−雑記− (過去−3: 02/ 9/1〜03/ 2/28)

  ◆過去の雑記−2 (02/ 5/ 1〜02/ 8/31)
  ◆過去の雑記−1 (01/ 7/ 1〜02/ 4/30)

 

Re:Re:Re:Re:菅さんへのプチインタビュー

投稿日 2月27日(木)01時17分 投稿者 佐藤鴻全 削除

冥王星人さん

>小泉氏が素人であることは認めますが、菅氏も似たようなものでは・・・
>菅氏に政治的センスがあるとは思えませんが・・・

微妙に味が異なります。通はその違いを楽しみます。
小泉さんは、言わば辻斬りの旦那、歌舞伎役者、政局の天才です。
一方、菅氏は切りこみ隊長、前線の指揮官でしょう。エイズ告発のときはそれなり
の役割を果たしました。
その代わり、仰る様に全体像が弱く柔い。
しかし、ヨーロッパでの第3の道をお手本に、その是非は別にしてそれなりの絵は
朧気ながら見えている模様です。
実際に回るモデルにまでするには、はなはだ具体化が不足ですが。

>小沢氏は認めますが、亀井氏に全般にわたる絵が描けますか?

大変、大変失礼かもしれませんが、冥王星人さんは、「純ちゃんと叫んだ自分が恥
ずかしい」口ではありませんか?
もし違っていたらごめんなさい。

改革原理主義者の小沢さんと、ポークバレル、平成の田沼意次イメージの亀井さん
は、一般には対極と映るかも知れませんが、その国家観や政策を細かく個別に見て
みると小沢さんと亀井さんは基本的に同じです。だが、それぞれのファクターに対
する重点の置き具合が違います。

私のように、消費税導入時から、小沢新政とその失敗、橋龍の経済失政、小渕・小
沢の新保守革命とその挫折、亀井実質首相の体制内改革の挫折、小泉の偽改革政権
を大河ドラマのようにウォッチして来た政治オタクの眼から見ると、小沢一郎は、
自民党を出た亀井静香であり、亀井静香は自民党に残った小沢一郎です。

以下に、昔書いた「小沢vs亀井 政策対照表」を載せます。ご参考下さい。

<政策対照表>(2001年10月21日)

      ― 略 ―

 

 

Re:Re:菅さんへのプチインタビュー

投稿日 2月25日(火)01時09分 投稿者 佐藤鴻全 削除

一応インタビュアーとしての解説。

投稿日 2月23日(日)09時00分 投稿者 冥王星人
>結局、菅氏はプチインタビューに対し、
>「究極の選択、小沢一郎と小泉純一郎なら小泉の方と結びます。」
>以外は何も回答していない、と私は考えますが。

「小泉の方と結びます」と言ったのは、枝野政調会長。菅氏ではない。

>「民主党は、国連決議は必要条件であるが十分条件とは考えません。」
>って、他に国連決議以上に何が満たされれば十分なのでしょうね。

菅氏は、テレビの討論番組等では、武力解除が目的なら○、政権転覆まで目指すな
ら×と言っている。

>結局のところ、菅氏には国をこういう方針・方向に運営すると示すだけの
>能力・資質がないということをよく見せてくれたプチインタビューですたね。

まあ、それを言っちゃあ、総理大臣を素人がやっている国だから。
菅氏はマシな方。

取り敢えず、全般にわたって曲がりなりにも絵が描けている政治家は、小沢と辛
うじて亀井だけ。

菅氏でも、贅沢は言えない。

 

 

710 :佐藤総研 :03/02/23 02:32
カルザイ寸評

=引用開始=
質問が集中したイラク問題について、かつて自分の国について語ったことをそのま
ま繰り返した。「その国の国民自らが政府を選ぶべきだ。自分たちの生活の仕方も
含めて」。当然といえば当然の原則だが、大国の介入に振り回されてきたアフガニ
スタンの歴史を振り返るとき、重い言葉だ。大国は謙虚に耳を傾けるべきだろう。
http://www.asahi.com/paper/column.html       天声人語 (02月22日付)
=引用終了=

カルザイ大統領は、ネット世界ではアメリカ石油資本の手先と言われて久しい。
私も、あまりにも洗練された振る舞い、ユーモアの型、等まるで欧米人その物と言
う印象を持ってきた。
だが、上記の発言は天声人語氏の言葉を待つまでも無く、荒廃した祖国の復興を背
負って立つ者の毅然とした姿勢が浮ぶ。

そして、「その国の国民自らが政府を選ぶべきだ。」の言葉は、単に大国への静か
な抗議に留まらず、民主化を示唆しており、アメリカへのアリバイにもなっている
という強かさも滲む。

