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春キャベツのおいしそうなのが出ていたので、先日1個買ったのです。しかし2人で食べるには大きかった。先週は野菜炒め、ロールキャベツ、トンカツとカキフライの付け合せ(そしたら翌日の入試監督者用の昼食メニューがトンカツだったというおまけつき。)にしましたが、まだ残っている。そこで昨日は餃子にすることにしました。本当は白菜を入れるものですが、もしかしたらキャベツのほうが私は好きかも。
というわけで、50個分の餃子の皮を買ってきたのです。2人ならそれだけあれば足りるだろうと。まあ余ったら日曜日の昼にも食べようと。ところが・・・
足りなかった・・・
次はもう少し多めに。
ようやく『観覧車』を手に入れました。そして実業之日本社から北川歩実『虚ろな感覚』、徳間ノベルスから馳星周『古惑仔(チンピラ)』が出てました。
監督:崔洋一
出演:山崎努, 香川照之, 田口トモロヲ, 松重豊, 村松利史ほか
配給:ザナドゥー 2002年/日本映画/カラー/1時間33分戦争マニアの花輪は、銃砲刀剣類等不法所持、火薬類取締法違反で懲役3年の実刑判決を受け、日高刑務所に収監されていた。しかし花輪を待っていたのは、3度3度忘れずに出る食事、ゆったりと流れる時間。ちょっと厳しいけど、思ってたのとは全く違う刑務所ライフを満喫していた。
全体的にどこかで見た風景だなあと思ったのですが、途中「いただきます!」で気づきましたよ。小学校ですよ、小学校。全くおんなじ。軍隊式行進、先生には絶対服従、何かあったら手をあげなさい。小学校って刑務所だったんだ、とちょっと思ったりもしました。
刑務所って本当にこんな感じなのかしら。なんだか雨露をしのげる屋根もなく、毎日のご飯にも苦労している公園のホームレスのほうがよっぽど地獄な気がします。しかも彼ら、われわれが納めた税金で生活してるんですよ。保険料は上がる、給料は下がる、借金は増えるばかりの世の中で、刑務所っていう制度、すごいですね。規律は一挙手一投足まで決められていて厳しいですが、受刑者は刑に服しているのですからともかく、その世界で一生仕事をしなくちゃいけない刑務官のほうが大変かもしれない。
映画としては、あまり起伏が無いものなのですが、山崎努の好演に助けられている感じ。あちこちにちりばめられた小ネタが笑えました。映画館で見なくてもいいかもしれませんが、一見の価値はあるかも?
なんだか最近カタカナ語批判が激しいですね。元は昨年末に発表された国立国語研究所の「外来語」言い換え案だと思うのですが、先日ニュースの特集でもやってましたし、昨日はNHKのクローズアップ現代でも取り上げられてました。既に題名からクローズアップな番組がそれを言っちゃあおしめえよ、っていうのはさておき。
実際、既に定着してしまって逆に日本語に直すと別の印象を与えてしまうものもあると思います。子供のころテストに「次の外来語を日本語に直しなさい」とい問題が出て、その中に「テレビ」っていうのがあったんですよ。誰かが「箱型受像機」って書いて笑われてたのを覚えてるのですが、テレビって日本語に訳すと何ですか?そもそも外国語そのままならtelevisionであって、テレビは日本語ですよね。それに、無意識にカタカナ語を使ってしまうことも多いです。私はもともとカタカナが読めない人間で(それで世界史と地理を高1のときにやめた)、「ハンガー」を「衣紋掛け」(*1)、「フローリング」を「板張り」と言って笑われた過去を持っています。なので、難しいカタカナ語ってパソコン用語以外使ってないと思うのですが、それでも今月の日記を見返すと、娯楽小説(大衆小説に近い?)の意で使うエンターテイメントとか、苦情の意のクレーム、分析家のアナリストなんかを使ってますね。
でも、確かに最近意味不明なカタカナ語が氾濫しているとは思うのです。私の中では「インフォームド・コンセント」辺りから怪しくなってるのではないかと思うのですが、一番その影響を受けてると思うのが映画。『ロード・オブ・ザ・リング』なんて、昔から『指輪物語』って言われてるんだから、そう言えばいいじゃんって思いますよね(思わない?)。前にここに書いたディカプリオ主演の映画"Catch me if you can"も、邦題まで「キャッチ・ミー・イフ・ユーキャン」になったそうです。「捕まれられるものなら捕まえてみ」っていうニュアンス(あ!外来語!)でしょうけど、そういうのを全然違うけど、覚えやすくて(これ重要。私は覚えられないから)内容がわかりやすい邦題にするのがプロ(あ!外来語!)の技ってもんでしょう。
ここで面白い話。先日、図書館に企業のキャッチフレーズの好感度などを調査した報告書が来たんですね。好感度トップ10には外国語の入ったメッセージは1つしかなく、逆にワースト10はすべて外国語だったのです。もちろんそれ以外にもいろいろな要素はあるとは思いますが、「外来語はかっこよくて受ける」というのは実はウソなのかも。言われてみると、たとえば「リスペクトする」って言い方、私は好きじゃないんですよ。「尊敬する」って言えばいいじゃんって思うのです。英語の"respect"には、日本語の「尊敬」と微妙に違うニュアンスが含まれてるのかもしれませんが、でも必要のないところでカタカナ発音の(しかも「する」という日本語をつけた)外国語を言われると、背筋ゾゾって感じがするのです。今googleで「リスペクトする」を検索してみたらなんと3450件のヒット。誰でしたっけ、最初に言ったの?
