスリリングな楽しさ(笑)。

某友人の6気筒目でブッ壊れたコンプレッションテスタ、すぐに新品に交換してもらったらしいのだが、その後は元気に動いてるんだろうか?

1発モノ実験シリーズ。800円で買ったピストンリングプライヤ。たまたま有ったPORSCHE911のピストンで実験。ちゃんと使えた。意外な事に結構使いやすくて、十分に使い物になる。大して大きな力も掛からないし、これなら800円工具でも壊れないかも。でも800円工具は所詮800円、見た目もチャチでどう見ても1000円以下の工具にしか見えない(笑)。 無くても困らないんだけど、指でピストンリングを1台分組むと血が滲みそうだから買っちゃおう、ってノリなので、チャチでもなんでも良いのだ。


11月23日 14:20

曜日は間瀬の走行会が有ったのだが、ロドスタ仲間と共にゲート前まで行ったものの、雨が激しくてエントリーしなかった。ポッカリと予定が空いてしまった私と友人Tは顔を見合わせて、「アストロでも行くか?!」の一言でその後の行動が決定。 私のサンバの荷台を空にしてから2人で出かけた(なぜわざわざ荷台を空にする?(^^; )。

サンバで高速道路激走でたどり着いたアストロ。友人Tと私は無言で店内を周回する。店内周回のラップタイムは私の方が若干速いようだ(笑)。いろいろとくだらんモノを見つけてカゴに入れていく。

おぉ、ピックアップツールが400円だ、あれ、こっちは780円だけどこっちの方が良いぞ。あ、こっちは800円だけどもっと良い。

おぉ、ピックドライバ4本セットが400円! スナップオンなら3000円はするぞ。買いだ。

あう、ブレーキキャリパピストン戻しSSTが2300円だ、買い。

あ、そだ、2800円のコンプレッションテスタを買おう(一発モノかも?)。

おぉ、バール各サイズ4本セットが1500円。

をぉ、ソケットレールが200円だ。SIGNETのボールポイントHEXロングが1800円だ!

ピストンリングプライヤが800円、買い。あ、ピストンリングコンプレッサも買い。

って感じでその他色々、数百円〜3000円以下のモノばっかし。それと10000円のツールワゴンを1個。


写真じゃ何だか解らんかも。この他に買ったのはオイル受け皿とツールワゴン。2万円くらいかなーって思ったらレジでビックリ、35000円。 けっこ厳選したアイテムだったんだけど、安物もいっぱい買うとけっこ良い値段になるんだね(^^;;;;;。

して月曜日はなぜか私は休み。買ったばかりのSSTを使用してロドスタのブレーキパッドを交換した。


これである。快適。あまりにもブレーキパッドを交換する回数が多いんだもん。買って損はない。しかし、安物SSTで無理をしてはいけない。Fire号のピストンは手でも戻るくらいに動きが良いから問題無いが、錆付いたピストンを無理矢理戻したら一発モノになってしまう事は間違い無いだろう(一発モノとは、激安工具が一回使っただけでブッ壊れてしまう事を示す専門用語である)。今回使ったパッドは以下。


PROTIXのカーボンメタルパッド。定価30000円! でも買った値段は4500円(笑)。剛性感と効き具合とストローク感のバランスがすごく良い。こりゃ良いぞ! さすが、3万円もするパッドは違うなぁ(笑)。

タコアシも直したし、タイヤも組み替えた。そしてパッド交換もやって、間瀬サーキットへGo! 今年最後のタイムアタック。天候は快晴。絶対にF氏と友人Tのタイムを超えてやる!

ところが、なんと、バックストレート側の各コーナが濡れてた(ioi)。 超快晴の天候で濡れてるとは考えもしなかった。夜半まで雨が降っていたようで、この時期は涼しいし、太陽高度も低くて日陰が多いので乾かないようだ。結果、1本目のタイムは15秒7。 昼からの走行では乾く事を願う。

昼からは大体乾いた様に見えるものの、微妙に濡れてるようでアクセルを踏めない。日陰になってるコーナは乾いていたとしてもさっきまで濡れてたわけで、路面温度がすごく低い。日向のコーナは路面温度が高くグリップが良い。そのグリップ差が激しくてリズムが乱れる。クルマの動きは安定せず、スピン2回、後ろ向きコースアウト1回。間瀬でコースアウトしたのは初めてだな。そしてタイムは13秒7に終り、先週の13秒1を超える事は出来なかった。これ以上走っても今日のコンディションではタイムは出ないと判断し、2本でやめて帰って来た。

これで私の今シーズンは完全に終った。ロドスタをお蔵入りさせる為、久振りに洗車をやった。コイン洗車機を2回分使って、エンジンルームと足回りとボディを徹底的に洗った。丁寧に洗って、丁寧に拭き取りを開始。リヤウインドウに優しく触ったその時、なぜか閉じているファスナがバリバリバリっと崩壊し、リヤウインドウが内側にハラっと倒れこんだ(^^;;;;;。 そしてそのリヤウインドウのファスナが再び閉じる事はなかった。2年前から開かずのファスナになっていたのだが、ついに閉じる事も出来なくなったか。日曜日の大雨の時に崩壊しなくて良かった。

そう言えば、我々が雨で参加を諦めた日曜日の走行会は、クラッシュ続出、廃車増産、赤旗振りまくりで最悪の走行会だったそうである。参加しなくて良かった。アストロツアーで正解だったね。


