02年8月後半号
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02年8月16日 (金)

タイムスリップするとしたら。

今日からまた出勤。休暇としての「夏休み」はまだまだ残ってるんですけど、キャンパス一斉の休暇は昨日まで。

昨日は東京都美術館に「飛鳥・藤原京展」を見に上野まで。美術館は涼しくていいのですが、そこまでがあついー。いやー本当に酷暑ですね。雨もしばらく降ってないし。

私が奈良好きなのは、自己紹介のところでも書いているのですが、特にこの飛鳥時代っていうのは、今も続く天皇家の初期中央集権国家の成立と律令による「国家」の形成という政治的にも面白い時代であると共に、非常に高い技術力を持っていたと思われる遺跡がいくつもあり、かつ謎も多くて毎年のように歴史が変わるという魅力的な時代で、私は大好きなのです。おととし発掘された「酒船石遺跡」も現地に見に行ったのですが、ここ数年、酒船石遺跡ばかりでなく、キトラ古墳などの重要な発掘も相次ぎ、飛鳥から目が離せないといった感じです。

今回の展覧会は、そうした近年発掘された遺跡・遺物を中心とした「最近わかった飛鳥時代」を中心とする展覧会。建材の調査で、またしても法隆寺の成立年代が怪しくなってきてたり、飛鳥の京の配置や、藤原京の様子も徐々にわかってきていたり。飛鳥池遺跡から発見された、飛鳥時代の工房で作られてたというガラス玉がとっても綺麗でした。

また奈良に行きたくなってきました。夏は暑いから、少し涼しくなってから(笑)。

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02年8月17日 (土)

むかしむかしあるところに。

春都さんのあのころ君は若かったにリンクをしてもらっているようです。ありがとうございます。私のページは、実は私も何月何日に始めたのかはっきりしないのです。が、最初にページからメールをもらったのが1996年11月20日で、一番最初の感想が1996年10月分になっているので、おそらく1996年10月の何日かであると思われます。実は一番最初が野間美由紀さんの漫画であるのも理由があって、その当時野間さんのホームページを見て感想メールを書いたところ、ちゃんと返信してくれた、という感動がまだ残ってたからなのでした。そのメールのやりとりが1996年10月頭なので、96年10月開設というのは正しいと思われます。

実際インターネットに最初につないだのが大学2年のときの授業だったという話は何度も書いているのですが、当時、大学の学科のサーバーに個人ホームページを作っていました。実はHPLの前身はそのホームページで、その頃から知っている人は希少価値(笑)。

随分前の話なんで、私の記憶も怪しいのですが、確か最初にやったのがtelnetでUniversity of Californiaの図書館に接続し、蔵書検索をするという作業。その後もしばらくはtelnetクライアントを使って(まだWindows3.1でした)テキストベース作業でしたが、Mosaicというソフトウェアができて、ホームページを閲覧するということができるようになったのでした。ただ、背景に色なんてつけられないし、文字はほとんど黒。はっきり言ってテキストベースに毛が生えた程度で、何がすごいって、ハイパーリンクできること、なんて言ってた気がします。Netscapeが出たときは、その動きの軽快さにびっくりしたものでした。今でこそYahoo!なんて誰でも知ってますが、当時私はヤホーって読むのかなあ(日本法人はまだ無かった)と本気で思ってたものです。

1995年ごろから日本語で見られるニュースグループも次々できて、fj.rec.mysteryとかでは●●@△△大とか、■■@NTTとか(NTTの人多かったですねー。そうそう、当時はNTTのドメインはntt.jpでした。nttにはcoもgoも付かないのです。偉そう。)、本名の後に所属を書くのが当然でしたが、最近は見なくなりました。というか、fj自体、最近見てないんですけど、今も結構議論活発なのですか?

