01年4月前半号
2001年4月
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01年4月1日 (日)

もりだくさんの31日

昨日は午後いちで待ち合わせがあって御茶ノ水へ。某出版社の方とあることについて打ち合わせで、初めて「談話室滝沢」に行ってまいりました。お見合いとか出版社の打ち合わせに使われるという、「談話室滝沢」は、聞きしに勝る面白い場所でした。確かに談話室。地下1階に入ると受付のお姉さんがいて、「待ち合わせ」というと席まで案内してくれます。各テーブルの配置が絶妙で、結構人は入っているのに、周りの雑音が気にならないようになっているんですね。テーブルも広くて、いろんな書類を広げて打ち合わせをするのに適していますし。さすが御茶ノ水。こういう喫茶店が残っているのもこの場所ならではなのでしょう。打ち合わせは結構脱線してしまったような気がするのですが(^^;・・・ごめんなさい。でも形になれば結構面白いんじゃないかなと思うんですよね。また何かあればここに書きましょう。

夕方の待ち合わせまでまだ時間があったので、3月23日にOPENしたYahoo!Cafeへ行ってみました。スタバに無料のインターネットスペースがついただけなのですが、立地の所為か、スタバの割にそれほど混んでいなかったかも。あ、まあ昨日は雪が降っていたのもあるのかもしれません。ただパソコンはそれほど数が無くて、行った時点で6人待ち。しかも時間無制限なので、何時に空くかわからないとのこと。さすがに待ってるほど時間はなかったので、コーヒーだけ飲んで帰りました。パソコンは持ち込みで、電源とネットワークへの差込口か、無線LANだけあれば良いような気もするのですが(必要な人にはLANケーブルも貸し出したり)、どうでしょうね。

18時からは、久々に午前零時の人々と飲み会。がくしくんの就職おめでとう!と、shakaさん復帰おめでとうの会です。shakaさんが復帰する日とあって、3月31日という日付(しかも桜は満開という時期)にも関わらず、雪が降るという天候。さすがです。非常に寒かったです。もう既に冬のコートは洗濯屋に出してしまい、春コートしかありません。毛のタートル半そでに、まだ出してなかったベルベットのジャケット、その上に春コートというちぐはぐな格好で行ってしまいました(笑)。待ち合わせの旭屋書店へ行くと、shakaさんが誰か背の高い男の人と話しています。その人は茶髪にパーマをかけていて、一体誰だろうと思ったらがくしくん。あらま〜。随分とまた変わりましたねえ。せっかくならそのままワックスとかで上に爆発させたら面白いのに。。。

そしてshakaさんからは1ヶ月半遅れの誕生日プレゼントで、家に余っていたというドリームキャストを貰いました!これで私もPSOだの、タイピング・オブ・ザ・デッドだのができる!と思ったのですが、なんとドリームキャストからルーターにつなぐには、ブロードバンドなんとかっていうアダプタが必要だそうで、しかも超品薄状態だそうですね。まだまだオンラインゲームをするのは先になりそうです。とりあえずキーボードを買わなくちゃ。

風邪の調子もあって、早めに帰ってきた私。妹に見てみて〜とドリキャスを持っていきました。なんだか気のない様子の妹、紙袋を覗き込んで目を見開きます。「あ!ドリキャス!。」妹も「タイピング・オブ・ザ・デッド」がやりたくて、ドリキャスを欲しがっていたのです。「私がハードを手に入れたんだから、あんたはソフトとキーボード手に入れてよね」と命令しておきました。とたんにぶっちくん(「笑う犬」のキャラ)の真似をして「どうして私が手にいれなくちゃいけないのかね」と言ってましたが、きっと買ってきてくれるでしょう。おほほ。

[椰子の実の立ち読み]:東京カレー食べつくしガイド

東京カレー食べつくしガイド : 104/380店 / 小野員裕
講談社, 1998.11

東京のカレー屋さんガイド。『カレーライフ』を読んで、カレーの食べたくなった私は、神保町のカレー屋さんに行ってしまいました(笑)。神保町はいろんなカレー屋さんがあって、楽しそうです。他のも行ってみようかな。

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01年4月2日 (月)

