02年6月前半号
2002年6月
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02年6月1日 (土)

衝撃が作る言葉

解説はいいから、開会式見せて欲しかったかも。>NHK

早くも今年最初の虫刺され。
かいーよぉ。

昨日は久々に分類なんぞをつけてたのですが、そのときに非常に参考になるのが、ダウンロードされたきた書誌についている件名標目。所謂主題検索をするときに使われる場所で、日本―経済―近代みたいに言葉で主題分類がついています。

件名をつけるときは、「件名標目表」というものがあって、その中に出てくる言葉を使うわけですが、アメリカで通常の図書にもっともよく使われている件名標目表がLCSH(Library of Congress Subject Heading)です。毎週のように追加、修正などのメンテナンスがされていて、図書として出版されているものはすでに25版を数えます。うちの大学が書誌をダウンロードしているデータベースが、LCSH付与が原則必須になっているので、洋書の件名には大抵LCSHがついているのです。

さてさて、このところの話題本は9.11に関するもの。比較的早い時期に入ってきたのは、衝撃的な写真集とかだったりしましたが、このところは「9.11は何だったのか」を考える研究書や、テロリズム関連の本が多いです。

そんな本を分類しようとして、珍しい形の件名を発見。

September 11 Terrorist Attacks, 2001

調べてみると、2001/10/10のWeekly listで新規に加わったらしい。さすがアメリカ。やはり相当衝撃だったに違いない。

で、あのセネガルが1点入ったときに、コーナーでやっていた儀式のようなものは何なんでしょう?ちょっと怖いよー。

ただいまの読書

北森鴻『狐闇』

新刊案内

北森鴻『狐闇』ようやく発売。さっそく読んでます!そして9人の作家によるアンソロジー『金田一耕助に捧ぐ九つの狂想曲』、結構好きな作家がずらりなので思わず買ってしまいました。というか、探偵モノを書いている京極夏彦や栗本薫はまだしも、SF作家・菅浩江が一体どんな金田一を書くのか、ちょっと楽しみかも。他は赤川次郎、有栖川有栖、小川勝己、北森鴻、柴田よしき、服部まゆみです。そして、黒崎緑『未熟の獣』を購入。

明日の更新
  • 坂木司『青空の卵』 bk1リンク
  • 海月ルイ『子盗り』 bk1リンク
  • 北森鴻『狐闇』
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02年6月2日 (日)

JAWOC主催「ヨーヨーマ&マークモリスダンスグループ」

アジア初のワールドカップ開催を記念して、JAWOC主催のコンサート。別にワールドカップとは全然関係なく、ヨーヨー・マが来日するということで楽しみにしていました。1度行ったためにチケット販売業者から案内が来て、先行予約もできてラッキー。土曜日の昼間ということもあって、お客さんもリラックスした感じの雰囲気でした。

ただ、今回はダンスグループとのコラボレーションということで、どちらかというと伴奏側のヨーヨー・マはメインじゃなかったのが残念。まあ、こういうことでもないと、こうしたクラシックと現代ダンスを混ぜ合わせたような不思議なパフォーマンスって見ることも無いと思ったので、逆に良い機会だったかも。特にメイン曲のダンス・・・非常に奇妙で笑えました。いや、笑っちゃいけないのかなあ。でも相方もそれが一番印象に残ったようだったので、やはり奇妙だったのかも。

次回来日は11月ということなので、今度はチェロソロのコンサートを狙うかな。

ただいまの読書

赤川次郎ほか著『金田一耕助に捧ぐ 九つの狂想曲』 bk1リンク

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02年6月3日 (月)

昨日はリベンジのはずだったんですが

そうそう、昨日は安田記念でリベンジのはずだったのですが、どうも疲れが出てしまったようで、WINDSにいけず。いずれにせよ相方が推していたミレニアムバイオも、私が狙っていたゼンノエルシドも全然ダメ。ゼンノエルシドに至っては、ビリという結果で、やはり私は競馬に向いてないかもと思っていたところでした。次は秋。

