(2015.03オリジナル作成)
2019.01.24記述
寝ながら考えました。このB11のバッテリー、S8、S9のにも似てたな、共用できれば丸儲けと。起きて確認すれば、さすがにそこまでうまくはできておりません。大きさは近いのですが、かたちは違います。しかも、この電池手に取ってみると、本体とは対照的なくらいに軽く、さすがSサイズです。こんなの長く使えるわけがありません。
かといって、調べるとこれの標準電池、今でも入手できそうに思えるのですが、その値段たるや2万円以上!本体がもうひとつ買えますな。もう自宅屋内用に徹するのみです。
(2020.2.15)
CF-B11、5千円かけて増強
この一年間、いちばん活躍してきたのはCF-B11です。モーバイルじゃないけれど、使い勝手は最良でしょう。
ただ、この頃ちょっと不満が出てきました。動作反応が若干鈍い、とりわけ「休止」状態から起動する、使い終えて「休止」でスイッチを切る、そうした際に相当に時間がかかるようになってきたのです。その間、ハードディスクがフルに動いています。また、「一太郎」ソフトのかな漢字入力変換などの動作にも時間がかかるような観を覚えます。
これは経験的に見て、メインメモリに余裕がないのと、HDへの書き込み読み出しに時間がかかるという現象に思われます。後者は前者の結果でもあり、その分の記録保存にHDを使うせいとも言えましょう。加えて、PC本体に画像データなどかなり保存をし、それだけHDのスペースに余裕がなくなってきたのも否定できないでしょう。実際に見てみると、270GBほどの「ローカルディスク」の空きスペースが70GB程に減っていました。
それでも、悪くはないはずですが、ハードディスクの酷使は危ないことだし、なにより内部メモリの余裕は問題です。カタログ値で「メインメモリ 4GB」なので、もともとそんなにありません。近ごろのノートPCでは16GB位あるのが標準的ですから、かなり小さいわけです。特に、いま使われるブラウザでは、多くのタブウィンドウを開いても十分正常動作し、それを閉じることなく休止、また同じ状態で起動再開できる、そんなことがあたりまえ化していますが、相当なメモリを消費しているのは当然なわけですね。
ともかくまず、HDのうえの保存ファイルを極力減らし、100GBを超える空きを作りました。さらに、メインメモリの問題です。ただ、なんせ2万7千円のPCで、さらにメモリ増強までするものか悩みましたが、ほぼ毎日動かしているんだから、より快適に、スムースに動かしたいもの、使えるものは使うべしと考え、増設RAMメモリを買うことにしました。PRINCETONのPDN3/133L-4GBというので、5千円以上しました。それで、他方「身辺整理」で売り飛ばしたクラッシックなフィルムカメラの売り上げの1割以上が飛んでいきました。「売り食い生活」です。
それで、ダウンロードした本体マニュアルに従い、慎重に取り付け、再度電源を入れれば、メモリ8GBを表示、以後明らかに動作が速く、快適になりました。本体を買った値段の2割ほどを再度投じることになりましたが、その効果はあったと思うし、まだまだ末永く使いたいCF-B11です。
え?「windows7のサポート終了」?だからどうしたというんですか。別に動かなくなるわけじゃないですよ。それに、「サポートの一環」と称して、windowsを「勝手に更新」、いろんな設定がパアになるなんていう珍妙な事態がなくなるだけでも結構なことです。
(2020.4.23)
CF-B11での珍失敗
やっちまった観横溢ですが、へまをして、キーボードの設定が戻らず悩みました。
朝になったら、「I」が「5」になっちゃう、「K」が「2」に、なんです。モーバイルPCでは、キーボード上に別に数字のテンキーはない代わり、普通の文字キーをテンキーに切り替える機能がついています。キーボード上には記号とともに数字のキーも横に並んでいるのですが、電卓的用途に慣れた人には、テンキーであればブラインドで数字を入れられる、そういう使い方があるようです。
しかし、これの解除が分かりません。単純に左端のCapsLockとShiftキー押し、といくら試みても何の変化も起きません。タスクバーの日本語入力表示の横に、ちいさくCAPSとKANAの表示があるので、これをカーソルでいじっても、表示は変化あれど、キーにはお変わりござんせんです。さあ、これはことです。IだのKだのOだのが入れられないんでは、日本語のローマ字入力は不可能です。またカナキーに切り替えても、「の」だとか「ま」だとかが入れられないんじゃ、やはりどうにも書けません。