桜鑑賞

お堀の桜昨日は31日とはうってかわって良いお天気。まずは神保町へ。『カレーライフ』に触発された私は、にわかカレーファンです。カレーが食べたいと思って、とりあえず神保町のカレー屋に行こうと思ったのですが、日曜ってどこも休みなんですよね。唯一開いていたのが月曜定休の「エチオピア」。まあまあだったかな。私は2倍というのに恐れをなして甘口(が2倍で、中辛は3倍)にしたのですが、中辛でもよさそうでした。他のカレー屋さんにも挑戦する予定です(<影響されすぎ)

そしてそのまま歩いて九段下まで。ところが、九段下の交差点に近づくと、すーんごい人。そこから靖国神社の鳥居の方向へ、人がうようよいます。昨日はきっと空いていたのでしょうけれども、それもあってこの人出なのでしょう。何枚か写真を撮りましたが、写真を撮ってるようなスペースも無い感じ。それでも桜は綺麗でした。インド大使館ではカレーを振舞っていましたが、あれは何だったのでしょうか。

そのまま日比谷公園を散歩して、日比谷のル・カフェでお茶。なんだか優雅な一日です。ル・カフェは、飲み物はともかくケーキが美味しいのです。300円からの自家製ケーキを選ぶと、お盆にびっしり載ったケーキを持ってきてくれて選ぶのですが、場所からしても、味から考えても、コストパフォーマンスの良いケーキなんじゃないかなと思います。

ふらふら大手町方面へ歩いていると、第1日曜日の今日は、明治生命本館が一般公開の日のようです(入場無料)。歩きつかれたので、ふらりと立ち寄ってぼけーっと紹介ビデオを見てました。最近古いビルが次々と姿を消していますが、この建物は22世紀にも残っているでしょうか。

時間は長くなかったのに、充実したお散歩でした。しかも使った値段も安い!(笑)「タダで遊べる東京」っていうガイドがたまにありますが、自分でも探してみたくなりました。

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01年4月3日 (火)

親不知

先月を振り返ってを更新するの、忘れてました。すみません。昨日の夜更新しました。あと、「談話室滝沢」ってチェーン店で、都内のあちこちにあるんですって。新宿にあるのは知っていたのですが、あちこちなんですね。あの雰囲気が御茶ノ水っぽい(偏見)と思ったのですが・・・(^^;

あとひとつ。なんと、スタバーックスが店内でネットサービスをするという記事が。こちらはパソコン据え置き型ではなく、無線LANカードを貸し出すそうです。正しいですね。

それはさておき。なんだか口の中が痛いな〜と思っていたら、親不知が伸びてきて頬の内側の肉を削ってるみたいなんですね。親不知が4つともあるのは知っていて、既に下の2本は道路工事並みの処置でもって抜いたのですが、上2本はまだ見えてないということで、「生えてきたら抜きましょう」と言われていたのです。

そのまま放って約1年。去年の健康診断(10月)の時に、歯医者さんに言われました。「この上の親不知、抜かないの?」「ええ、生えてきたら抜くって言われたんですけど・・・」「うーん、もうだいぶ伸びてるから早めに抜いたほうがいいよ」。それでもあの道路工事のような抜歯を思うと、痛いわけでもないし、わざわざ歯医者に行って抜く気も起きないのです。そのまま放ってさらに半年。

突然親不知が反撃してきました。なんと伸びすぎた親不知、ここ2,3日で急激に伸びたのか、一気に上の歯列を圧迫しているのです。しかも横に生えてるらしくて、このままでは鬼婆になってしまうではないですか。えーん、邪魔だよぉ。やっぱり歯医者の言うことを聞いて、早めに抜いておくべきでした。早速土曜日の予約を取りました。抜くのは嫌ですけど、このまま頬の内側に歯が刺さるのはもっと嫌。きっと日曜日は死んでるに違いありません。抜歯レポート乞うご期待(笑)。

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01年4月4日 (水)

入学式?入社式?

