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All about Japanの洋菓子サイトに、アイスクリームの作り方が出ていたのですが、この程度の材料でかつ、こんなに簡単に出来るのか、それなら1万以上するアイスクリームメーカーなんて買う必要ないじゃん、と思い、チェックしていたのです。おととい、さっそくそのアイスクリームを作ってみました。
さすがにバニラビーンズだけは、近くのスーパーでは売ってなくて、とりあえず試しだからと冷蔵庫に入っていたバニラエッセンスで代用。作りながら思ったのです。これって何かの作り方に似てないか?バニラビーンズと、牛乳、卵、砂糖に生クリーム・・・
カスタードクリームだ・・・
確かカスタードクリームも最後に冷やしながらまぜまぜして、どろりとさせる、という工程があったように思うのですが、それを冷やしすぎたやつが、バニラアイスだったのですね!(<多分違う)
冷凍庫に仕込むまでは材料を計るところからやっても30分程度なのですが、冷凍庫に入れたところで、国語的な問題が浮上しました。
9. 冷凍庫で4時間ほど冷やし、ハンドミキサ ーで混ぜあわせ、再び冷凍庫でひやす。
10. 9を2回くり返し、器に入れて冷凍庫で冷やしかためる。
この2回繰り返しっていうのは、9+10(9x2)なのか、それとも単純に9→9なのでしょうか。つまり9を3回やるのか、2回でいいのか。
よく考えると4時間冷やす→混ぜる→4時間冷やす→混ぜるのあとに、さらに4時間冷やすという工程が入ると、12時間後、つまり真夜中にわざわざアイスを混ぜなければならないということに気づいて愕然。まあいいや、これは、単純に9を2回、つまり後者であると強引に判断し、2回混ぜたところでタッパに移して本格冷却したのでした。昨日食べたのですが、少々シャーベットちっくなところはご愛嬌にしても、なかなかおいしかったです。もしかすると9を3回やるのが正しいのかもしれませんが、2回でも大丈夫。バニラの代わりにラム酒とレーズンを入れたり、抹茶を溶かしたりしたりすれば別の味にもできそうですね。ワインとか、ウィスキーとか(なら家に沢山あるから)の変り種を入れれば、即席「北のアイスクリーム屋さん」になれるかも(笑)
皆さんも暑くて外に出たくない、だけどアイスが食べたいというときにどうぞ。
大倉崇裕『ツール&ストール』
昨日たまたま本屋で見つけて購入。円谷夏樹名義で小説推理新人賞を受賞した「ツール&ストール」を含む連作短編集です。楽しみ。
あまりの暑さに、思わず寝室にもクーラーを買おうかと、ひとしきりネットで探してしまいました。6畳用なら、5万くらいから8万くらいみたいですね。取り付けに1万くらいかなぁ。帰りに近所の商店街の電気屋をいくつか覗いてみたのですが、本体価格は大体ネットと同じ。メーカーがついた個人商店らしく、「即日取り付けOK」の代わりに、パイプなどの材料費と取り付け工事で2万円ですって。ビックカメラだと9800円だった気がするので、ちょっと高めな感じ・・・。
ふーん、と思って家に帰ってきて天気予報を見ると、「今日はこの夏一番の暑さを記録しました」というお決まりのセリフ。毎日この夏一番の暑さを記録してる上に、暑いのは35度でも37度でも同じなんだから、言うなよ、と思っている人は全国に5000万人くらいいるに違いありません。しかし昨日はその後のセリフが違いました。「しかし、この暑さも今日がピークで、明日からは30度前後になるでしょう」
おー!!!