このところずーっとサッカー見てます。テレビはサッカー中継とサッカー関連ニュースしか映してません。そのうちテレビがストライキ起こすんじゃないかと戦々恐々。それにしても、余ってるチケットって絶対スポンサーが押さえてたやつですよねえ。結局当日販売してるし。しかも今後も大量に販売される可能性があるとか。もーだったら早く売ろうよ。ちなみに今朝チケット販売ページに行ったら、「サーバーがオーバーロードしてます」ってメッセージ(笑)。そりゃそうだろうな。

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赤川次郎ほか著『金田一耕助に捧ぐ 九つの狂想曲』 bk1リンク

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02年6月4日 (火)

ハツモノ

イタリア強いなー。こんなところと同じ土俵で戦おうとしていいのか、日本。っていうか、ああいう人たちと一緒にプレイしてる中田、改めてすごいなー。

中橋さん、ご結婚おめでとうございます!

結婚して思ったのが、食べ物の趣味を合わせるのが面倒だなーということ。例えば、うちの食卓にはソバが出ることは無いですし、豆腐も私が食べないので、一番小さいのを買ったり。湯豆腐なんていうメニューは無いですし。一方で、牛乳を使ったものとか、スイカとか、相方が嫌いなので、買わないのです。

でも、昨日は今年初めてのスイカ(らぶ)を購入。相方が嫌いなので、どーしよーかなーと思っていたのですが、カットされてるちっこいやつが安かったので、思い切って購入。今日のおべんとにも入れるのだ(フフフ)。

スイカというと、実家では私の父の誕生日(5月25日)前後に初物を食べるという習慣があって、毎年その頃にスイカを食べていたのです。このところとんとご無沙汰。2人じゃ、切ってあってもかなりつらいですからねえ。しかもウチで食べるのは私一人。さらにスイカは重い。なんだかんだと食べる機会が無かったので、また格別。うまー。

しかし、帰ってきた相方に、ごはんできるまでソラマメでも食べてて、と言ったら、小さいのを少し残して全部食べられた・・・ぐすん。

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赤川次郎ほか著『金田一耕助に捧ぐ 九つの狂想曲』 bk1リンク

パロディあり、シリーズキャラと金田一あるいは横溝との出会いあり。ファンには楽しめそう。ただいま伊集院大介と金田一のお話。

新刊案内ほか

第26回メフィスト賞受賞作は、初のハードカバー出版。なんと刑事コンビが活躍する警察小説だそうで、同じような小説が結構好きな私としては、かなり楽しみ。日明恩(たちもりめぐみ)『それでも、警官は微笑う』は、6月下旬講談社より発売。

遅ればせながら、bk1でハリーポッター第4巻『ハリーポッターと炎のゴブレット』の予約受付中。今回は上下巻で分売不可だそう。2冊で3800円(ちと高い)。

『模倣犯』の映画公開カウントダウンが始まっているところですが、桐野夏生『OUT』も映画化。「雅子」には原田美枝子さん、「ヨシエ」は倍賞美津子さん、「邦子」は室井滋さん、「弥生」は西田尚美さん。倍賞美津子と室井滋しかわからないわ。しかも佐竹が間寛平!それはミスキャストでは・・・(笑)。出来上がりが楽しみなところです。

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02年6月5日 (水)

一喜一憂

あーサッカーに興奮してたら、トップページが50万ヒット突破してしまいました。。。いつも来てくださってる皆様、ありがとうございます。今度こそ何かしようと思ってたのに。思いついたら、今週末何かやりますね。

前哨戦(職場内)

  • 今日は日本戦ですよーが合言葉
  • 17時段階で既に職場内ガラガラ状態。
  • ベテランのおばさんまで「日本戦だから早く帰るのよー」
  • 入り口の警備のおじさん、あまりの早引けに驚く。

