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今更聞けない、あるいは聞く必要も無いと思い込んでいて、勘違いを何十年も引きずっていることってありませんか?特に私のような本読みは、本から知識を仕入れている(仕入れたつもりになってる)ことが多いので、実際に見てみると「え、そういうものだったの?」みたいなことって案外多いのです。先日書いた蚊取り線香の顛末も、そんな勘違いのひとつ。
この前、なぜか「ネコイラズ」の話になり、その勘違いが噴出したのでした。皆さんは「ネコイラズ」なるものを見たことがありますか?私は見たことも使ったこともないのですが、「ネコイラズ」という言葉は何かで読んで知ってはいたのです。しかしあれって「ネコが必要無い=殺鼠剤」だったんですね!実は私の中では「野良猫避け」だと思ってたんですよね。前に水戸に住んでたときも、今の団地もそうなのですが、野良猫ってどこにでもいて、かつ彼らにエサをやる猫好きな人っていますよね。でもネコが別に好きでない人にとっては、ノミを持ってこられたり、アレルギーの元になったり、ゴミ捨て場を荒らされたりと、結構迷惑なわけです。ウチなんて、夏場に窓を開けておいたらネコに侵入されたこともありましたし。なので、そんなときはネコイラズの出番!と思っていたんですよ。そもそも最近家で鼠を見るなんて珍しいので、そんなものが一般的に売られているとは思ってもみなかったのが本音なのですが・・・。
えーほんとにネズミ避けなの?というあらゆる意味で衝撃の事実。
でも確かにネコ避けなら「ネコイラン」にしたほうが正しいかも?
昨日、風呂掃除を決めるじゃんけんをした。私のほうが微妙に出したのが遅かった。しかし意図的に後出ししようとしたのではなく、私は出そうとしたチョキを形作るのに手間取っただけだった。トロい。トロすぎる。結果的にワンテンポ遅れた後出しになった・・・。
が、その時既に相方はグーを出していた。
ま、負けた・・・。こっそりパーにしてみたが、相方に冷たく無視されて、昨日の風呂掃除は私の当番になった。
チョキを作る練習しなくちゃ。そんな一日。
集英社から奥田英朗『真夜中のマーチ』。10億円強奪計画話だそうで、愉しみ。今日明日には出るのかな。相方が前々から「まだ本にならないのかよー」と言ってた逢坂剛『燃える震気楼』は15日刊行予定。小学館からは久々の大石直紀『テロリストが夢見た桜』。芥川賞受賞作家吉田修一『東京湾景』はラブストーリーだそうで、なんとなくそういうのが読みたかった私は入れてみました。服部まゆみ『レオナルドのユダ(仮)』は伸びて24日。同時に角川から刊行予定の山本弘『神は沈黙せず』も面白そう。下旬は双葉社が注目で、前にもbk1予約開始の情報は出しましたが恩田陸『クレオパトラの夢』、大倉崇裕『無法地帯』が刊行予定です。30日は新潮社から安東能明『強奪 箱根駅伝』 。これも初著者ですが、箱根駅伝を舞台にした事件のようで、あらすじが面白そう(箱根駅伝ってなんか見ちゃうし)ということで入れてみました。
我が家には蜘蛛が多い。この時期は元々多いらしいが、このところ週に2回は蜘蛛と格闘している。しかし蜘蛛はかなりすばしっこい。ジャンケンでチョキを出すのに手間取るようなトロい人間には、非常にやっかいな生き物だ。
そんなある日、駅近くの商店街で、恐ろしいものをみた。私の足の大きさくらいある蜘蛛だ。あの形状は明らかに蜘蛛だった。タランチュラのようなもっさりしたのではなく、どちらかというと細身、しかしガガンボのような儚さはない。心臓が止まるか、というくらいビックリしている私の前を、そいつはコツコツコツといった感じで横切っていった。
都会の中の巨大な蜘蛛。白昼夢だったのかもしれないと今でも思う。
昨日から実家のほうに行き、そしていつものように中山競馬場へ。相方の先輩が一口馬主をする馬の初出走ということで、みんなで観戦。今回はカメラ持参です。70-200mmの望遠ズームを持って行ったのですが、私の背丈ではレースを撮ると外ラチが思いっきり邪魔だったり、EOD10Dにつけると焦点距離が1.6倍で320mmとして使える望遠レンズでも足りないと思ったり。かつ、馬ってすごーく速いんですね。いや、もちろん毎週のようにテレビで見てますし、実際にレースも何度も見ているので速いのは知ってたんですけど、目の前を時速80KMとも言われる速度で通過するものを、望遠レンズを構えてちゃんとその枠の中に納めるって、ほとんど感覚的(視認できるようなものではない)ということがよくわかったのでした。見事に馬を捕らえた写真を撮ってる人ってすごいんだなと改めて感心。ただ、それだけにゲーム感覚ですごーく面白い。すごい望遠を持った人々って競馬場には沢山いますが、これはハマりそう。あんまり混んでるようなレースでは厳しそうですけどね。一番良い感じで撮れた写真はこれ。この後ダイワレキシントンは見事差しきって1着でした。