早まって買わなくて良かった。その分パソコンに回すことに決定。変なケース探索中。。。。
再来年から紙幣のデザインが一新されて、福澤諭吉(1万円・デザイン変更)、樋口一葉(5千円)、野口英世(千円)になるとか。突然変わることにも吃驚しましたが、それよりも「紙幣の一新は20年ぶり」というほうに驚愕。そ、そんなになりますか。もう20年ですか。前の紙幣が変わったとき、覚えてるんですけど・・・(T_T)。
あまりに驚いたので付けたし。
予報どおり、久々に熱帯夜から解放されました。ただ、その前の雷雨は物凄かったですけれども・・・。
というわけで、今日はもう気温の話はなしで、昨日ちょこっと書いた紙幣のお話。結構あちこちでトップ記事になっていたから、やはり全国的に驚いた、っていう話なんですよね。なんで今さらと思ったら、「ニセ札防止」と「経済波及効果」だそう。ふーん。でも何故樋口一葉と野口英世なんでしょうね。政治的な匂いのしない、有名な人というので樋口一葉と野口英世?うーん。不思議。というか、フラン札で星の王子様とかあるじゃないですか。あのフラン札って、フランスに旅行に行った人の多くが「記念に両替せずに持って帰ってきた」って言うんですよね。日本も、何も人じゃなくてもドラえもんとか、サザエさんでもいいんでは、と思ったり。1000円がドラえもんで、5000円がサザエさん。
ただドラえもんもサザエさんも、のっぺりしてて、偽造しやすいのが問題。だったらドラえもんだけじゃなくて、ドラえもんズも一緒に描いたり、サザエさんもサザエさん一家にしたらいいかも。よーく紙幣を見ると「ドラえもんの隣はドラリーニョじゃない!」とか、「サザエさんの隣にいるのは、フネお母さんのはずだ!」とか、結構複雑になるかも?
また新紙幣が出ると、券売機で使えなくて困ったりするんだろうなあ。
幻冬舎文庫が出てました。話題作『バトルロワイヤル』(上下分冊)と、恩田陸『月の裏側』が文庫落ち。
大体パソコンのパーツチェックは終わり。今度の休みに買いに行こう。と思っている今日この頃。家電に関しては、最近はポイントのつく量販店や、すぐ持ってきてくれる近くの家電屋でも十分なのですが、やはりパーツに関しては秋葉原なんですよね。
しばらく週休2日だったのが、久々に2週連続で土曜勤務だったのと、熱帯夜続きだったので、今日は昼寝の日(笑)。GIIIもあるので、WINDSに行こうかと言ってたのですが、駅から遠いWINDSまで歩くのも嫌〜って感じの蒸し暑さでございます。なんでWINDSは駅から遠いのでしょう(あたりまえ)。駅直結のWINDSって無いのかしら(ないって)
テレビで観戦していたら、私はこの馬に単勝とか言ってた馬(人気薄)が、思いっきり入ってきて、単勝2980円(T_T)。買わないと当たるこの哀しさ。
これから銭湯でも行きますか。
昨日の朝、相方の実家から私の携帯に電話がありました。
「ウチの電話、雷が落ちちゃったみたいで、通じないのよ」
あらまー。しかし、遠く離れた相方の実家に行くわけにもいかず、どうしようもできず。113(故障のときの番号)も日曜日で留守電みたくなってるみたいで。夕方電話したときも、やはりダメだとかいうことでした。電話は落雷に弱いから・・・。
さて、昨日書いたとおり、夕食を食べてから、のんびりして銭湯に行ったんですよ。これがすごいことになっちゃいまして。昨日の雨と雷。お風呂に入っているうちに、空模様が大変貌してたんですね。上がってロビーに出ると、番台のおばちゃんに「雨がすごいから、少し待っていたら」と言われて、相方とお茶を飲んでしばらく待っていたのです。30分くらいして、少し雨が小康状態になったので、おばちゃんに傘を借りて、急いで帰宅。
窓が開けっ放しだったので、慌てて閉めて、少し湿ってしまった窓のところをふきふき。さてさて、コーヒー入れてゆっくりしますか、と思ったときに嫌な感じがしたのです。銭湯にいたとき、1度電気がふっと消えそうになったのでした。多分非常に近いところに落ちたに違いありません。朝の大騒ぎを思い出し、また電話機周りが雷に非常に弱いことを思い出した片桐。そこで受話器を取ってみると・・・
ツーツー音がしない・・・。
やばし。もしや電話線ごとやられたのか。と思って、ルーター(*1)をみましたが、ルーター君は「俺様は平気だぜ」っていう顔をしています。パソコンから発信しても大丈夫。なんだなんだ、じゃあ電話機の故障ってこと?まあ、別に電話機が繋がらなくても、電話をかける方法はいくらでもあるので全く困らないのですが、逆に外からかかってきても、全く電話が鳴らないのが困りモノ(相手からはちゃんと呼び出されているし)。直してもらわなくちゃ、と思って気づきました。そう言えばウチの電話はインターホンと共用なのです。電話機が壊れてるなら、インターホンからもダメなはず。インターホンを鳴らしてみると・・・
ピンポーン
壊れてない!ルーターまでは大丈夫、電話機も大丈夫・・・ってことは、ルーターから電話機の線がおかしいんだ、と思い直し、アナログポート1に挿していた電話機の線をポート2に挿しなおして受話器を取ると・・・。
ツーツー。
あーこの音がこんなに嬉しく聞ける日が来るなんて。
皆さん雷のときは、電話周りにご注意。
おとといの夜は「俺様は平気だぜ」という顔をしていたルーターが、昨日の夜帰ってきてみると、お亡くなりになってました・・・。ランプが全部点滅して、パソコンからのコマンドどころか、ルーターの画面にも何も現れてくれません。。。パソコンなら、分解して問題ありそうな部品を別のと入れ替えるってことも考えるのですが、さすがにルーターを分解しても全くわからないし。
というわけで、ウチに何故かいくつか転がっているTAを引っ張り出してきて、無理矢理パソコンに繋いでます。うーとりあえずサポートセンターに今日電話しようと思いますけど、直るのを待つより、買っちゃったほうが早いのかなあ・・・。どうしよ>相方。
しかし、久々にUSB経由でTAに繋いだのですが、ルーターより体感速度が速い気がするのは気のせい?