とか言いつつ、このホームページもタイトルが英語だったりするんですけど。
宮部みゆき『ドリームバスター2』の予約がbk1で開始 されたようです。『ブレイブ・ストーリー』上
下
も出るし、来月は宮部月間ですね。角川書店では『ブレイブ・ストーリー』公式サイトもできています。あれ、3月5日発売になってる・・・。愛蔵版は予価が5800円(税別)に下がってますね。こちらは公称3月27日発売。
とうとう今年も花粉が本格化。おととい突然調子が悪くなって「うぉーいよいよ春だ」と思いました。1年で最も嫌な季節です。さっそくマスクを購入せねば、と思ってコンビニに行くと、既にいろいろ並んでいます。今年はちょっと高級なやつを買おうと思って選んだのが写真のポケットフィルターマスク(マイナスイオンフィルター付)というやつです。ワイヤーが入っていて鼻にぴったりフィットする形状というばかりでなく、マスクにポケットがついていて、そこに付属のマイナスイオンフィルターを入れられるというすぐれもの。さっそく夜マイナスイオンを吸い込んで、快眠を手に入れようとつけてみると、それはあのヴィックスヴェポラップのようなスースーする匂い。
まあ確かに鼻のとおりはよくなったし、マスクをしていれば口を開けて寝ててものどをやられないし。やっぱりマスクってすぐれもの。
でもさすがに夜中ずっとマスクをしていると、ちょっと苦しいようです。朝起きると、いつもマスクがどこかへとおさらばしているのでした。
集英社文庫が出てました。逢坂剛『水中眼鏡の女』、今野敏『山嵐』、牧野修『忌まわしい匣』、志水辰夫『あした蜉蝣の旅』が刊行。『あした〜』は新潮文庫の再刊です。
keiba@niftyに、NetPOG(*1)いうというサービスがあります。私はそれに「コレデイイノダ」という馬を登録しています。ちなみに「オジャマシマス」「オモシロイ」など馬に奇抜な名前をつける某有名馬主の馬ではありません。
名前は変でも私が適当に登録した10頭の馬(*2)の中ではマッキーマックスに次ぐ稼ぎ頭。しかしまだ1度も勝っていません。前々走で3着、前走で2着に来ましたが(*3)、まだ未勝利。調子は上がってきていると見ているのか、今日は中2週で京都の2レースに出ます。こんどこそあの絶叫系アナウンサーに
各馬4コーナーを回って直線に入りました・・・コレデイイノダ先頭に出た!コレデイイノダ、コレデイイノダ、コレデイイノダ〜!
と言ってもらいたい・・・(ただそれだけ。京都の2レース東京じゃ買えないんだもん。)。きっと名前をつけた馬主もそれを期待してるに違いない。
恩田陸『上と外』がハードカバーになって再刊。おそらく出るだろうと思ってましたけど、本当に出しましたね>幻冬舎。商売上手なんだからもう。
2000年2月18日。私は携帯を今の端末に機種変更したのでした。それから2年が経ち、カメラもついてないのに分厚い私の携帯は、電池の持ちも悪くなり「買い替え時だよー」と自己主張しはじめていました。
J-PHONE関東では、機種変から2年以上経つと端末の値段が一気に安くなります。逆に2年以上なら何年使っていても値下がりすることはありません。いよいよ2年が経過する2月18日、私はJ-PHONEショップに向かいました。
しかし!
お持ちのNと同じシリーズの最新機種はピンクしか残ってません。
だの
新しいのは5人待ちで入荷時期不明です
だの、やる気あるのか!>J-PHONEという状態。別に急いでいるわけじゃないし、せっかくだから欲しいのにしよーと思ってT-08を予約したのですが・・・。
あれから1週間。まだ音沙汰なし。
いつ入荷するか教えてください>誰か。ちなみに別のショップで聞いても同じ状況でした。本当に売る気あるのか>東芝。
乃南アサ『あなた』が出てました。分厚くて楽しみ。C NOVELSから北村薫『覆面作家の夢の家』が再刊。
昨日、電車の中で本を読んでいたのです。乗換駅まで数駅でしたが、私は既に完全に本の中の世界。徐々に現実感覚が希薄になっていました。
ふっと「私、何してたんだっけ?」と我に返る(まさに我に返るという言葉がこれほどふさわしい状況はなかった)と、そこは乗換駅をはるかに過ぎた駅。え、えーーー!?
嫌な汗をかいた私は、すばやく計算して、別ルートで職場へと向かったのでした。時間的には大して違いはなかったのですが、そのショックは1日分の体力を使い果たしたのでした。
その状況を相方にメール。「今日乗り過ごしちゃったよ」と状況を説明すると、
ネタとしては27点。
落第ですか?
ディーヴァー『シャロウ・グレイブズ』、貴志祐介『クリムゾンの迷宮 ノベルス版』、検屍官シリーズから作られたレシピ集『パトリシア・コーンウェルの食卓』が出ていました。