ワープロで文を書く、英文だろうが日本語だろうが、これに支障を来すのは無論で、メイルも書けません、web上での検索入力もできません。この状態じゃあどうにも使えません。
CF-B11いかれたか、と暗澹たる気持ちになりましたが、ともあれ考えをめぐらし、試行錯誤モードに入り、日本語入力のFEPの異常かも知れないと想定、「一太郎」とATOKを入れ直してみました。でも手間暇かけ、再度立ち上げても同じです。だいたい、日本語入力をMSのIME=WORDに切り替えても同じだったのですから、どだい無理なことです。
これはいよいよもって、CF-B11を諦めるしかないのか、この状態では使えんなどと落ち込んでいつつも、キーボードをあらためて矯めつ眇めつ睨んでいるうちに、とんでもないキーに気がつきました。NumLkと書かれている、つまり「NumericalLock=数字(入力)キーロック」という意味じゃないですか。だったらこれを押してみたら、そうです、それで元通りに、「5」は「I」に、以下同文で戻りました。あっけなく、でした。
あんまりにもお粗末、ドジな件で、我ながら笑っちゃいましたが、そもそもおおくのPanaPCにはこういったキーはありません。これもお粗末な理解で、ほかのLetsNoteにもNumLkキーはありました。使ったことがなかっただけでした。しかも、警告ランプまでついていて。オフィスユースを狙った、大きなCF-B11ならではの装備なのでしょう。買ったときから、このテンキー相当のところだけ使い込まれていたことを思い出しました。それをすぐに思い出すべきでした。
このNumLkキーは、B11の一連のFファンクションキーの並んだ右横にあります。特別な存在なのでしょうが、夜中にPCをいじっていて、よく見えないなか、Fキーと間違えてこれを押してしまった可能性があります。これから末代までの教訓として覚えておかないといけません。
(2020.8.30)
CF-B11はもうダメか?
この1年半、相当に使い込んできたCF-B11ですが、どうも限界のようです。
メモリ増強したりと使いこなしに努めてきたものの、最大の限界はカメラ内蔵でないことでした。ご存じのように、2020年、空前の世界的パンデミックのもとで、大学の授業等を含めて会合の類は一切中止、外出の機会もなくなり、自宅PCのフル活躍の時代になったのですが、webを経由したリモート会議等に参加するには、当然カメラ、マイク内蔵でないといけません。非内蔵のCF-B11のために、USB接続のwebカメラも買ってきましたものの、これをフルに動かすにCF-B11はちょっと能力不足であり、また日々駆動するには面倒でもあります。
自宅用には、この引きこもり状況の下なら、デスクトップを起動しておいてもよいわけで、「仕事場」のシステムを構成していたが、ちょっと不調でお蔵入りとなっていたデスクトップ機を運び、再度立ち上げ、試してみたところ、別に動作異常もなく、一晩でも動いていてくれます。内部メモリの不足感もある(webブラウザに日本語の検索単語文字を入れていると、クラッシュすることがある)のですが、まあ、従来からTVを見るのに使っていた(外付けの)画面も大きいし、使い勝手はやはりうえです。これにもwebカメラをつけることになるのですが。
ということで、CF-B11の出番は大幅に減ってしまいました。というか、モビリティが大幅低下した以上、モーバイル機全体の出番が大半なくなってしまったわけです。それで、久方ぶりにB11を立ち上げると、えらいことがわかりました。従来同様に動くだろうと思っていたら、画面最下部に妙な輝線のようなものが横に走り、動いているのです。一度は、再起動したら消えたので、やれやれと思いきや、その後もまた出現し、そして消えません。画面の端に近いので、視認や操作にすぐ響くというわけでもないものの、目障りである以上に気がかりです。
基本的に、液晶画面にトラブルが生じたのでしょう。これはまず、放っておいても直りません。製造後7年も経てば、こういった故障もあり得ましょう。かといって、液晶画面交換などすれば、最低でもウン万円の単位の費用はかかります、だいいち、このサイズの画面の交換部品在庫がメーカーにある可能性も低いでしょう。パナでは15.6インチの画面のPCを以後販売していませんので。
そうなると、未練がましく中古店のサイトの商品を確認してみたくなります。さすがに、win7版のCF-B11は出てきていませんが、win10やwin8版では、いまも販売品があり、価格も2万円程度からあります。でも、上記のような事情で、いまさらモーバイル機を増強する必要など皆無なのですよ。いよいよ終わりかな。
