02年2月後半号
2002年2月
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02年2月16日 (土)

[movie] 友へ チング

昨日は久々の試写会。韓国映画の「友へ チング」。韓国では『シュリ』『JSA』を超える観客動員だったのですが、違う印象の比べるのはどうかなーと思いつつ、観に行きました。


幼友達4人。いつも一緒に遊び、悪戯をするときも一緒だった4人。中学校で分かれて、再び高校で同じ学校になった。一人は優等生になり、一人はお調子者のまま、そしてあとの2人は学校の問題児。それでも幼馴染はやはり幼馴染だった。

『シュリ』や『カル』はどちらかというとハリウッドテイストだった気がするのですが、この映画は低予算の人生論的脚本が日本映画に近い感じ。全体的にセピアがかった映像が、陰鬱で、でもどこか暖かいストーリーに合っていた気がします。2時間持たせるには、もう少し話に波が欲しかったところですが、まあこんなものでしょうか。ラストのシーンは感動的。2人の問題児を中心に話は進むのですが、殺伐とした生活の中にも、親を思ったり、自分の将来を考えたりするところが、なんとなく日本には無い(無くなってしまった)韓国らしさなのかなあと思ったりもしたのでした。主役の2人はかっこよかった!おすすめ、とまではいかなくても、『シュリ』や『カル』とはまた違った韓国映画を観られて満足。

3月下旬、日比谷みゆき座ほかでロードショー。R-15指定。

ただいまの読書

京極夏彦『続巷説百物語』 bk1リンク

もう1冊読めるかも。

3月文庫新刊情報

来月はいろいろと文庫化。まずは角川文庫から井上尚登『C.H.E.』、西澤保彦『スコッチゲーム』。他にも菅浩江の新刊1冊。最近たくさん書いてますね。講談社文庫から東野圭吾『私が彼を殺した』、森博嗣『地球儀のスライス』が文庫化。15日発売。光文社文庫からは柄刀一『3000年の密室』、鯨統一郎『隕石誘拐』集英社からは未読の2冊。北森鴻『メインディッシュ』、津原泰水『蘆屋家の崩壊』が文庫化。津原氏のは評判良いので、読もうかな。祥伝社からは西澤保彦『ナイフが町に降ってくる』が文庫化です。いろいろあるので、文庫待ちしてる方は、新刊情報をチェック。

明日の更新
  • 京極夏彦『続巷説百物語』 bk1リンク

もう1冊読むとしたら新刊を読みます。いけるか・・・。

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02年2月17日 (日)

やっぱり休日出勤は疲れるかも

拘束時間は同じ、通勤時間はいつもの10分の1・・・でも、休日出勤は疲れるものです。しかもいつもと違う立ち仕事。そう、今日も試験監督でした。

もうこの仕事を5年もやっていると、毎年いろんな学部の試験を見てるし、受験生の思う疑問も数限りなく受けてるし、受験生が大抵する失敗(名前書いてなかった、時計忘れた、今年は消しゴムを忘れた奴がいた・・・キミは受験する気あるのか・・・etc.)も知ってるわけです。ところが今日は思わぬアクシデント。写真照合用の写真が受験票からポロリと落ちたのがひとつ。すわ、これはどの受験票だ!と探した結果、1つだけ写真が無いのがあり、本人と写真を照合の結果、無事それだとわかったわけですが、それまではこの写真からその人を見つけなくてはならないかと青くなってました。受験生の皆さん、写真はちゃんと貼り付けましょう。

というわけで、比較的無事に今年の試験も終わったのでした。もう試験監督はいや〜。

ねむねむ。

関係ないのですが、テレビで親子丼の美味しい作り方をやっているのです。明日は親子丼かな・・・。

ただいまの読書

畠中恵『しゃばけ』 bk1リンク

これから読みます。

新刊情報訂正

文庫新刊だと思っていた菅浩江『末枯れの花守り』はスニーカーブックスの文庫化だそうです。失礼いたしました。

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02年2月18日 (月)

