01年3月後半号
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01年3月16日 (金)

ポケベル世代

今は携帯電話全盛の時代で、iモード利用者が2000万人を超えたとか、小学生でも15人に1人が携帯を持ってるとか、毎日のように携帯の話題が記事になってますけど、ほんの数年前までは安いPHSのほうがちょっと上だったような気がするんですね。そしてそのさらにちょっと前までは、ポケットベルが主流だったわけです。私もポケベル持ってたのですが、最近見ないですねぇ。今でも医療関係者とかは持ってるらしいのですが、要するに初期の段階に戻ったってことですよね。

ポケベルの文字入力方法をご存知でしょうか。アイウエオの母音を12345と変換し、50音表のアカサタナ・・・をこれまた12345・・・と変換。二つの数字を組み合わせて50音を表すのです。例えばタチツテトなら、41、42、43、44、45。これって覚えてしまうと早くて、親の仇のように公衆電話のプッシュボタンを押す光景が、新聞でも話題になりました。確かゲーセンでもタイピング・オブ・ザ・デットならぬ、ポケベルの早押しをやるゲームがあったような。

最近携帯のボタンですばやく文字を打つ女性に感心するという文章を見ますけど、携帯のボタンの文字入力ってポケベルに比べて劣ってますよね・・・。私は最初見たとき思ったのです。なんで「と」を入力するのに、「4」を5回も押さなくちゃならないんだ!。ポケベル式なら、どの文字も2つのボタンで表現できます。どう考えてもポケベル式のほうが早いのです。携帯式入力方法が出来て、もう5年は経つと思うのですが、いまだに「と」は「4」を5回押さなければ入力できません。D503iにATOKが載るそうですが、文字変換より前に、文字入力をポケベル式でも入力できるようにしてくれません?>携帯電話会社。

[椰子の実の立ち読み]:ヨーロッパ建築案内

ヨーロッパ建築案内 / 淵上正幸著
TOTO出版, 1998-

"The contemporary architecture guide" の翻訳版。最近の建物ってなんとなく同じ雰囲気がありますよね。ゴシック様式とか、ロマネスク様式とか、時代の流行を常に反映してきた建物たちは今、正に21世紀式(実際に21世紀に建てられたという意味じゃなくて、未来志向っていう感じの)とでも言うような癖というか、特徴をもっているような気がします。特に最近思うのは、新しい建物って採光の方法が特徴的ですよね。天井が高くて明るいガラス張りだったり、逆に妙に暗くて、幻想的な照明だったり。この本を見て、その思いを新たにしました。
私のこのところのお気に入りの建物。東京国際フォーラムガラスホール。オペラシティ中庭。建物じゃないですけど、お台場夢の大橋。かな。

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01年3月17日 (土)

小さい文字

昨日のポケベル方式にいくつか反応が。なんとドコモの機種には、ポケベル入力方式を選べる機種があるとか。タレコミでは、NOKIA製のNM502iがそうだということですが、NEC製のもあるそうです。でもドコモのページでも、そのことが載ってないんですね。。。結構重要だと思うのに(<違うって)。もしかしたら、私のも機能を探せばそういうのがあるのかしら。あとで見てみよう。ありがとうございました>教えてくださった方。

昨日帰ってくると、うちの母が変なことを言っています。「なんだか今日映画やるわよ。バック・ツー・ザ・ふーちゃー」。なんじゃそりゃ。「それってバック・トゥ・ザ・フューチャーじゃないの?」。母は絶対に譲りません。「違うわよ、新聞にふーちゃーって書いてあったわよ」。夕刊を見ると、当然フューチャーって書いてあります。「書いてないってば、フューチャーだよ」。それでも母は譲りません。「朝刊見たのよ」。そこで朝刊も見てみました。「ほら、やっぱりフューチャーだよ」。それでもなんだか納得しない母。「あらおかしいわね。ふーちゃーって書いてあったのに」。