この強かさは、エリツィンに「私ももうすぐ終わる。是非君に私の遣り残した仕事
を引き継いでもらいたい。」と言われ、「そのような大きな仕事は私のような者の
身に余ります。それは今までも、これからも閣下のお仕事です。お断りさせて下さ
い。しかし、もしその役割を負うことが私の運命であるなら、その運命に従う覚悟
はあります。」と言ってのけ、エリツィンの「口頭試問」に合格したプーチンに通
じるものがある。
言わば、あらゆる面から計算尽くされた完璧な回答である。

両人とも興味深い人物ではある。

 

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <kokkai2@egroups.co.jp> Sent: Saturday, February 22, 2003 2:46 PM

Subject: [kokkai2] パーティー参加、菅さんへのプチインタビュー、そして政局

佐藤鴻全です。

一昨夜、筆者はネット仲間つながりの紹介で、東京選出の民主党衆議院議員Nさん
の政治資金パーティーに参加した。
政治家のパーティーに参加するのははじめて。
因みに、代々木で行われたこのパーティーの参加費は1万円。自民党だと別に祝儀
を包む人も多いと聞くが、民主党は不明。
参加者は、5、60人ぐらいか。中流上位風の年配者が多い。
スタッフが甲斐甲斐しく働く。会場費、オードブル&ビール代、ゲストお車代は如
何ほどか。収支は? 開催頻度は? と好奇心が疼くが筆者は記者ではないので取
材まではしない。

前半は、毎日新聞の岸井成格氏とNさんの丁々発矢の掛け合い対談。
イラク問題、北朝鮮問題、経済、小泉改革、政局等トピック全般について、満遍な
く2人とも壇上に立ったまま1時間強。(内容は割愛)

後半は立食形式のパーティー。
N議員は、ここ数日政治資金問題の国会追及で活躍している人。前線に出て戦うス
タイル。菅さんに似たタイプか。
N議員は地元支持者にとり囲まれ、筆者は選挙区民ではないので、名刺交換、2シ
ョット撮影、軽い挨拶をしただけで離れた。

ゲストは、他にパーティー途中から枝野幸男政調会長、かなり終盤で菅直人代表到
着。
挨拶の後、それぞれ支持者に囲まれ握手攻めと記念撮影攻めにされている。
筆者は、その間を縫って、耳元に語りかける(囁き方式)等でのプチインタビュー
を試みた。

それぞれ別個でのインタビューだが、以下は構成したその報告。
ただし、もちろんメモもなく、その後も2次会で飲んで、帰宅と同時に就寝して一
夜明けてはじめてメモを起こしたので甚だ不正確。
中には、夢の記憶と入り混じっているものも!? 
さらに、表現に筆者なりの無意識の脚色が入る。ご容赦。
関係者の方は、内容に不適切なものがあればご指摘下さい。対処致します。
(と、少し大袈裟すぎるが、一応お断りを。以下敬称略)

■Q.イラクに自ら飛ぶ用意がありますか?

 菅−それはまあ、事態が動いているから。状況が整えば。
   (終始支持者に向けての笑顔で。以下同じ。)

■Q.小沢さんはイラク問題で、小泉さんのアメリカが提出予定の(武力行使容認)
   国連決議への安保理国(決議賛成)根回しに一応の理解を示しましたね。
   小沢さんは、国連中心主義者と言うより、国連至上主義者、形式主義者か?

 菅− よく聞かないと解らないが、そこは我々と大きく違う所。
     民主党は、国連決議は必要条件であるが十分条件とは考えません。

■Q.内閣不信任案提出は予算成立直後ですか、それとも予算関連法案成立後です
    か?

 菅− 未だ決めていません。
 枝野−わかりません。無いかもしれないし。
 岸井−解散時期は我々政治記者を含め、誰も読めない。
     あなたも読めないでしょう?
 鴻全−予算関連法案が通ると亀井さんが解散に反対する理由がなくなる。
     3月決算で、経済ボロボロだろうし。
     状況次第では、不信任案に乗ってくる可能性はあると見ています。
 枝野−それは、亀井さんが自民党を出る事になる。亀井さんは、9月総裁選狙い。
     内閣不信任案に亀井さんが乗るとは思えないですねー。
 岸井−うーん、自民党が割れるのは苦しいでしょう。

■Q.総選挙が行われた後に、首班指名で亀井さんと組む可能性は全く有り得ませ
    んか?
■Q.有るとすれば、どのような条件をクリアにする必要がありますか?

 菅− うーん、亀井さんかー。

■Q.消費税の福祉目的税化立法化については、将来の検討対象になり得ますか?