前半戦

  • 18時1分前に帰宅。
  • 食事の支度をしながら、観戦。
  • 特に動きなし。
  • 枝豆ゆであがる。
  • マカロニゆであがる。
  • 今日の夕飯はグラタン。

ハーフタイム

  • 帰ってくると言ってた相方に電話。職場で観戦している模様。
  • 仕方なくオーブンを予熱し、グラタンを入れる。
  • サラダ作る。
  • 相方の実家から送られてきた八丁味噌で味噌汁を作る。

後半戦

  • 10分。嫌な雰囲気。
  • あーやっぱり。日本失点。。。
  • ごはん炊き上がる。
  • ところが直後に鈴木のゴール!偉い!鈴木!
  • 嬉々として踊り狂う片桐。
  • 喜びを分かち合う人間がいないので、妹にメール。
  • グラタン出来上がる。食べながら観戦。
  • 妹から「何々?!どっちがゴール?」。この世紀の試合を見ていないらしい。
  • そこへ!稲本の勝ち越しゴール!
  • 再び狂喜乱舞の片桐。近所迷惑。
  • 妹に返信。「日本逆転!稲本2点目」
  • 妹「ほう。で、あと何分」。試合を見ていないどころか、試合開始時刻さえ知らなかったらしい。
  • すると直後に再びセットプレイから追いつかれる。。。
  • グラタン食べ終わる。ごはんも食べ終わる。
  • 妹に返信。「また追いつかれた(T_T)。あと10分」
  • するとしびれを切らした妹から電話がかかる。「でー今どうなのよ。あと何分よ」
  • 「あと10分無い」
  • 「うぉー間に合わないー」・・・あたりまえ。
  • すると稲本、再び見事なゴール!!!
  • 「あーーーー!!入った!!!」と電話に絶叫する片桐。
  • 「うそうそ!」と喜ぶ妹。
  • しかし本当にウソだった。あのファールは納得できない。
  • 2分のロスタイムも日本が押し気味にすすめるも、タイムアップ!
  • しかし本当に笛は吹かれてたのだろうか。いまいちよくわからなかった。

納得いかない。けど、日本初の勝ち点1。強豪ベルギー相手に頑張った。すごい。

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赤川次郎ほか著『金田一耕助に捧ぐ 九つの狂想曲』 bk1リンク

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02年6月6日 (木)

サッカーに明け暮れて

中山美穂と辻仁成が結婚したのさえ知らなかった片桐。

我が家のテレビは、やはりサッカーばかり。ニュースもサッカー関連ニュースをはしご。このままでは6月が終わってからの反動が大きそう。

日本戦もチケットが余っているそうで。今日の午後に電話番号が発表だそうですが、本当に繋がるのかなあ。ネットで販売もするらしいのですが、繋がったためしがなく。。。でも何で買えてる人がいるの〜。むみー。

しかし、何だかんだと直前になって無理矢理売り出したり、チケット交換所のない鹿島にも臨時の交換所を作ったり、いつも「それはできません。」「マニュアルにありません。」みたいな杓子定規な対応しかしない日本にしては、珍しく臨機応変な対応なのでは、と思ってしまったのは、身内びいき?

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黒崎緑『未熟の獣』 bk1リンク

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02年6月7日 (金)

特売品

昨日のフランスvsウルグアイは面白かったー。前回大会優勝国のフランス、今大会まだ1点も得点してないんですよね。

いつもよりさらに早起きしたけど、やっぱりチケット販売サイトに繋がらない。今までのサッカー観戦経験思うことは、「サッカーの試合」を見るなら、テレビ中継のほうが、すごいプレーの細部もわかるし、全体もわかって見やすいけれど、雰囲気を味わいたいとか、お祭り騒ぎに加わりたいなら、観に行ったほうが良いということ。だから日本戦というのは理想なんですよねぇ(=細部はわからなくてもよいけど、ひたすら応援でバカ騒ぎはできる)。さらに!大会開始から1週間経っても、まだサポーターにも会ってない!実は「日本でやってる」って言ってるのは、テレビの中だけで、ネタなんじゃないかと思う今日この頃。

