結局Ｗ杯初めてのゴールキーパーによる得点は、次回以降へおあずけ。「どっちが本当のゴリラキーパーか決めたるで」対決はドイツに軍配が上がりました。イングランドvsデンマークはベッカムが動くたびにフラッシュの嵐がすごかった。しかし、ユニフォームが汚れるから倒れるのが嫌だとか、ハーフタイムに髪型をセットし直したりとか、サッカー選手ってのは面白い人たち。

日本が決勝Ｔ進出を決めた14日の日本列島を振り返るニュースを見ていて思ったこと。サッカーでは応援する人間を12人目の選手というそうですが、やっぱり「一緒に試合をしている」という気持ちがあるなら、最低でも社会のルールくらいは守らないとレッドカードで退場だよなあ。確かに我々の世代というのは、ひとつのことで見ず知らずの人たちと一体感を感じたりすることっていうのは本当に稀で、正にこの「お祭り」で一緒に騒ぎたい気持ちは、自分の大学の頃を思い出すと分からないでもないけど。

結局昨日までに道頓堀川に飛び込んだ人は、のべ1000人とも2000人とも。BBCも写真入りで「400人の警官の制止にも関わらず、日本のファン500人がドウトンボリ・リバーに飛び込んだ」と報道してました。「日本がベスト8進出した場合の経済波及効果は3兆3000億円、阪神が33回優勝したのと同じくらい」という試算がW杯開催前にされていましたが（ネタ元は確か電通総研）、少なくとも道頓堀川に飛び込む人数については正解かも。

サッカー漬けついでに『少林サッカー』観に行っちゃいました。感想はまた明日。

倉知淳『まほろ市の殺人　春』

書くのを忘れてましたが、講談社文庫が出てました。西澤保彦『複製症候群』はクローンを西澤風に扱った問題作（？）。桐野夏生『OUT』は彼女がブレイクした作品で、当時のこのミス1位。今秋映画化も予定されているようです。どちらもおすすめ。新野剛志『八月のマルクス』は確か乱歩賞受賞作だったかな。

予告どおり、「少林サッカー」の感想。

かつて「黄金の右脚」と言われたファンは、ある事件で右足の自由を失う。失意の日々を送る彼が出会ったのは、少林寺拳法を広めようと無駄な努力をしている青年・シン。靴を買うこともできず、食べることもままならないシンだが、少林寺拳法の腕前はピカ一。その右足に目をつけたファンは、シンの少林寺仲間を集めてサッカーチームを結成する。

ブラボー。観てきましたよ、少林サッカー。思ったとおりのお馬鹿映画で、非常に笑えました。少林寺に見切りをつけて情けない日々を送る仲間達が、最初にサッカーの試合をするシーンとか、ウッチャンナンチャンのコントを見てるようでしたけど、全体にうまいつくり。こういう「ひたすら笑い」のストーリーって、笑い疲れしちゃうところもあったりするものですが、適度に緊張感を持ってラストまで行ってましたね。「火星人発言」とか、ものすごくサラリと出るのがウマイ！って感じ。ただ、映画館に観に行ってみたほうがいいと言えるかというとどうかと・・・。DVD落ちを待っててもいいかも。頭を使わない、ただ面白い映画が観たい方にはおすすめ。

我孫子武丸『まほろ市の殺人』

最近HPLまでサッカー漬けなので、今日は趣向を変えてましょう。読書系サイトらしく、書籍販売の新サービスに関する話題を２つばかり紹介。

昨日、独ベルテルスマン、日本で本を値引き通販という記事を発見。出版社が抱える売れ残り在庫を、再販契約抜きで仕入れ、インターネット等を通じた会員制の通信販売で定価の3割から5割引きで売るとのこと。開始は2003年予定。随分前に行った講演会で、出版社在庫ツアーをやって、「在庫」という負の財産を50%で売るという構想なんて話が出てましたが、それを実現する会社が（海外からというところが皮肉ですが）出てくるってことですね。これは本好きの間では注目されるのではないでしょうか。なにしろ本っていうのは、日本では値引きされないというのが常識です。いやもちろん図書館みたいなところは別のルートがあるのですが、それでも3割-5割というのは、かなり大きい値引率。新古書店ブックオフが急激に伸びている現在、同じものが何度も市場で売られるということではなく、残っている在庫を安く売りさばくということで、「売れてるのに売れてない状態が作られる」問題はある程度解決されるのでは。また、そうした在庫が新古書店市場に流れているという噂もあるので、そのルートが絶たれるということは、ブックオフにとっては脅威になるかも。思っていたのとは少々異なりましたが、ようやく日本の再販制度にも風穴が開けられるのかな？