この世界は本当に「昨日の常識が今日の非常識」みたいな変化の早い世界なので、こうして書いているとまだ6,7年前の話なのに、昔話を繰り返すおばあさんの気分ですね。

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02年8月18日 (日)

歴史の味

昨日は麻布十番に寄って、浪花家のたいやきを買ってきました。大江戸線ができたばかりの頃のように3時間待ち当たり前っていうのは無くなったようですが、それでもあの「およげたいやきくん」に出てるおじいちゃん店長が「たいやきは1時間待ちだよー」。

でもやっぱりおいしいわー。皮は薄く餡ぎっしり。ずーっとこの味っていうのもすごいですよね。テレビではタイヤキを焼いてるおじいちゃんは、今は外で客の相手してます。っていうか、顔見知りのおばちゃんたちを捕まえては、ずーっとおしゃべりしてます(笑)。老舗だけど偉ぶった感じじゃないのも、人気の秘訣なのかも。

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02年8月19日 (月)

さらば熱帯夜

昨日の夜はバケツをひっくり返したような豪雨で、何度も目が覚めました。いよいよ台風13号が来ているらしく、今もかなりの量の雨が降っています。出て行くときに、少しましになるといいのですが・・・。出て行くときにましでも、帰りに大混乱になっているのも最悪。

このところワイドショーを騒がせていたらしい、多摩川のアザラシ。国土交通省の官公庁とは思えないほど柔軟な対応で、アングルが変更されていた定点カメラも、水位の急上昇にはかなわなかったらしく、再び元に戻りました。というか、ここ2日間くらいアザラシも見えなくなってたみたいなのですが。実はアザラシがいたというのは集団幻覚だったのではと思う今日この頃。

またしてもテレビの音が聞こえないほどの豪雨。余ってる夏休みを使うべきかどうか、きっと今うちの職員の多くが迷ってるとみた。

とにもかくにも熱帯夜から解放されたのは僥倖。

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02年8月20日 (火)

慣れるのは早いもの。

台風は予想よりも南を抜けていってくれました。よかったよかった。

先日から書こう書こうと思っていて、忘れていた「夫婦別姓問題」。実は私、職場では旧姓を名乗っています。私が勤める大学では、自分の名前で書籍を出すことが多い教員については旧姓使用が認められていたのですが、職員には認められていませんでした。ただ、女性が圧倒的に多い職場なだけに、旧姓使用の要望は強く、数年前から制度的に全職員にも旧姓使用が認められたのです。既に働き始めて6年が経過、配った名刺も数知れず。今更あちこちに「結婚したから名前が変わりました」と挨拶する面倒を考えると、旧姓を使っていたほうが自分も楽、という安易と言えば安易な理由から私は旧姓を使いつづけています。

まず最初に言っておくと、私は今の状態で結構満足です。というのも、プライバシー問題が取りざたされる世の中で、私の戸籍名を知っている人は実は非常に少ない状態。職場での名刺やいろいろな書類は全部旧姓で作られるので、場合によって私は普段も名前を使い分けています。ハンドルなんかも正にそれに当たりますね。時々このカードってどっちで作ったっけ?と思うことはありますが(^^;、結構面白いものです。

ただ、一方で、この方式は以外に面倒です。というのも、保険証や免許はすべて新姓になってますし、カードの信用調査も当然戸籍名でしか通りません。いざというときの自分の名前は新姓のほうなのです。職場にプライベートな外部からもし電話がかかってきた場合、私の新姓を知る人間はごく少数。しかし職場の名簿は旧姓になっている。正しくとりついでもらえる可能性は非常に低いと言わざるを得ません。法律では、戸籍は夫婦同姓、職場では別姓使用ができるようにする、といった案もあるそうですが、そんなものは通達程度で、それぞれの会社が勝手に決めればいいことで、別に法律で決める必要はない気がするんです。逆にこうしたわずらわしさを法律で解決してもらいたい、ということで夫婦別姓制度を設けたいと言う人が多いのではないでしょうか。