壊れたんじゃなくて、壊したんでしょ

おとといは相方が職場の人たちと競馬に行ってしまい。今月の残りの生活費2万円を 増やしてくれるはずだったのですが、途中経過を知らせる電話で、「やっぱりあかん。15000円くらい負けとる」。ああ、やっぱり。しかし3時ごろ(レースも終わる頃)ふたたび電話があり、「最後の最後で90倍が当たった」。普通負けが込んでて、最後に無理矢理張った無謀な賭けで、すっからかんになるというならともかく、万馬券に近いのを引いてしまうあたりが、オイチョから1枚引いてカブにしてしまう相方の弟と共に血筋なのかなと思ったり。ただ賭けてたのは200円で、儲かるというほどではなかったようですが。

その相方が「おーい」と言い出しました。何々?と答えると、LANケーブルが壊れたっぽいとのこと。まあそりゃあねえ。無理矢理引っこ抜いたり(抜きにくい形状をしてるケ ーブル自体の問題もあるのですが)、また挿しこんだりしてたら、そりゃあ壊れないも のも壊れるでしょう。というか、壊れたんじゃなくて、「壊した」んでしょう。日本語の微妙なニュアンスで誤魔化したってだめなんだから。

ただいまの読書

畠中恵『しゃばけ』 bk1リンク

まだ読み始めてないんですけど。

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02年2月19日 (火)

竹薮の関係ならぬ、小藪の関係?

アメリカ大統領が来日してるそうですが、政治団体の宣伝カーの声も聞こえず、都内の道路規制も関係なく、ましてや大統領を見かけることもなく。いつもと変わらぬ平穏な一日。

昨日はグリーンジャンボ宝くじの発売日。なんと今回はFIFAワールドカップチケットも賞品の中に入っているという豪華版です。さっそく1000円で買える3枚購入(<1000円というところがセコイ)。チケットは等数が低いところでチケットだけが当たるのかと思ったら、チケット+賞金なんですね、これは。随分大盤振る舞いです。例えば決勝戦のものならチケット+34万円だそう。たとえ大阪が当たっても、旅費も出るってことですね。ああ、しかしチケット不要の場合は、決勝戦分だとなんと賞金が16万プラスの50万。これは微妙。チケットをとるか、金を取るか。「お金で買えない何か」を信じるかどうかですけど。チケットと賞金、どっちが人気になるのかな。

また当たった気になってるし。

[椰子の実の立ち読み]: 「面倒くさがり」は発明の父?

2ちゃんねる宣言 : 挑発するメディア / 井上トシユキ + 神宮前.org

文藝春秋, 2001.12

ISBN4-16-358050-6 bk1リンク

私もたまーに見てるんですけどね、2ch。世間的にはいろいろ言われてるのですが、結構まともなスレッドもあるんですよ。そうそう、某巨大結婚系掲示板では、ちょっと批判を書いただけで削除されちゃった、なんて話を聞きましたが、ここには「あのホテルのごはんはまずかった」とか、「あの式場の担当者最悪」なんてのもあたりまえのように載ってますから、ある意味ホンモノの情報を(それも取捨選択する必要がありますけど)仕入れることができるのかも。たまに書き込まれる面白い文章なんかも笑いを誘います。一時期読書系サイトの局所で流行った「鳥はむ」もここが情報源だったはず。

最近メディア露出の多い管理人のひろゆき氏。留学中暇だったから始めた、自分でコンテンツ作るのは面倒だから、仕組みだけ作って放っておいたという「誕生秘話」はあちこちに載ってますが、これだけになると思ってたのでしょうか。もうやめられないのか、それともそろそろ面倒だと思ってるのか・・・。多分「どういう方向に持っていきたいのか」とかいう質問は愚問なんじゃないかと思うのです。どんな理由も後付け。単に放っておいたらこうなったし、まあ面白いからいいんじゃないの?的なノリでやってるように思えるのですが、どうなんでしょうね。それともそれは表面的なポーズで、かなり緻密な計算のもとに出来上がってるのかもしれないですけど。私は前者のほうが正解のような気がするな。