また、Yahoo!JapanにもYahoo!ブックスが登場。タイトル、著者名、ISBNなどで検索もできるし、Yahoo！お得意のディレクトリ構造にもなった検索システム。詳細は表紙画像、あらすじ、その他書誌情報で、ユーザーの書評も入っているというもの。うーん、どこかで見た形なのですが、レスポンスのよさはさすがYahoo!ですね。Yahoo！ショッピングと連携して販売もしているようですが、この分野では少々遅れをとった感のあるこのサービスがどこまで伸びるか気になるところです。

でもでも、ちゃんと毎日見てますよー＜サッカー。昨日のブラジルvsベルギーは目まぐるしく変わる攻守に、目の離せない試合でした。しかし、このベルギーと互角の試合をした日本、実は思った以上にすごいのでは・・・。いよいよ本日午後3時半から、ベスト8進出を賭けて、トルコ戦。

麻耶雄嵩『まほろ市の殺人　秋』

日本代表、残念でした。でも8年前あと数秒でアメリカ行きを逃した日本代表、4年前1試合も勝てずに帰国した日本代表を考えると、抽選の結果が良かったとはいえ、1次リーグで5得点をあげ、グループ1位で16強というところまで行ったのですから、確実に成長していると言えるのでは。しかも、「決勝Tなんて無理じゃないの」と思っていた日本国民に、「もしかしたら横浜で日本代表が見られるのでは」と少しでも思わせただけで、十分だと思うな。この辺で満足しよう。楽しみは後にとっておかなくちゃ。4年後の日本、どこまで行けるか楽しみ。

それでもちょっと悔しいので、負けたのは、青いユニフォームのサポーターの多くが、白いビニルカッパを着てた所為だと思ってみたり。次回は雨の日対策で、応援用青合羽も作るべきだな。韓国の真っ赤な客席（しかも異様な雰囲気）を見ていると、日本は12人目の選手で既に負けてると思った。

しかし「ドーハの悲劇」とき、まだ18歳だった私は、次のドイツ大会のときはもう31歳ですよ。がーん（笑）。

麻耶雄嵩『まほろ市の殺人　秋』

麻耶氏の本の苦手感は私の深層心理に巣食っているらしく、昨日は本を持ってくのを忘れてしまって、持っていた加藤弘一著『電脳社会の日本語』を読んでしまいましたよ。これが結構面白くて、途中で寝ようと思ってたのに、行き帰りとも寝られず。

そうそう、あのDIVE！がついに完結編が出るそうです。詳しくはこちら。

髪の毛を切りに行った話は書きました。今回は、暑くなってきたので、ばっさり切ったんですよ。珍しく伸び ていて、肩を超えるくらいあったのですが、耳下あたりまでボブっぽく切ってもらったのです。だいぶん軽く なって、シャンプーもラクラク。

先日、電車に乗っていると、中吊広告に氷川きよしがでっかく出ていました。その彼の顔を見ていて、なん だかどっかで見たような・・・と思ったのです。なんだろ・・・あ！なんと髪型が私とそっくり。JSAのイ・ヨンエ を目指してボブにしたのに（嘘）、切った後鏡を見たときは、なんとなくアメリみたいだなーと思っていたの です。いやいや、そんなところではとどまりませんでした。これではまるで氷川きよしカットなのです。しかも 髪の色目も少し似てて、相方にまで大笑いされました。・・・えーん。

そろそろボーナスだということを、珍しく後輩Bに指摘されて思い出しました。「FFXI Windows版ベータテスト」の推奨スペックを見て、Myパソコン（自作機）の改造に密かに燃えてます。メラメラ・・・。