職業の問題ということでなくても、精神的な問題として姓を変えたくないと言う人もいるようです。私は、普通なら絶対に変わらない戸籍の苗字を変えられるというイベントの面白さが、精神的な問題をはるかに上回っているので、そこまでは思わないのですが、その気持ちはわからないでもないです。27年間、その名前で呼ばれ、小学校から大学まで卒業し、その後もその名前で就職して・・・ずーっと付き合ってきた名前が別の名前になるっていうのは、確かに「私って誰?」って気分にさせられるものです。実は病院や銀行でもない限り、戸籍名で呼ばれることがないので、いまだにそういうところでは緊張します。随分前に、小泉今日子が結婚したとき、「あんまり実感が無い。銀行で呼ばれたときとかに、あ、って思う」っていう感想を言ってたのを思い出したのですが、正にそれ。たまに間違えて旧姓を書いてしまいそうになったり。苗字間違えそうになってるなんて、場所によっては非常に怪しいですよねぇ。

いずれにせよ法律は、既に結婚している人は関係ないことになりそうなので、はっきり言ってどっちでも良いのですが(というか、変えられることになっても、逆にすべての手続きをやり直すことを考えたら絶対に変えない)、婚姻届の姓を選ぶ欄に「夫の姓・妻の姓」だけではなく「別姓」を付け加えるぐらい、そんなに大変なことなのかなあと思うんですよね。それが当たり前になってしまえば、誰も不思議に思わなくなるんじゃないかな。元々夫婦が同じ名前になることだって、当たり前と思ってきたから世の中のおばあちゃんやお母さん方は折り合いをつけてきたわけですよね。それが法律的に変えてもいいんじゃないか、という議論が出てきて「そうか、そういう方法もあったんだ」と思う人もいたのではないかと。私はさらに「その他の姓 ( ) 」って2人で勝手に考えられる選択肢があってもいいんじゃないかと思うんですけどね。姓なんて、国にしてみれば、固体識別の符号みたいなものでしょう。実際私の苗字は変わってるわけですし。無いとまずいけど、あればOK。

パソコンじゃないけど、「今日の常識は明日の非常識」。60年前、天皇陛下は神でした。それが常識だった。それは今、常識ですか?

常識なんてその程度。私はそう思います。

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あと少し。「クビツリハイスクール」脱出劇。こういうバカバカしさが私は結構好き。

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昨日は次に読む本を買おうと思って書店へ。集英社文庫が出てました。石田衣良『エンジェル』が文庫化です。そろそろ流通も回復かな。最近ちょっとミステリな気分ではないので、次に読む本は盛田隆二『おいしい水』にしました。どうなんだろ。

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02年8月21日 (水)

魚に見る秋

なんだか朝晩が急に涼しくなってきました。もう秋? 

しかし、我が家の食卓は夏まっさかり。ただいま相方の実家からいただいた鮎(釣った天然ものだそう。養殖鮎とは顔を見れば区別がつくとか)を消費中です。元々の魚好きに加えて、鮎の塩焼き大好きな私は、本当に毎日解凍して3本くらい食べてるのですが、子供のころからそうやって天然鮎を食べ続けてきた相方は、「いじめだーいじめだー」と言ってます。。。

その送られてきた鮎ですが、冷凍パックがいくつかに分かれていたのです。しかもそのパックには、何月何日○○県△△川と釣った川が書かれています。そういえば「送ったよー。場所ごとに分けておいたから、どこのがおいしかったか感想を」と電話がかかってきていたのでした。いろいろな鮎を見慣れている相方は、どこどこのは大きくて表面ざらざらとか、そこそこ区別がつくようですが、私はやはりダメ。あと2匹ですが、全体的に大きめ(これって鮎?みたいな大きいのもあった)なのよりも、小ぶりな鮎がおいしかったです。塩焼きまいうー。

行きつけの魚屋さんは1週遅れのお盆休みなのですが、そろそろ店の魚も秋になってきました。出始めはさすがに高かった秋刀魚も、徐々に普通に値段になってきたので、先日塩焼きにしてみました。相方はこちらは気に入った模様。そろそろ秋の味覚も出始めですね。

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盛田隆二『おいしい水』 bk1リンク

bk1の書評に「結婚しようかどうか迷っている独身の方、結婚してちょっぴり後悔している既婚の方、どちらにもおすすめ」と書かれてました。うーん、結婚して、まだ(笑)後悔してない既婚の方にはおすすめじゃないのかな。読んでみよう。

そろそろ下旬発行のハードカバーが刊行のようです。楽しみ。

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02年8月22日 (木)

隣人の?