気になったのは、最初に載ってるインタビューと最後のインタビューではひろゆき氏が別人のよう。誰かが手を入れて文章を変えてるのかしら?

bk1でのインタビュー

ただいまの読書

畠中恵『しゃばけ』 bk1リンク

そこそこ面白いかも。ただいま半分。

新刊情報

鈴木光司『枝の折れた小さな樹』が出てましたが、短編のようなので見送り。

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02年2月20日 (水)

図書館の人々

図書館に勤めている人っていうのは、当然本が好きなわけです。本嫌いが、本しかない職場に行くなんて、マゾ以外のナニモノでもないわけで、ゆえに図書館員というのは、多少差があるものの、本を日常的に読む人間が多いのです。試験監督の合間の休憩時間。休憩室の隅に本を開く一群。それは図書館員の一角です。図書館で借りたり、あるいは自分で買ったりした本を持参し、休憩時間は読書の時間です。

そんな図書館員にとって、本屋というのは通り道みたいなものです。昨日の帰り、後輩Cに「あれ、片桐さんってこっちでしたっけ?」と言われた私。「いや、今日は本屋に寄るから」と言ったら笑われてしまいました。その後駅前の本屋まで、ひとしきり本屋の話。やはり本屋は行きなれてるところがいいとか、あの本屋は並べ方が悪いとか、ここの本屋は品揃えがいいとか・・・。私は女流作家とかいって別区画になるのが嫌いです。同じジャンルなら、男性も女性も一緒に並べろ、って言いたいのです。そんな風に分けてるところに限って、有栖川有栖や北村薫を女性と勘違いしてるから困ったものです(実話)。それに、せめて日本の現代小説は、文芸だろうがミステリだろうが、時代小説だろうが、はたまたSFだろうが、ジャンル分けせずに著者順に並べて欲しいものです。ジャンルわけなんて本屋の勝手な分け方で、いくら探してもなかったものが、別のジャンルのところに並んでいたときの腹立たしさといったら無くて。皆さんもそんな経験したことないですか?

ただいまの読書

畠中恵『しゃばけ』 bk1リンク

あとちょっと、ってところで寝てしまった。次は柄刀一『幽霊船が消えるまで』。

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02年2月21日 (木)

世界は狭いもの

今日は日曜日分の代休。

前にも書いたような気がするのですが、世の中って本当に狭いものです。高校時代の友人のお兄さんが、私の大学時代のサークル同期と友達だったり、中学時代の友人と大学時代の友人が実は友達だったり。図書館界も狭くて、ウチを退職していった派遣さんと、出張先でばったりとか、よくある話です。

そんな狭い世間のお話のひとつ。先日、小学校時代の友人の絵本の話を書きましたが、それに反応が思わぬところからきました。なんとその友人のお姉さん(が私と同い年なのです)。彼女はインターネットどころか、パソコン自体も持ってなくて全く知ら なかったのに、彼女のバイト先の知り合いが、私のページを毎日(!)見てくれてたよ うで、「これって・・・」という話になったそうなのです。一体誰?と思った彼女が問いただすと、「片桐さんという人のHPだよ」と言われ、びっくりした彼女は、なんとうちの母にアドレスを聞いて、携帯から私にメールを送ってきました。

いやー本当に世界は狭い。3人ぐらいたどれば、全員と知り合いなんじゃないの?