母の辞書に「未来」という文字はないらしい。

[椰子の実の立ち読み]:神戸新聞の100日 : 阪神大震災、地域ジャーナリズムの戦い

神戸新聞の100日 : 阪神大震災、地域ジャーナリズムの戦い / 神戸新聞社著
プレジデント社, 1995.11

もうあれから7年が経ちました。去年初めて神戸に行ったのですが、見事に復興していて本当に驚きました。人間っていうのはすごいなとか思ったり。あの時のドキュメントってかなり大量にあると思うのですが、これもまたドラマチック。本当にあったこととは思えません。「会社が潰れた」って「倒産した」っていう意味じゃなくて文字通り「潰れた」んですよね。なんだか一歩間違うとシャレの世界になってしまいそうな。神戸新聞はそんな時も情報を求める人のために、新聞を出しつづけたそうです。頑張った人たちの頑張った記録。今こういう本を書かせたら、阪神大震災経験者に勝る経験を持つ人ってどのくらいいるかしら、とちょっと思いました。

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01年3月18日 (日)

ありがちな日曜日

髪の毛切りに行ったんです。段を取ろうと思って、今ちょっとづつ伸ばしているのですが、一気にボブにしようとしたら、なんだかクリボーみたいになっちゃいました。えーん。少し色も強めに入れたらさらにクリボー似に。そう言えば、中学くらいのときに、こういう髪型にしてたら、男の子に間違えられたのでした。さすがに今は化粧をしてるので、間違えられないかもしれませんが、うーん、わかんない。最近男の子も女みたいなのいますからね。

なんだか、思いついたようにプレステの「XI」をやってるんです。ちょっと前にバトルモードで対戦したら、思いっきり負けてしまってちょっと悔しい片桐。少し腕を上げようと頑張っているのですが、ぜーんぜんだめ。っていうかコンピュータ強すぎ。それでなくても計算ができない私は。1の裏がとっさに6って思いつかないんですよね。だめだめかも。少し頭を柔らかくしないと。

[椰子の実の立ち読み]:バカのための読書術

バカのための読書術 / 小谷野敦著
筑摩書房, 2001.1
(ちくま新書)

難解なことを言っているらしい哲学書って意味不明・・・そんなバカのための読書指南。痛快で、書評に対する考え方とか、なるほど、と思ってしまいました。「ブックガイドは一般向けに書かれているのに、筆者が同業者あるいはそのジャンルに詳しい読者の目を意識してしまって、変に奇を衒ってしまうことがある」という意見には大賛成。「このミス」のランキングが最近わけわかんなくなっている原因の一つだと私は思うのですね。本当に面白い本は、皆(というのは実の所一部なのですが)が読んでしまっているので、今更こんなところに書けない〜という「インテリ的な矜持」((c)著者)の所為で、私のようなバカはとっても損しているような気がします。読んではいけない本の羅列をみて爆笑。

  • 小林秀雄のほとんどすべて・・・・日本の評論文を非論理的にした最大の元凶が小林である。
  • 折口信夫『古代研究』・・・・・・ほとんどが折口の想像と妄想の産物であり、(中略)。日本の人文科学を混乱させている元凶の一人が折口である。
  • ロラン・バルト『表微の帝国』・・・外国人が日本論を書くと必要以上にありがたがるのは日本人の悪い癖である。
  • 夢野久作『ドグラ・マグラ』・・・・この程度のことを言うのに、長すぎる。
  • 中井英夫『虚無への供物』・・・・・だから何なんだ。
  • 中沢新一のすべて ・・・・・・・いんちき。

などなど。いやもちろん反論もあるかと思いますが、この本の題名が『バカのための読書術』なんですから(^^)。小林秀雄の『モーツァルト』を読んで、わけわかんなかった私は、なんだかちょっとだけ安心したかも(笑)。・・・安心してちゃだめ?

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01年3月19日 (月)

仲間?

先週の土曜、休日のくせに妹はなにやら早起きで、用意をしています。「何?どこか行くわけ?」と聞くと、「今日は大人の遠足なの〜」との返事。「は?」

よくよく聞くと、社内の仲間で、よくその「大人の遠足」とやらをやっているそうで、妹は今回たまたま誘われたそうなのです。ふーん、と思ったのですが、ふと思って言ってみました。「でも一人子供が混じってるみたいだね」

意味がわかった妹が怒りだします。もーちゃんとしおりもあるんだからね〜。ほらー。と見せてくれた妹。見てみると・・・

来賓 片桐○○←妹の名前

やっぱり子供が混じってるな。

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01年3月20日 (火)