伊島りすと『飛行少女』が出てました。徳間文庫も刊行。柴田よしき『遙都』が文庫落ち。
今日は再び夏休み。しかしあついー。
今年のファンタジーノベル大賞は西崎憲『ショートストーリーズ』に決まったそうです。発刊をまとう。
文部省の調査では、高校生の4割が「図書館で本を借りない」し、「積んだ」が高校生の54%が書けないとか。ただ、皆さんが思う学校図書館って、暗くて狭くて、面白い本が無いっていう印象、強いんじゃないですか?私の通っていた中高は、幸い図書館に力を入れている学校で、卒業生が読物的な本を寄付したりもしてくれたし、蔵書も多くて利用者もかなりいましたけど、小学校のときは「お化け屋敷」っていうのがぴったりな雰囲気でしたからねー。目で見て面白いものに慣れてしまっている現代っ子(それは大人も同じだと思うけど)を、図書館や読書っていうぱっと見面白そうに見えないモノに向けさせるには、図書館側(教員側)にも工夫や努力が必要なのでは。面白いものがあることさえ知らないし、使い方もわからないから行かない子だって多いはず。
しかし、付属校の受験のときにちらちら見ていると、皆難しい漢字をよく知ってるけどなあ。小学生の書く答えを見て、ちょっと焦ったり(笑)。読むのはまだ平気ですが、手で書かなくなってから漢字は書けなくなりましたよ。
家にある本が20冊から100冊が48%。それ以上になると、やっぱり変な人?(笑)
講談社ノベルスが出ていました。西澤保彦『人形幻戯』(嗣子シリーズ)、篠田真由美『綺羅の柩』(あ、出てしまった)、西尾維新『クビツリハイスクール』(密室本!)ほか、霧舎巧、佐藤友哉、三津田信三が出ていました。また、乱歩賞受賞作三浦明博『滅びのモノクローム』も購入。社会派っぽかったのでどうしようかなーと思ったのですが、やっぱり買ってしまいました(笑)。
音声技師のサンウは、ラジオ局ディレクターのウンスと共に、「自然の音」を拾いにあちこちを回る。そんな仕事のやり取りの中で、次第にサンウとウンスは惹かれあう。しかし、愛は永遠のものと信じ、純粋な愛を捧げようとするウンスが、サンウには段段重荷になっていく。
実際に変わらない愛もあれば、そうでない愛もあり、愛が変わらないと信じる人もいれば、そうした愛を信じない人もいる。そんな微妙な教訓をはらんだ美しい映画でした。面白いなあと思うのは、山を「二人が結ばれること」に持っていかないところ。日本のトレンディドラマと言われるような恋愛ドラマって、大抵二人が結ばれるまでの波乱万丈を描きますよね。この映画は全く逆。二人が結ばれてから物語が始まり、破局を描くのです。確かに、実際付き合い始めると、良い事ばっかりじゃなくて、ふとしたきっかけから大喧嘩になったり、価値観が合わなかったり、面倒になったり、って沢山あるものですよね。「結婚は人生の墓場」なんていう言葉もあるくらいですから、付き合ってからのほうが大変なことも多いっていうのは誰もが知っていること。でも恋愛ドラマっていうのは、そういう嫌な部分を全く見せず、「恋愛万歳」的な描き方しかしない気がしていたから、非常にこの映画は新鮮でした。
