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PGP6.0.2i for Mac OS
テキストの暗号化と解読(1)

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 ここではキーペア作成直後を想定し、自分のキーでテキストの暗号化と解読をしてみましょう。

 いくつか方法がありますが、初めにクリップボードを経由しての方法を説明します。まずエディター等で暗号化したいテキストを作成し、クリップボードにコピーします。

図 PGPアイコンのプルダウンメニュー

 次にFinderのPGPメニューから【PGPtools】を選択するとPGPtoolsアプリケーションが立ち上がり、PGPtoolsのウィンドウが表示されます。

図 PGPtoolsのウィンドウ

 左から二番目の【Encrypt】のアイコンをクリックするか、【File】メニューから【Encrypt】を選択するとダイアログボックスが表示されます。

図 ダイアログボックス

 ダイアログボックスの【Use Clipboard】をクリックします。

図 受取人のダイアログボックス

 暗号化する場合は受取人のパブリックキーを使いますが、ここでは自分のパブリックキーで暗号化しますので、上の【User】の中から自分のキーを下の【Recipients】にドラッグします。

 【OK】をクリックします。

図 プログレスバー

 PGPtoolsはプログレスバーを表示し作業を開始します。作業が終了したらFinder等で【編集】メニューから【クリップボード表示】を選択しクリップボードを表示させてみましょう。

図 暗号化されたクリップボードの表示

 このように暗号化されていると思います。これをメールの送信文にペーストすれば暗号化されたテキストをメールで送信する事が出来ます。

 次はこのクリップボードの暗号文を解読してみましょう。先程のPGPtoolsのウィンドウの右から三番目の【Decrypt/Verify】のアイコンをクリックするか、【File】メニューから【Decrypt/Verify】を選択するとダイアログボックスが表示されます。

図 ダイアログボックス

 ここでもクリップボード上の暗号文を解読するわけですから、【Use Clipboard】をクリックします。パスフレーズを入力するダイアログボックスが表示されます。

図 パスフレーズ・ダイアログボックス

 PGPは、暗号化に使ったパブリックキーに対応するパスフレーズの入力を求めてきますので、キーペアの作成時に登録したパスフレーズを大文字と小文字等を間違えず入力して下さい。この時、周囲に人がいなければ【Hide Typing】のチェックを外し、入力中のパスフレーズを確認出来ます。

 入力が済んだら、【OK】をクリックします。プログレスバーが表示され作業が終了したら、またFinder等の【編集】メニューからクリップボードを表示させてみましょう。解読されたテキストが表示されるはずです。

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