やはり、これはあきらめるしかないのでしょうか。
しかも、念の入ったことに、別のトラブルが起きました。
得てして、こういったバッドラックは重なるものです。
自宅用のデスクトップ機の為に、1ヶ月あまり前にキーボードのみ新調しました。おまけのメンブレン方式のはだいたいちゃちで使いにくいし、近ごろ視力の問題でキーボードなど黒だと見にくいせいもあります。店頭で見繕い、エレコムTK-FCP097WHという、コンパクトながらパンタグラフ式で、真っ白なのを2千ウン百円で買い、なんということもなく使っていたのですが、これが突然におかしくなってしまいました。なぜか数字の2が打たれない、いくらキーを押してもおなじ、シフトしても同じキーの”がやはり出ない、またキーボード設定がどっかおかしくなったのかとあれこれいじってみても直りません。むしろ、設定が勝手に変わっているような印象です。再起動したり、USBを抜き差ししても変化なく、さらにはキーを押していないのに、勝手に2が連打されたりもします。他のPCにつないでも同じ事態、完全に故障となりました。
いくら何でも、キーボードのような部品で、こんな故障が新品同様の状態から生じるなんて、唖然呆然です。まったく未経験の事態です。
こんなことが起こるなんて思いも寄らなかったので、買ったときのレシートなんかどっかにいってしまいました。もうちょっと値の張る物なら、本体付属の説明書や保証書やらと一緒にとっとく習慣ですが、これには、「6ヶ月保証」と記された外箱があるだけです。説明書すら省略です。まあ、6ヶ月どころじゃなかったですね。
ぬかったというより、この痛い教訓で、エレコムの製品には未来永劫におさらばしましょう。過去、結構いろいろ買った記憶です。
店では、「買って一ヶ月過ぎると修理扱い」などとのたまいます。いやもちろん「修理」して貰ってもいいんですが、きっと無理でしょう。そんな構造じゃありません。
ともかく、「動作確認してみます」ということで、しばらくのち、「言われたように、2が出ません、あるいはどどっと勝手に出ます」、「接触不良でしょうね」との確認でした。いったん修理受付を通し、店頭の同等品が持ってこられてすぐに交換されました。やれやれの一件落着です。帰宅後デスクトップにつないで試せば、もちろん正常に動き、2が出ます。
まあ、店員氏も言っていましたが、「めったに聞かない故障」でした。私も過去ウン十年の経験の中で、デスクトップ機の付属品だろうが、モーバイル機内蔵のだろうが、こうしたサードパーティ市販品だろうが、そもそもキーボードがこんな風にいかれるなど、まったく経験なく、想像もしていませんでした。耳にしたことさえありません。しかも買って一ヶ月余の新品なんですから。
すんごいですね、としか申しようがありません。
(2021.09.05)
アラート:全然ダメなエレコムパンタグラフキーボード今ごろながら、また信じられないようなトラブルが起きました。
2021年にむけ、大枚はたいて買った自宅用のdynabookDT-100、それなりに快調に動いているし、一度各システムの見直しなどしたので、しばし本体付属のキーボードにしていたのですが、かなり大きいうえにストロークも大なので、以前に買っていたこのエレコムTK-FCP097WH、コンパクトながらパンタグラフ式のキーボードをまた引っ張りだしてつけてみました。場所とらないし、ホワイトなのも見た目落ち着きますし。
そしたら、とんでもなかったのです。はじめは普通でしたが、突如として方向↓キーが勝手に動作状態になり、画面がどんどん流れていくのです。web画面表示もお構いなしです。
マウスの問題かと思ってみても、そうじゃないことは明白、しかもどうにもこれ止めようもなく、キーボード自体を外すしかありません。唖然ぼーぜんです。完全な欠陥商品。もちろん焦ってキーボードを交換すれば、何ごともありません。一年前のものですよ。買ったばっかしのトラブルで、一度交換してもらったものですよ。
うえに記した、買ったときの「2」キーの暴走と似た構図のトラブルなので、ともかくこのキーボード存在自体が間違い、内部のメカとスイッチがどうしようもないクズなのでしょう。
これでエレコムとはおさらばです。ま、2千ウン百円、安くもない授業料でした。やっぱしごつくても、DT100の付属キーボードを使うのみです。
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この項、長くなりすぎたんで、「スマホを買わんの記 −わがモーバイルPC格闘史20年」のはじめ、→「1」へ