入れ替わりの激しいウチの団地。既にこの1年で近所の4軒が引越し、2軒に新しい人が入ってきました。ウチの隣もつい先日引っ越してしまったのです。隣の人が引っ越すと、なんとなくドキドキですよねー。どんな人が入ってくるかわからないですから。いい人ならいいのですが、ゴ○○リを大量に飼ってたり、怪しい人だったり、やたらと偏屈だったりするのは誰だって嫌なもの。布団叩きの音が原因で散弾銃で撃たれてはたまりません。今のところ、近所の人々は良い人らしいのです。あまり付き合いもないので詳しくはないのですが、1階のおばあさんとは生活時間帯が似ているらしく、顔を合わせると挨拶ぐらいはする仲です。やっぱり私の生活はジジババの生活なのかもしれません。

さてさて、その隣に新しい人が引っ越してきました。たまたま帰ってくる時間に、友人が訪ねてきたところで、外で会ったので挨拶してくれました。よかった普通っぽい人で。やはり賃貸とはいえ、隣くらいとは仲良く?したいものですよね。私の中で、隣人さんのプロフィールが目下の関心事です(笑)。っていうか、これじゃうるさいおばさんやん。

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盛田隆二『おいしい水』 bk1リンク

ちょっと鬱っぽい雰囲気がなんだか良い感じです。

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さてさて、ハードカバーが立て続け。7月刊行予定だった柴田よしき『好きよ』が双葉社からようやく刊行。どうも題名から勝手に想像していた恋愛小説系ではないかも?結構厚め。同じく双葉社から光原百合『十八の夏』が刊行。日本推理作家協会賞受賞作の表題作のほか3編が収録された連作ミステリーだそう。楽しみ。そして私のおすすめ作家、竹内真『じーさん武勇伝』というこれまたふざけた題名の本刊行。「力づく」とでかく書かれた帯が光ります。財宝探し小説。カレーの次は財宝。ストーリーテリングの才能を買ってる作家だけに、楽しみです。ほか、永井するみ『ボランティア・スピリット』が出てました。

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02年8月23日 (金)

[movie/DVD]千と千尋の神隠し

両親と共に新しい町へと引っ越してきた千尋。ところが、新居に着く前に森の中で道に迷ってしまう。すると森の中に不思議なトンネルを発見する。興味津々の父親に連れられて、家族でそのトンネルを抜けていくと、そこには不思議な世界が広がっていた。

とうとう見ましたよー。あとから考えると非常にご都合主義で、ラストも「え、何これで終わり、なんでなんで?」と言いたいのですが、見ている間は結構楽しめました。宮崎アニメの特徴というか、どこまでも悪い人っていうのが出てこないんですよね。まるで千尋を取って喰おうとしているかに見える湯婆婆も、大暴れするカオナシも、人間を嫌う異界の人々も、本当に悪い人(人じゃないか?)ではない。多分その辺りの好き嫌いが宮崎アニメの好き嫌いになるんだと思うのですが、そういうぬるま湯的な世界、私は嫌いじゃないです。そして、そうした勧善懲悪じゃないところが、アメリカで宮崎アニメが成功しない所以かと(笑)。

今回はキャラクタが良いです。特に坊ねずみが良い。塩爺ならぬ釜爺もいいです。千に金魚の糞にようにくっついて歩くカオナシも良い味出してます。実はキャラクターグッズを作って売り、その資金でまた金かけた映画を作ろうと思ってません?>ジブリ。しかも既にぬいぐるみを探してる私は、その作戦にはまってる予感がするんですけど。