ただいまの読書

柄刀一『幽霊船が消えるまで』 bk1リンク

bk1情報

bk1宝くじ第2弾が今日から始まります!

bk1宝くじのお知らせ

是非この機会に、私のページから飛んでいって、bk1でご購入ください。こ ういうキャンペーン、いつも突然始まるんですよねぇ。効果あるのかしらん。私も何か 買おうかな。これってbk1ポイントで買っても当たるのかしら。

また、25日夕方から、bk1でコンビニ代引きが利用できるよう になるそうです。しかもそれによる支払い手数料なし! (現時点でそれに関する 記事はHPには載っていません) クレジットカード登録しかないの? とか、クレジットカ ード持ってないゾ(=ウチの相方)とか躊躇してた方には朗報かも。そのため、bk1ヘ ルプを更新。

私もたまに書いてますけど、もっとbk1情報が知りたい〜という方は、週間ビーケー ワンでどうぞ。

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02年2月22日 (金)

話し言葉と書き言葉

昨日は平日の休みらしく、郵便局に行ったり、掃除したり。その合間に、ある会議のテープ起こしをしていました。テープ起こしをしたことのある方はわかると思うのですが、そのときはちゃんと聞いている(意味もわかっている)ように思っていても、こうして文章にしてしまうと、文末が曖昧だったり、接続詞が間違っていたりっていうのがぼろぼろ出てくるんですね。この主語はどこにつながるんだよって思うような曖昧な文章やとか、どこで文章が切れるんだよ、ってくらいながーい文とか(それで結局「。」がなかったり)。後で直してもらうことにして、そのまま起こしましたが・・・うーん。

そこで思い出したのが、国会答弁。先日の予算委員会は、ニュースで断片的に見ていても非常に面白かったのですが、あれって、速記の人が追ってるんですよね。すごいなあ。きっと速記の人も、この人のはとりやすいとか、この人嫌い、とか、はっきり話せよ、とか思ってるんでしょうね。

椰子の実通信でも結構載せていた真紀子vs野上国会バトルは、真紀子vs宗男参考人バトルに様変わりしているようで。スカート発言は非常に笑いましたが、ああいうユーモア交えて、はっきり(=は宗男の口癖)話す田中真紀子は、すごいですよ。ここで終わってもらって欲しくないなあ。あまりにお嬢様で、しかも田中角栄の娘という肩書きのせいで、苦労をしてない(?)分、政治家としては正直すぎというか、駆け引きの効かない、目の上のたんこぶなのかも。先日、小泉さんの人気を妬んだ人のいじめ、と書きましたが、小泉内閣のスケープゴートではなくて、彼女自身の存在が邪魔だったのかもしれませんね。その中には実は小泉氏も混じってたみたいな。というのも、勝手な推測ですけど。

2ちゃんねるの「ニュース速報版+」では、お祭り状態でした。昼休みに見たら、ずーっと実況中継状態。中にはどうしようもない(不快な)ゴミレスもあるのですが、一方で面白い視点を提供してくれるものも。国会視聴率も14%を超えたとかで、やっぱり日本人は喧嘩が好きなのか?(笑)

ただいまの読書

柄刀一『幽霊船が消えるまで』 bk1リンク

龍之介、面白すぎ。というか、耳が痛い・・・。

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02年2月23日 (土)

だってドジだもん。

毎日こうして書いていると、ネタに詰まるというのは、日記を書いている皆さん経験さ れていることではないでしょうか。自分だけの日記なら、「今日は普通の一日でした。 終わり」でもいいですし、もっと個人情報的出来事も書けばいいのでしょうけれども、Web上にあげるとなると、出せるもの出せないもの、ネタとして文章になるもの、ならないものの取捨選択もしなくてはなりません。それに、最近ネタの宝庫だった妹とも離れてしまい、ネタ仕入れチャンスが減っているのです。