 菅− 社会保障財源については、いろいろな考えがありますからねー。
 鴻全−じゃあ、これの国民投票化は?   
 菅− まあー、いろいろあるのよ。
 鴻全−やっぱり財源問題を語らないと、現実的な社会保障政策にはなりませんよ
      ね?
 枝野−財源問題は語っていますよ。私は、社会保障は所得税の付加税等でやる方
      がいいと思います。

■Q.小泉さんを攻めるには、「構造改革」の否定よりも「構造改革」自体は肯定
   した上で、「にせ構造改革」vs「真の構造改革」や「アメリカ型自由競争
   社会」vs「第3の道」というような論の組立を強調した方が民主党として
   の明確なメッセージが伝わり、アピール度が高いと思いますがいかがですか?

 菅− 「にせ構造改革」的なことも、特に第3の道は私は昔から言っていますよ。
 鴻全−それをもっとシャープに打ち出して、、、、。 
 菅− はい解りました、強調します。

■Q.もう小泉さんに走っちゃいけませんよ!

 枝野−走りませんよ。でも、究極の選択、小沢一郎と小泉純一郎なら小泉の方と
      結びます。

■Q.ハードランディング?

 枝野−ハードランディングしないと、もうどうしようもないでしょう。
 鴻全−法律系の人は、傾向的にどうもハードランディングお好きだから。
 枝野−不良債権処理は、いまやらないと、経済はもっと悪くなって、日本は破綻
      しちゃいますよ。
 鴻全−でも、それは経済を拡大させる中でやらないと、現実には無理でしょう。
 枝野−不良債権処理は、進めて行くべきです。
      その点の方向性では、私は小泉さん竹中さんと同じです。

● まとめ ●

■次回は、パネルディスカッション? と行きたいもの。
 社会保障の財源問題では、民主党は未だに曖昧。(もちろん自民党も)
 ここが具体化しないと、将来ビジョンに背骨が通らない。
 因みに筆者の考えるビジョンは、「ナショナルミニマムを伴った、自立社会」。
 枝野さんの所得税付加税方式は無理。失礼ながら絵空事だろう。
 奥田さんが消費税論議の突破口を開いたのだから、もう選挙前の増税論議タブー
 を破って、具体的結論を提示すべき。
 生首が掛かっている議員の恐怖感は理解するが。
■小沢一郎さんは、「ブッシュはイラク攻撃を安保理決議を得て決行する。シラク
 もプーチンも胡錦涛も最終的には武力行使の安保理決議にいやいやでも乗らざる
 を得ない。」と言っている。小沢さんは独自の情報ルートがある模様。確度は高
 いと見る。
 一方、フセインの意図はアラブの英雄として、歴史に名を残す事だろう。
 しかし、玉砕は考えない。もっと粘っこい性格だろう。
 面子の立つ形で亡命し、捲土重来を図る等々に落ち着くのではないか。 
■亀井さんの内閣不信任案賛成、総選挙後の首班指名での共闘については、御3人
 とも否定的だった。
 経済が更に悪くなるのに加え、中曽根さんに比例区定年が適用された場合の逆切
 れ、イラク問題での従米外交批判で石原慎太郎待望論、等の条件が重なれば予算
 関連法案成立後、7月の江・亀派の集団決起の可能性は0ではないと筆者は考え
 る。
 民主党は、あらゆる可能性を試すべし。筆者も微力ながら様々に画策するつもり。
■石原さんは、状況によるが、「国が沈没して行くときに、東京都だけ助かる訳が
 無い。」といって3ヶ月で知事を辞任する事は可能。
 また、「石原新党」は不要。集まって来る現職与野党議員等を試験し、「石原ブ
 ランド」の認定状を授与しお墨付きを与えれば、自民、民主等の党籍のままの
 「バーチャル石原新党」が成立する。選挙演説では、各候補者は石原さんの似顔
 絵いりのハッピを着て党政策とは関係無い事を喋る。
 マスコミ、世論が後押しすれば、小泉さんも離党処分の刀を抜けない。
■これで総選挙後首班指名が出来るかは不明だが、与野党を超えての首班指名に堪
 えられる見映えのする「神輿」は石原さんしかいないだろう。
 とはいえ、石原さんは政策、ビジョンの面で弱く、かつ危なっかしい。
 政権基盤はどうなるか。
 石原首相、菅副首相兼厚相、小沢行革担当、亀井外相、古賀財相???
 日本の政局は複雑系。カオスとフラクタルでこんなのも無い訳ではない。

 

 

                             2003年2月15日発行
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
              ◇◆ 時 局 を 斬 る! 佐 藤 総 研 ◆◇            No.3
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