もうひとつ、こういう日常的なドラマって、あまり意識しなくてもその国の国民性みたいなものが出るような気がします。というのは、説明されない部分に、ひっかかりを覚えることが多いのです。例えば、ウンスは天涯孤独なようだし、サンウには母親がいないらしい。しかもどちらも亡くなっているのではないか、と思われる節があるのです。世界一の長寿大国である日本なら、これだけ若い人の両親がいないっていうことは、それだけでもドラマな気がするのですが、全く説明がされない。まあ本筋とは関係ないので端折られた可能性も否定はできませんけど、韓国では当たり前のことなのか、と一瞬思ったり。地理が分からない所為で、ウンスとサンウが住んでいる場所がどの辺なのか、全く想像できていなくて、「あーそうなんだ」と思う個所がいくつか(笑)。まだまだ韓国は近くて遠い国なのでした。
人によっては非常に痛い映画かもしれませんが、恋愛万歳のトレンディドラマに飽きている方にはおすすめ。渋谷Bunkamura ル・シネマにて、8月16日までです。観たい方はお早めに。
映画の後は秋葉原に行って、パーツを一通り購入。明日送られてきます。多分このマシンでの(と言っても、半分くらいはそのまま流用するんですけど)更新は明日が最後になりそうです。また明日の更新で。
初めて末広町駅から秋葉原の方向へ歩きました。最近なのか、怪しげなアニメ系(というかアダルトゲーム系?)ショップの姿がやたらと目につきます。水曜日ってこともあって人がいないのですが、それ以上に女性がいません。明らかに浮いている片桐。
新しく出来たパーツショップ通りへ入りあちこちを覗いたのですが、あまりに暑くてふらふら。とりあえずドトールで休憩。面倒になってきて、初心者歓迎・自作PCフェア開催中?なT-ZONE AkibaPlaceで全部を見積もってもらったところ、思ったより安いので、ついでにビデオカードも追加。それで予算ぴったり。まあいいか、これで(笑)あちこちで買って、何かが動かないとあとが面倒。
ところが、見積のお兄さんに笑顔で「今日はお持ち帰りで良いですよね」と言われたのです。一瞬固まる片桐。一体どういうことでしょう。この炎天下の中、ケースのほかにもろもろのパーツを手で持って歩けと。
どの腕見て言ってるんじゃい。
いや、腕を見て思ったのかもしれない。背筋力ありそう?それとも平日の昼間に、明らかに「初めて自作します」って感じではない(=普通ではない)女が、まさか送るなんて迂遠な方法をとるとは思えなかった?いや、単純に車で来たと思われたのか。ゴールデンペーパードライバーなのに。
よくわからない
ちゃんと送付の手配をして、次はルーターを置いてそうな店を巡ります。
ところが・・・
ない
ない
ない。
「あのーISDNに繋げるダイヤルアップルーターってまだあります?」
「ないです」(苦笑)「TAなら1,2個残ってますけど」
TAなら私も2個持ってるから要らないの。
結局タッチアンドゴーを使って有楽町ビックカメラに。
あ、あった・・・
同じ型に無線がつくとプラス1万円。高い。しかしかつて私が無線LANを欲していた頃、MN-128-SOHO Slotin Airpackは9万くらいしてました。そう思えば安い。しかし1万の差、かつ狭い我が家に(既にLANケーブルがのた打ち回っている我が家に)、無線LANは無用の長物。しかも我が家のルーター屋は無線が嫌い。
YAMAHA RTA55i購入決定。
家に帰って設置です。細い。『上と外』1冊分くらいしかない(言い過ぎ)。さっそく、設定ガイドを開きます。ところが!
第1章 ルータを準備する。・・・ふむふむ。準備ね。電話も繋いで、電話が回復。
第2章 CATVで常時接続する・・・ちがう。
第3章 ADSL接続する・・・それはできない。
第4章 フレッ・ADSL接続する・・・それもダメ。
第5章 Bフレッツで常時接続する・・・・ない!フレッツISDNがない!