閑話休題。スーパーなんかで特売!と書いてあると、ついつい目が行ってしまうのですが、昨日は変わったものが特売に出されていました。その名も「本格キムチ納豆」。パッケージは赤く、普通の納豆っぽくありません。何しろ名前がキムチ納豆です。キムチ味で、辛い納豆であることがパッケージの宣伝からわかります。水戸にも住んでいたこともあって、納豆は嫌いじゃないですし、相方も納豆を食べます。しかも辛いもの大好き。値段も特売ですから安いのです。私は思いました。「ここで食べてみなかったら、きっともう食べないだろう」。

購入決定。

というわけで、家に帰ってさっそく食べてみたところ、キムチそのものが入っているわけではなく、キムチソースがしょうゆの代わりに入っていて、納豆が辛くなるというものだったのでした。ピリ辛納豆はちょっと不思議な味ですが、なかなかいけます。これはまた特売されてたら買うかも。

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講談社ノベルスが出ていました。とりあえず黒田研二『笑殺魔』殊能将之『樒/榁』(薄い!全頁袋綴!)を購入。法月倫太郎ほかは、相方が購入予定。。。

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02年6月8日 (土)

びっくり!チケット

というサブジェクトのメールが相方から。私は「もしや!取れたの?」とまじで期待して開けると・・・

>当然の結果

>駄目でした。

もー期待したのにー!

なんだかウィルスが再び。Klezとかいう流行のウィルスは、メールアドレスを偽造する性格を持っているそうです。なんと某所に私のアドレスでメールが行ったみたいなのですね。電話がかかってきて、「ウィルス来たー」。多分、アドレス帳に私と彼女のメールアドレスを入れてる人だと思うので、零時系の近しい人だと思うのです。ヘッダー確認して、asahi-netじゃ無い場合は、私のアドレスでも偽造のやつです。お気をつけて。

一応、私のパソコンのHDD内全ファイルにウィルスチェッカーの最新パターンでチェックをかけましたが、ウィルスは発見されませんでした。

トレンドマイクロのWORM_KLEZ関連ページ

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黒崎緑『未熟の獣』 bk1リンク

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02年6月9日 (日)

いよいよ本日、日本第2戦ですが、その前に。

昨日は仕事帰りに、とりあえず伸びきってしまった髪を切りに。いつも行ってるヘアサロンは、2階にあって道路に面している部分が全面ガラス張りという明るい場所なのです。その窓際のところで雑誌でも見つつ、毎回トリートメントをしてもらいます。いろいろ種類があるトリートメント、このところはマッサージ付きのやつがお気に入りです。泡を髪全体に塗ってもらうのですが、その泡はムースよりちょこっと固めな感じのもの。最初に泡をぜーんぶ頭の上に載せると、その形状はまるで・・・(笑)。そして、ガラスに映った自分の姿は非常に情けないものになるのです。そうそう、最近は全体をカラーリングしちゃってるのでやらないのですが、一部にカラーを入れるときに、アルミホイルを髪に大量につけたところもすごいですよね。人には見せられないよなぁ。外から見たら無茶無茶笑えるだろうなー。ガラス張りのヘアサロンがあったら、ちょっと覗いてみると爆笑モノかも。

買い物をして帰ってきて、カレーの材料を切っておくところで、タイムリミット。自治会の時間です。残りの作業は相方に頼んで集会所へ。その所為で、面白そうだったイタリア対クロアチアの試合が見られず、恨みモード。じいちゃんばあちゃんの相手で何が疲れるかって、同じことを何度も話されることですよねー。会長、その話はもう何度も聞いたよ、ってツッコミたくなる自分を抑えるのがつらい。