================================《 内  容 》============================
□■イラク単独攻撃は正義なのか■□
□■Is the independent attack to Iraq justice?■□
□■バグダッドは燃えているか■□
□■北朝鮮問題への対応方針 −ソフトランディングへのシナリオ−■□
                                                (2002/12/15 記)
□■ひとくちコラム集(ぼやきの森)■□
===========================================================================

     ― 略 ―

□■ひとくちコラム集(ぼやきの森)■□

◆今回もイラクもの尽くしになってしまった。
 申し訳に、少し古い北朝鮮ものを引っ張り出して掲載した。 
 前回、前々回と予告していた「奥田提言に欠落する視点 −消費税16%化は処
 方箋足り得るか−」は今回も書けず終い。
◆日本経済、消費税、社会保障も大切な問題で、むしろ筆者の主要関心分野だが、
 イラク問題が風雲急を告げているので、どうしてもそちらに行ってしまう。
 両方書ければいいのだが、サラリーマンの身としてはどうしても時間が足りない。
◆また、より大きい「敵」に向かって行くという筆者の生来の性格もある。
 奥田さんもビッグだが、アメリカの方がよりビッグだ。
 来週もイラク問題で動きがあれば、そちらに行ってしまう可能性大。

◆そこで、奥田もののエッセンスを少々。
 奥田さんの提言は、財界の利益を背負っているのはもちろんだが、日本が衰退す
 れば、車も売れないという事で、実利と憂国の念の複合体だろう。
 この時期の発言としての勇気は評価したい。
◆しかし、「消費税は一般財源とし全額社会保障に使う訳ではない。」等の発言に
 あるように、財政論では一般財源化が正しいが日本の社会構造への観察が足りな
 い。貯蓄率の高さにも表れているように、日本人はまず老後の不安を取り除かな
 いと消費しない。
◆また、その社会保障の姿も、奥田案では、年金の減額等はあれども現在の役人と
 自民党が作り上げたモデルを基本的に維持している。
 基礎年金、老齢者医療、介護の基礎的社会保障にのみ消費税を使い、先ずここを
 固める、残りは基本的に自己責任に任せるべきだと言う小沢一郎が10年前から
 いっているアイデアの方が一日の長がある。 
◆筆者も、これにより「ナショナルミニマムを伴った自立社会」という将来ビジョ
 ンが明確になり、日本社会に背骨が一本入ると思う。
 奥田さんのは、財政債権に重心がありすぎ、そこら辺の考察、深耕、練りが足り
 ない。

◆小泉さんの「公約違反は、大した事ではない。」発言が問題になって未だに燻っ
 ている。だが、筆者は小泉さんは「公約」といっても元々、「キャッチフレーズ」
 として捉えていた、もしくは口約束の略で「口約」という軽い気持ちで使ってい
 たと思う。
◆また、国民としても本気で「公約」の実現など考えておらず、老若男女ただ盲目
 的にフィーバーしていたに過ぎず、何を今更と筆者には映る。
◆また、小泉さんが「丸投げ」と批判されているが、国民やマスコミの方も政策の
 内容も真剣に吟味せず、小泉さんに丸投げしているではないかと思う。
◆普段それぞれ仕事を持ち、どっぷり政治に浸かっている訳には行かない一般国民
 はともかく、本来指導責任があるこの国のマスコミ、知識人は機能せず脳死状態
 である。
◆少なくとも、橋龍政権の失政から連続ドラマで政治、政策をウォッチしていれば、
 小泉さんの政策が成功する訳がないことは高校生でも分かる話し。
 小泉さんが、パフォーマンスの天才ではあるが、政策的には無能者で、借り物の
 の政策に頼るええかっこしいの卑怯者である事が判らなかったとは言わせない。
 でも、本当に判らなかった気味もあるから、恐ろしくもあり、困った事でもある。
◆言わば、小泉さんがインチキ野郎であるのは、日本社会がそうである事の縮図で
 あり、小泉さんはそのシンボルに過ぎない。
◆時間が出来れば、小泉さんの退陣前に、
 「今こそ小泉批判に反論する。−日本社会の限界と展望−」を書いて、小泉擁護
 論を展開するつもり。

◆拙文「Is the independent attack to Iraq justice?」は、苦手の英語を省みず
 自動翻訳サイトを使い、少し手を入れ英訳したもの。
 文法的にも怪しいが、時間が迫っているので眼をつぶった。
 もしよろしければ、コピーして世界中にばら撒く事にご協力下さい。
 戦争、止められるかなあ。