私は焦りました。箱にはやはりフレッツISDNにも対応と書いてあります。でも設定ガイドが・・・あ!まだ続きがあった。
第6章 必要なときだけ電話をかけて接続する ・・・でもウチはフレッツだし。
第7章 ISDN回線で常時接続する (T_T)出てきた。ようやく出てきた。最後だった。
ちょっと前まではBフレッツの対応なんて一部の高価な機器しかしてなかったし(っていうか家庭用なんて無かったし)ADSLとかCATVなんて、ファームウェアのアップデートをしないと使えなかったから、マニュアルなんてネットでダウンロードだったのに・・・。だったのに・・・(T_T)
ISDN、導入してまだ3年。早くも時代遅れ。
なんで光ファイバー入れたんだよぅ>うちの団地
対応早すぎだって。
相方のウィスキー好きのために、なぜか私のところに届くようになったサントリーWisky on the mail。そんな中に、ひびき場でウイスキー&ミステリーアンケートなんていうのがありましたよ。中を見ると、投票にあげられてるのは、ミステリーではなくハードボイルドじゃないかと思ったりもするのですが、「私が殺した少女」「海は涸いていた」なんかもあげられています。出版者どころか、著者名も書いてないところが、さすが書籍の世界とは関係のないウェブですが、ウィスキーとハードボイルド(ミステリー)に興味のある方はどうぞ。投票・コメントには会員登録要。
講談社文庫が出てました。殊能将之『ハサミ男』はおすすめ。
さて、早くも来月の新刊情報。来月は結構シリーズモノの文庫落ちが多いような。まずは先日も言いましたが、上領彩さんが上領アヤさんになってルビー文庫から新刊が出ます。光文社からは宮部みゆき『クロスファイア』、若竹七海『ヴィラマグノリアの殺人』、柄刀一『4000年のアリバイ回廊』が文庫落ち。ホラー文庫では梅原克文『カムナビ』が文庫落ち。講談社文庫は、高村薫『マークスの山』が今度こそ?他に京極夏彦、篠田真由美のシリーズもの文庫落ちほか、ゴダード『シー・チェンジ』が登場。『乱歩賞全集13』が、高橋克彦『写楽殺人事件』と長井彬『原子炉の蟹』で、『乱歩賞全集14』が中津文彦『黄金流砂』(これだけ未読)岡嶋二人『焦茶色のパステル』ですって。未読の1作を除く、どの作品も読んだ当時は非常に面白かったです。岡嶋二人はおすすめですよー。
自分は本当に何かを作るのが好きなんだなーと思った一日。アイスクリームも、ケーキも、パソコンも、ホームページも、結局「自分で作ってみる」っていう共通項。しかもアイスやケーキは食べられるし、パソコンはこうして結構使えるし。ぶきっちょなので、すんごい凝ったものが作れないのが寂しいのですが。
というわけで、外身が変わったので自作第2号機、無事完成です。といってもHDD、DVD-ROM、CD-Rや、ボード類も使いまわしたものもあるので、完全に取り替えたわけではないのですけど。
そうそう、前回もオーディオケーブルが合わなくて最初CDが聞けなかったのですが、そのオーディオケーブルのほうが特殊だったらしく、今度はオンボードのサウンドの端子に合いません。そういう余りのケーブル類はすべて実家に置いてきてしまったわ。取りに帰らないと。
スペック的にはVAIO PCV-MXS3シリーズやPrius 570C5SWPとほぼ同じ。何が違うって、液晶なんですよ、液晶。唯一IBMのAptiva 785(95年モデル)時代から全く変わってないもの。それはディスプレイ。このディスプレイ(キーボードもか)はなんともう7年も一緒です。ウチのパソコンを触る人間は、「あれーAptivaなんだー」とディスプレイのロゴを見つつ言ったり、あるいは「キーボード重い・・・」と言ったり。だから逆に私が職場とか他のキーボード触ると、軽すぎて変な感じ。しかも叩く力が強いから「ぎりちゃん、そんなに叩かなくても大丈夫だよ」と言われる始末。外はそうですけど、中身は最新なのよ、って言っても、確かに7年前のモノですからねえ。。だってディスプレイ高いんですもの。ディスプレイ1台で、パソコンもう1個作れちゃうんですもの。うつるからいいんだもーんと思ってたら、お店でPriusの実機を見たんですね。スペック表とものすごい額の値札を見ながら、ふふん、私のパソコンのほうが速いもんね、と思ってディスプレイを見たとたん、ガーンと思いましたよ。