あれこれ申し込めば50%オフって、じゃあなんで最初から半額にしないの?ってことで何時どこにかけても3分20円という驚異的な料金体系を導入したフュージョンコミュニケーションズ。途中にインターネットを介するということで、プレスリリースのときはネットでも話題になりましたし、私も関係するニュースなんかには注目していたのですが、サービス開始初日にして、もう障害発生だそうですね。きっついですね・・・。従来の価格体系を根本から変えたことや、技術的な将来性を考えると、これからがんばってもらいたいところですが、安いからそっちにしようと思った利用者にしてみると、まだマイラインの無料変更は可能だし、また変えるかってことになりそうですよね・・・。

そのマイライン。元々NTT以外の電話会社が、NTTだけ電話番号の上に認識の4桁をつけなくてずるいってことから自分ところを使ってもらおうと思ったのでしょうが、蓋を開けてみれば、登録は2割、しかもそのうち過半数がNTTグループ会社が占めるとか。やっぱり電話草創期から今までずっと回線を保守しているNTTの信用っていうのは強いわけですよね。それに、知らないところよりも、誰もが知ってる、使ってるNTTを選ぶっていうのが日本的だと思いますね。なんとなく皆と同じだと安心というか。

昨日は入学式の受付(というか式次第配り)をしていたのですが、なんだか新入生の服装がみーんな同じなんですよね。私たちの頃って、もっと色が入った(黄色とかピンクとか、私も薄いグリーンでした)スーツとか、式って感じのちょっと派手なワンピースとかも結構いたような気がするのです。入学式も何度か見ているので、私が大学生の頃はそれほど変わってないと思ったのですが、久々に行ったら、みーんなリクルートスーツみたいな服。あのリクルートスーツっていうのも私はどうかと思うのですが、着慣れないスーツを背伸びして着てみました、ってとこまで新入社員みたいで、入学式ではなく、まるで入社式のようでした。デパートの「結構お値段も張るものですし、4年後のリクルートスーツとしても使えますよ」なんてセールストークが聞こえてくるようで、とっても嫌。あのリクルートスーツの所為で、会社に入ったら紺や灰色の上下にブラウスなんていう服装は絶対にできません。私は入社直後以来、そういう格好はしてません。4年前のスーツなんて、それに着れないと思うし。せっかく入学式なのに。

[椰子の実の立ち読み]:都市型の総合的な学習

都市型の総合的な学習 : 環境を生かし、人間性を育む創造活動 / お茶ノ水女子大学附属小学校児童教育研究会著
東洋館出版社, 2001.1

学習指導要領が改訂されたり、学校での凶悪事件が問題になったり。最近注目の的である学校。その中でも頭の痛い問題(であるらしい)総合的な学習の時間の取り組みをまとめた本。この場合は私立小学校なので、いろんな面で大分違う(特に予算か?)と思うのですが、いろんなことやってるんですね<小学生。働く実習とか、ボランティアしたりとか、校外に自分たちの目的のものを調べるために探検にでかけるとか。こうやって好きなことをできるのって楽しいですよね。
私は中高一貫校だったので、やはり変なカリキュラムがあって、年2回は泊り込みで何かする行事があったんですね。そのたびに班ごとに何をするか決めて、そのための下調べをし、行く場所を決めるとかやりましたが、やっぱり自分たちですんごく調べるので、単に旅行に行くよりも面白かった覚えがあります。中学2年の時は、学校から班ごとに20KM以上あるキャンプ場まで歩いていくのですが、国土地理院発行の2万5千分の1の地図とにらめっこして、ルートを決め(当然班によって大きく違うので、距離も5KM近い差が出る)、荷物を持って迷いながら山まで歩くのです。当然迷って着かない班とかでたり、しかも台風の時期ですんごい雨の中をずぶぬれになって行ったりという過酷なキャンプなのですが、それでも今思えば楽しかったですね。自分たちで雨の中建てたテントは(それは班の男子用になったのですが)骨組みがすんごい傾いていて、めちゃめちゃ危険でした(笑)。学校の話は前にもした気がするのですが、そんな笑い話ならいくらでもある学校でした。

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01年4月5日 (木)

ゴールデンウィーク

カレンダーってついつい先まで見ちゃいますよね。去年はもう春の段階から、冬の休暇が20日近くあることは知ってましたし、今年ももう随分前から5月の大型連休が長いことを知っておりました。

今年の5月の連休は、28日土曜日から1日、2日に休みを取れば6日まで。ただ、わが職場は土曜日は残念ながらディフォルトで休みではないため、土曜日に休みを取れれば・・・という条件つきですが、中には1日、2日も休みにして9連休っていうところも結構あるみたいですよね。メーカーさんとか、ここに休みをわざと集中させて、2週間休みにしたりするんでしたっけ?