お彼岸

お彼岸ですね。暑さ寒さも彼岸までと言いますが、やはり暖かくなってきました。そろそろ桜も咲き始めるでしょうか。

桜というと、いろいろ名所があるのですが、どこも混んでいたり、酒くさかったり。ゆっくり桜を見られる気分でないことも確かです。しかし!なかなかいいのが私の近くにあるのです。マンション中庭の桜。これなら誰もわざわざ見に来ることもないし、しかもなかなか立派。今年はちゃんと光学ズームのカメラも買ったし、さて写真を撮るかと思っていたら、マンションの修繕作業で、桜の前は資材置き場になってしまいました。うー、桜が散るまでに修繕作業は終わるでしょうか<いや、終わらない。

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01年3月21日 (水)

暑かったり寒かったり

このところ結構暖かかったもので、ちょっと油断して薄着をしたら、どうも流行が終わり始めていた風邪をひいてしまったようです。。。情けない。喉の痛みと咳き。あと発熱。典型的な風邪ですね。こんなまともな風邪を引くのは、結構久しぶり。と思って日記を見返すと、ちょうど去年の春も同じような風邪をひいているのですね。夜中に高熱で起きるところまで、まったく同じ症状。もともと花粉症もあるので、この時期は多少粘膜が弱っているのでしょう。なんとか高熱は下がったようなのですが、今日は気合の一日になりそうな予感。というわけで、もう一度ちょっと寝ます。ではでは。

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01年3月22日 (木)

美容室ってどうやって探します?私はすぐ飽きて、しょっちゅう変えてるんですけど、なかなかいい所って無いですよね。私はすんごい話し掛けられるのが嫌で、「話してる暇があったら切れよ」って思ったりするのですが、みなさんはどうですか?それで、超適当に受け答えしているので、ボロが出ないうちに、別の美容室に変えるのです。。。

値段もカットで6000円を超えるのはどうかなって思うんですよね。カラー入れると2万円とか。まあ技術職っていうのはわかるんですけど、それにしたって、量の多い私の髪でも1時間もあれば切れるじゃないですか。時給6000円ですよ。そりゃシャンプーだの、電気代だのが入ってたとしても、ちょーっと高いんじゃないのって感じですよね。

この前はクレージュのヘアサロンに行ったのですが、予約を入れていったのに、めちゃめちゃ混んでたためか、切ってカラー入れたらなんと4時間弱。超腹減り。私はコーヒーくれーと言いそうになりました。でも今回のは割引が効くような制度がいろいろあったり(だから安かった)、クリボーになっちゃったけど、そこそこちゃんと切ってくれたし、まあいいかな。

こんな私のために、「東京レストランガイド」みたいな「ヘアサロンガイド」を作ってくれるところは無いのでしょうか。

[椰子の実の立ち読み]:Les prix Gongourt : testament d'Edmond de Goncourt(extraits)

Les prix Gongourt : testament d'Edmond de Goncourt(extraits) ...
Editions Biotop, c2000

32 mm の超豆本。どうみてもチョコレート((c)後輩B)の外見は、かわいいのはいいのですが、なんと5個セットでしか売ってくれないらしく。図書館って基本的に複本は受け付けないので、あと4つは要らないんですよね。でも5個セットであるからには、1つだけであと4つ返しますというわけにもいかず、困ってしまいました。それに、さすがに32mmは無くしそう。親指の第一関節くらいまでしかないんですよ。どこへ置くのかしら。さすがにそのまま流すとなくしそうなので、手で閲覧担当のところまで持っていくと、「何?チョコレート?」・・・違うって。

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01年3月23日 (金)

鬼の霍乱

風邪の話題ばかりで申し訳ないのですが、このところ意識が風邪に集中してしまってるものですから。世の中ではR2-D2似のちびっこい卵型ロボットが話題になったり、平均株価が乱高下してたり、次の首相選びがとうとう本格化してきてたり、今週末は千葉知事選挙だったりと、いろいろと話題があるのに、私の目下の関心事は、こののどの痛みをどう誤魔化してご飯を食べるかにあるのです。えーん。痛い。

もともと花粉症もあるので、かなり悲惨。「もー三重苦状態だよぉ」と泣き言を言ってました。喉は痛い、鼻も詰まってるし咳も苦しい。さらに目まで痒くて・・・。すると周りの人間。「大丈夫ですか〜。それじゃあ三重苦っていうより、四重苦ですよね〜」と言いながら・・・・、笑うな!!そこの君!! どうせ自分でも鬼の霍乱って思いますよ、トホホ。