「こ、これって写真はめ込み?」
恐る恐るマウスを触ってみて、さらに驚愕。
「うそ、カーソル動くよ、ホンモノだ・・・」
負けたと思いました。液晶ディスプレイがマジで欲しくなりました。しかし、きっとあの値札の2/3が液晶の代金・・・。次のボーナスだな。。。
夏休み中にすることを書き出してみて、書き出したところで満足するのは、小学生のときから変わらず。
昨日作ってみた杏仁プリンが結構好評だったので、書いておこう。元ネタは「ミルクプリン」。ちょこっと入れるものを変えてうまくできました。
<用意するもの> 写真の容器3カップ分
・牛乳 350ml
・砂糖 40g
・杏仁霜(*1) 大さじ2
・ゼラチン 5g
これだけ。非常に簡単。かつ美味。砂糖を調節したり、牛乳の1/3を生クリームに変えたりしても良いかも。もう少し牛乳を多くすると、やわらかさが増すのかしらん。お好きな方は、いろいろ試してみてください。
そうそう、おととい宮部みゆき『理由』が朝日文庫で文庫落ちしてました。昨日はようやく森絵都『DIVE!! 4』を発見、読み終わりました。
マイクロソフトの罠にはまって(笑)、Windows XP Home Editionを買ってしまった。。。
銀河共和国は危機に瀕していた。ドゥークー伯爵を中心とする分離主義者たちが、次々と共和国からの脱退を表明しはじめたのだ。銀河の平和を守るのに、ジェダイの力だけでは不足であると考えた元老院は、軍隊の設立を考え始める
エピソードIのときも思ったのですが、エピソードIV以降を考えていた頃、その前の部分ってすでに考えて作っていたのでしょうか。エピソードIIは、まさにIV以降を意識したつくりになっていて、あ!この兵士は、とか、お!このじじいは、とか、もしや!このお姉ちゃんは、とかあちこちで思いました。これってエピソードIV以降を知らない人が見るとどうなんでしょうね。大筋とはあまり関係なくても、エピソードIV以降に出てくるちょっとしたキメ台詞が出てきたりとか、もちろん人のつながりとか、わかってるからこそ面白いのですが、Iから順番に見ていって面白いと思えるのか・・・。すでに見ていなかった頃には戻れないので、Iから順番に見る楽しみは私にはないのですが、結末を知ってるからこその感動(よく繋げてるなー)が、この映画にはありました。いよいよこの「アナキンの物語」である前半3部作から、「ルークの物語」である後半3部作への橋渡しになるエピソードIIIになるわけですが、あと1作でどんな風に隙間を埋めるのか、これは本当に楽しみになってきました。
そして見どころはやっぱり映像。このまま続けてエピソードIV見たら、「なんじゃこりゃ」って思ってしまうのでは。風景もすごかったし、変なドロイドは本当に動いてるし、それに後半3部作では、ヨーダって人形劇状態だった気がするのですが、今回は闘ってましたよ。びっくりですよ。っていうか、本当に強かったんですね(笑)。
朝一番の上映に行ったら、結構空いてましたよー。日劇が変わっててびっくり。
昨日は江戸東京博物館に「古代エジプト展-永遠の美-」を見に行ってきました。エジプト展は、最近国立博物館でも特別展がありました。さすが国立博物館、石造を始めとする大物や、黄金のマスクのような有名な目玉展示が多かった派手な展覧会で、非常に印象に残りましたが、今回の特別展はドイツ・ヒルデスハイム博物館の所蔵品を展示した、どちらかというと「祭祀美術」を中心とした地味目な展覧会。ただ、当時の生活(と言っても王様の生活ですけど)と葬送儀礼や、祭祀儀礼を切り口とする美術品展示、点数は少ないながらも頑張ってるなあという印象。少々導線が悪いのが気になりましたが、まあそこは国立と違って広さにも問題がありますから、まずまずといったところなのでしょうか。
年表を見ていて思ったのが、日本でもエジプトでも、王家っていうのは、まず見せ付けるような大きさの、特徴的な形の墓を建てるものなんだなーということ。かつ、その墓の建造のために衰退してしまうのまで同じなのが笑えます。その後、非常に権力の強い独裁者が現れ、中央集権国家として盛り返すのも同じで、その後後継が続かず、徐々に王家そのものが衰退していく。歴史は繰り返すと言いますが、時間軸だけではなく、空間軸についてもそれは言えるようです。
