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先月を 振り返って |
<先月の本>
先月は、5週あったので、結構読みましたねー。17冊。あと13冊で、感想が300を超えます。今月中にカウンタも5000行くかなあ。嬉しいですね。よく立ち寄ってくださる皆様のおかげです。ありがとうございます。
先月の★★★★★は恩田陸さんの「光の帝国」。恩田さんの本は、麻弥さんにすすめられて読んだのですが、すっかりはまってしまいました。特にこの「光の帝国」は、短編ながら泣ける話、ほのぼのする話など盛りだくさんで、楽しめました。先月は本当に恩田月間でしたね。
あまり他の方の書評で見なかったのですが、「サファイアの書」は結構面白かったです。宗教論争をしつつ「サファイアの書」を探す3人の冒険にワクワクしました。
先月の注目作家は、グリーンリーフです。今更こんな大家に<注目>っていうのもなんですが、久々に正統派ハードボイルドを読みまして、結構はまっています。きっとしばらく週1冊ペースでタナーシリーズが現れるでしょう。
読んだ本とは関係ないのですが、ひとつ。私の職場の図書館は、結構古い本を買うのですが、この前整理した本の中に、1680年ドイツ刊行の本がありました。300年以上前に遠い国で作られた本が、めぐりめぐって自分の手元に来ているのに、ちょっと感動。黒くなった本の腹を見ながら、どんな人が触ったのかなあと、なでなでしてしまいました(^_^)。司書になってよかったなあ、と思える一瞬です。
<先月の私>
先月、とうとう迷っていたプレイステーションを買ってしまいました。その所為で、給料日前にかなり金欠状態に。おとなしくしてよう、と思ったのに、宮部さんの「理由」を買ってしまい、最終的には財布の中身が1000円札だけになってしまいました(T_T)。
給料日が来た、と思ったら今度は反動で大量に本を購入。積読がものすごく増えました。読んでから買えばいいのに、どうしても本屋に行って面白そうなのがあると、買ってしまうんですね。本当に読めるのかなー。今のところ未読リストに、グリーンリーフのシリーズ、エルロイの4部作、北村薫の覆面作家シリーズ、ディーヴァーの文庫本、などなどもう自分でも何冊あるかわからないほどですね^^;。佐々木譲の「ネプチューンの迷宮」に至っては、かなり長いこと積読されています。絶対に読みますので、しばしお待ちを。
それを消化しているうちに、「塗仏の宴」解決編が刊行されるでしょうか。
久しぶりに映画を見に行ってきました。映画って本当にいいものですね((c)水野晴郎)。先々週は、「ショーシャンクの空に」ですっかりファンになってしまった、ティム・ロビンズ主演の「Nothing to lose」。妻の浮気現場を見てしまった主人公が、キレて強盗になっちゃう話。かなり笑えるコメディです。
そして先週は、「ラスト・サマー」。こっちは正反対に目茶目茶怖いサスペンス物。これでもか、これでもかというほど驚かされました。高校生活最後の独立記念日パーティで楽しむ高校生4人。来年はそれぞれ別のところで、別の暮らしを始める予定。前途洋々の彼らが、ちょっとはめをはずして山道をBMWで飛ばしていたところに、人が!!!。これがばれたら、自分達の未来は目茶目茶になる。さあどうする。という話。ミステリーのような話なのかと思ったら、どちらかというとホラーぽかったです。あちこちで「ひえっ!」という声(?)があがってました(笑)。
今月も、新作封切り目白押しで、映画館通いが続きそうです。