北林優『アブラムスの夜』

鑑識を主人公にした北林優『アブラムスの夜』が目につき、思わず購入。今日から読みます。

今更ながら、ワールドカップ特集にリンクしてみます！『日本サッカー協会オフィシャル写真集 ワールド カップ2002の記憶』 は、7月下旬発売。予約受付中です。

私も記念にと、「ドラえもん 日本代表ヴァージョン」を探してさまよったのですが、なんと在庫切れ、入荷予 定なしという回答を得て玉砕。残念。次回は絶対手にいれるぞー。また作ってね＞バンダイさん。

昨日、隣のベテランのおばさんに「外国人なのに、原綴で書いてないのよ」という指摘を受けて画面を覗き込むと、確かに外国人の名前なのに、カタカナで書いてある書誌があるのです。なんじゃこりゃ。直すの忘れたのかしら。「でも、結構この人、本があるんだけど、みんなカタカナなの。どうしてかしらね」とおばさん。その名は

クライン・ユーベルシュタイン

国会図書館の典拠をあたってみると、やはりカタカナになっています。ということは、最近よくある日本人の筆名か？googleを検索すると、どうもハードSF研という所の人で、ゴジラの製作にも関わり、もともとは日本人らしい。さらに！２ちゃんねるの怪しい情報によると、本名の直訳がこの名前になるとか。やはりペンネームのようです。

しかし、あちこちの掲示板がヒットしたのですが、「本名もどこかで公表されてたけど、おぼえてない」というのが散見され（書き込んでるのが同一人物なのか？）、まるで隠されているような印象。隠されると知りたくなるのが人情というもので。既に作品すべてが絶版になっている古書店系作家のようですが、詳しい情報求ム。

北林優『アブラムスの夜』

そうそう、集英社文庫が出てました。真保裕一の『ボーダーライン』文庫化。

昨日の「クライン・ユーベルシュタイン」の謎は無事解けたのでした。ご協力くださった方、ありがとうございます。

昨日は「実質的な決勝戦」と言われていたブラジルvsイングランド。しかしまたしても15時半キックオフで見られず。非常に残念です。結局イングランドが1-2で負け、髪型とブラピのようなさわやかな笑顔で旋風を巻き起こしたベッカム様は帰国されることになってしまったのでした。ドイツvsアメリカはドイツのキーパーは2人いたんじゃないか・・・という微妙な審判もありましたが、ドイツが勝利。これはゴリラキーパー・カーンを中心に守りを固めるドイツと、多彩で強力、かつ華麗な攻撃力を持つブラジルとの横浜決戦というのが面白いかも。

というわけで、我が家のただいまの話題は、イングランドのいなくなってしまったワールドカップではなく、宝塚記念なのです。今週日曜は宝塚記念ですよ、皆さん。JRAのホームページや@niftyの競馬ページで出走馬と枠順をチェックをしていたところ、相方は競馬新聞を持って帰ってきました。困った夫婦です。

それとは別に、ワールドカップ板の「２００６独のＷ杯板に立ってそうなスレ」が最近のお気に入り。２ちゃんねるって文字だけの世界なだけに、みんな文字で笑わすのがうますぎ。

北林優『アブラムスの夜』

昨日は予定通りWINDS参り。さすがにGIの日だけあって、かなりの人。相方の買ってくれた日曜版競馬新聞で確認。結局昨日から目をつけていたローエングリンを買いました。というのも、前走の駒草賞のとき、相方に「ローエングリンが絶対くる」と言われたのに別のに賭けたら、ローエングリンが来てしまったという悔しさがあったからなのですね。というわけで、リベンジ・ローエングリン。他にもツルマルボーイ、マチカネキンノホシにそれぞれちょこっとづつ。前回複勝にしておけば・・・という反省から、ローエングリンとツルマルボーイは複勝で買って、万全の態勢。せっかく来たので、他のでもちょっとづつ遊んで2時間で約1000円（＜みみっちい）。返ってきたのは福島７レースの140円だけ（笑）。まああれだけ楽しんで1000円なら安いほうですか。競馬場に行ったほうが面白いかな。でも新馬券の3連複すごいですね。万馬券あたりまえ、下手すると100円が10万円、20万円になんてのも。7月13日からは全国発売だそうで。めざせ一攫千金。もし当たったら、それでパソコンパーツをそろえようと、盗らぬ狸もびっくりの期待をしている片桐でした。

その後買い物をして、さてさてGIは家で観戦です。2番人気のエアシャカールから流している相方と、相変わらず微妙な３番人気４番人気に賭けている片桐。結果は！

キタ――――――――!!!