というわけで、映画としてはまあそこそこ、キャラクタ万歳、でも声優どうにかしろ、っていう映画でした。

問題のDVDですが、確かに赤かった、ええ、赤かったですよ。これは絶対赤い。誰が見てもきっと赤い。でもパソコンのDVDデコーダソフトは補正機能がついてたので、手動補正しました。パソコンDVD偉い。

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うーん、いろいろ言いたいことはあるけれども、結構面白いです。あとちょっと。次はどれにしようかな。

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まだまだハードカバーが続きます。本多孝好『MOMENT』が集英社から。鯨統一郎『ふたりのシンデレラ』が原書房から。なんだかいじめられてる気分になってきました(笑)

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02年8月24日 (土)

東京観光砂漠

相方のお母さんと妹がくるというので、朝から大掃除(^^;。付け焼刃はよくないです。ただ、やはりお客さんが来ると、大分綺麗になります。よかったよかった。

今日は東京ツアー。しかし、東京って普通どういうところを案内するものなんでしょう。これほど観光に向いてない都市も珍しい。

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もう本当にちょっとなんだけど、読むヒマもなく。

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02年8月25日 (日)

私的東京ハトバスツアー

いや、バスには乗らなかったか。

というわけで、昨日はボクシングを観にいくという相方の妹を両国に送っていって、両国国技館を外から見物→亀戸天神の行列にちょうどぶつかる→そのまま浅草へ移動し浅草寺参拝→大黒家でお昼→移動まんじゅう屋でまんじゅうを買う→サンバカーニバルの宣伝で、すごい格好をした人を見る→隅田川川くだり→浜離宮でお散歩&お茶、ライトアップは来週だった→コスモス30万本はまだちょっと時期が早かったか→麻布十番祭りに行ったらすごい人→タイヤキは既に売り切れ→栃東関にぶつかりそうになるというおまけ付き→家近くの焼肉屋で焼肉まいうーというフルコースな東京散策を楽しんだのでした。

東京も観るところあるじゃん。

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02年8月26日 (月)

少し文明に近づいてきた

8月も早くも最後の週。今年もあと4ヶ月強。

とうとう買ったんですよ、ビデオ。安いやつですけど、ビデオが見られるようになったと、相方が喜んでおります。というか、さっそく見てるのがガンダムっていうのがどうかと思うのですが、これでレンタルもDVDだけじゃなくてビデオもOKになりました。よかったよかった。

っていうか、ビデオって本当に安くなってたんですね。もう少しするのかと思ったのですが、S-VHSじゃなくて、BSチューナーがついてないと、1万ちょっとで買えるんだと感動。ハードディスク録画なんてついてなくても(そんなのはパーツを買ってきて、パソコンにつけるほうがはるかに安い)かまわないし。ウチにあったのってそんなに安かったかなあ・・・。

でもビデオのとなりの液晶テレビをみてたら、そっちのほうがうらやましい。1年前、20万近くしてた17インチが、10万ちょっとになってました。もう少しかな。

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02年8月27日 (火)

季節感喪失?

おとといの更新は、夜ねむねむなところに酔っ払いが書いたものだったので、ちょっと手直し。

今週は真面目に仕事の週。来週末の旅行に向けて、少したまったものを片付けておかないと。今年は何故か夏だってのに全然モノ(=本)が無くならなくて、でも普段どおり夏休みを消化して人はいないので、結構つらいものがあります。そう言えば、私がチェックしてるエンタメ系書籍も、本当に新刊が出なかったのは本当にお盆の週だけで、お盆の前にどどーっと文庫が出て、先週からはハードカバーがあらゆる出版社から目白押しといった様相。ちょっと前までは2週間とか平気で新刊が無くなったりしたんですけどね・・・。どこかで、お盆休みにメルマガの配信停止、サービスの停止1週間とか数年前までは当然のようにあったのに、最近では1日休むサービスさえほとんどない、っていうようなことが書かれてました。逆にみんなが休みで、暑くて外に出たくない人、ボーナスがまだ残ってる人が、家からネットショッピングしたり、溜まってたメルマガを読んだりっていうこともあったりするのかな?それこそ数年前まではHPLも、お盆期間は更新しててもアクセス数が落ち込んだのですが、今年はあまり関係なかったですね。世の中ますます休みづらい空気になってるのかしら。それとも、インターネットが生活に完全に入り込んで、テレビと同じような位置になってきているからかな。

閑話休題。とうとう競馬用財布を作ってしまいました(笑)。ついでに、競馬用家計簿ファイルも作成。これで馬券収支が一目瞭然(<大馬鹿)。この財布がいっぱいになる日が来るのだろうか・・・。うーん。

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02年8月28日 (水)

[椰子の実の立ち読み]: 出不精への特効薬?