写真はパドックを回るメインレース勝利馬クーリンガーです。よく考えると常に動いているモノを撮るのも初めてで、歩く速度のパドックでさえ最初は苦労しました。いろいろ試行錯誤した結果、午後レースのほうが綺麗にピントが合うようになったのでした。
大学は夏休みもようやく終わって授業に入り始めたようです。今年もそろそろ学園祭の準備が始まっています。去年は無かった前夜祭も、今年は開催されるということ。出演歌手がそこそこ有名な人だったので、職場の中でもちょこっと話題になってました。私も妹(が見そうな人だったから)にメールを送ったりしてみたのですが、妹が発売3日後に「チケット取ってくれー」というメールを返してきたときには、既に完売してました。ふーん、そんなに人気なのか・・・。前に某歌手(紅白出場歴あり)が来たときは(その時は別の方から、チケット取ってくれと前もって言われていた)、もっと残ってた気もするんだけど・・・。
いよいよ秋も行楽シーズンですね。
予定通り昨日は健康診断。今年から25歳以上の血液検査が何故か必須項目になりました(そのせいで昨日は朝ご飯を食べられなかった)。ふらふらになりながらホケカンに行ったのです。そしたら単なる血液検査の割に、検査項目が多いのか、4本も取られましたよ<血液。なんでも医学部で試料か何かに使うから、余った血液は寄付してくれという文書が入ってたのですが、その前に採りすぎだって>ホケカン。
採血を待って並んでいるとき、3人前に後輩Cがいたのです。彼女の順番が回ってきたのですが、静脈が見づらいのか、それとも看護婦さんが下手なのか、なかなか終わりません。そうしている間に、私の前の2人は別の看護婦さんの前で採血が始まりました。後輩Cはまだ終わりません。そうこうしているうちに、別の看護婦さんのところが終わって空きました。お、私はこっちに行くぜ、と思って立ち上がったところ、後輩C担当の看護婦さんが割り込んだのです。
「この方ちょっとお願いしていいですか、静脈が見づらくて・・・」
その時彼女の両腕の内側は、どちらもガーゼが貼られて無惨な姿になっていました。かわいそうに、彼女は別の看護婦さんのところでさらに採血にトライされています。え。じゃあ次の私は・・・
「それじゃ、次の方どうぞ」
がびーん!アンタがやるの?!そうです、後輩Cを別の人に渡したことで、後輩C担当だったヘタクソ看護婦が私にほほえんでいます。「いやだよー」と内心(顔には思いっきり表して)思いながら、彼女の前に座りました。しかしその前の騒動で緊張または興奮していたのか、いつもになく血流が良く、ヘタクソ看護婦でも一発で注射針が入ってすんなり終わりました。後輩Cはその時もまだ注射針を刺されてました。
その日採血をした人は担当に3人いたのですが、私以外は2人とも両腕に止血テープを貼っていました。1回で入った私でさえ、見事に注射針の跡がついています。止血テープを剥がしながら、こんなところに注射針の跡が何個もあったら、まるでジャンキー集団のようだと、それぞれの不幸を哀れんだのでした。
そんなこんなで採血ブースは大行列。大学職員の健康診断は、身長・体重・血圧・レントゲンという一般的な項目以外は、毎年のように検査が変わるのです。2年前は体脂肪率というのがありましたが、2回で無くなりました。血液検査も来年は無いかもしれない、と思ってます。
今日は二十四節気の寒露だそう。確かにコオロギの声はパタリとやみ、相方は冬の布団を出してかぶってます。特に朝晩の冷えが厳しくなってきました。
秋になったなーと思うのは、日の入りが早くなったこと。もう18時には真っ暗ですよね。そしてこの時期つらいのは、太陽の位置が低くなってきて、職場の古いボロボロブラインドの隙間から、太陽が差し込んでくることです。
最近の液晶ディスプレイは、多少の反射で見えなくなったりはしませんが、それにしても光が当たるのはまぶしいのです。しかもその部分だけ炙られているような熱さがあります。
というわけで、このところ2時過ぎになってくると、ブラインドをあーでもないこーでもないと動かして、なんとか光が通らないように努力しているのでした。
ブラインド嫌い。
どうも脚がすかすかする。昨日仕事をしながら、違和感を感じていました。なんか寒い。しかも今日はなんとなくお腹が痛い。朝食べた賞味期限切れのパンか牛乳が悪かったか、そんなことも思っていました。久々に職場のキャビネットからひざ掛けなんかを出して掛けてみました。しかし、午前中も終わり近くになって、その違和感の正体に気づいたのです。
あ、今日は1ヶ月ぶりくらいにスカート穿いてたんだった。