で、パソコンに向かう私の後ろでテレビを見ている相方に聞いてみたりするわけです。

「何か面白いことない?」

すると相方、間髪入れずに返事を返してきます。

「あんたが生きてるのが一番面白い」

昨日の昼休み、職場のトイレで化粧直しをしていたのです。私は何をやるのでも、ワサワサと騒がしい。口紅を落としたり、何かを置き忘れたり。

「片桐さんって、化粧直しするだけでも、なんだか面白いですね」

ふと先日の相方のやりとりを思い出した私は、その話をしてみました。すると同期Aも 後輩Bも大爆笑。

「それをそのまま載せたらいいじゃない」

というわけで、片桐、今日も元気に生きてます。はい。

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柄刀一『幽霊船が消えるまで』 bk1リンク

あと少し。次は歌野にするか、それとも恩田にするか・・・。

新刊情報・・・他

本当は昨日出てたみたいですけど、恩田陸『図書室の海』を購入。隣にあった歌野晶午『世界の終わり、あるいは始まり』も一緒に買ってきました。C NOVELSも出 てました。今回は佐藤正午『カエサルを撃て』京極夏彦『巷説百物語』北村薫 『覆面作家は二人いる』(これはもう文庫になってるんでしたっけ?)です。読んでな いかたはどうぞ。

レジに並んでいると、前の人も恩田陸他、ハードカバー1冊、文庫2冊の大量買い。な んだか同類?と思ってしまいました(^^;

昨日はXboxの発売日だったそうですね。局所的には大騒ぎだったようですが。ミスタ ー・ゲイツ、日本まで来て『DOA3』ですか。しかもカウントダウンイベントにまで参加す るとは、相当熱が入っているようですね。どのくらい普及するのかな。と思ってあちこ ち見てたら、これ、5.1chのドルビーサラウンドが入ってるんですね!本当はパソコン につけようかと思ってたんですが、高いので諦めたのです。こんなところに入っている とは。ちょっと欲しくなった・・・っていうのは冗談ですけど。

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02年2月24日 (日)

2人しかわかんないし。

大極宮で知ったのですが(今日はテレビでもあちこちでやってますけど)、『模倣犯』 が映画化されて、その主役・網川浩一を中居君がやるとか。結構びっくり。でもよーく 考えて、記者会見とか見てると見栄えもよく、調子もよく、そして実は残忍で、自分が 世界の中心という、ある意味現代っ子の典型と言う意味では、ぴったりかも。高井和明が藤井隆。これはちょっと不思議。もうちょっと太っちょな感じの子かと思ったんだけど。

ザ・サンデーで、徳光さんが「模倣犯、合ってるかもしれないですね」と言ってますけ ど、読んで言ってるのかしら。だったとしたら、「中居は、外見はああでも実は非常に 嫌な奴」って言ってるのと同じなんですけど。横で秋野さんも「いい話ですからね」とか 言ってますけど、こいつは絶対読んでないな。コメンテーターは慎重に言わないとバレ ますね。俳優についてはここまで。というか、他の人は顔さえ思い浮かばないのです。誰?って感じ・・・。他の方のコメントを見てください(笑)。

監督は森田芳光。同じサスペンス(かつ冷酷な犯人を主人公にした)『39』が面白かったので、ちょっと期待。あのいやーな話を、一体どうやっていやーな映画にしてくれるのか、楽しみです。

オリンピックもあと少しで閉幕。なんだか日本選手団は、長野と比べてしまうとぱっとしない成績で終わってしまいました。実際国内の視聴率も国会中継がオリンピック中継を大幅に上回るという(笑)結果に終わりました。フィギュアスケートは日本人が出て無くても面白いと思いますけど、私はスルツカヤの演技に金だなぁ。ダイナミックなところが良かったです(素人目にはそればかりが目立つ)。今回は、私の好きなクワンはいまいちでした。エキシビジョンは、男子のほうがよかった。特に金のヤグディン最高。相方と言ってたのですが、ペアで、女性が男性を投げたり、担いだりするのはダメなの?どこかのCMでそういうのありますよね。本当にやったら、その技にそのペアの名前がつきそう。何とかリフトとか(笑)

ただいまの読書

恩田陸『図書室の海』 bk1リンク

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02年2月25日 (月)

