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昨日、『サブリース訴訟』という本が来たのです。皆さんサブリースって何かご存知ですか?私は全く知らなくて、分類するために中身を見てみたのです。すると、ここでいうサブリースとは、ビルやマンションなどを不動産業者(サブリース業者)に一括して貸し付け、相当の家賃保証を得ることだそう。サブリース業者は、そうした物件を店子に転貸し、家賃を手に入れるのです。当然オーナーへの家賃補償額が、店子からの家賃収入よりも大きい場合は損になるし、逆の場合は得になるわけですが、バブルがはじけて、この仕組みがうまくいかなくなってしまい訴訟沙汰になっているそうです。ようやくそこまで理解して、ふと思ったのです。
だったらサブリースなんて言わずに素直に又貸しって言えよ。
私の苦労は何だったんだ。
ちなみにサブリースって日本語の造語じゃなくて、「又貸し」という意味の英語だそう。「又貸し」という悪印象を持つ言葉を避け、「サブリース」というと妙に洗練された印象(だけで、実は同じ意味)の言葉を使うことで物事をあいまいにして、本質を見えなくしようとする気持ちが見え隠れして嫌な感じ。
先日横文字批判の話を書きましたが、やっぱりわざわざカタカナにする必要のないカタカナ言葉って増えてますね。
昨日は韓国戦。素人目に見ても守って守って守って・・・なんとかロスタイムに取った1点って感じだったので、いまいち勝ったという実感が沸かなかったのですが、勝っちゃいました。
昼休み後輩Bと言ってたんですけど、ジーコって本名じゃないんですよね。ネットで検索したところ、アルトゥール・アントゥネス・コインブラが本名だそう(言いにくい)。でもどこもかしこもジーコ監督って言ってますね。NHKでさえジーコ監督って言ってる。多分コインブラ監督なんて言ったって、誰もわからないですよね。それに、日本的にコインブラって発音すると、ジーコっぽくない。。。
でも、コインブラ監督密かに希望(笑)。誰か流行らせて。
今週ももう終わり。来週は1日休みがあるので、そろそろゴールデンウィークな雰囲気です。
このところ、いろいろと事情もあって闘病記・看病記の書誌を大量に作っています。ちょっと気が滅入ります。こういうのって、ターゲットはどういう人なんでしょう。肝臓ガンの人が肝臓ガンの闘病記を読むと「俺もがんばろー」という気になったりするのでしょうか。ピーコみたいな有名人の闘病記?だと別の読者もいそうですけど、一般人の闘病記(本なんか1冊も書いたことのない人のも多い)の読者はどうも見えません。案の定というか、この本の山は某所からの寄贈なのですが、10年前の本でも綺麗なまま。それに目録を取るときはよく見るけど、本屋では見たこと無い本トップ10に入るかもしれない。病院の書店とかでは多めに配本されてたりするのかな。闘病記を読もうと思う方、情報求む。
また間があきましたが、新刊案内。新堂冬樹『カリスマ』が新書化。黒田研二『クレイジー・クレイマー』、北森鴻『桜宵』が出ていました。『桜宵』を読む前に『花の下にて春死なむ』を読まなくちゃいけないかな。新刊情報ですが、25日に講談社から鈴木光司の新刊(メフィスト連載されていたもの)が出るようです。小路幸也『空を見上げる古い歌を口ずさむ PULP-TOWN FICTION』も最終的に25日頃になった模様。
闘病記について、結構反応がありました。同じような意見としては、「初めての病気で不安なので、参考にした」というもの。なるほど、同じような経験をしている人に聞いてみるというのは、相談の基本ですよね。そうか、元気を出すというより参考資料としてみるのかぁ。私がなにかって言うとすぐググるのと同じですね。
結構参考になったということなので、闘病記というジャンルは、病院においてはかなり需要の見込める書籍なのかもしれません。こうしてあまりにいろいろ見ていると、はっきり言って自己満足にしか思えないモノも多々あるのですが、それでも人様の役に立つのなら、意味のあるものなのかもしれませんね。逆に人の生死に関わることでもあるし、体質によって全く違うということもありうる話でもあるので、あまりに無責任に出版するのもどうなのか、っていうジャンルでもあるのかもしれません。
私は子どもの頃は病弱だったのですが(入院経験もある)、今は多少の毒を食わせても死なないんじゃないかとか、神経がパイプでできているんじゃないかと言われるほど丈夫になっちまったので、いまいちその辺りの気が回らないのでした。
反応してくださった方、ありがとうございました。
そう言えば今月から「動物のお医者さん」がドラマでやるんだ、と先週の頭に思い出した片桐。3月に「動物のお医者さん」ドラマ化の話題で盛り上がった後輩Bに、「いつからだったっけ?」と聞いてみました。「木曜日ですよー。21時から」。お、よかった、見逃してなかった。木曜21時。覚えておこう。とその時は頭に刻み込んだつもりだったのです。
が、金曜日。朝いつものようにWeb巡回をしていると、「チョビがかわいかったー」という感想がちらほら。あ!