今回は私の勝利。1着は1番人気のダンツフレームでしたけど、2着ツルマルボーイ、3着ローエングリンで、見事複勝策が活きたのでした。ラッキー。

でも戻りは1000円ちょっと。昼代くらい？万馬券はまだ遠い。

昨日はすごかったですね＜韓国。あの強さはホームっていうだけじゃないですね。マジでうらやましー。日本も早くこんなレベルのチームになって欲しい・・・。

北林優『アブラムスの夜』

話運びと人物造形がどうかな、と最初思ったのですが、面白くなってきました。あとちょっと。

メフィスト賞初（？）のハードカバー日明恩『それでも警官は微笑う』が刊行。こちらも楽しみ。

ちょっと前から扇風機を探していたのです。そろそろ暑いとか言い出した人がウチにいまして、だからといってクーラーは居間にしかない。去年は私の実家から扇風機を借りていたのですが、しまう場所が無くて、秋の訪れと共に再び実家に帰ってしまったのでした。しかも扇風機って、電気屋にあるのはいまいち面白味が無いのです。しかも大きいと、またしまう所が無いという悩みを抱えてしまいます。

すると、このところ購読しているインテリアショップのメルマガに、「扇風機の共同購入を始めます」という宣伝が載っていました。電気屋ではなくインテリアショップのというところがポイントです。楽しみにしていると、確かにかわいい扇風機の共同購入が始まりました。しかし、ちょっと難点が。その扇風機、首ふりが出来なさそうなのです。夏の暑い間、首ふりのできない扇風機なんて買おうものなら、夜は相方に独占されるのが目に見えています。というか、扇風機の風の取り合いで喧嘩になりそうなのも目に見えています(^^;。これは良くない。すると、そのメルマガにさらにこんな一行が。「いろんなショップが扇風機の共同購入をしていますが・・・」お、他にもあるのか、と楽天の共同購入で検索をかけてみたところ、別のインテリアショップの扇風機がひっかかりました。それが上。

この共同購入ってやつは面白くて、沢山の人が買うと値段が下がっていくシステムだそうで。既にもう結構買い手がいて、最終の値段になっていました。定価の20%オフ。これはいい。購入決定。既に登録してあるので、本当にワンクリック。しかも中1日で届きました。早いです。実際に店に行って送ってもらうよりもよっぽど簡単です。こうして人間は便利なほうに流されていくのでしょう。さっそく使ってみました。相方曰く

おもちゃやな。

まあ確かにそうだけどね。でも可愛いから許す。とはいえ、単純なしくみで（つまり壊れそうにないってことだ）、小さい割にパワーもあるのです。気に入りました。共同購入にはまりそうな予感。

北林優『アブラムスの夜』

おとといは銭湯に行ったのですが、銭湯でも話題はW杯。普段はサッカーになんか縁のなさそうなおばあちゃんまで、待合室のテレビに映るトルコ対セネガルを見て「あら、まだ０−０なの？」

日本は負けてしまいましたが、なんだかJリーグが始まったときよりも確実にサッカーが浸透している様子。始まる前は、日本戦はともかく、他の試合に人が入るのかと半信半疑だった私も、すっかりサッカー漬け。職場のサッカー好きと言ってたのですが、本当にこの1ヶ月あまりに盛り上がりすぎて、来月は喪失感に苛まれそうです。

しかし、ロナウド！ど、どうしちゃったのですか。あの髪型。ハッサンや小野が長髪になってるよりも衝撃かも。ベッカムのソフトモヒカンと違って、あれは絶対流行らないってば。「ちょっと俺も剃ってみるかな」、ってやってたら、なんとなく上手くいかなくて、ちょっとづつ直してるうちに前髪を残して全部無くなってしまったという真相に5000点。