11月20日 22:40

験室に極圧試験結果をアップしてあります。

PTFE(テフロン)の極圧性能が低い事や摩耗防止に効果が無いという事は今更言うまでもないのだが、MG-Zも効果が無かった。しかし、私のサンバは燃費が良くなったようである。この燃費データも約1年分が溜まった(近日公開予定)。 MG-Z使用前は10Km/lを超える事が珍しかったのだが、今は10Km/lを下回る事が滅多に無い。 12Km/lを大きく超えた事が無かったのだが、今は14Km/lを超える事も有る。これは紛れも無く事実である。

少なくともMG-Zがオイルの極圧性に影響を与えていない事は事実。しかし、オイルの酸化防止やら何やらと言った効果が有るのか無いのかは不明である。 私思うに、MG-Zは燃料に対して良い影響を与えているのではないだろうか? ストーブ実験の結果、灯油が燃え易くなる事は確認できた。くりこま氏の実験ではMG-Zを燃料に入れただけで大きな燃費向上結果が出ている。燃費向上効果は燃料の変化によりもたらされているのでは? そう仮定すると、私の各種実験結果が筋の通ったモノになる。 燃料に投入した直後に各種制御データが良い方向に変化した事、給油中に現れたデータ、騒音に変化が無い事、極圧性に変化が無い事、これらを総合すると、オイルに対しては影響をほとんど与えておらず、燃料に対して何らかの効果を与えていると考える事が出来る。想像に過ぎないけどね(笑)。

そもそも、燃料を燃えやすくするってのは酸化しやすくするって事で、それは化学的安定を意味し、オイルの酸化を防止しポリマーの分解を防ぎオイルの性能を安定させるってのは化学的安定を意味するんだから、まったく逆の効果であり、同じ物質から都合良くそれぞれ逆の効果が得られるとは思えない。やはり燃料に対して効果的な変化を与えているのではなかろうか? MG-Z以外のセラミック系遠赤外線添加剤はすべて燃料用に市販されているハズで、私の知る限りオイルに入れるタイプの遠赤外線添加剤は無いと思うし、オイルと燃料の双方に使える添加剤も無いと思うのだが? (私が知らないだけか?(^^; )

回のテストとは別に、某テフロン系の添加剤を詳細にテストした結果が私の手元に届いている。一度入れると効果が持続するっていうタイプの某製品だ。 粘度指数、流動点、引火点、焼付き荷重、などの項目を厳密にテストしたものだ。機会が有れば公開しようと思っているが、これを見るといろいろと面白い事が分かる。主成分がテフロンでは焼付き荷重に変化が見られないのは当然なのだが、粘度指数が上昇しているのだ。もちろんテフロン成分に粘度を上げる効果は無いわけで、他に粘度を変化させるモノが配合されているって事だね。 テフロン系添加剤では、モノによって粘度を上昇させて滑らか感の即効性を狙ったモノ、粘度を下げて軽い吹け上がり感の即効性を持たせたモノ、塩素系成分も配合してソレによる即効性を持たせたもの、などいろいろなモノがある。つまり自慢のテフロンによる効果ではなく、他の成分による効果を持たせていると言う事。 粘度を変化させてもその効果は初回だけの効果であり、一度オイル交換をやってしまえば粘度変化による効果は無い。つまり、添加剤を入れた直後の即効性を演出してるに過ぎないのだ。これにより、使ってみた人が「効果が有った」と感じるように演出しているわけだ。 塩素系成分を含んでいるモノは金属表面に化学変化をおこして皮膜を形成する事で摩擦係数を低減するわけだが、当然ながら金属表面を腐食させ摩耗を促進する。そしてこの塩素形成分もオイル交換をしてしまえば短期間で塩化皮膜が剥げてしまい、新たな皮膜を形成する成分が無ければ効果は無くなる(塩化皮膜が剥げる=表面が摩耗していると言う事に他ならない)。残るは大きな圧力が掛からない軽負荷な摩擦面に付着したテフロンとオイルラインなどに付着したテフロンやオイルパンに沈殿して残ったテフロンってわけだ。これがテフロン添加剤の真実である。詐欺同然(笑)。 テフロン添加剤メーカ以外の第三者がテフロン添加剤をテストして良い結果が出たという話を聞いた事が無い。

みんな真実や裏を知らずにメーカの謳い文句に踊らされているだけです。あなたが「効果が有った」と確信している添加剤は、謳い文句には書かれていない単なる粘度調整剤の効果かもしれないんですよ(笑)。


11月17日 21:50

具を揃えようと思っている話は先日も書いた。色々と欲しい工具を考えているうちにキレてきました。10万円くらいパッと使って工具を一式揃えようかと思い始めて...(^^;。 工具を10万円分買うのって結構勇気が要ります。でも良く考えると、10万円の空燃比計を買ったり、NA-Sを1日で豆腐にしてみたりしてる事を考えれば、一生使える一流の工具セットに10万円払う事にそれほど大きな抵抗は無い(^^;。