がーん!見忘れた・・・。
そもそも連続ドラマをまともに最終回まで見たのは「東京ラブストーリー」が最後。ドラマどころか、テレビ自体を能動的に見なくなって早10年。仕事から帰ってきて、家で「今日は何曜日か」なんて意識することは絶対にないので(*1)、今日のテレビは何時から何なんていうのも一切覚えてません。たまたまごはんを食べる時間にチャンネルを適当に回して、「あ、今日はこの番組の日だったか」(でもそこで何曜日かということは意識しない)と思うのです。そんな生活を10年も続けていたら、「木曜日だから21時から動物のお医者さん」なんて思い出すことができなかったのです。
案の定初回から見逃した・・・と後輩Bに報告すると、近くの人から「すぐ再放送するらしいですよ」という情報が。なんと最近はテレビで放送しながら再放送をするようなのです。まるでNHK大河ドラマです。よほどソフト不足なんでしょうか。
私は喜び勇んでテレビ欄を確認。土曜日の10時45分からというのをチェックして、その場でGコード予約しました。買ったビデオ、初めてまともに使いましたよ>お義母さん。よかった、ビデオがあって。
というわけで昨日さっそく見たのですが、どの人も漫画そっくりな雰囲気になってますね(笑)。チョビとかミケとかうまい(?)かも。出演者発表のときから後輩Bと爆笑してた江守徹@漆原教授と、岸田今日子@西根タカがさすが、というか最高。ハムテルと二階堂役の大根ぶりがちょっと気になりますけど、次回も覚えてたら見よう。。。
何度か話題にした、隣の席に来ていた中国からの留学生、先々週辺りで大学への登校は終わりで、しばらく日本にいるとは言ってたのですが、もう帰ったはずなんですよ。21日に北京で図書館大会があるから出席すると言ってたし。北京は香港と比べてSARSの被害も低いと彼女も言ってたので、多分帰国していると思うのです。
が、昨日の発表で事態は一変。実は北京のほうがやばい?なんなの中国。Jさんは大丈夫なのか?ドイツにいる息子さんが心配して「必ず日本で医療用マスクを買って帰るように」というメールをしてきたというから(それで、マスクってどこで売ってるのかと聞かれた話はちょっと前に書きました)、おそらく息子さんは政府の隠匿体質を懸念していたのでしょう。
心配です。
心配してるこっちも他人事じゃなさそうですけど。
今Webをぐるぐる回っていて見つけたことがあったので、追記。政宗九さんのサイトによると、業界紙「新文化」にこのサイトが載っているらしいです。知らなかった・・・。新文化のヘッドラインに行ってみると、確かに私のページの名前が書いてある。。こういうのってあらかじめ掲載許可が来たりするので、気づかないうちに載ることって無いと思っていたのですが、そうでもないのですね。出勤したら新聞室で見よう。。。
伊坂幸太郎『重力ピエロ』が出てました。
世の中は明日の六本木ヒルズのオープンで沸いているようですが、わたくしまだカレッタ汐留にも行ってないですよ。
昨日は2年ぶりぐらいに歯医者行ってきました。定期検診(と言っても半年前)で歯石がたまってるから、と言われてたので、ようやく行くことにしたのです。しかしこれだけ歯石がついていても虫歯無し。もともと歯自体は丈夫なので、余計に歯医者に行くのが面倒で行かないんですよね。一方相方は歯医者さんとお友達。1年前に始めた治療をまだ続けています。あちこち虫歯になっている上に、虫歯が表面に出てきたときにはもう遅く、中は空っぽってくらい食われてしまっているそうなのです。
歯磨きはどう考えても相方のほうが丁寧。私は何でもおおざっぱ。なのに結果は逆の現象。相方の家族をみると、弟妹もそうみたいなので、おそらく遺伝なのでしょう。そういうのって、どの遺伝子が関係してるのかしら。虫歯って不思議。