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先月を 振り返って |
とうとう入館者数20000人を突破いたしました。毎週来てくださっている方、リンクをしてくださっている方、感謝感謝です。
<先月の本>
さて、先月の★★★★★は、2冊。1冊目は、「人狼城の恐怖」4部作。もちろんこの本は、1冊1冊を分離して評価することはできないので、4冊をまとめて★5つです。吃驚仰天のトリックは、もうよく考えたなあとしか言いようがありません。どちらかというとハードボイルドやホラー小説が多い昨今、こういう純粋にパズルを楽しむ作品、再び盛り返してきてくれるといいですね。
もう1冊は、ゴダードの「惜別の賦」。ゴダード作品はどの本もよいですが、この本はまた格別な面白さでした。今回は案外登場人物も少なくすっきりした感じなのですが、自分の知らなかった過去に悩む主人公は健在。主人公と共に、過去探索の旅をしてみてください。
その他では、「エイジ」、よかったです。最近何かと新聞を賑わせている中学生を主人公とする青春小説。なんとなく、中学生の頃考えていたことを思い出させる作品でした。
<先月の私>
先月は、映画を2本。1本は『フェイス』。FACEという強盗団が造幣所を襲うのですが、ふたを開けてみたら思ったよりも金額が少なかったことから仲間割れが起き・・・という話。哀しい終わりがよかったですね。
もう1本は試写会。『ウェディング・シンガー』というラブ・コメディです。わたしはそんなにラブ・コメディを好き好んで観ないのですが、これはおすすめ。かなり笑えます。田舎町のウェディングシンガーが、婚約者のいる娘を好きになりという話的には、超ありがちなものですが、こんなに笑える映画を観たのは、久しぶりです。本当は「好きな人と観に行くと、幸せになれる」というジンクスがあるらしいのですが、わたしは妹と見に行ったので(試写会を当てたのが妹だった)、御利益にあずかれそうにありません。でも、この映画を楽しんで観られるカップルなら、本当に幸せになれそうですね。皆さんは、行く人を選んで見に行きましょう(笑)。2月公開です。
この前、家ですごいことがありました。私の母が実は超能力者だったのです(^^)(冗談ですよ、念のため)。判明のきっかけは、ワインオープナーでした。お酒が好きでも、ワインを開けるのが大の苦手のうちの母。でもその時は、買って来たワインが飲みたくて、ワインオープナーを持ち出して開けようとしたんですね。なんとかうまくコルクに刺さったものの、これが引き出せない。コツさえつかめば簡単に抜けるのですが、何度も失敗している母は、思い切って引き抜けないので、なかなか上手くいかないのです。うんうんうなっているうちに、なんと金属製のワインオープナがぽっきり。取っ手の部分が外れたわけではないのです。なんと金属の部分の途中から折れてしまったのです。これには父も私も吃驚。普通折れないですよ、ワインオープナー。うちの母はユリ・ゲラーだったらしいです(^^)。でも、それを見ていて思ったのですが、スプーン曲げたり、折ったりする能力って、はっきり言って邪魔ですよね。何で超能力なんだろう。不思議。
さて、世間は入試本番ですね。受験生の皆さんは、本を読むのをじっと我慢して(?)、最後の追い込み、頑張ってください。