さてさて帰ってくると、ちょうどカレーが出来上がっているようです。遅くなったし、さっそくブラジルvsクロアチアを見ながら食べよう。まずは冷蔵庫から飲み物を・・・と冷蔵庫を開けると、手前の飲み物パックを入れるところに、そこにあってはならないものが鎮座していました。

ルックお風呂の洗剤詰め替えボトル。

「もーこれこんなところに入ってるよー」。相方に言うと、「あー飲み物かと思った。」

まあ確かにこういうジュースボトルありそうだけどさ。

いよいよ午後8時半より日本vsロシア。今日はテレビのないところは(例えば映画館とか)夜はどこもガラガラとみた。

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殊能将之『樒/榁』 bk1リンク

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02年6月10日 (月)

今日は何を差し置いても。

どうもshakaさんにも同じようなところからウィルスメールが届いている模様。しかも、私のところに来るものも、ほとんどが近くの人間のメールアドレスです。アドレス見ただけで人間が特定できるものも多数あります。読書サイト系の局所で流行っている模様。2日ぐらい前から、20時過ぎに毎日コンスタントに数件来ています。皆さんお気をつけて。

そんなことはともかく・・・。

勝った!勝ったよ!

「分け」で行けばいいだろ、決勝なんて行けないよと、口には出さなくても皆思ってたと思うのに、見事1−0。野球で言うなら完封勝利。既にワールドカップサッカー熱は日本中に広がってると思うのに、それにさらにガソリンを振りまいた感じかも。ここで分けたり負けたりしたら、やっぱりブームにも水を差したと思うんですよね。昨日は点数が入ったときの日本列島は、無茶無茶うるさかったに違いない。

でも最後の最後、笛が鳴ったときにテレビが映してたのが、ピッチではなくベンチだったのがなんとも(笑)

つけたし。ふみあきくんのところによると、ロシアでは死者もでる騒ぎになってるみたい。やはり格下チームに負けたのは悔しかったのか。

さらに。いやーおととい、「梅雨どこに行ったんでしょうね」「来週あたりから天気悪いらしいですよ」「いや、でも桜も夏も1ヶ月早かったから、梅雨じゃなくて台風かも」なんて言ってたのが本当になるなんて。

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殊能将之『樒/榁』 bk1リンク

っていうか、まだ袋とじも開けてないし。

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02年6月11日 (火)

サッカーと関係ないところで。

そういえば、サッカー日本代表の選手に黒い髪が少ない話があちこちで話題になってますよねー。私も頭が茶色いのでヒトのことは言えないのですが(っていうか、他人の髪の色なんて、茶色でも青でも別にどうでもいいのですが)、おととい「もう日本人選手で黒い髪のやつなんて、能活と、秋田と・・・あと中山くらいじゃない?」という話をしていたのです。

そして後半の正念場で、その話題の中山が登場してきました。おー残り少ない黒髪プレーヤー登場だ!と大騒ぎしていたところに、画面にアップされた中山・・・。

か、髪が茶色い!

トルシエは黒髪が嫌いなのかも。

さてさて、昨日の盛り上がりを示す数字のひとつ、視聴率(ビデオリサーチ調べ)。昨日の勝利の瞬間は、視聴率81%だったそう。すごい。平均視聴率も66.4%で、歴代でも1963年NHK紅白、東洋の魔女についで歴代3位だって。東京オリンピックの頃って、急激にテレビが普及しはじめた頃で、物珍しさもあっただろうし、テレビが最大の娯楽だった頃の当時の記録と並ぶってことは、ある意味異様なことだと思うんですよね。よく「東洋の魔女の『東京オリンピック』」とか、「学校休んで見ていた『あさま山荘事件』」とか、ウチの親のあたりの世代の人って同じように口にしますけど、きっと30年40年経って、「2002年、日本代表は、ワールドカップで初勝利を得た」というニュースが出てきたときには、「この試合見てたよー。日本中が喜んで、渋谷とか新宿とか交通麻痺状態になったんだよー。ロシアで暴動も起きたし」って言えますね。ふふふ。ちょっとうれしかったり。