先入観 vs トリック

最近前に比べてテレビの話題が多いのは、きっと気のせい。

昨日、「あるある大事典」という番組で、面白い実験をしていたのです。ある文章が出てきて、問題に答えるというもの。問題は「Dr.スミスは優秀な外科医で、看護婦にも信頼されてます。ある日、Dr.スミスの病院に救急外来が入りました。ある父子を載せた車が事故を起こし、父親は死亡、子どもは重体ということ。救急に運ばれてきた子どもを見て、Dr.スミスはびっくりしました。なぜなら、その子どもはDr.スミスの息子だったのです。さて、このDr.スミスと子どもの関係は何でしょう。」大体こんな感じだったと思うのです。相方と「養父」だとか言ってたのですが、なんと答えは母親。やられました。あれだけ何度もひっかかってるのに、またしても典型的な叙述トリックにひっかかったのです。人の先入観は恐ろしいのです。

そんな相方、夕食の1品を見て「お、茶碗蒸しだ」と言ってます。しかし!その指差して いるのは、私が「生クリームが余っているから」と作ったカスタードプリン。確かにプリ ン型なんてしゃれたものはウチにはなく、どうせ耐熱だし、形も似てるからと、いつも茶碗蒸を入れている器にプリンを入れた私にも否はあります。見た目も似ています。でもでも、茶碗蒸の上には普通カラメルソースは乗ってないのです。その茶色の飴のようなものを、相方は何と見たのでしょう。新手の茶碗蒸ソースだと思ったのでしょうか。 やっぱり人の先入観は恐ろしい。

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恩田陸『図書室の海』 bk1リンク

まだ読み始めたばっかり。

3月新刊情報

今月の3月新刊情報。文庫はいろいろあったのですが、ハードカバー、新刊にはみる ものがあまりなく。大沢在昌の新宿鮫シリーズ『風化水脈』が新書落ち。待ってた方に は朗報かな。またしても柴田よしきの新刊が出ます。この人最近月1ペースで出してますね。雑誌連載の書籍化みたいなものもあるんでしょうけど、それにしたって多いな あ。東野圭吾も新刊。宮部みゆきの時代ミステリ最新作『あかんべえ』は15日発売だ そうで、初版には大極宮通信vol.001が挟まっているそうです。それだけ欲しい(笑)。 大極宮通信vol.001は、京極夏彦『巷説百物語』(ノベルス版)にも挟まっているようで す。戸梶圭太の『リミット』は3月発売(発売日未定)に延期になったみたいですね。い じょ。

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02年2月26日 (火)

花粉症の副産物

いやーここ数日、というか日曜日あたりから花粉症の症状が激しく出ています。窓を開けるだけでくしゃみが止まらなかったり、干した布団を置いた部屋に入ったら、今度は鼻水が止まらなかったり。花粉症の皆さん、頑張って春を乗り切りましょう!

家にこもっていたいと思っても、日曜日も夕食の買い物に行ったりしなくてはいけないし、昨日からは仕事です。仕方なく今年も再びマスクを購入。今日からマスク星人で出勤しました。

ところがこれが思わぬ副産物が。なんとマスクをしたままなら、電車で口を開けて爆睡しててもバレないのです。これはよいかも。降りる駅で「あーよく寝た」と思って気づいたマスクの思わぬ効能。花粉症じゃない人も是非マスクを(笑)。

ただいまの読書

恩田陸『図書室の海』 bk1リンク

ようやく半分・・・・。うーん、この人の見ている世界と同調できてないかも。

[椰子の実の立ち読み]: PCを馬鹿にしているようで、PCを愛する人のタメの本?