アストロプロダクツとかFACTORY GEARのWebなんかを眺めて考えていると、10万使うつもりになれば超一流メーカの工具を揃えられる。ローラキャビネットとチェストを揃えるとなるとそれだけで10万近いけど、それを除いたハンドツールだけなら10万円有れば一流モノが揃えられる。特にFACTORY GEARの今月のお買い得コーナをうまく使えばかなり安上がり。 だけど、メガネレンチとコンビレンチの類をSnap-onやNEPROS等で揃えようとするとメチャクチャに高い。KTCの5倍くらいの価格だもんね。 ソケットやラチェットなどの工具は一流モノでもKTCの安物でも価格差は2倍程度でしかないので、どうせなら使いやすくて信頼できて永久保証のモノが良い。 ニッパやペンチなどの握り物はKNIPEXやバーコなどの世界の一流モノでもそれほど高いモノではないし、ドライバもPBなどの最高と言われるモノでも高くはない。 って事は、メガネやコンビをナニで揃えるかによって工具セットの価格は大きく違うって事なのだ。都合の良い事に私はSnap-onのメガネやコンビは嫌いである(笑)。国産安物の相伍工業のモノが好きなのだ。これはブッチギリの安さ。1本当たり1000円前後で買えてしまう。これで何ら問題無いのでメガネやコンビに金はかからない。

ラチェット、ソケット、ブレーカバー、エクステンションバー、はSnap-onの9.5sqサイズで揃えたい。ペンチ、ニッパ、アリゲータ、などの握り物はKNIPEX。ドライバはPB。モンキーはBARCOの250mm。メガネとコンビレンチはもちろん相伍工業(笑)。さて、これでいくらになるんだろう? (^_^; 。Snap-onのソケットをどこまで揃えるかでかなり価格が違うよなー。例えばスタンダードソケットとディープソケットを8〜19まで買うとそれだけで30000円(Factory Gear Web価格)だもんなー。定価だと40000円くらいなのかなー?

メガネとかラチェットとかのようなハンドツールの類はFACTORY GEAR が安いけど、アストロは特殊なモノが安い。エンジンクレーンとかジャッキとかっていう大物が信じられないくらいの価格で売ってる。あとは、エアーツールとか電動工具とか板金工具とか特殊工具とかも安い。だから両方のお店を回るととっても危険なのだ(笑)。だって、欲しいモノが多すぎて金がいくら有っても足りないモン。

でもやっぱ工具は揃えるぞ。シーズンオフの間のFire号大分解レストア計画の為にもちゃんとした工具がどうしても欲しいのだ。

壊したタコアシを交換しようと思って外してみた。壊れてたのはメッシュ部分じゃなくてパイプ部分だった。これなら溶接できる。修理しちゃおう。

間瀬を走っててタコアシがブッ壊れた時、なぜか火を吹きまくるようになった。アクセル戻すとボムッ!、も一度踏む時にドムッ!って感じ。火の大きさは推定直径50cm。正面から見てもボディからハミ出して見えるくらいの大きさだったらしい。 なんでだろう? って考えてみた。タコアシの途中に大きな亀裂が入った事で、マニ内部に排気脈動による負圧が発生した時に亀裂部分から空気を吸い込んでいたと考えられる。これにより、未燃焼ガスと空気が混合され、マフラ内部で燃焼大爆発。そして火炎噴射していたと思われる。ストレートのシフトアップ、コーナ手前のシフトダウン、コーナリング中のアクセルオンなどに合わせてバンバン炎を噴いていた。音はウルサイし。きっと見てた人は何者かと思っただろうなぁ(笑)。 火を噴いてみたいヒトは、マニに穴を空けて二次空気導入再燃焼システム(なんじゃそら?)を使えば良いという事が判明しましたね。懐かしの51年排ガス規制当時のTTC-LとかNAPSのようにリードバルブやエアポンプを付けてマニに二次空気を導入すれば完璧。

# 横田少年さんにピストンキーホルダーを発送しました。


11月15日 20:30

日の走行会で、実は私は知人のF氏のロドスタに負けてるのだ。タナボタ氏と共にやってきたF氏だが、敵の仕様は、2mmボアアップの1680ccエンジンで、私と同じシャシダイナモで測定して194馬力(!)。タナボタ号の184馬力をも上回る。Fire号は171馬力だったので、20馬力以上負けてる。内装を全部剥がして、軽量バケットシート、P/S外し、A/C外し、足は10kg/mmの8Kg/mm、タイヤはBSの540S、という仕様。しかもドライバーは昔ラリってた人。コンマ4秒ほど負けました。すっごくくやしいです。パワーが出てるエンジン+軽量マシン+ハードな足+ラリってたドライバはやはり速かった(笑)。ちなみにこのヒトのクルマにはエンドレスのNA-Rが付いてた。くっそー、全ての敗因はNA-RとNA-Sを間違えて買っちまった事に有るよなー(笑)。でも今回もタナボタ号には勝ったぞ。タナボタ氏は今でも筑波最終コーナオブジェ化事件のトラウマと闘いながら走っているらしい...合掌。