この時期の海外旅行とか、年が明けるとすぐに申し込まなくてはいけないそうですが、妹は最近急に思いたって海外に行くとか言い出して。しかし、当然どこの旅行会社もキャンセル待ち状態。去年の冬の私みたいですね。そうだ、と思い出したのが、先輩が彼氏が旅行代理店にいるから、「何かあったときは言ってね〜」と言ってたこと。まさに何かあったときだ、と思った彼女は、その旅行代理店で聞いてもらうと、条件ぴったりの旅行に無理矢理ねじ込んでもらえたそうです。何事もコネですね・・・。

私は初日から出かける予定なのですが、新幹線の券を取ろうと思ってJRの空席情報を見ていたのですが、まだそれほど埋まってるようではないですね。。。適当にチェックして購入したところ、あっさり第1希望で取れてしまいました。お盆や年末年始に比べるとそうでもないのかな。

[椰子の実の立ち読み]:中年って何? : 団塊の世代はこれからをどう生きるか

中年って何? : 団塊の世代はこれからをどう生きるか / 三田誠広著
光文社, 2000.6

偏見かもしれないですけど、私の親の世代・団塊の世代ってすんごく気の毒な気がするんですよね。この本にもかかれていますけど、大学は全共闘時代、その後会社人間として働き、バブル期には大量にお金を消費して(させられて)、気づいたらリストラ。それより上の世代はまだまだ元気で会社のトップにはりついてるし、子どもの教育にはやたらとお金がかかる。そしてあまりに大きなパラダイムシフトによって、パソコンの使えないおじさんたちは、それだけで窓際・・・みたいな。するとこんな風に会社にしがみついてよいのか、もっと自分はすごかった、自分の人生を考え直してみないか、って本が出てくるわけですね。しかし、そこのおじさん、こんな本を手にとったら、自分がみじめな中年って認めることになりませんか?輝かしい過去を振り返るのは、死ぬときで充分。もっともっと資格書だの、一念発起・起業してみる指南書だのを手にとったほうがさすが全共闘の世代、絶対無理とわかっていても政府に反抗した世代だけあるって言われるんじゃないかしら。って思うのは、まだ若いからでしょうかね。

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01年4月6日 (金)

カルチャーショック

昨日は香港から客が。アジア圏の大学から視察や交流ってことでお客さんが来ることはたまーにあるのですが、この香港の方たちもその一組です。元々英語と中国語のバイリンガル圏である香港。当然図書も英語と中国語両方が同じように出版されるわけで、文字コードの違うそれらの本をどうやって機械処理していくのか、というのは我々の悩みと同じ。というわけで、目録のシステムやら、文字コードやらを見に来たようなのです。

何故か相手をすることになってしまった私。昨日はお弁当もあったのに、お昼にも連れてかれるはめに・・・。大抵外国の方が来ると、日本の「不思議な文化」とか「漫画カルチャー」の話ってするのですが、彼らもやっぱりいろいろと面白いようで。私と同じような仕事をしている一人は、「天ぷらそば」が好きらしいのです。「その日本語はすぐ覚えた」とか。でも天ぷらそばって結構ピンキリで、都内では高かったりしますよね。でも彼は平気。「駅のそばは安い」。確かにあれなら、ボタンを押すだけで、注文の必要なし。すると彼は「今日も食べてきた!」と言うのです。は?ということは・・・「朝食に天ぷらそば?」と聞くと、「そう、そのとおり!毎日ね」

  • ・・・さすが脂っこい中華料理を食べ慣れてる中国人、胃が強いらしい。
[椰子の実の立ち読み]:探す力 : インターネット検索の新発想

探す力 : インターネット検索の新発想 / 原野守弘著
ソフトバンク, 2001.3
(SBPビジネス選書)

