信用金庫のほうから来ました

■ペンネーム「みり」さんからの投稿です。

 悪徳ではないかもしれませんが、かなり微妙な営業の方が来ましたので投稿させていただきます。
 
 私が働く某携帯ショップの近所には○○信用金庫があり、地元の人間は略して『○信』と呼んでいます。
 ○信とは普段からの取引もあり、たまに融資の営業をされることもあります。
 
 4ヶ月ほど前のある日、いかにも銀行マンという感じの若々しい男性営業マン(以下 営)が来店し、
 
営 「『○シン』の■■と申します。このたび、こちらの担当をさせていただくことになりましたのでよろしくお願いします!」との挨拶。
 
 ここ何年来、集金などでお世話になっている担当者が前に来たときは何も言ってなかったんだけどな〜と不思議に思っていると、
 
営 「このたび、この商店街の***(交差点名)に商店街地図を作成することになりましたのでご協力をお願いしてまわっているんです」
 
 ・・・なぜ銀行がそんな地図なんかを??
 良く聞いてみると、案内板として商店街地図を作り設置するとのこと。
 
 ますます、なぜ銀行がそのようなことをするのか不思議です。
 しかもすぐ近くにある駅前や駐車場など数箇所に似たような案内板は存在していますし。
 
 おかしいかも・・・・ただの女の直感です。
 
私 「○信さんがその地図を設置するんですか?」
営 「はい。それでご協力をお願いして回っているんです。金額は・・・」
私 「○信って○○信用金庫なんですよね? 銀行がそういうことをするって珍しくないですか? そういえば前の担当者の方はどうされたんですか? 」
 
 この辺から微妙に相手の態度に変化が。
 少しイライラとしてきているのか笑顔が引きつってくる。
 
営 「はい。前の担当は他の店の担当になりまして・・・で、ですね。地図設置のためのご協力を・・・」
私 「1週間ほど前に集金にいらっしゃった時には何も言ってませんでしたが。そういえば、まだお名刺をいただいていませんよね? 社長にも担当が変わったことを報告しなければなりませんのでいただきたいのですが」
営 「申し訳ありません・・・。本日、他へも多数挨拶に回りまして、少し前に名刺をすべて使ってしまって残っていないんです。で、地図設置のご協力金・・・」
私 「『○シン』って○○信用金庫ですよね? ■■さんは○○信用金庫にお勤めなんですよね?」
営 「・・・・ぃぇ。でも、地図は・・・ご協」
私 「え? 信用金庫の方ではないんですか?」
営 「はい・・・・。地図・」
私 「○○信用金庫とはまったく別の『○シン』という会社なんですか?」
 
 *そんな会社、この辺にはありません
 
営 「はい・・・・」
私 「申し訳ありませんが、協力金に関しては私では即答いたしかねます。社長には伝えておきますので、それでよろしいですか?」
営 「はい・・・・」
 
 寂しそうに肩を落として出て行きました。
 4ヶ月たつ現在でも案内板はありません。ただの詐欺だったのか、それともただ協力金が集まらなかったのか微妙ですけれど、その後誰に聞いてもそんな会社名を聞いたこともなかったので、独断と偏見で詐欺だと断定し報告させていただきます(笑)

■みりさんから4回目の投稿です。ありがとうございました。
 
■おおお、ビミョー♪・・・っていうか、
「○信って○○信用金庫なんですよね? 銀行がそういうことをするって珍しくないですか? そういえば前の担当者の方はどうされたんですか?」
 に
「はい」
 なんて答えている時点で、全然ビミョーじゃなくて詐欺のような気がします・・・。
 
 だって、普通ならここで
「いえいえ、ウチは同じ○信でも、信用金庫さんとは違って・・・」
 と、訂正が入る筈ですから。
 あからさまに、「信用金庫の〇信と誤解して欲しいオーラ」が出ています。出まくりです。
 
 案内板自体が詐欺なのか、案内板は真面目に作る気があったのかはともかく、こんな他人の勘違いにつけこむような営業をかけている時点で、かなり問題があるのは確かなようです。
 お金だけ集めて行方をくらましてしまう、なんて筋金入りの詐欺じゃなかったとしても、
「えー? 私は「信用金庫の〇信」とは一言も言ってませんよー」
 ぐらいはトボケてきそうですしね・・・。
 皆様もお気をつけください。

(2006.9.5)
(参考)
この他の、みりさんの投稿は以下の通りです。
勧誘を断ったら嫌がらせが
ダイエットの魔力
経営者とオーナーの狭間
やっぱり気持ち悪いです
パチンコ必勝法三連コンボ