って難しいね。サーキットだけしか考えないなら簡単なんだけど。10Kg/mmくらいのバネでバシっと固めてアライメントをキチンと出して、タイヤの能力を100%使い切れば速いんだモン。でも、峠では硬すぎても良い事はない。接地性の悪化や、コントロール性の悪化を考えたらバネはあんまし固めない方が良い。ツーリングなら更に柔らかい方が良いわけで...。私はサーキットも走るし、峠も好きだし、のんびりとツーリングで走るのも好き。ツーリングならフロントで3K前後が良いだろうか。舵角の大きいコースや低速の峠なら5Kくらいか。間瀬サーキットなら10Kでも大丈夫。結局、自分の使い方に合わせて妥協点を見つけるしかないのだ。友人Tのクルマは6Kくらいである。Tのクルマはサーキットではちょっと柔らかいけど、峠やツーリングだとちょっと硬過ぎっていう感じだ。 私の土曜日までのバネだと、ツーリングや峠にはグッドだけどサーキットには思いっきり柔らかすぎ。 日曜日のバネはって言うと、サーキットならOKだけど、ツーリングはちょっと考えちゃうな。ギャップで飛ぶもん。KONIのショックは調整幅が広いから、柔らかくするとけっこ耐えられる乗り心地にはなるんだけど、あくまでも"耐えられる"っていうレベルでしかない。それでも面白いのは、1001のバネ、H150、ノーマルバネ、を今まで使っていたが、今回の硬〜いバネはどのバネよりもスカットルシェイクが小さいのだ。確かにガツンっていう突き上げは有るけど、ぼよよよよよぉぉぉ〜んっていうロドスタ独特のギャップ通過後の残留振動が無い。前後左右でバラバラの凸凹を踏んだ時のあの不快は振動が無いのだ。ど〜だバーを付けてからそ残留振動は少なかったけど、更に減った感じ。ど〜だバー装着車は硬いバネとの相性が意外と良いのカモ?

の、私のど〜だバーは冬の間にエボリューションIIに進化する予定。その様子も載せる予定です。簡単に言うと、乗り降り出来ないバー(?)を追加する予定。昇降性は無視。ちなみにエボリューションIはすでに知人F氏のマシンに付いてます。写真撮っておけば良かった。これは乗り降りに影響しない位置にバーを追加したモノ。私は乗り降りに影響しちゃう部分に追加したいのだ(笑)。つーか、私が最初にど〜だバー的なモノを考えた時は、昇降性を無視したモノを作りたかったのだ。

んか知らんけどDMがいっぱい溜まってます。返事を書いてないメールの山。だんだんわけわからなくなってきた(^^;。 という事で、返事が来てない人は気長にお待ちください。特に面倒な質問メールはつい後回しにしちゃうので時間が掛かってます。中には本当に忘れているメールも有るカモ?(^^;;;;。 あー、そう言えば極圧テストの写真もまとめなきゃ。 あー、ロドスタも今週中になんとか直さなきゃ。なんでこんなにやる事が溜まるんだ?

いう事で、やらなきゃならない事を一つ消化しよう。プレゼント企画の抽選をやってみた。ホントはVBの練習も兼ねてランダムに数字を選ぶ抽選ソフトを作ろうと思ったんだけど、途中でくじけました。そんな事してるヒマが有ったらもっと他にやる事はいっぱい有るという事に気付いたのだ。そして、私はプログラミングに向いてないという事にも気付いた(笑)。 で、抽選方法は、申し込みが少なかったキーホルダーの方はアミダクジ。メータの方は、数が多すぎてアミダを作るのが面倒なので、エクスプローラ上でメールのディレクトリを開いて、目を閉じて←↑→↓キーを適当にいっぱい押してえいっと選択。選んだファイル名は 「0024.txt」 さて? 誰だろう?


当選発表〜っ!

ピストンキーホルダーの当選者は 横田少年 さんでした。

メータパネルの当選者は P501i さんでした。

おめでとうございます。上記2名の当選者は maruyama@super.email.ne.jp にプレゼント品の送り先住所と電話番号を明記してメールを下さい。近日中に宅急便にて送ります。 あ、また仕事が増えた...(^^;。

ハズれた人は残念でしたね〜。ジャンク品のプレゼントなら機会が有ればまたやってみますので次の機会に期待してください(笑)


11月14日 19:20

気が付けば5日振りの更新。いろいろと忙しいんです(^^;。 んで、ここ数日の出来事をダイジェストで一気に書いてみましょう。

まずはブレーキパッド交換のお話。先日書いたように、NA-SとNA-Rを間違えて買ってしまったわけだけど、とりあえずノーマルよりはマシと思って付けてみた。そのノーマルパッドが高野豆腐のようになっていたのは先日書いた通り。

これがフロントパッド。ちょっと触るとカサカサボロボロと崩れる。黒っぽく見える部分がまともにロータに当たっている部分。白っぽく見える部分はカサカサになって崩れていてロータに当たっていない。これじゃ踏み代がフカフカになるわけだ。

リヤパッドはこんな感じ。左上の光っている部分と右下部分がまともにロータに当たっている部分。それ以外の部分は穴だらけでまともに当たっていない。繊維だけが残った抜け殻のようなパッド。

んで、間違えて買ったエンドレスを入れて、農道で焼き入れ。そのまま車庫に入れておいた。

土曜日は間瀬サーキットスポーツ走行の日。朝は雨が降っていたものの、10時には晴れた。サーキットに電話してみたら、晴れてるしコースはドライとの事。昼から走る事にして出かけた。サーキットが近くて、ライセンスを持ってればこういう事が出来るので便利なのだ。

1本目のアタックはブレーキも快調で、安心して突っ込める。Zコーナで速度計を見る余裕さえあった。結果は13秒366を記録。ブレーキに不安を抱えて走った10/9のベストラップが14秒356なので、約1秒の短縮。ブレーキが安心して踏めると1秒も違うんだね。ところが、やっぱ所詮400度以下のパッドである。2本目はもう駄目。フカフカの大甘ブレーキに変身。2本目のベストは13秒6、更にブレーキがフカフカに変身した3本目は13秒8と、どんどんタイムは落ちて行く。