最近は本当、図書の目録を取るために情報を得なければならないときも、とりあえずはインターネットで検索するというくらい、大抵のことはインターネットで調べられます。ただ、あまりの情報の膨大さに、いくら検索してもゴミみたいな情報しか手に入らなかったり、よくある単語だと、ものすごい数のページがひっかかったり。本当に欲しい情報を手に入れるにはかなりのテクニックが必要です。そんな悩みのもつ方のための本。ちなみに私の場合、まずはgoogleを使います。単語さえ上手く入れれば、かなりの確率で正しい結果が返ってきます。あるいは、そうやって出てきた結果のページで、使えそうなページはブックマークしたりしてチェック。専門分野に強いページは同じ分野を調べるときのポータルサイトとして使えるので、例えばこれを調べたいならこのページというのを結構記憶しています。そうやって構築していったブックマークは財産みたいなもので、だから消えちゃうとかなりショックなんですよね。そろそろブックマークを整理して、その他のリンクも更新しなくちゃ。

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01年4月7日 (土)

重要度

新しい機種のJ-PHONEには、ステーションというプッシュ型の情報受信機能がついています。有料や無料のコンテンツがあって、そのうち必要なものを選んで登録しておくと、情報が入ったときに、勝手に携帯にその情報を送信してくれるという機能です。私は常にインターネットに接続できる環境にいるし、実際そこまで緊急に知りたいという情報なんてそんなに無いので、特に登録はしていないのですが、そういう機能を使いこなさない人間にも、ディフォルトで入っているコンテンツがあるのです。

その名も「緊急情報」。

こいつは絶対にはずすことができなくて、電源を入れていると「緊急と思われる」情報が発せられたときに、勝手に情報を受信します。私はどういうのを緊急な情報と言うんだろうなあと思っていたのです。例えば、大地震がどこかで起きたとか、台風接近中とかそういうことなのかなあとか。

先日、昼間に携帯がピカピカなっているので見てみると、「緊急情報」が入っているようです。中身は・・・

大リーグ・レッドソックスの野茂英雄がノーヒットノーラン達成。

・・・・緊急ってそういう情報のこと?
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01年4月8日 (日)

歯抜きました

で、昨日は気合を入れて歯医者へ。行きつけの歯医者なのですが、あんまり病院に行かない人間なもので、歯医者さんにも2年ぶりね〜と言われてしまいました。さっそく、「親不知が邪魔なので、抜いてください」と言うと、歯医者さんはあの丸っこい鏡のついた棒で口の中を覗き込みます。

「あら〜、下の歯茎のところに、歯の跡がスタンプみたいについてるわよ〜」

そうなのです。下の親不知は抜いてしまったので、その場所は空いています。そこへ上の親不知が伸びてきてちょうどぴったりはまっていたのです。どおりで下の歯茎も痛いわけです。

「それじゃ抜きましょうね〜」と明るく言われて、私が心の準備をするまでもなく麻酔を刺されました。しばらくしていると鼻の左あたりがびりびりしてきます。麻酔が効いてきたようです。歯医者さんは、親不知をごりごりやって「痛くないですか〜」と聞いてきます。ええ、痛くないですから一思いにやっちゃってください。

するとなんだかアイスピックのぶっといやつを取り出した歯医者さん、そいつを逆手にとって私の右上の親不知へベキベキと入れていきます。私は骨のきしむ音にびびりまくり。「はーい、もう動きましたからね〜」。彼女がやってる作業は非常に凶暴ですが、声はあくまで平和そのもの。べきべきと動かした親不知を、今度は特大ペンチで取り除きます。ところが触ったか触らないかのうちに、ガーゼがあてられ、「はい、噛んで」と言われました。あれれ?もう終わったの?再びベキベキを覚悟していた私は拍子抜け。下のときは男の先生でも大変な作業だったのに、やはり上を抜くときは楽というのは本当だったのですね。あっさり抜けてしまって、あんなに憂鬱になった私は損した気分です。やっぱり舌で触るとでっかい穴がぼっこり開いているのですが、血もあんまり出ていませんし、上だからか食べるときもそんなに気にならないです。やっぱり早く抜いとけばよかったな。

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01年4月9日 (月)

花粉花粉

こんな花粉も終わりの時期になって、急に症状が出てきて嫌になってしまいます。すごい鼻水。とくしゃみ。もしかしたら風邪もあるのかもしれませんが、この雰囲気は花粉症ですね。つ、つらい。。。ティッシュを異常に消費してます。どっかで配ってたら貰わなくちゃ。そう言えば、高校の頃に花粉症だった奴は、この時期になると「ティッシュカンパお願いします」って看板ぶら下げてる状態でした。