同時代性ってよく言いますけれども、ガンダムとか、キャンディキャンディとか、松田聖子とか、チェッカーズとか(ちょっと偏ってる?)好き嫌いはともかく、所謂世代のコモンセンスってありますよね。われわれの世代のコモンセンスに、きっとこのFIFAワールドカップ2002は入るだろうなと思った瞬間でした。

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黒田研二『ふたり探偵』 bk1リンク

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幻冬舎文庫が出てました。戸梶圭太の『ご近所探偵TOMOE』は、最終話と書かれていました。。。田口ランディの『アンテナ』は例の騒ぎの改訂版です。

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02年6月12日 (水)

番狂わせ

あー本当にフランス予選敗退してしまったのですね。というか、優勝候補が1点も取れないで予選敗退というのは、番狂わせというよりも、フランスの実力を皆が見誤っていたということなのでは、と思ってしまったり。

「勝てば韓国、負ければ帰国」というドイツvsカメールン戦前のアナウンサーの言葉に、「アメリカ横断ウルトラクイズ」を思い出しましたよ。

とうとう入梅。じめじめしてきましたねー。冷房ではなく除湿をつけたところ、「現在の湿度80%」と出ましたよ。1時間半ほどで50%くらいまで下がったら、非常に快適になりました。サッカーも、これからは実際の敵よりも湿度のほうが強敵かも(笑)。夜も暑いしなあ。

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黒田研二『ふたり探偵』 bk1リンク

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祥伝社400円文庫が出ていました。『まほろ市の殺人』、春夏秋冬で4人(有栖川、麻耶、倉知、我孫子)の競作になっているものと、鯨統一郎柄刀一を購入。しめて2400円。非常にコストパフォーマンスが悪いことはわかっていても、ついつい買ってしまう400円文庫。。。

あと光文社文庫が出てました。大沢在昌『氷舞』が文庫落ちです。

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02年6月13日 (木)

あ、これ欲しい。

そろそろサッカーの話題も嫌になってる方も多いのでは。と思って別のネタを求めて、脳内探検。

ひとつありましたよ。

先日、ウチでは珍しくニュー○ステー○ョンがついていたのです。私が久○宏の発言が嫌いなので、○ュース○テーションはほとんど見ません。で、当然中心はサッカーの話題。川平慈英が熱くサッカーを語っています。お兄さんのジョン・カビラは、通訳さんを無視し、自分で質問して同時に自分で(川平節に)翻訳しているところが笑えたりするのですが、それはまた別の話。

その机の上を見ると、なにやらかわいいマスコットが乗っています。ドラえもんです!しかも、日本代表のユニフォームを着て、ドラ焼きならぬ、サッカーボールを持っているではないですか。かわいー。私はさっそくネットで検索してみました。すると、バンダイが発売している、「ドラえもんぬいぐるみ2002年度版サッカー日本代表チームバージョン」だそう。大3500円、小2500円。4月下旬から発売していたなんて。知らなかったわ。さっそく買いに行かなくちゃ。

っていうか、結局サッカーから抜け出しきれてない上に、これまた耳たこのドラえもんの話題だし。

メモ。日本代表が決勝Tに進んだら、焼肉。

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昨日読み終わった『ふたり探偵』、ネット上では評価が分かれているそうですが(というか、分かれているのは見てないのですが、「まあまあ」というのは見た)、私には美しい伏線満載ミステリでした。おすすめ。そのまま鯨統一郎『文章魔界道』 bk1リンク に突入してしまったら・・・(^^;

というわけで、今日は再びくろけんさんに戻ってます。

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02年6月14日 (金)

日和見しないのが強み?

