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 ■ ユニットの製作

プリント基板の製作

 <図6 銅箔面から見た回路パターン図>
kb_ptn-s.gif  左の図をクリックして表示される大きい図を印刷すると、感光基板用の原図として使えます。感光基板を使わなくても、穴あき基板にレジストペンで回路を描き、エッチングしても良いでしょう。私はこの方法で作りました。回路パターンの赤線を引いてある部分には大きな電流が流れます。銅箔上に、錫メッキ線や部品の取付時に切り落したリード線などをハンダ付けして補強しておきます。


部品の実装

 部品を実装する順序は、次のようにするとやりやすいと思います。
  1. 最初にハトメ端子を付けておきます。
  2. ジャンパー線を付けます。
  3. 抵抗器やダイオードなどの小さい部品を付けます。
  4. 電解コンデンサ、トランジスタなどを付けます。
  5. ICを実装します。
  6. FET、放熱器を付けます。
  7. リレーを付けます。
 <図7 部品面から見た実装図>
kb_buhinptn-s.gif

 <図8 銅箔面のジャンパー図>
kb_jmp_back-s.gif

 ICやFETは静電気に弱いので、取り扱いには気を付けてください。
一番大きいハイビーム用のリレーは基板上に両面テープで貼り付けました。また、このリレーの高さはケースよりも高いので、ケースに収まるように上部の端子をペンチで曲げました。
FETを取付ける際は、FETに放熱グリスを塗ってから放熱器にネジ止めし、基板に差し込みます。重量も有りますので、振動しないように放熱器と基板を接着剤で数箇所固定しておきます。

 部品のリストはこちらにまとめてあります。[ POLEcon部品表 ]

ケースの加工

 ケースに、コネクタを取り付ける四角い穴を空けます。加工線の内側に細いドリルでたくさん穴を空けておき、ヤスリで仕上げます。配線を引き出す丸い穴は、ドリルで空けた後にリーマーで広げるときれいに仕上がります。蓋にはスイッチを取り付ける穴を空けておきます。

組み立て

unit_open-s.jpgunit01-s.jpg  加工の終わったケースにプリント基板をはめ込み、配線を完成させます。基板をケースに固定するには、接着剤の点付けか、ケース加工で出たプラスチック片を四隅に接着しても良いですが、いずれにしろ動作確認が終わってからの方が良いと思います。





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