今日は少し収まってるかな・・・・と油断していると、また症状が出てきそうですね。このところ連日残業で疲れていたところへ、やはり抜歯で体力を使い切ってしまったのかもしれません。昨日はじじばば並みに早く寝ました(起きるのもじじばば並み)。今日は早く帰ってこられるかしらん。。。

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01年4月10日 (火)

ハイソックス

花粉は大分おさまっているようです。よかったよかった。

この前テレビでやっていたのですが、最近ハイソックスが流行りなんですか?この前、どう見ても社会人と思われるスーツ姿の女性が、ひざ下までのストッキング穿いていて、私はちょっとびびったのですが、このところいろんな色や柄の膝丈ストッキングがたくさん出てるとか。数年前、「おばさんの嫌なところ」みたいなアンケートで「膝までのストッキングを穿いている」というのがあったと思うのです。私はあの膝丈ストッキングってとっても嫌いなのですが、それを堂々と穿いている若い人たち(いや私も若いですけど(笑))。変だと思わないのかなあ。

と思っていたら、身近にもいましたよ、膝丈ストッキングというかハイソックス。うちの妹。というか、彼女の場合、流行を追ったわけじゃなくて、いつもああいう女子高生みたいな格好してるんですけど。流行が追いついてきたのか?<絶対違う。

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01年4月11日 (水)

お店の名前

千葉県はマツモトキヨシの地元ですから、私は世間に「マツキヨ」なんて略される前からマツモトキヨシを知っていましたし、使ってました。私が小さい頃は「マツモトキヨシ」はドラッグストアという認識はなくて、「スーパーマツモトキヨシ」であり、コンビニ(当時はこの言葉も無かった気がしますが)の「ベンリー」だったわけです。そうそう、マツモトキヨシは系列のコンビニもあって、その名も「ベンリー」なんです。しかし、元々が薬屋ですから、コンビニなのに薬も売ってるので確かに便利。小さい頃、夜に突然熱を出したときなんかにお世話になりました。

後輩Bとそんな話をしていると、「『ベンリー』ってネーミングセンスがすごいですよね。」というのです。まあそのままですからね。「だいたい『マツモトキヨシ』だってすごいですよね。それって『カタギリヒロエ』っていうお店があるようなものでしょ」と自分で言って、自分でツボに嵌っている後輩B。なんて失礼なのでしょう。でも確かに「ブックス『カタギリヒロエ』」があったら面白いかも(いや面白くない)。「スーパー『カタギリヒロエ』」「コンビニ『カタギリヒロエ』」・・・・いろいろやってみましたが、やはり「マツモトキヨシ」ほどインパクトが無いかなあ。。どうですか?自分の本名が店名になるって。よく考えるとやっぱりすごいですよね。

[椰子の実の立ち読み]:わかりやすい予防接種

わかりやすい予防接種 / 渡辺博著
診断と治療社, 2000.4

予防接種なんて懐かしいです。確か中学の時が最後だったと思うのですが・・・。子どものとき、確か日本脳炎の予防接種だったと思うのですが、注射を見たら怖くなって、お医者さんの周りを看護婦さんと追いかけっこした覚えがあります。困った子どもです。予防接種っていうと、私の小学生の頃はインフルエンザだったような覚えがあるのですが、インフルエンザは対してメリットが無くて、しかも接種によって死亡した例なんかも騒がれて、私が中学の頃は任意だったような気がします。実際あまり受ける人はいなかったかな。ポリオなんてあったかなぁ。といっても3ヶ月から1歳6ヶ月までに受けてる予防接種なんて覚えてるわけないですね、はい。この本によると、1975年〜1977年に生まれた人はポリオの抗体価が他の年代より低いことが判明していて、再接種が勧められてるんですって。正に私が生まれたのは75年なのですが、そんなこと言われたことないです。しかも再接種っていっても個人負担だとか。なんだか重要そうな情報なのに、そういうのってもっと広く流れないものなのかしら。

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01年4月12日 (木)

春眠不覚暁

このところ大分暖かくなってきて、いよいよ春らしくなってきました。なんだか眠気が取れず、電車の中で思いっきり寝てしまうのはやはり春の所為でしょうか。いや、それとも花粉症の薬の所為でしょうか(恐らく後者)。