古墳時代にエジプトの歴史に詳しい日本人がいたのかは不明ですが、現代は世界中のことがほとんどタイムラグなしにわかってしまう世の中。日本の未来は、一体どの空間の後を追っているのでしょうか。
企画展の後に、常設展も見たのですが、この博物館は常設展も面白いですね。名前のとおり、江戸から東京になるまでの「東京」の歴史をさまざまな資料(模型や複製品を多くを含む)で紹介しているのですが、日本橋をそのまま再現したり、芝居小屋の精巧な模型があったり、「四谷怪談」の仕掛けを人形で説明するところがあったりと、見ていると結構時間がかかります。テーマを持って見られるように、パンフレットが数種類用意されていて、「さわってみる」とか「過去と現在をくらべる」とかいうテーマのもと、ダイジェスト版で展示が見られるようにもなってるところもポイント高いです。千両箱を持ったり、かごを担ぐのを体験できる場所もあり、子供も楽しんでました。結構外国人の客も多くて、両国という場所柄と共に、博物館自体の評価が高く、パンフレットなどにも掲載されてるのでは、と思ったり。
というわけで、半日楽しめたのでした。企画展は9月8日まで。常設展は月ごとに展示品の入れ替えがあるようです。今日は一日骨休め&家事。明日はまたどっか行こうかな。
先日、Windows XP Home Editionにアップグレードした話はちょこっと書いたのですが、やはり結局「アップグレード」だといろいろと問題が起こるので、新規インストールしちゃいました。ファイルシステムもNTFSにして、ぐちゃぐちゃだったHDDの中身もついでに整理。少しは快適になったかな。アップグレード版っていうのは、結局アップグレードもできるけど、新規インストールしたほうが身のためよ、と言っているんだと思いました。そういえばWindows95から98にアップグレードしたときも、結局新規インストールしたのでした。いろいろと悪口の多いXPですが、個人ユースのWindows98, Me,そしてビジネスユースのWindows2000を統合したOSということもあって、周辺機器のドライバの対応や、ソフトウェアの対応もそこそこされてるし(*1)、何よりこのオーバースペック気味なパソコンを最大限使うのには良いOSかも(<本末転倒とも言う(笑))。「重い」と文句を言う方は、きっとパソコンのスペックがあってないのです。重くないどころか、98のときよりも体感速度は上がった気がしますよ。
閑話休題。巷で話題(最近早くも下火な気もしますけど)の住民基本台帳ネットワーク、略して住基ネットの番号が、ウチにも葉書で送られてきました。ずいぶん前の「市政だより」で、住基ネットが始まること、8月半ば「住民票コード」を各戸に送ることのお知らせは出ていたのですが、一応特殊シールのとはいえ、こんな普通の葉書で来てしまうなんて。他人に知らせるなとか言いながら、簡易書留にもなってない葉書で、もし誤配されたりしたらどうするのでしょう。ドキドキ。
「市政だより」にも、いろんなところの情報でも「住民票に番号がつく」と書かれていたので、私はてっきり住民票1枚につき1番号なんだと思ってました。つまりウチなら、世帯主である相方と、その同居する妻である私の2人で1番号なんだと。ところが、連番どころか、全然違う番号がそれぞれに振られてるのです。なんで「住民票コード」なのでしょうか。素直に「住民番号」とかいう名前にすればいいのに。説明によると、「住民票に記載される番号が住民票コード」だそうで。それって日本語おかしくない?きっと住民番号と言うと、国民の大反対にあった「国民総背番号制」を思い出す方がいらっしゃるからではないかと邪推するのですが、本当のところはどうなんでしょうね。っていうか、管理してるのが国か地方自治体かなだけで、結局総背番号であることは変わりないと思うんですけど。
さてさて、この葉書、どうでもよさそうに見えて実は重要らしく。「引っ越すときに必要」とか、「各種申請に必要になる可能性もあり」と書かれています。11桁の意味のない番号を覚えられるわけもなく、この葉書だけが頼り。とはいえ、モノをしまうのが苦手な私は、早くも置き場所に苦慮しているのでした。皆さんはどうしていますか。