−後記−
今後も更なる充実を図って行きますので、末永くお付き合い下さい。
もしお気に入り頂ければ、お知り合いご友人にも登録をお勧め下されば幸いです。

  ◇◆登録はこちら http://www.mag2.com/m/0000102968.htm から◆◇
  ◇◆HPはこちら http://www.asahi-net.or.jp/~EW7K-STU/ へ◆◇
  ◇◆ご意見・御要望はこちら ew7k-stu@asahi-net.or.jp まで◆◇   

 ----------------------------------------------------------------------
  このメールマガジンは、『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ を利用して発行
  しています。解除はこちら http://www.mag2.com/m/0000102968.htm から。
  ----------------------------------------------------------------------

 

 

■126 / 親記事) 長尾氏のコラムを、自分なりに整理して見ました。

□投稿者/ 佐藤鴻全 一般人(16回)-(2003/02/15(Sat) 22:55:59)
□U R L/
http://www.asahi-net.or.jp/~EW7K-STU/

  • 昨日の長尾氏のコラム「過激にして徒然に」の  
    「2003-02-14 ハイパーインフレを警告する、そしてあなたの金融財産は灰燼と化す」
    http://www.tnagao.org/
    が、どうも私にとっては解りにくい。
    以下のように、自分なりに整理して見ました。

    − 引用開始 −
    議論はハイパーインフレ論になる。マネーサプライが微妙なバラ
    ンスを保っているだけ。表面張力でググッと盛り上がっているコ
    ップの水状態。どこかで流れ出せば、一気に水はこぼれる。溜ま
    りに溜まった預貯金が、市中に放出されればもう止められない。
    溢れすぎたマネーは200%を越えるやも知れぬハイパーインフレ
    を引き起こす。引き金は「みずほ」か?

    我々の個人金融資産は紙くずになる。

    そんなこと解っていて何故口に出来ないか? そりぁ、「あんたの
    発言で日本経済がガタガタになったんだっ」と犯人扱いはされた
    くない。このまま放っておけば、いずれガタガタになるわけだか
    ら、傷を負うことなく破綻の時期を待つほうが賢いというもの。

    「小泉、竹中は完全に腹を括った」

    となれば、民主党の役割ははっきりする。徹底的な小泉政権批
    判、金融機関批判、社会保障制度批判、天下り批判。国民に警鐘
    を鳴らし続けることである。
    − 引用終了 −

    これは、下記のように解釈しました。

    @ハイパーインフレで何れ日本経済が破綻するのは避けられない。
     それを避けるのは(不良債権処理などでの)ハードランディング
     路線しか有り得ない。
    Aハードランディング路線を行った方が、全体のコストは安く着く。
    B小泉、竹中は、やがて本格的にそれを行うだろう。
    Cそうすれば、民主党は(公式か、密かにかは問わず)小泉政権の
     (不良債権処理などでの)ハードランディング路線は評価する。
    Dしかし、それ以外の小泉政権の政策(社会保障制度、天下り等)
     は徹底的に批判する。金融機関も同様に批判する。

    − 引用開始 −
    小泉首相がもし我々の推測どおり、
    民主党にそうさせてくれている、国民にワザと現状の体たらくさ
    を露呈してくれているならば、50年後の歴史家は小泉純一郎に対
    し絶大な英雄的評価をするであろう。

    そして、自民党ではその後は引き継げない。民主党を中心とする
    野党が成すべき時。
    − 引用終了 −

    これは、下記のように解釈しました。

    @小泉首相がハードランディング路線以外の政策(社会保障制度、
     天下り等)で体たらくさを露呈してくれているならば、破壊を
     受け持ってくれるので民主党にとっては有り難い。
    Aまた、建設は自民党で出来ない事を国民に示してくれているの
     で、民主党他に政権が回ってくる公算が強く、それも民主党に
     とっては有り難い。
    B小泉首相は、ハードランディング路線以外で、ワザと現状の体
     たらくさを露呈してくれている可能性がある。
     もしそうなら、50年後の歴史家は小泉純一郎に対し絶大な英雄
     的評価をするであろう。
    C民主党を中心とする野党には、ハードランディング後の政策
     (社会保障制度、天下り等)および政策実行能力を持てるし、
     その体制を作るべきである。

    言わば、「小泉・竹中ハードランディング路線期待、諸失政露呈
    自作自演説」であると捉えました。

    それぞれの要素の強弱次第の面もありますが、基本的に私はこれ
    とは別の考えです。

    以上です。

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <global-net@egroups.co.jp> Sent: Saturday, February 15, 2003 5:45 PM Subject:

Re: [global-net] Re:Is the independent attack to Iraq justice?