都会に住んで、元気になろう / 中谷彰宏
PHP, 2002.3
ISBN4-569-62016-7 bk1リンク

随分前に、bk1の特集で見た本なんですが、大学近くの公共図書館にあったので、借りてしまいました。自分は図書館に勤めてるのに、図書館ってほとんど使わないのです。でも本屋と違って蔵書目録があるし、無ければ区内図書館や都立図書館から取り寄せてもらえるし、さすがに自分も専門ですからサービス内容だったら大抵わかってるので(笑)、やはり近くに図書館があるのは便利ですね。

で、この本、都心から離れた郊外に広い家を持つよりも、超都心で高額家賃を払ってでも、時間を節約しよう、という本。確かに今いるところは、実家よりも都心に近いのですが、ちょっと行けばいろいろ買い物できる場所もあるし、映画館も近くなったので、土日にずーっと寝てるってことは無くなったかなあ。中途半端な郊外だった実家よりも、夜が遅いので、遅くても開いてる総菜屋とか多いし。

もし次に住むとしたら、さらに都心に近いほうに行くだろうなと私も思ったのでした。本としては、言いたいことは少ないのに、重複を多くして水増ししたという印象ですが(笑)

関係ないのですが、珍しく見ようと思って見た『明智小五郎vs怪人二十面相』は、あまりの大根役者ぞろいに(ここまでやると見事)、国立博物館の段階で飽きてしまった。。。

新刊情報

五條瑛『熱氷』が出てました。

9月新刊情報

9月ハードカバー・新書新刊情報です。まずは講談社ノベルス。森博嗣のこれはVシリーズの?新刊が出ます。相方が買ってるので家にはあるのですが、読まなくなってしまいました・・・。池永陽もまたしても新刊『水の恋』。連載とかのかしら。松尾由美のバルーンタウンシリーズ『バルーンタウンの手毬唄』が。大沢在昌『砂の狩人』は堂々上下巻。大極宮通信もはさまっているそうです。詳細は大極宮で。『誘拐ラプソディー』ですっかりお気に入りの荻原浩『十七歳の最後の夏(仮)』が講談社から。角川書店からは、またまた柴田よしき(本当に、どんな書き方してるのでしょうね)、馳星周、戸梶圭太(8月下旬から延期のようですね)が刊行。そして京極夏彦久々の書き下ろし長編『覘き小平次』が中央公論新社から。楽しみです。

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02年8月29日 (木)

早起きな人はネットにそぐわないのか

もーなんだか朝からASAHI-NETにつながらなくて焦りました・・・。そういえば前にも5時半くらいが一番利用者が少なくなるそうで、機器のリセットをかけたりするらしく、ぶつぶつ切られたこともありました。定時的にこの時間に接続する人だっているのに。ぷんぷん。

前に、カプチーノも作れるコーヒーメーカーが欲しいという話をちょこっと書いたのですが、それが楽天のスーパーオークションで出てたんです。入札価格が見えないクローズドのオークションで、29800円なら一撃落札可能。メーカー希望小売価格が39800円するもので、ネットだと大体25000円前後で売られています。しかし、コーヒーメーカーは既にあるのに、その値段を払うのもちょっと。他にも欲しいものはあるし。と思ってたところだったので、私はさっそく入札してみました。それも1万円。これなら買ってもいいだろ、と思ったのです。っていうか、多分原価割れぎりぎりぐらいの値段かと思ったのですが・・・