でも周りの人間も同じらしく、電車の中では私と同じように爆睡している人がたくさんいます。でも皆さん特に問題なく自分の駅で降りるんですよね。私もそうなのですが、なぜ気づくんでしょうね。いや、たまに明らかに「乗り過ごした!」って感じの降り方をする人もいますけど。

そうそう、話は変わりますが、妹が再び松田聖子のコンサートのチケットを買ったようで。なんとかの超先行予約とかで、今回はYahoo!オークションではありません。そう言えばYahoo!オークションはそろそろ有料化されますが、彼女は登録したのかしらん。

この前電車でぼぼぼーと寝ていると、メールが飛んで参りました。見ると、
「松田聖子当たったからね〜。お金振り込んだからね〜」
寝ぼけた頭で私は考えました。・・・つまり私も行くってこと?

ファンでもないのに、毎年行ってていいのだろうか。

[椰子の実の立ち読み]:海外へ行く人のためのパソコン活用ガイド : Eメール・インターネット対応

海外へ行く人のためのパソコン活用ガイド : Eメール・インターネット対応 / 上地進, 上地宏一著
デジタルハリウッド, 2000.4

去年イタリアに行くとき、テリオス君を持っていくか悩んだのです。イタリアはASAHI-NETのアクセスポイントもあり、その点では問題ありません。でも海外では海外用のモデムが必要で、イタリアではテリオス内蔵モデムは使えないと書いてあり、断念したのでした。しかしこれを見てみると、ノートパソコンでは日本製の内蔵モデムでもメーカーによっては大丈夫みたいですね。IBMや東芝、コンパック、シャープなどのマルチナショナル仕様パソコンがおすすめだそうです。前に友人がIBMならやっぱり心配ないよね、と言ってたのを思い出しました。現地にメーカーのサポートもあって初心者でも安心とか。ただ、アメリカのようなインターネット先進国ならともかく、アジア圏や、ヨーロッパでもインターネット後進国なんかではやはり注意がいろいろと必要みたいです。

それにパソコンって持ち込むと課税対象になるんですね。びっくり。確かに高価なものではありますが、6ヶ月以上使ってない新品にはヨーロッパ圏で20%もの関税がかけられるとか。例えば本体30万のノートパソコンなら5万以上の関税を支払わなくてはならないわけで、なんでぇって感じですよね。海外へパソコンを持っていかれる方は参考にどうぞ。

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01年4月13日 (金)

13日の金曜日

今日って13日の金曜日なんですね。あらま。子供の頃って結構「今月は13日の金曜日なんだよね〜」なんて話題になりましたが、キリスト教ではない私にはぜーんぜん関係ない話ですね、はい。あ、ちなみに私は同じ題名の超有名なホラー映画は見てません。中学のときの友人が、夜中に一人で見ると面白いよ〜と言ってましたが、絶対おかしいです。大人数で見てても怖いものが、何故一人で見ると面白いになるのでしょう。それよりもなぜ私はこんなに怖がりなのでしょう。うーん。

今日は精々同じ題名のウィルスに注意するってことですかね。

[椰子の実の立ち読み]:気になる症状からみた疾患

気になる症状からみた疾患
薬事日報社, 2000.3

口で呼吸するのってとっても悪い癖だそうです。ついつい寝てるときって口で呼吸してしまいがちなのですが(日本人には多いそうですが)、免疫病の原因ともなり、しかも片側噛みや横向きあるいはうつ伏せ寝を併発して歯列が悪くなったり、歯周病の原因にもなったり、顔が歪んだり、さらには骨格が歪んでしまうとか。読んでいて「風が吹いたら桶屋がもうかる」状態だなと思ったのですが、口呼吸はその全ての元凶なのですから早速止めねばと思いました。私は確かに矯正する前は見事なガタガタ歯並びでしたし、横になって寝る癖があります。肩凝りの症状も出ますし、片側で噛んでるような気もします。ちょっと気をつけよう。

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01年4月14日 (土)

Suica

最近身の回りのものが急激に近未来的になっていると思うのですが、その中でも最たるものだと思っているICカード定期券。定期券にICチップを埋め込んで、パスケースに(かばんに?)入れたままでも改札が通れるすぐれもの定期券。さらにイオカード機能もついていて、あらかじめ入金しておけば、その範囲内で定期券と同時に清算もできるというすぐれもののカードです。