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01年3月24日 (土)

転職

最近、中吊広告でよく目にする、大仏がエリートビジネスマンに転職する広告。あれって間違ってるようにおもうんですよね。超高齢化社会と言われている日本、そして死んだときは寺に世話になるのがやはり一般的な日本。そして、宗教法人には税金がほとんどかからない日本。そう考えたら、ぜーったい大仏のほうが将来有望な職業だと思うのですが、いかがでしょうか。

高校の頃、某予備校の授業を受けたことがありました。その時の講師、とーっても口が悪くてですね、その予備校の建物が立派なのは、ベビーブーム世代の子供達(私より1,2年上)の成長に合わせて、予備校から結婚式場、そして葬儀場に改装するからなんだって言うんですね。でもなるほどと思うくらい立派な建物(&内装)なんです。残念ながら、まだその予備校の転職計画は無いようですが、やっぱり成功するには、それくらい節操無く需要の多いほう、多いほうへ上手く流れていかなくてはいけないのかもしれないですね(笑)。

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01年3月25日 (日)

千葉県知事選挙

関東地方の方はかなりCMも流れていたのでご存知かと思うのですが、今日は千葉県知事選挙でした。あと1時間ぐらいで投票は締め切られ、開票作業がされると思います。私も15時頃、風邪ぎみの体をおして行ったのですが、15時時点での投票率。20%台。。。やはり雨だし、どの人も同じようなことを言ってるし、ってことなのかもしれません。

投票率の毎回悪い千葉県知事選挙。今回は選挙管理委員会もめちゃめちゃ気合を入れていて、全国チャンネルでのCMで千葉真一を起用したり、東京駅でティッシュやバンソウコウなどが入った選挙公報グッズを配ったりしてました。千葉真一のテレビCMはかなり知られてて、後輩Bが「あれって私が見ても意味ないですよね〜」って言ってました。もしかしたら、千葉真一に入れるやつがいるんじゃないかと、私は密かに思っていたのですが、どうだったのでしょうね。

[椰子の実の立ち読み]:PGP : 暗号メールと電子署名

PGP : 暗号メールと電子署名 / Simson Garfinkel著
オライリージャパン, 1996.4

実は、私のパソコンにはPGPが入っています。随分前にセキュリティー関連の書籍を読んだとき、「暗号」という名の魅力に負けて入れてみたのです。幸い、AL-MAILにはPGPのプラグインがあって簡単に暗号化したり、元に戻したりすることが可能です。プラグインまで組み込んでさて困った。PGPでメールがやりとりできる人間なんて一人も知らないのです。仕方なく私は自分の持つ大量のアドレスの一つから、別のアドレスにメールを送るというばかげたことをしてみました。それ以来一度も暗号メールを送ったことはありません。大体、「久しぶり〜。元気?」なんていうメールを暗号化する必要など、まーったくないのです。PGPを使ってみよう!という意気込みはそこまででした。

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01年3月26日 (月)

知事選は

知事選は堂本暁子さんが当選したそうで。彼女は「千葉を変えます!」をキャッチフレーズにしていたようですが、一体彼女が何を変えたいのかさっぱりわからず(まあどの候補もそうだったのですが)、どうも支持する気になれなかったんですよね。変える方向が、私に合わなかったりするかもしれないじゃないですか。もともとTBSの関係の方だったようで、全然知らない俳優なんとか、とか女優なんとかが応援に来ていたときにたまたま見たのですが、ちょっとうるさかったのも不支持の理由。さてさて任期の4年、何を変えてくれるのか、お手並み拝見。少なくとものびのびになってる常磐新線は早く通してください。どちらかというと保守的な千葉が、全国で3人目の女性知事を輩出したのは、多少見直したかな。

次の参院選はどうなることやら。

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01年3月27日 (火)

しつこーい

アカデミー賞は作品賞も主演男優賞も『グラディエーター』がとったそうで。今回を逃すと、もう次回はなかったであろうラッセル・クロウ、おめでとうございます!私も嬉しいわ。まだ日本未公開の映画も多々あって、楽しみです。