一緒に走っていたポルシェの友人が、後ろから見ていて私のクルマのロールの激しさを指摘。前回も最終コーナでインリフトしている事を指摘されている。もはやバネの限界を超えていると言える。タイヤもボロボロになる。外側が激しく摩耗し、内側は新品のよう。前後共にネガキャンを1.5度も付けているのだが、ロールが激しいので対地キャンバはメチャクチャな事になっているようだ。

そこで、走行が終った夜にいきなりバネを交換してみた。使ったのは拾ったバネ。レートは良く解からんが、長さと線径と押した感じで多分、フロント7〜8キロ、リヤ5〜6キロってところか(ホントか?)。車高も適当に調整してうまい具合になった。これでロールが減ってタイムは上がるだろう。足回りをバラしたついでに問題のブレーキパッドを点検。やっぱし真っ白に白けて豆腐になってる。とはいえ手持ちでまともなパッドはもう無い。そのまま組む事にする。

んで、日曜日。なぜか2日連荘で間瀬を走る事になった。ブレーキに不安を抱えているので、バネのテストのつもりで走る事にする。今までとは全然違う謎のバネは硬いし、前後のバランスも不明。オーバステアになるのかアンダーになるのか?

走ってみると意外に悪くない。ロールが減って横Gが増してる。明らかに昨日よりコーナリング速度は速い。んが、ブレーキングが駄目だから、1本目のタイムは13秒6に終った。ブレーキが駄目でもこのタイムが出るんだから、コーナリング速度は上がってるんだろう。

ところが、この1本目でソフトにブレーキを踏んでいた結果、パッドの表面が削れて綺麗な面が出たらしい。2本目ではブレーキがちゃんと効く。踏み代が深いのは直らないけど、効くだけマシ。でも、踏み代の深さのせいでヒール&トゥがうまく出来ないので、突っ込みは納得できない遅さ。なのに結果は上々、13秒1を記録。昨日の1本目のベストタイムをあっさりと更新。

が、またしても問題発生。昨日までの激しいロールでボロボロにしてしまった左フロントタイヤ外側の部分のカーカスが出てきた。もうすぐ火花が出そう。こりゃヤバイ。筑波も間瀬も右回りだから左タイヤが減るのだ。とりあえず左右を入れ替えて誤魔化す。とはいえ、右タイヤも似たようなモンだ。左右を入れ替えたタイヤでは当たりが全然違うので、まともなグリップは期待できない。次はドアンダーと闘う事になりそう。

んで、3本目。やっぱしドアンダー。こうなりゃ前荷重から一気に切り込んでアンダーを殺すしかない。結果、大ドリフト走行。もうヤケクソのドカウンター。多分ギャラリーには受けたと思うけど(笑)。 それにしてもなんかウルサイぞ? 排気漏れしてるんじゃ? だんだんレーシングサウンドになってきたぞ? なんだ、コレは?(^^;;;。ストレートも音ばっかしで吹けてないような? んが、この時のタイムが13秒3。なんだ、こんなふざけた走り方でもタイムが出るのか? 排気漏れはタコアシ粉砕が原因だった。タコアシの途中に有るステンレスメッシュの繋ぎ部分が裂けたみたい。サーキット走るたびになんか問題が起きているぞ?(^^;

更にヤケクソの4本目。これで最後だから、もうタイヤもブレーキもタコアシもどうなっても良い。なんか吹けないけど、現状のクルマの状態でのベストを出すべくガンガン攻めてみる。細かい事は考えない。それでもZコーナの突っ込みとシケインの突っ込みはブレーキが不安だから恐い。思い切って突っ込めないZコーナのコーナリング速度は昨日より5Km/hも遅い。それで出たタイムが 13秒148 である。とりあえず自己ベスト更新。でも納得いかない。スッキリしない。ブレーキとタイヤとタコアシがまともなら12秒台に入ってるハズ。くやしいぃぃ〜っ!

ここを読んでると私って間瀬をいっぱい走ってるように見えると思うけど、実はそれほどでもないのよ。10年前にAE86で2回、14年前にスクーターレースで2回走ってるけど、それはほとんど無意味だろう(笑)。ロドスタでドライ路面で走ったのは以下。他にはウェットが1回だけ。

98.11.25 16秒8xx タイヤはW10 (ビギナーズ練習会)
99.09.25 15秒850 タイヤをA021Rに (ライセンス講習会)
99.10.09 14秒356 タイヤをD01Jに (スポーツ走行)
99.11.13 13秒366 ブレーキパッドをNA-Sに (スポーツ走行)
99.11.14 13秒148 ブレーキは終ったけど、バネを硬いヤツに (某ショップ走行会)

こんな感じ。くっそーっ、今年中に12秒台に入れたかったなー。来週も晴れたら走るつもりだけど、タコアシ壊れたし、タイヤも終ったし、ブレーキも終ったし...。どーするべ? 来週が走り納めのつもりだったけど、今日が走り納めか? もうそろそろ新潟ではシーズンOFFだしねー。

はぁ、疲れた。


11月9日 22:50

レーキパッドを交換した。筑波を走って以来、ブレーキの踏み代がフカフカになって効きも甘くなって最悪のブレーキになってた。いくら焼いても元に戻らない。バラして見たら、フロントブレーキパッドが、備長炭どころか高野豆腐が乾燥したみたいになってた(なんじゃそりゃ?)。カサカサのボロボロ。爪で崩れるくらい。パッドを焼き固めている成分が蒸発して繊維だけが残った抜け殻のよう。これじゃぁ...。リヤパッドも何かの成分が飛んで穴だらけ。カニの穴みたい。