今月から埼京線でモニターテストが始まりましたが、埼京線は都内を走るJRで私が唯一一度も乗った事がない路線。しかも地下鉄や近郊の私鉄ではパスネットを推進するため、まだ導入されないとか。都内で移動するならどっちかというと地下鉄ほうが多いような気が。使えない路線や駅で降りるときはどうすればいいのでしょう。実は超使えないsuica。

そんなsuicaのCMを昨日見ました。あ、「suicaだ!」と言っていると、うちの母「もう売ってるのよね」。お、珍しく母が時事ネタについてきた。「そうそう、これいいよね〜」と言うと、「まだちょっと高いけどね」。ん?高い?高いって定期券なんだから他のと値段は同じよ〜。「だってこの前見たけど、ちょっと高かったわよ」

・・・・それは食べ物のスイカだ。。。
[椰子の実の立ち読み]:パソコンを買う賢者の選択

パソコンを買う賢者の選択 / 戸田覚著
講談社, 2000.11
(講談社+α新書)

「間違いの無いパソコン選び」とか、「パソコン選びの極意」とか、この手の本ってかなり沢山ありますけど本当に役に立つでしょうか。私はやっぱり常時新しい情報を仕入れている店員さんに聞くのが一番だと思うのですが。。。初めてパソコンを買う方は、特別変なことをやりたい(CAD入れて設計したいとか、実はSOHOを始める予定とか)ということで無ければ、一番売れてるメーカーで、周りの皆が持ってるパソコンにするのが一番だと思いますよ。買い替えに際して、ハードウェアの知識が重要というくだりにこんな文章が。「別に詳しくなくても悲観することはない。多くのユーザーがパソコンを買ったままの状態で使っているのが普通だし、常時ニューモデルに関心を持っているなんて、オタクだ」

―――痛い、痛すぎる。

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01年4月15日 (日)

都内らしくない場所

都内には都内とは思えない場所が結構残っています。先週は白金台の庭園美術館に行ったのですが、ここは上のほうに高層ビルや高速道路の高架が見えなければ、本当に都心のどまんなかとは思えないですよね。昨日は等々力渓谷に行ってきました。世田谷区のこれまた住宅街のど真ん中、環八を横切る形で残っている渓谷。まるで山の中のようですよ。等々力渓谷のほうは今ちょっと工事中のようなので、もう少ししてから行くほうがいいかも。

新宿御苑とか、皇居東御苑とかもそうですけど、山を切り崩して作られた郊外の住宅街よりも、都心のほうがよっぽど広い公園とか多いのかも、と思ったのでした。

[椰子の実の立ち読み]:葉書はサッと書く

葉書はサッと書く / 清川妙著
講談社, 2000.12
(講談社+α新書)

やはりメールより手書きのほうが温かみが感じられる―――ってよく言われますど果たしてそうなんでしょうかね。私はその温かみの押し付けに逆にウザさを感じてしまうのですが。。。例えば結婚しましたとか、住所が変わりましたとか、そんなのメールで良いと思いません?まあ住所とか電話番号をメールに書くのは抵抗があると言われればそれまでですが、それ以前にメールアドレスがわかってれば、自宅の住所や電話番号なんて知らなくてもいいような気も。葉書とかで送られると、ずぼらな私はそのままどっかにやってしまって、あとで結局送れない(というか、新姓さえわかんなかったりして(^^;)で終わってしまうのです。メールならすぐに返信が書けるし、受信したメールもそれに返信したメールもすべてハードディスクの中。どっかに行ってしまう心配はありません。必要なメールはバックアップしておけばいいですし。そのままコピー&ペーストで住所録に貼り付けたり、メールアドレスをアドレス帳に入力したりするのも超簡単。手書きのほうが人間が見えるって言いますけど、こういう文章でも人間って見えません?だから掲示板とかでも「この人はこういう人」っていうような暗黙の了解みたいなものができるのでしょうし。何かのときだけ送られる1回のお知らせ葉書より、近況を知らせてくれるメールのほうに温かみを感じますが、普通の人は違うのでしょうかね。

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