2004年
3月
-March-
弥生
先月を
振り返って

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<先月の本>

先月読んだ本は12冊。結構読めた月というのは、大抵面白本がそろってる月です。これはイイ!と思ったのが桐野夏生『残虐記』は、改めて桐野夏生の才能と、その作品の醸し出す重さに敬服しました。今人間の暗い部分を書かせたら、この人の右に出る作家はいないのでは(言い過ぎ?)、と思っています。 また、ドタバタながらも真面目な社会派、日明恩『そして、警官は奔る』と、これでもか、ってくらい舞台装置から殺人事件の謎まで本格のセオリーとも言える篠田真由美『アベラシオン』の両極端な2作も傑作でした。要は私は社会派だろうが本格だろうが、面白ければどっちも好きなのですが、上記2作は特に私の趣味ともがっつりと合って、面白いと言える作品だったと思います。今思いましたが、これ全部女性作家ですね。 というわけで、女性作家が最近本当に元気。このところ結構立て続けに本を出している恩田陸『黄昏の百合の骨』の恩田陸ワールドにもどっぷりはまりましたし。『エロチカ』も女性2人の作品がよかったですね〜。来月の男性陣巻き返しに期待(^^)。

<先月の私>

先月はなんだか土日は2,3個用事をこなす日が続いて、ちょっと疲れ気味です。春競馬が始まって、それでなくても土日は見たいレースを書き込んでるのに、プラス何かをしようとしてる時点で間違ってるような気はするのですが・・・(当然出先で競馬中継が見られるところをチェックしてくのです(笑))。特に桜が咲き始めてからは、桜を求めてあっちこっち行ってました。せっかく行ったのだから、とついでに何かをしたり、食べたりしてたら、もともと体力無いのに、疲れるわな、という感じ。よく考えると4月も土日にすべて予定を入れてるんですよねえ。しかもそのうち2回は泊まりがけだ。平日は仕事があるので、ディフォルトで土日に割り振る家事もあるわけで。とりあえず今やりたいこと、やらねばならぬことを並べて、土日をその予定に割り振るのですが、そうするとどうしても1日に2,3の用事を済まさなければならないという悪循環に陥ってます。土曜日は月2回しか休みが無いので、「仕事」という予定もあるし・・・。

いや、でもまだ行けるぜ。こんなもんで参ってたら遊びが足らん。