んで、エンドレスのNA-Sを...あれ? 箱に書いてある各種エンドレスパッドの温度域と使用目的を見て私は凍結した。俺が欲しかったのはNA-Rじゃんか〜〜〜〜〜〜っ! 間違えた。(^^;;; 300度〜600度以上という温度域のNA-Rが欲しかったんだよぉ〜。NA-Sは400度以下のストリートパッドじゃん。 どうりで、私の事前調査とみんなの意見が違っていたわけだ。

まぁ、いいや。ノーマルパッドよりゃ良いだろう。って事で、早速試運転。軽いタッチでは穏やかに効くものの、そこから更に踏み込むとグググッと強力に効く。Sタイヤがいとも簡単に煙りを上げてロックする。ブレーキバランスはかなりフロント寄り。ブレーキバランスは改善の必要あり。Pバルブをもうちょい調整しよう。軽いタッチでガクンと効いちゃうブレーキは大嫌いだけど、軽いタッチでは穏やかに効いてくれるからまぁ良しとしよう。そこから先の効きが強くてロックしやすいのは慣れの問題だと思う。なんせさっきまでのブレーキが高野豆腐パッドでアンチロックだったもんね。あとは間瀬を走って不安が無ければOK。 今週末は間瀬でテストだっ!

Pバルブ調整によるブレーキバランス変更に関する問い合わせがたまに来ます。ちゃんと作業時の写真を撮ってありますので、ベストブレーキバランスが出せたら、そのデータと共にWebネタにします。現時点ではまだネタに出来るデータが採れてませんから。つまりうまく調整しきれてないって事なんだけど(笑)。


11月8日 21:30

月電子の新商品の加速度計って面白そうですね。ソフトの画面を見ると加速度のログを採れるみたい。加速度のログが採れればちょいと計算するだけで馬力も簡単に出せそう。2軸でログを採れるみたいだから、コーナリングGと加減速Gが計れますね。オモシロそー。ちょっと欲しいぞ。秋月のキットって見てるといろんなモノが欲しくなってくるなぁ。

頃になって筑波50連発のビデオ見てる。やっぱこれ見てから行けば良かったなぁ。ダンロップ下とか最終コーナなんかかなり参考になるなぁ。ダンロップ下はアクセル全部戻しちゃいけないんだなぁ。私は全部戻すからオーバステアが出てたんだ(笑)。これ見てから行けばもちょいタイム出てたな。しかし、土屋圭一の走りってスゴイですね。他のドライバとは最終コーナの攻め方が全然違うもんね。やっぱただのレーシングコメディアンじゃないな(笑)。 ちなみにこのビデオの中でのNA6CEのベストラップは15秒台。私のタイムは11秒台。Fire号ってそんなに速いのか?(^^;;;;

たしても掲示板からの添加剤ネタ(掲示板を読んでる人は解かると思うけど)。読者が掲示板で紹介してくれたここのページにテフロン添加剤についての話が出てます。私が雑学で去年の6月に書いた記事にそっくりなんだけど(笑)。特に「大きな圧力がかからない場所において効果は半永久的」っていうフレーズは一般には出回ってないマイクロロンの資料(販売員をいじめた時に奪った資料)から私が引用したモノなので、このヒトは私の記事から引用したモノと思われる(笑)。まるごと記事を引用されたわけじゃないから構わないんだけどね。それ以外の記事も面白い話が載ってるので読んでみてください。 もはやテフロン神話は完全に崩壊しているのだ。

じゃぁ、テフロン系以外の添加剤なら問題は無いのかって言うと、実はそれなりに問題は有るのだ。おなじみの車のオイルと添加剤のページなどにも書かれているが、金属表面に対する腐食性の問題である。金属表面に対して化学反応を起こして皮膜を形成するタイプは、多かれ少なかれ金属表面を腐食させているのである。その腐食による問題よりも、それによって形成される皮膜による極圧性向上や摩擦低減の効果の方が大きいのかもしれないけどね。金属表面改質なんとかってタイプは大抵は腐食性が有ると思って間違い無い。エンジンオイルメーカがそういう添加剤を自社オイルに配合しないのはちゃんと理由が有るわけですよ。 良いオイルを早目に交換する。最も基本的な事ですが最も大切な事です。

MG-Zとその他添加剤の極圧試験結果を現在HTMLにまとめています。テストピースの写真撮影とコメントを加えれば完成。近日公開予定!


11月7日 10:45

添加剤の話をちょっと書くだけで掲示板で話題になる。添加剤の話題で争うのってすごく嫌なんだよね。バカバカしくてさぁ(笑)。添加剤マニアな人はお願いだから一人で黙って使ってて欲しいです。「確かに効果が有った」と言うかもしれません。大いに結構、ご自分の主観とプラシーボ効果たっぷりの判断でそういう結果が出たなら一人で黙って使ってて欲しいです。某松田速度の掲示板なんかたまに覗くと添加剤お勧め論議なんかが盛んで、見てるだけで目眩がしてくる。