そうです、このところすっかりその楽さに慣れてしまって、パンツ派になっていた片桐。春夏と買い足したのは全てパンツで、そこそこ数もそろったので、毎日着まわしても平気になっていました。しかし季節めぐって冬物を出してみたら、去年の冬はスカート派だったようで、スカートばっかり出てくるんです。そろそろ手持ちのパンツも無くなって、仕方なくその中の1枚を穿いたのですが、スカートってこんなにスカスカするものだったとは。
女の子って大変だ。
総選挙ですね。実は結婚して初めての総選挙なのですが、自分の住んでる選挙区の衆議院議員が誰なのか知らなかったので、ちょっと確認。少子化対策に興味のある人のようです。私も興味あるので、気が合いそうです。私の持論は、出産から義務教育までの子育て費用の一部を、国が国民年金を中心とする資金で払うべきじゃないかということです。同じ県の複数の区にいる政治家のような有名人ではないですが、がんばって欲しいものです。
総選挙を受けて、新聞も政治面はもっぱらその話題。今更ですが、昨日の日経に載っていた小泉さんと菅さんの写真を見て、なんとなく日本は変わったなという実感を得た気がしました。この2人には、「恰幅がよく、バーコードハゲで、心臓に毛が生えてそうなふてぶてしさの漂う政界のドン」(超偏見)、という「ステレオタイプの政治家」的印象がないのです。年齢の割に背が高い。両方とも東大出身ではない。首相は離婚してて独身だし、菅さんは理工系。首相が61、菅さんが57。首相は少しはずれますが、菅さんは団塊の世代です。恐らく政界としては異色の人なのではないでしょうか。変化というのは、見えないところから徐々に表に現れるものなのでしょうけれども、それが具現化したのが彼らかもしれない、とちょっと思ったのでした。
願わくば、変化した世界が、我々平均的市民に優しいものであることを。
今日は朝から東京競馬場へ行ってきました。本日のメインレースは、GIIの毎日王冠です。朝方降っていた雨も、開門時間までにはほぼ止んで、開門を待つ人は府中本町方面の歩道橋まで延びていました。「開門ダッシュ」というのは恒例行事だそうですが、開門と同時に、大荷物(=カメラ)を持った人々が、一斉にゴール板前に向かってダッシュするのは壮観です。一方で、賭け事中心の人たちは、ゴール板に近いスタンド一般席を確保しようと階段を駆け上がります(上のほうが投票所が近く、かつ見やすい)。こんなに真剣に走ることって、他にあるでしょうか。馬もびっくりです。駆けっこ大嫌いな私は、とりあえず邪魔にならないように、でも早足でゴール過ぎの最前列を確保しました。
1日撮ってたらさすがに慣れて、返し馬で走ってくる馬を撮るのは少しましになってきました。写真は毎日王冠に勝ったバランスオブゲームと田中勝春騎手です。クリックすると拡大します。しかもレコード勝ちでした。私が(というかみんなが?)かなりの「夢」と「希望」を込めて応援していたファインモーションは、返し馬のときからちょっとカリカリしてるなーと思っていたら、案の定飛び出してしまって、坂でピタリと足が止まってしまいました。うーん、クイーンSのときは「やっぱり強いな、この馬」と思ってたのに。唯一の牝馬で57kgを背負ってなのに、単勝1.4倍の一番人気。これで勝ててたら「次は天皇賞だ!」と言えたのに、残念ながら天皇賞(秋)出走は無くなりました。それに今のままでは牡馬と大舞台でやっても厳しいかな、という気がします。脚が速いのは恐がりだからなのかも。現在天皇賞で最も注目されているのは、天才リーディングジョッキー武豊の騎乗馬が何になるかということです。
当然ファインモーション(鞍上は武豊騎手)の返し馬も狙ってました。しかし完璧!と思われた1ショットは、微妙に鼻が欠けてしまった。。。悲しい。外ラチ沿いを高速に進まれると、トロい私はシャッターチャンスを逃しがちなのですが、適当に切った1枚に、お尻と尻尾しか写ってなかったのがありました(笑)。こちらです。別の意味で味のある写真になりました。
今日は疲れちゃったので、更新は明日。
昨日の日記にも書いたように、昨日大粒の雨が降っていたのですが、それは10月では記録的な豪雨だったとか。確かに台風みたいな風が吹いてましたし。へー。でも天気の回復は異常に早く、3時過ぎには晴れ間が見えてきたので、慌てて買い物に行ったら、自転車のサドルが雨で濡れていて気持ち悪かったとさ。
そんな昨日、田舎から新米コシヒカリの玄米が送られてきました。今まで実家を経由して、精米してから送られてきたのですが、送料が勿体ないし、実家には今両親がいないので、思うように送れないということで、こっちに直接送られてきたのです。精米器を買うか、近くのJAに精米器が無いか聞いてみるか、あるいは一升瓶で精米するか(ウソ)、今思案中です。
思案をしながらネットを巡回してて、中橋さんの日記(お引っ越しおめでとうございます!)を読んで、今更ながら本棚が溢れてることを思い出しました。新しいレンズのカタログ見る前に、本棚買わなくちゃ>自分。
物入りな秋でございます。