松井の辞典 : 最近のPC用語がわかるかも! / 松井英樹主幹
アスキー, 2001.7
ISBN4-7561-3825-X bk1リンク

液晶ディスプレー:「ドットがいくつか死んでいることがありますが、問題ありません」などと、欠陥を詫びるどころか店頭で逆ギレしている珍しい製品。「キーがいくつか壊れていることがありますが、問題ありません」というキーボードや、「イクラがいくつか腐っていることがありますが、問題ありません」という海鮮丼、「いくつか穴があいていることがありますが問題ありません」という救命ボートや、「いくつか墜落することがありますが問題ありません」という飛行機が無いことを考えるにつけても、どーも納得できない製品のひとつ。

とかいうおちゃらけ解説が載ったPC用語辞典(<じゃないって)。ああ、決して初心者用のPC用語解説書じゃないので、誤解なきよう。うっかり上の部分が載ったページを開いてしまい、クスクス笑いが止まらなくなった片桐。

「最近のPC用語がもっとわかるかも!」と銘打たれた、pt.2 bk1リンク もあり

bk1情報

先日載せたコンビニ支払いについての詳細が【こちら】に載ってます。

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02年2月27日 (水)

最先端は誤解されやすい?

日立、水冷式ノートPC・企業向け夏投入
日立が水冷ノートPCを展示、9月に製品化

という記事に爆笑したのは私だけじゃないはず。いや本当に出ましたよ「水冷式」(わはは)。いや、笑っちゃいけないですね・・・。水冷式っていうと、ゴツイ外見と、それにまつわる逸話(「み、水がぁぁ!」)を聞くにつけ、自作パソコンの中でもキワモノという印象が強いのですが、それを日立さんは本当に採用しちゃった。いや、水冷式にこだわったページや掲示板を見たり、原発が水冷式を採用していることを考えると、それは「冷やす」という意味では効率的で、技術的にも最先端なんだとは思います。しかし、「水分に注意」とか書いてあるパソコンの内部に、水を走らせるという自己矛盾。ついつい「そこはやっぱり水冷式でしょ(爆)」って感じのオチに使ってしまうワタクシメでございました。

すみません、水冷式に偏見はありません(<ってありまくってるじゃないのさ)

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西尾維新『クビキリサイクル』 bk1リンク

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02年2月28日 (木)

[椰子の実の立ち読み]:食べる幸せ

日経に

2001年のエンゲル係数23.2%、過去最低に

という記事がありました。エンゲル係数は家計支出に対する食費の割合を示すもので、一般にそれが低いほど生活にゆとりがあると言われているモノですが、これってどうなんでしょうね。というのも、ウチで家計の一番大きいところを占めるのは家賃です。食費じゃないのです。食費の割合が下がっても、全然「ゆとり」じゃないのです。一方で、二人ともやたらと食道楽。10年後に2本もらえるウィスキーのために(っていうか10年後に○ッ○が無くなってたらどうするのよぉ>相方)3万以上を払おうとしますし、「今日は何だから」とやたらと理由をつけては、目をつけていた料理屋さんで1食に万単位の金額を払います。全部食費です。逆に昼は弁当を持っていったり、100円キャンペーンをやってるドーナツを買ったり。食費を安くおさえようとすれば、毎日吉野家の牛丼でも、マックの80円バーガーでもいけるわけです。戦後まもなくの食べるのにも四苦八苦だった時ならともかく、どんなこんな時代だからこそ「食費」が占める割合が高いからといって「ゆとりがない」というエンゲル係数はかなり疑問。

そんな時に見つけた、この一冊

スローフード宣言! : イタリア編 / ニッポン東京スローフード協会編
木楽舎, 2001.12
ISBN4-907818-13-0 bk1リンク

ファーストフードに反対し、「食べること」を楽しもうと主張する本。イタリアは、確かにながーく食事をするところでした。8時過ぎにお店に入って、最後のデザートが出てきたのが11時過ぎ。そんなのがあたりまえなイタリア。たまにはそんなのもいいかも。

ってことで、去年書いた「今年のおいしいお店」もあわせてどうぞ(笑)。

ただいまの読書

西尾維新『クビキリサイクル』 bk1リンク

新刊情報

そろそろ新潮文庫が出てるかと思うのですが、本屋に行けず。今日行けるといいんだけど。

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