磯の魚たち > 魚(幼魚)の画像 ア行 イダテンカジカ タイドプール(潮だまり)や浅瀬で見られる小さな魚たちの紹介

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イダテンカジカ 〔 イダテンカジカ 〕カジカ科
見られた時期:4月~ 6月

4月初旬に緑色をした多数の幼魚がタイドプールや浅瀬で見られる。6月になると数匹しか見られなくなってしまうので、水温が高くなってくると深場へと移っていくのだろう。

浅瀬で岩から岩へとシュパッと移動するのを見ていると、イダテン(韋駄天)という名に納得してしまう。

人工餌にも慣れるのが早く飼育はしやすいが、長期飼育はできていない。

撮影個体:3.0cm(成魚:12cm)
 学名:Ocynectes maschalis ⦿ 写真クリックで大きい画像
イダテンカジカ

上記個体の体前半部の拡大。

眼の上部(眼後部)に1対、その後ろ側(後頭部)に2対の皮弁と呼ばれるものがあります。また側線の前方部分にもあります。

 

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イダテンカジカ

正面からの1枚。

岩の上からこういう感じで眺めていることが多い。餌を見つけるとピュッと飛び出します。

肉食性とのことだが、エビや他の魚に対する影響は見られていない。

本や資料等による日本近海での分布
北海道~四国~九州北西部
撮影個体:3.7cm(成魚:12cm)
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