東京都篇(4)ー1.............(97.3.17号)

----TOKYO----


愛宕神社の羽子板■:全長18センチの桐製。その年の十二支が版画風の絵で描かれ、裏に愛宕神社の焼印が押された雅趣に富む羽子板です。

芝明神の千木筥(ちぎばこ)■:この箱を振るとコトコトと音がします。中に煎り大豆が2,3粒入っています。雷が鳴ったときに、この豆を食べると雷除けになり、またこの箱を箪笥の中に入れておくと、衣服が増えるといわれています。

からす団扇と扇子■(大国魂神社):7月20日の例大祭「すもも祭り」に授与されます。
この団扇は、神代の昔、歳神(といがみ)さまが虫害や災難を除くのに「からす扇を以て扇げ」と教えた故事によるものです。いまも、武蔵野の農家の玄関や戸袋にこの団扇が差してあるのを見かけることができます。


(1997.3.17掲載)


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