さてさて、話に「今年の風邪はしつこい」と聞いていたのですが、本当にしつこい。未だに鼻をずびずびやってますし(これは花粉症?)、咳は止まらないし、喉の奥に痛みを感じるし、声はセクシーハスキーボイス。電話に出たら、「片桐さんいます?」って何度も聞かれました(「だから私だってば。」って応えました)。先日もらった薬もなくなってしまったので、再びホケカンへ。大学に勤めていると、こういうときにとっても便利。何しろホケカンは診療も薬もタダなのです!先週も行ったのですが、今回行ったら違う先生で、全部違う薬をくれました。症状も変わってきているので当たり前なのですが、全部変えなくてもいいんじゃ・・・まあいいか。よくなれば。

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01年3月28日 (水)

思いつづけて

すこしよくなったかな、と思っても、咳が出たり、喉が痛かったり。なかなか良くならないですね。。。<風邪。せっかく桜が綺麗なのに。しかも薬の中にねむくなるやつがあって、そいつが結構強い風邪薬なんですね。それを飲むと、眠い上にやたらと喉が渇く。昨日も電車の乗り継ぎで少し時間があって、喉が渇いたものですから駅のコンビニに寄ったのです。最近駅のコンビニはどんどん進化していて、アイスなんかも置いてます。何気なく覗き込んだ私の目に、信じられないものが飛び込んできました!キラリと光る、あの四角いアイスは・・・

ドラえもん どら焼きアイスだ!

発売されたときに何度も探したのに見つからず、セブンイレブンにあるという情報を得ては、あちこちのセブンイレブンで探し、しかし見つからなかったどら焼きアイス。なんとこんなところでひっそりと私を待っていたのです!こんなときにアイスを食べたら、余計に喉が渇くなんていう理性はそのとき働きませんでした。がっととってレジへ。さっそく食べてみましたが、感想は、

どら焼きをアイスにしてはならない

だって外の皮がポクポクしてるんですもの。

[椰子の実の立ち読み]:精神鑑定事例集

精神鑑定事例集 / 中田修ほか著
日本評論社, 2000.11

精神鑑定っていうのは、本当に時間もかかるし、そのかかる時間の割りに明確な答えが出ないというやっかいなモノのようですね。映画の「39」でもこの問題が主題になっていましたが、頭のよい犯人が、精神病を装うことは、この本を見てもそれほど難しくないような気がします。しかも精神病だと鑑定されれば、起訴されない可能性もあるわけで、鑑定する医師は責任重大ですよね。・・・。

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01年3月29日 (木)

学校の不文律

よく美容院行ってカラーを入れようとすると、「会社は平気なんですか?」って聞かれるんですよね。今って地毛の色のままの人のほうが少ないような気がするのに、会社によっては髪に色を入れちゃだめってところも多いのですか?妹はある事情でだめだそうなのですが、なんとなく不思議。

会社っていろいろそういう不文律があるようなのですが(私は「会社」じゃないのでよくわからないです)、学校みたいなものですね。。。学校って明確な規則になってなくても、よくわかんない不文律みたいなものがありましたよね。でもいろんな地域の人と話してみると、不文律にも地域差があって面白いものです。小学校は廊下は走っちゃいけないものでしたが、廊下が非常に広かった中学・高校はそんな規則はありませんでした。水戸に行ったときは、千葉にいた頃とは全然違って苦労したものでした。

防災頭巾って今でもありますか?昨日、同期Aと後輩Bと話していたら、地域の違う彼女たちもあったというのです。それを座布団代わりにして椅子に敷いていたのですが、今でもあるのかしら。防災訓練の時に被らされたような記憶があるのですが、水戸ではなかったような・・・。また防災頭巾って母親が作ってくれたと思うのですが、その記憶も曖昧。洋裁が嫌いな母のこと、もしかしたら売ってるのを買ったのかもしれません。。。実際のところ、あの座布団を二つくっつけたような頭巾で、どこまで「防災」できるのか、甚だ疑問だったのですが、もしかすると今の小学生は防災頭巾など知らないのでしょうか。