結果は、オークションに出された3個のうち、最低価格は20001円。あーあと1万足りなかった。それでも2万円なら激安レベルかも。うーん、今度はスーパーオークションにはまりそうな予感。

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鯨統一郎『ふたりのシンデレラ』 bk1リンク

なかなか面白いです。あと半分。

新刊情報

またしても新刊が出てました。文藝春秋が新シリーズとして出した本格ミステリ・マスターズ、第1回配本(?)は3冊。島田荘司『魔神の遊戯』(御手洗モノ)、山田正紀『僧正の積木唄』、そして購入したのが柄刀一『凍るタナトス』。好きな方は全部買っちゃう、と言いたくなるラインナップなのでは。文藝春秋社がミステリ、というのもミスマッチな感じですが、そろえたカバーも美しく、今後が楽しみです。そして、北森鴻『触身仏』、先月か、先々月かの新刊情報に載ってた気がするのですが、随分遅れてようやく刊行です。こちらも待ってた蓮杖那智シリーズなので、楽しみ。

自分は読んでたのでチェックが遅れましたが、新潮文庫も出てました。逢坂剛、平野啓一郎が文庫化です。そういえば、平野啓一郎は久々の長編新刊が上下巻で出てました。

しかし、本当に立て続けに新刊登場ですね。この1週間で1万5000円以上を書籍代に費やしてしまいました。このところ1ヶ月の本代も2万以下に収まっていたので、この金額は異常としか言いようがありません。っていうか、読めるのか・・・。

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02年8月30日 (金)

ようやく週末。

約1ヶ月ぶりに5日連続で出勤した。。。
来週後半から旅行に行くので、お天気の気になる片桐です。

このところ夏らしい陽気に戻ってる感じですねー。夜も再び寝苦しくなってきてしまいました。朝目を覚まして、最初に思うこと

暑い

なんなんでしょ。去年は8月の終わりくらいには涼しくなってたような気がして、去年の日記を見ると、去年の8月末は東北に出張に行ってたのでした。

なんだか急にMacが欲しい私。というか、あの外見がたまらなく羨ましい。で、あの外見の要はなんだろと考えて、やっぱりディスプレイだと思ったわけです。Apple、Windows用のiPod作る前に、Windows用のディスプレイつくろうよ。絶対売れるよ。

そしてデスクトップの違い。ところが、XPはWindowの角を丸くすることができるので、限りなくMacっぽいデスクトップテーマにすることができるそうです。ところが、WindowsXP用のMacライクなテーマを配布してたところは、Appleがダメ出しをしたそうで。という記事にぶつかったところで、私のマック熱は冷めたのでした。

いや、でもディスプレイを買うならMacのが・・・

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光原百合『十八の夏』 bk1リンク

なんだか仕事があると、読書も進むな・・・。

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02年8月31日 (土)

デザインはやっぱりAppleの勝ち。

やはり世の中には同じことを考える人がいるのです。

ありましたDVI to ADC変換コネクタ・・・。
DVI端子を持つビデオカードがあれば、Apple純正ディスプレイがWindowsでも使える変換コネクタがいくつか存在するようです。しかもUSBも使えるADCだから、ディスプレイにUSBキーボードを接続するっていうMacライクな仕組みにもできるらしい。ただやはり元々Macintoshを前提に作られてるものなので、ビデオカードによって使えたり使えなかったり、Mac OS側管理になってしまった輝度が、Windowsでは調整できないという不便さもあるそう。しかし、外身はMac、中身はWindowsという魅力には抗いがたい・・・。

そこで

コードネーム"Mac-like-Windows"作戦発動(まんまやん、というツッコミはなし)。

つーかMac買ったほうが安いじゃん。(いや、気づかない振りをしよう)

でも自作だからできる遊びだし。とりあえずもう少し稼動情報なんかを見てみよう。目標は、Appleのサポートセンターに「あ、OSはWindowsです」って言ってみること(爆)。とりあえず、Mac専門ショップで「あ、OSはWindowsなんです」って言ってみるところから始めよう。

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