盲目的添加剤マニアの中には機械式LSDにテフロン系減摩剤を入れたりして喜んでらっしゃる人もいる。しかもソレを人に勧めたりする。 LSDにテフロンを入れるヒトってナニを求めてるんだろう? ナニを期待してLSDにテフロンを入れるんだろう? ナニを信じてLSDにテフロンを入れるんだろう? テフロンに強力な摩擦低減効果が有るとすればLSDは効かなくなるわけだし、LSDが効くようになるならテフロンに摩擦低減効果が無いって事である。矛盾してるんだよね。テフロンの摩擦低減効果を信じているならLSDに入れようなんて思わないハズだし、LSDが効くようになると信じているなら、それはテフロンが摩擦を増大させるって事。 これなんかもう明らかに盲目的信者としか言いようが無い。摩擦低減の原理もLSDの機械的原理もまったく知らずにただ添加剤を信じているだけだ。目を覚まそうよ。

アメリカではすでにテフロン系添加剤は姿を消しているんだとか。欲しくても売ってないから手に入らないらしいです。エンジンに対しても環境に対してもテフロンは有害であるという事が知れ渡っているからだ。ケミカル先進国でケミカルマニアのアメリカですらテフロンは姿を消している。テフロンの大元であるデュポン社自身もテフロンを内燃機関に使う事を禁止している。それどころかテフロンを潤滑剤として使用する事そのものを否定している筈である。

さて、MG-Z、テフロン、GRP、いつもの英国製オイル、某M社製高級オイル、の極圧試験がすべて終了した。結果はまだ手元に届いていない。クロネコの営業所には届いているのだが。MG-Zの真の効果は? テフロンに摩擦低減効果は有るのか? GRPは今回も優秀な結果を残すか? 鉱物系安物オイルと100%化学合成エステル系高級オイルの違いは? すべてありのままに近日公開予定!


11月4日 23:15

プレゼント企画の応募メールの中に、「実験室ネタを読んで添加剤を使うのをやめた」って人が何人かいらっしゃったようです。良い事です(笑)。 添加剤をいれたら燃費が10%くらい良くなった、なんて話しは良く聞く。ホントなのかもしれないけど、10%も良くなるのは添加剤を入れた事で省燃費を意識して走った結果だろう。または、たまたま悪条件の時の燃費と好条件の時の燃費を比較して言ってるだけでしょう。添加剤の効果としてはせいぜい1%とか2%くらいだと思うわけ。そもそも添加剤を入れる前から詳細に燃費データを記録しているヒトがどれほどいるだろうか? 1年間1万キロくらいのデータを比較しなきゃ燃費の比較なんか出来ない。季節によっても違うんだし、走り方や走る場所によっても違う。同じコースを同じように走ったつもりでもピッタリと同じ燃費データなんか出る筈も無い。同じ条件で走ったつもりでも数%〜10%くらいのバラつきは有る筈だ。添加剤信者の目の前で、高性能添加剤のビンに入ったただのオイルを信者のクルマに入れて、そのクルマで走ってみてもらいたいですね。「素晴らしいフィールです、燃費が10%向上しました」って言うかもしれない(笑)。

しかし、本当に高性能な添加剤も有るわけで、それらはベンチテストでも2%くらい燃費が良くなるらしい。当然、こういうマトモな添加剤は、半永久的に効果が続くというふざけた類のモノではないので、オイル交換毎に入れる必要が有る。じゃ、それでモトを取るにはどれくらい走れば良いのだろう? 添加剤の価格が5000円として、燃費向上率が2%だとしよう。5000円有れば50リットルのガソリンが買える。燃費が10Km/lとして500Km走れる。2%の燃費差でこれだけの差を埋めるには25000Km走る必要が有る。すごーく馬鹿馬鹿しいと思いませんか?

2%っていう数字が過小評価なんかじゃないかって思う人もいるでしょうね。でも例え摩擦損失をゼロにできたとしても20%も効率が良くなるわけじゃないし、まして添加剤程度で減少出来る摩擦損失なんかたかが知れてる。2%ってのは正直な数字だと思う。圧縮が落ちたエンジンで圧縮回復の効果が云々ってのは知らんけどね(笑)。

何度も書いてるけど、添加剤に燃費の向上やパワーアップなどの効果を求めてはいけません。そんなモン解からなくて当然なんです。添加剤好きの人達は、何らかの効果を体感する事で自分が高価なお金を払って添加剤を導入したという自分の行為を正当化したいんでしょうね。「効果が有った」と確信したいんだと思います。見えない添加剤の効果を何らかのカタチで確認したいんでしょう。 耳を研ぎ澄まして音を聞き静かになったと言う。当然です。添加剤なんか入れなくたってオイル交換すれば静かになるんです。感覚を研ぎ澄まして加速感の違いを感じる。当然です。オイル交換直後はさっきより滑らかになるでしょう。大体、添加剤導入前の加速感を感覚を研ぎ澄まして体に叩き込んでいるヒトがどれくらいいるだろうか?