[椰子の実の立ち読み]:ジェンダーの罠

ジェンダーの罠 : とらわれの女と男 / 諸橋泰樹著
批評社, 2001.1

「男らしい」とか「女らしい」とかいうステレオタイプな考え方は、今までの教育によって刷り込まれてしまった概念ですから、なかなか抜け出すことはできないもののような気がします。ここに載ってる例のように、雑誌やテレビなんかで、日常として見えているものが、見方を変えればジェンダーを刷り込むための洗脳と取れるような場面も沢山あるわけです。でも実際のところ、社会的な性差ってはっきり区別できないことも多くて、そのくせ「女らしい」とか「男らしい」とかあまり考えなしに使ってる言葉のような気がします。東野圭吾の『片想い』が正にこの話だったのですが、ちょっと面白いかも。分類するのは、認識するために便利ですが、現実よりも分類が先にあってはいけないですよね。

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01年3月30日 (金)

携帯ゲーム

昨日の防災頭巾ですが、いくつか反応がありまして、やはり今でも使っているそうです。21世紀にもあの防災頭巾を使っていると誰が思っていたでしょうか。10年一昔とか、ドッグイヤーとか言いますけど、根本のところでは人々の生活は変わっていないようです。それとも学校という場所の特殊性なのでしょうか。

その一方で、やはり人間というのは適応も早いもので。携帯電話ってこのところ進化が激しいですよね。メールもウェブも見られるようになって、多くの人が持っている必須ツールになってきています。ただ、その使い方は人によって大きく違うようで、超多機能な携帯電話でも電話しか使わない、メールしか使わない、くらいの人が大半なのではないでしょうか。私も実際のところそっちのほうに入るのですが、それ以上に、最近のJava搭載携帯なんかの宣伝を見ていて「携帯でゲームができてもやる人なんているのか?!」と思っていたのです。ところがです。昨日電車で見てしまいました、携帯ゲームに夢中になってるおっさん。親指ひとつで、何かキャラクターを必死に動かしています。非常に高い集中力です。あんなポリゴンでもなく、ましてカラーでもなく、パソコンの超初期の頃のような低機能ゲームでも、面白いのでしょうか。その姿はあまりに一心不乱で、私の興味を誘いました。本当は、携帯でゲームやってて面白いですか?と聞きそうになったのですが、やっぱりそこはじっと我慢なのです。おっさんは私と同じ駅でふと気づき、電車を降りていきました。

いや、私が浅はかでした、携帯でゲームをする人も、もしかしたら結構いるのかもしれません。

[椰子の実の立ち読み]:毒草を食べてみた

毒草を食べてみた / 植松黎著
文藝春秋, 2000.4

なんておばかな題名なのでしょう。よりにもよって、毒草を「食べてみた」なんて。そんなお馬鹿なタイトルに惹かれてちょっと見てみたのですが、実際に著者が食べたのは毒性の低いモノ少しだけで、非常に毒性が強く、ほぼ即死といったトリカブトなんかは食べていませんでした(<当たり前)。いや、一瞬文春新書も「毒性に強い男登場!」みたいなイロモノ本を刊行するようになったのかと思いましたが、どうやら違ったようです。スズランとか、スイトピーとか、綺麗な花なのに毒性がとっても強いんですね。特にスズランに含まれる成分は耳掻きひと匙分で大人を一人殺せるくらい毒性が強いそうです。あんなにかわいのに。

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01年3月31日 (土)

年度末・学年末

2000年度もようやく終わり。明後日から新年度&新学期が始まります。いつも不思議に思うんですけど、新年度ってやっぱり4月1日からなのですか?4月2日からなのですか?4月1日生まれの人間は、前の学年に吸収されますよね。ということは4月2日から新年度なのだと思うのですが、でも入社式は4月1日にやるところが多かったりしますよね。しかも4月2日ってとっても区切りが悪い。何故4月からにしないのでしょうか。

今年は4月1日が日曜日ですので、本格的に新年度が始まるのは明らかに2日からですね。「○○新聞が変わります」ってあちこちで宣伝されてたりする日です。新聞がどう変わるのか、ちょっと楽しみ(^^)。

あいにく今日は雨模様みたいです。午前零時のひさびさのオフ会だったり、別の用事もあって昼間から出かけたりするのに、いやだな〜。しかも雪になるんですか?Yahoo!天気予報によると、東京都千代田区のピンポイント情報に午前9時〜12時が雪マークになっているのです。すごい。どうしよう、積もったら。桜も開花したかな〜と思ったら満開になってしまうし、その後また急激に寒くなるし、困ったものですね。お花見は明日のほうがよさそうです。

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