いよいよ今日は日本vsチュニジア。どきどき。

昨日はちょっと雨模様。相方が傘が無いというので駅まで迎えにいきました。と書くと、普通に傘を持っていったように読めますが、心の中では非常に不満です。私はイタリアvsメキシコ戦観戦中でした。このグループはすべてのチームに決勝T進出の希望があり、イタリアも勝たないと自力で決勝T進出ができないという激戦グループです。前半から両チームとも気合が入っており、面白いゲーム展開。相方が帰ってきたのは、そんな前半も佳境で、そろそろどちらかが得点するか、といった雰囲気のときでした。しかも、私にはゴールシーンを見られないというジンクスがあります。私がちょっと目を離した隙に、ゴールしてしまうのです。

私はいやな予感がしながらも、傘を持って駅に向かいました。サッカーの行方が気になって仕方ありません。駅についても、まだ相方の乗る電車はついていないようです。私はどこかで観戦できないか、考えました。そうだ、いつもテレビがついている駅前の中華料理屋なら、サッカー中継を見られるのでは、と思って、中華料理屋の扉から中を覗いてみると・・・。

がーん、いつもどおり巨人戦の中継だ・・・。

しかも帰ってきたら、やっぱりゴールシーンを見逃していた(T_T)。

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北村薫『詩歌の待ち伏せ』が出てました。が、小説じゃないみたいなので、見送り。

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02年6月15日 (土)

平日昼間の日本人

ワールドカップのワの時も無い頃から、14時半に打ち合わせを入れてしまっており、泣く泣く漢籍目録と闘っていた片桐。しかし一緒に打ち合わせしてた先生は、試合結果が気になって仕方ない様子。打ち合わせが終わったとたん、iモードを取り出す始末。

職場に戻ると、もう定時(16時半)です。午前中から「遠山大臣が『大きな大会なので大いに楽しみ、応援していただいたらいいのでは』」と、(勤務中のテレビ観戦を)事実上容認する考えを示した」という記事が某方面から送られてきたり、私も内心「大会を盛り上げるべきホスト国の人間が、自国の大事な試合のときに、皆で仕事してるというのは、いかがなものかと」と思っていたもので、さっそく普段はビデオ等の書誌を作成するために使っているテレビ点灯。「(いつも傍若無人な)あなたが点けてくれるのを待ってたわ」とばかりに周りの人間ばかりでなく、別の階の職員、派遣さんまでがバラバラと集まって皆で観戦です。

ちょうど後半が始まった時間。0−0だし、しばらくは何も無いだろうと、とりあえず机の上を片付けたりしてたのです。昨日も言ったとおり、私はゴールシーンを見逃すというジンクスがあります。そそくさと片づけをしていると、案の定、テレビの周りから歓声。「あーまた見逃した・・・」

その後はテレビにちゃんとへばりついてましたよ。ゴールに近くなるたびに歓声と悲鳴。そして中田のダメ押しの1点!日本代表が余裕の試合運びなんて、今まであったでしょうか。というか、これが本当に「下馬評は所詮下馬評」という言葉を具現化していた日本代表なのでしょうか。日本人の80%くらいのものすごい期待を浴びながらも、本当に活躍する日本代表に、ラスト1分は感動して涙出てきましたよ。

というわけで。

本当に勝ったよ!信じられないよ!決勝トーナメント進出だよ!

でも、もっと信じられないのは。

ガーン、決勝トーナメントの初戦って、また平日の15時半からじゃないかよ!

職場で「休暇は抽選にしましょう」との声あり(笑)。っていうか、今度こそ、休みにしましょうよ>政府。

というか、あれほど外国人フーリガンを警戒していた警官たちは、暴徒化した日本人サポーターを抑えなくてはならない皮肉。

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7月文庫新刊情報

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7月の文庫新刊情報をUP。今回の目玉はなんといっても講談社文庫。高村薫『マークスの山』(これ感想書いてなかったんですね、初めて気づいた)、藤木稟『イツロベ』、私はおすすめしないけど福井春敏『亡国のイージス』など、大作が次々文庫化です。詳しくは新刊情報一覧で。

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