今日は注目の韓国vsドイツ戦。どっちが日本に来るのでしょう。

日明恩『それでも、警官は微笑う』

あーやはりヒディング采配はベスト4止まりでしたか。「日本は早くも4年後に目を向けているそうです。信じられないですね」というコメントをした韓国人キャスターは、どうしていることでしょう。でも韓国はあと3位決定戦があるんですよね。いいなあ。

昨日も書きましたが、ワールドカップ熱は本当にすごいですね。というのも、久々にビデオリサーチの週間高視聴率番組トップ10を見たんですよ。一応ジャンル別になっているんですけど、ジャンルを取り外してしまうと、6月10日の週の高視聴率番組は、1位から8位までがワールドカップ。しかもその後NHKの『さくら』がかろうじて入りますが、その後はやはりワールドカップ。スポーツ10位の南アフリカ対スペインでさえ23.2%で朝7時のNHKニュースが追いつけないのです。しかも野球が1個も入ってない。日本がベスト16で敗退した後も、昼間の番組でさえ20%を超える視聴率をはじき出しているのですから、これは私ばかりでなく日本中ワールドカップが終わった後の喪失感はものすごいのではないかと、今から心配している片桐。

熱が冷めないうちに、海外チームとかと対戦しないと＞日本サッカー協会。

今日はブラジル対トルコ。いよいよ決勝戦のカードが決まります。ワールドカップ七不思議のひとつはどうなるのでしょう。楽しみ。

日明恩『それでも、警官は微笑う』

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逢坂剛『[ノスリ]の巣』が出てました。ノスリは出ない字なの。

発売延期が２件。若竹と乙一。残念。まあ来月のラインナップに載ってるだけまし？載ってても出ない、しかもそのあとどうなったんだ、って本って結構ありますよね。。。

柴田よしき２冊。相変わらずすごい量。読みきれないので、『宙都』のほうは読んでないのですが・・・。双葉社のは彼女お得意の恋愛小説っぽくて楽しみ。戸梶圭太の『トカジノフ』って一体。そして京極夏彦２冊。１冊は『どすこい（仮）』の新書落ちだと思うのですが、（仮）が（安）になってる・・・・。廉価版で何かが違うのでしょうか。しかし予価は1100円（ちなみにハードカバーは1900円でした）。さあ皆さん一斉に言いましょう、

「高っ！」

ワールドカップで1度も無かったという幻のカードが横浜で。すごい。昨日の試合も攻守が目まぐるしく入れ 替わる素晴らしい試合だったのですが、ちょっと目を離している隙に、またしてもゴール。やはり サッカーは最初から最後まで齧りついて見てないとダメですね。

それにしても雨の日が続きますね。実家にいた頃はまた雨か、ぐらいしか思わなかったのですが、こうして みると、この梅雨の時期っていうのは非人間的。洗濯物が乾かないよー。ベランダの奥行きがかなりある ので、曇りの日には思い切って内側の物干しに干していってしまうのですが、一応乾くけどいまいちな感 じ。乾燥機買わないとダメかなあ。その前に家に干せる物干し台を買ったほうがいいのかしらん。

昨日は排水管の清掃とかで、午前中は家にカンヅメ。9時から12時とか言われてたのですが、来たのは 11時ですよ。もっと早く来れば、銀行とかいけたのに。

日明恩『それでも、警官は微笑う』

いやー昨日は恐ろしいことがあったのです。乾かないので、仕方なく夜間干していた洗濯物を取り込んで畳んでいたときのこと。下着を畳もうとすると、なんだか黒いものがついているのです。目の悪い私は、なんじゃ、こりゃ、ゴミでもついていたか、と思って顔を近づけると・・・

ぎゃぁぁぁあ！！！蛾だぁ！！！

洗濯物にはよく虫がついてくるといいますが、なんで下着にこんなデカイ蛾が。
幸い昼間だから（いやまだ早朝なんですけど）なのか、その蛾はじっとして動きません。ごきぶりどころか、こういう虫の類は大嫌いな私。恐怖におののきながらも、その下着を摘み上げ、再びベランダの物干しに。あとはそのまま蛾が自発的にお出かけになるのを待つことにしたのでした。