佐藤鴻全です。

小沢一郎氏が、安保理新決議を経ての開戦に趨勢が決まったと書いています。
戦略的親米スタンスを取る小沢氏の希望的観測が入っているとも思えますが、
小沢氏は、独自の情報ルートを持っている様子で注目されます。

小沢氏の、安保理新決議をイラク攻撃支持、積極協力の必要十分条件とする
国連至上主義のスタンスは、必要条件であっても必ずしも十分条件ではないと
する私のスタンスとは異なりますが、複雑な国際政治を考えれば日本にとって
現実的な選択なのかも知れません。

− 引用開始 −
今週の「小沢一郎の剛腕コラム」2月14日(木曜日発行分) 第125回
http://www.ozawa-ichiro.jp/s1/index.htm
 パウエル米国務長官はすでに、イラクの化学兵器貯蔵施設の衛星写真や神経
ガスの隠蔽(いんぺい)に触れた軍幹部の通話記録などを、大量破壊兵器開
発・保有の「証拠」として公表しており、イラク攻撃は間違いなく行われるこ
とになるだろう。

 ただ、米国も国連安保理の結論を得ずに、単独で攻撃に踏み切るとは考えら
れない。現在、攻撃に反対している独仏両国や慎重姿勢を取っているロシアや
中国も、それぞれの国益をシビアに考慮するはず。積極的、消極的は別にし
て、最終的には国連安保理も了承を与えるだろう。
− 引用終了 −

文隆さん

> 思うに冷戦終了後のアメリカは日露戦争後の日本とよく似た精神状況なのでは
> ないでしょうか。
> ネオコンサバティズムの人々やユニラテラリズムの人々は当時の帝国陸軍皇道派
> や極右に比肩できます。歴史のアナロジーを見るのは牽強付会との謗りもありえま
すが
> いかがでしょうか。さらにシーパワーが大陸内部に手を出すとかならず失敗すると
いう
> 歴史の教訓を思い起こす必要があります。
>
> 文隆

イラク情勢はどうなるか断定できませんが、ご主張を基に、
「アメリカのイラク統治は失敗する −地政学と歴史からの助言−」等の提言に
纏め、アメリカの戦略シンクタンクに発信する事をお勧めします。

鴻全

 

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <global-net@egroups.co.jp> Sent: Friday, February 14, 2003 6:55 AM Subject:

Re: [global-net] Re:Is the independent attack to Iraq justice?

文隆さん

> 1.米国(パウエル)はイラク攻撃の前にフセインが亡命し無血開城し親米政権
> ができることを願っており、この可能性は若干まだある。

パウエルはそう考えているようです。
そのために、この知将はあらゆる手を模索しているようです。
同時に、もし開戦が避けられないなら、圧倒的初期攻撃で短期間で決着
させたいと考えていると思います。
もっとも、ここら辺はファランクスの仕事ですが。

> 2.もし、1.が失敗して戦争にいたった場合、戦争には勝つだろうが戦後
> の駐留を日本駐留をモデルに考えている
>
> 3.2.ははなはだしい思い違いで日本とイラクは島国と大陸国さらに友好国
> の有無など条件が違いすぎる。
>
> 4.よって、戦後のあの地域への駐留は周辺国との利害対立を生みコストがかかる
>
> 5.そもそも今日の事態を招いたのは米国の中東政策の破綻をサウジアラビアへの
> 軍事駐留で補おうとしたから。これが911を生み、さらなる米国の関与を呼ぶ
>
> 6.よく考えると5.は戦前の帝国陸軍が大陸に深入りしていく過程を彷彿とさせ

> サウジアラビア駐留軍は関東軍であり、イラク攻撃はシナ事変ではないか。
>
> よって、米国のあの地域への直接関与は長期的に破綻するとみます。歴史
> をみてもユーラシア大陸ハートランド地域を統一した政権はその後すぐ衰退
> してます。あの地域の風土、民族の多様性、国境の複雑さ、地形を考えたら
> 維持コストがはかりしれません。米国はわかってるのでしょうか?日本は
> モデルにはならないということを。
>
> 文隆

「サウジアラビア駐留軍は関東軍であり、イラク攻撃はシナ事変ではないか。」
はオリジナリティーのある見方ですね。
この表現を使い論を展開すれば、日本の保守派をイラク攻撃反対に
誘導するのに役立ちそうです。
メール爆弾化して、議員、マスコミに送りつける事をお勧めします。

普通に考えても、イラク攻撃後の中東マネージメントは成功は難しい
でしょう。
加えて、アメリカ本土でのテロ多発は避けられない。
どうみても、石油利権のプラスを考えてもアメリカトータルとしては、そ
ろばんも合っていない。