どんなテストでもそうなのだが、必ず新品同士で比較しなきゃ比較にならんって事は重要だ。5000Kmも走ったオイルを交換すれば同じオイルだって良く感じるだろう。こんな状態でオイル銘柄の違いなんか比較にならんし、ましてや添加剤なんか入れても比較にならん。新油を入れてフィールチェック、その直後に新油を捨てて別のオイルをチェック、ここまでやればオイル銘柄の比較にはなる。添加剤の効果を調べるなら、新油を入れて一日走り、その後新油に入れ替えて添加剤を入れて比較する。ここまでやれば正確な比較となる。大抵のヒトはオイル交換と同時に添加剤を入れて走ってる筈だ。そんなの比較にならんのだ。

プラグコードなんかでもそう。劣化して虫の息の純正プラグコードを高性能プラグコードに交換して「調子が良くなった」と言っても意味が無い。そんなの純正新品プラグコードに交換するだけでも調子は良くなるんだから。純正新品プラグコードを付けて、それと高性能プラグコードを比較しなきゃ比較にならん。プラグでもそう。電極が摩耗したプラグから高性能プラグに交換しても比較にならん。一般の人達はそういう条件で比較して「効果有り」と言う。陳腐な雑誌のテストでもそうだろう。

雑誌のテストと言えば、自動車工学誌の実走行燃費テストは驚異的に厳密である。何が厳密かって説明するのがめんどくさいんだけど(笑)。ほとんど毎月やってるハズだから一度ご覧あれ。 一般の人には難しすぎる記事が多いけど、テストドライブってコーナで定例燃費テストみたいなのをやってますからそこだけでも読んでみてください。多分真ん中くらいのページだと思う。


11月2日 19:55

スナップオンのラチェットってやっぱし良いですね。実際に使ってみてそー思った。 私が買ったのは普通の金属のヤツじゃなくて、オレンジ色のプラスチックのグリップが付いてるヤツ。これだとグリップが太いから力が入るし、チャカチャカと切り返す時に外側が軽いからすごく素早い動きが出来るのだ。ヨー慣性モーメントが小さいって事ですね(^^;。 振り回してグリップがどこかにぶつかってもキズが付きにくいのもグッド。これ、もう一本欲しいなぁ。 でも、ロドスタってエンジルームが広いからこれで良いんだけど、もっと狭いクルマで使うならFACOMとかNKCの方が良いでしょうね。

そのスナップオンを買う時に比較対象としてずいぶん悩んだのがFACOMのラチェット。72ギヤで非常に細かいクリックが特徴。その細かくてスムーズで軽い動きは感動モノ。スナップオンは動きが重くてクリックが荒い。それでもスナップオンを選んだのは、全体の長さが長くて力が入る事、シールド構造でホコリや汚れに強い事、FACOMより全体に頑丈そうに見えた事、が理由である。コマも買ったんだけど、なんとなくスナップオンのコマを買った。安かったんだもん。KTCの普通の安物のコマの2倍ちょいの値段だった。1個1000円前後かな。それならスナップオンの方が良いじゃん。永久保証だもん。

メガネレンチはスタビレーのヤツがすごーく欲しかったんだけど、13-14とか変なサイズしか置いてなかった。金も無かったし(笑)。 んで、地元で相呉工業製のメガネを購入。これ、隠れた逸品なんです。高い剛性と手に馴染むデザインだし、滑ったり舐めたりしない。かなり使える工具なんですよ。買ったサイズは、10-12、14-17、のメガネと、10、12、14、のコンビレンチ。これが全部で3000円以下だった。この安さは感動モノ。

↑こんなモンです。コマは 10、12、14、17、首振りエクステンション75mmと普通のエクステンション75mm、超ショートエクステンション。ロドスタってこれくらい有ると大抵の仕事は出来ます。あと欲しいのは14mmのディープソケットかな。アッパマウント外す時に要るんだよね。

なんで工具を買いあさってるかというと、ガレージで作業する時に、今まではラチェットとメガネやコンビの類は車載工具にしてあるモノをいちいち開いて使ってたんですよ。いいかげんにめんどくさくなってきてガレージに一通りの工具を揃えておきたいと思ったわけ。車載工具を開くのは出先だけにしたい...ってそれが普通なのかも知れんが(^_^;。現在の車載工具から少し出してガレージ用にしちゃうから、上記の工具と合わせてけっこまともなセットになる予定。でももうちょっと欲しいモノは有る。つーか、欲しい工具はいっぱい有る(笑)。キリが無いと言った方が正解カモ?(^^;;

ちなみにラチェットの比較はFACTORY GEARココに出てます。けっこ面白いっすよ。


11月1日 19:30

レゼント企画の応募者は思ったより少ないようで。それでもみなさんのいろいろな感想や意見が届いたのでけっこう楽しませてもらいました。中には「マフラー制作の新たなネタとして、是非ボンネットからの上方排気を実現させて下さい」などと無茶な事をリクエストしてくださったヒトなんかもいたりして(^_^;。さて、こんな事を書いたのは誰でしょう? (笑)。

んざん悩んで考えて考えて考え抜いた結果、ついにブレーキパッド1台分を注文しちゃった。モノはエンドレスのNA-S。最初は松田速度がGREXのどちらかを買おうと考えてたんだけど、どう考えてもロータ温度は400度を大幅に越えているようで、400度未満を狙ったセミレーシングパッドやストリートパッドでは対応できないと判断したわけ。サーキット走行後はロータ表面がケロイド状に融けたようになっている事から、ロータ温度は600度程度には達しているような気がする。という事で、600度以上までいけるNA-Sにしたわけ。エンドレスを選んだ理由は10年前に86で使ってたタイプMっていうエンドレスのパッドがすごく良かったから。だからと言って現在のノンアスベストのパッドが当時と同じとは思えないんだけど(^^;それでもプレーキパッドメーカの老舗だけに、わけのわからんメーカのモノを買うよりは良いかと。しかし、パッドって使ってみないとわからんってのが恐い。パッドの不良在庫をこれ以上増やしたくないぞ(^_^;。

という事で、ブレーキの問題を改善して、今月中に間瀬のタイムアタックをやるぞぉ〜っ! 友人Tに負けてられないのだ!


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