どなたか、ベランダに置ける効果的な虫除けをご存知ではありませんか？（かなり切実）

日明恩『それでも、警官は微笑う』

昨日は午後から都内某大学に出張。驚いたのは、その大学、キャンパス内が全面的に禁煙なんですよ。喫煙所もほとんどなくて、でも結構それで運営されているようで。やろうと思えばできるものですね。気のせいかもしれませんが、キャンパス内が綺麗な気がしました。

明日はいよいよ決勝戦。ふと思いついて、昨日の22時半頃再びチケットセンターに繋いで見たのです。すると2回程度のリロードでクレジットカード入力画面に。お！やった！とはいえ、長いのはこれから。半信半疑で番号入力、次の画面に行ったのです。すると日本地図が出てきました。ここまでは見たことがあります。決勝T新潟の1回戦が青になっていて、すごーく迷って結局買わなかったということがあったのでした。さっそく横浜をクリック。するとなんと、GERvsBRAが青くなっているではないですか！うぉーさっそくクリック。するとカテゴリー（席の種類）を選ぶ画面が出てきました。ディフォルトがカテゴリー1になっていて、値段がUSドルで750。びっくりです。ここ数日円が急騰しているとはいえ、120円で単純に掛け算しても1枚で9万円。カテゴリー2でも500ドルです。そのカテゴリー1が50%の座席数ですから、暴利としか言いようがありません。そう言えば、決勝の観戦チケットがべらぼうに高いとニュースになっていたのを思い出しました。しかし、そんなのは自分に縁が無いと思っていたので、聞き流していたのでした。2枚で20万近いチケットを買うことなんて出来ません。迷わず一番安いカテゴリー3(それでも300ドル）にして、次へをクリック。しかし、そこでアウト。結局その先に進めず、もう1度リトライすると、横浜はオレンジになってたのでした。今日も東京のチケットセンターでドイツ国籍を持つ人にチケット販売（窓口）があるので、その残りを狙ってみよう。

チケットに振り回されつづけた1ヶ月。

有栖川有栖川『まほろ市の殺人　冬』

『それでも警官は微笑う』、面白かったです。骨太、しかしどこかユーモラス。メフィスト賞初のハードカバーも頷けました。

昨日の韓国戦は、3位決定戦だからこその面白さがありました。トルコも韓国も勝っても負けても快挙という成績でしたし、優勝がからむというガツガツした試合ではなかったのがよかったのでしょうか。サッカーを楽しむという雰囲気でした。いや、もちろん一生懸命ゴールを狙ってましたし。11秒で1点入れられてしまったのが、逆にゲームを面白くした感もありましたし。そして極めつけ、ロスタイムに韓国が見事なミドルシュートで1点返す（ちょっとだけボーナスという雰囲気もありましたが）。勝敗はともかく、笛が鳴った後にトルコの選手が韓国の選手の手を取って、観客席に向かっていったのが本当によかったなあ。うん、終わりよければすべてよし。

さてさて、またまた週末は競馬ですよ。と言っても、昨日も買い物したりしてて遅かったし、雨が上がったので洗濯したりでWINDSには行けなかったのですが、家には秘密兵器が登場したのです。その名もUHF（笑）。今までテレビ東京の「スーパー競馬」しか見てなかったのですが、競馬番組ってメインレースだけじゃなかったよなーと思ったのです。あ！そうだ！地方テレビなら、メインレースだけじゃなくてかなり早い時間から競馬番組をやっているはず。実家では、千葉テレビ、埼玉テレビ、テレビ神奈川が入りました。ここでも地方放送があるはずです。といろいろとボタンをいじっていたところ、やはり手でUHFチャンネルを合わせる方法があるではないですか。見事2チャンネル（２ちゃんねるではない）増えて、早い時間のレースもチェックできるようになったのでした。

いよいよ3連複全国発売は再来週から。WINDS行かなくちゃ(^^;

その前に、今日は今月のワールドカップをしめくくる決勝戦。このまま雨が降らないといいのですが。

柄刀一『殺意は幽霊館から』