アメリカは、冷戦後の1人勝ちで、自分を映す鏡の無い状態、万能感
に包まれているようです。

他者の存在は、「見えども見えず、聞けども聞こえず」の状態のようで、
意識として他者が存在していない。
他国は、単なる障害物として映っているようです。
言いかえれば、他者の視線を意識しない状態は、いわば透明人間状
態です。
透明人間の映画のキャッチコピーで、「人は姿が消えると、モラルまで
無くなってしまうらしい。」というのがありました。

アメリカを止めるためには、この催眠状態を解く必要がありそうです。

 

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <kokkai2@egroups.co.jp> Sent: Thursday, February 13, 2003 6:50 AM Subject:

Re: [kokkai2] 北朝鮮とイラクと核兵器

佐藤鴻全です。

>  ところで Sato さんの投稿の中で、正義とはなんぞや、
>  こんな大問題に触れていました。
>  アリストテレスに始まり、ヘーゲルに辿り着く、
>  とんでもない問題です。
> Koh

そう言えば、拙文「イラク単独攻撃は正義なのか」は神をも恐れぬ
テーマに触れたのかもしれません。

それはともかく、今、拙文を英訳してブッシュさんはじめ各国政治家、
マスコミ、平和団体等、世界中に発信しています。

戦争止められるかな。

 

 

From: K.Sato  To: ******* Sent: Sunday, February 09, 2003 8:57 PM
Subject: Re: 選挙の件

○○さん

佐藤鴻全です。
是非頑張って下さい。
その地に自由党がないなら、支部を作りそのまま支部長という可能性が
ありますね。

私は、出る事は100%ありません。

私の資質は、政治家よりも文筆の方が微力ですが社会に影響力を持てる
と考えている事と、自治体よりも国家の問題に関心があるためです。

将来万が一私が出るとすれば、例えばなしで言いますとあってはならない
事ですが本土に原子爆弾を10発落とされるとか、他国に侵略される等、
未曾有の国難が襲った場合に国政に1期だけ出る場合に限られるでしょう。

若手の現職国会議員等を見ても、今のゆでガエル現象の日本では、泥ま
みれ金まみれになってたとえ当選しても、大衆迎合のパフォーマンスに明
け暮れ、考える事の100分の1も実現出来そうにないからです。

しかし、その中でも選挙、地元活動も乗りきって、理念的にも一定レベルの
見識をもち、政策活動もそれなりに体をなしている方は立派だと思います。
言わば彼らはスーパーマンです。大概どちらかしか出来ないものです。
両立は相当なエネルギーが必要でしょう。
地方政治は、もう少しハードではないとは思いますが。

失礼ながら、もしお気に召すものがあれば、私の書くものからエッセンスを
抜き出して選挙演説でしゃべっていただければ歓迎です。

ご健闘を祈念致します。

佐藤総研 http://www.asahi-net.or.jp/~EW7K-STU/

 

----- Original Message ----- From: *******To: ew7k-stu@asahi-net.or.jp Sent: Sunday, February 09, 2003 7:39 PM

Subject: 選挙の件
前略 はじめまして、○○○○の○○です。私、この度の統一地方選で、○○県○○市から 出ようと思います。無所属ですが、○○○の会議の推薦を貰いました。泡沫候補ですが、 戦略をもって挑もうと努力しています。ちなみに、佐藤氏は出られないのでしょうか?。 自由党は○○ではありませんが、自由党の推薦を頂こうと、西村清吾氏事務所に掛け合って おります。○○○の会議とは趣旨が違うとは思いますが、政策とイメージは大切だと思っております。 少しの勝つ要素を最大限に伸ばそうと思っておりますがいかがでしょうか?。 ○○

 

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <mail@takakoklein.de> Sent: Sunday, February 09, 2003 9:02 AM Subject:

はじめまして

クライン孝子様

前略
はじめまして、会社員をしております佐藤鴻全と申します。
長文失礼いたします。
ネット上で少々書き物等もしておりまして、その延長で最
近クラインさんのHPを拝見させて頂くようになりました。

日本の外交面等に対するドイツからの辛口の批評は、同
感させられる点多々ございます。

さてしかし、失礼ながら日本経済の現状についてはいささ
か正確な認識を欠いているのではと懸念される点もござい
ます。
下記「クライン孝子の日記」にて、

−引用開始−
■2003/02/04 (火) 日本には国益抜きの政治家しかいないのかなあ
日本の政治とかなり違いますね。
日本では、与党同士足の引っ張り合いをやっている。
亀井氏が米国へいって、小泉首相の悪口いって、アーミンテージは苦笑して、相手に
しなかったって、聞いたけど、ホント?
(略)
こんな国賊?がいるから、日本はいつまでたッても,景気がよくならない。
オレがオレがで自分のことしか考えていない政治家が多いのだもの。
米国や韓国に侮られてもしかたがないわよね。
野党も与党の揚げ足ばかりとっているし。
これでは国がよくなるはずがない!
−引用終了−

と書いていらっしゃいますが、アーミテージが苦笑して、相手
にしなかったのなら、それはアーミテージの見識が低い事に
なる。
しかし、報道される所では副長官は一定の理解は示した模様
です。

−引用開始−
■「小泉首相おだてないで」…米国務副長官会談で亀井氏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030125-00000204-yom-pol
 【ワシントン=柴田岳】自民党の亀井静香・前政調会長は24日午後(日本時間
25日未明)、米国務省でアーミテージ国務副長官と会談し、日本経済の低迷に関
連し、「小泉首相は180度間違った政策をこれ以上続けるべきではない。米国は
首相をおだてないでくれ」と述べ、小泉首相の経済政策を批判した。副長官は「日
本経済の現状には重大な懸念を持っている」と強調した。
 亀井氏は、在日米軍横田基地の航空管制権について「成田、羽田空港の航空管制
が狭くなっている。日本に航空管制を持たせることを技術的に検討してほしい」と
一部引き渡しを要請。副長官は「北朝鮮問題の行方と重要な関係がある。要請に留
意する」と述べた。
 米国のイラク攻撃について、亀井氏は「イラクが危険国家である証拠を開示し、
アラブ諸国が戦争を望むかどうかを確認してほしい」と注文。副長官は「理解する」
と述べた。
 一方、亀井氏はケリー国務次官補(東アジア・太平洋担当)とも会談した。次官
補は、対北朝鮮政策について「拉致問題を置き去りにして北朝鮮問題を解決するこ
とにはならない」と語った。
(読売新聞)[1月25日11時37分更新] ■
−引用終了−

クラインさんは、外国にまで行って自国の首相の悪口を言う事
を国賊?と批判していますが、一般的にはその通りです。
しかし、その内容を詳しく見る必要があります。

日本人は、主体的に判断する能力が残念ながら不足していま
すから、現在のように首相が明らかに間違った政策を続け国
家の衰退が止まらないにも拘わらず、なぜか国民が首相を支
持し続けているような奇妙な状況がまま起こり得ます。

その場合には、今回の亀井氏のような外国に言って首相を批
判した上に、その国の高官の口からも批判を引き出すような飛
び道具も緊急避難としては是認されましょう。
みっとも良い事ではないが、背に腹は代えられません。
国家国民の事を真に考えているのはどちらなのか、国賊?は
どちらで国士はどちらなのか。
古来、「人多き時天に勝つ。天定まりて後善く人に勝つ。」とも
申します。

日本の世論に大きな影響力をお持ちのクラインさんにお願い致
します。
是非、日本経済の現状と問題点について、更に詳しく観察して
頂いた上で、クラインさんの観点から真に責任ある発言を続け
て頂ければと思います。

最後に拙文を附します。ご参考頂ければ幸です。
なお、お送りしました当メールは私のHPほかで公開させて頂き
ますのでご承知ください。

草々

■にせ改革者を倒し、真の日本再生始動の年に
 (2003/1/1: 竹村健一『これだけメール』 2003/1/17 VOL.206掲載)
  http://www.melma.com/mag/96/m00002096/a00000211.html

 (本文略)

 

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <kokkai2@egroups.co.jp> Sent: Saturday, February 08, 2003 3:06 PM Subject:

[kokkai2] ●バグダッドは燃えているか●

佐藤鴻全です。

イラク攻撃に向け、大分きな臭くなって来ました。
とりあえず価値判断を抜きにして、今後の展開を下記予想して見ました。

−1つの予想−

■アメリカが武力容認の安保理新決議で、仏、露、中の拒否権不行使の同意を取り
 付ける。
 同意取り付けに失敗した場合、米英および協力国のみでの攻撃実行を宣言。
         ↓
■攻撃開始直前に、仏、露等の説得により、フセインが一族および閣僚と共にリビ
 アもしくはヨルダンに亡命。
 「亡命で無く、攻撃によるイラク国民の被害を避けるための待避」であるとし、
 「フセイン政権の待避国での存続」を宣言。
         ↓
■一方、アメリカはフセイン政権は実体が無くなった事を宣言。
 「対空砲火があったため」等により、地方の軍事施設の幾つかを爆撃。
 イラク軍司令官の「降伏」を引き出す。
         ↓
■治安維持のため、アメリカを中心とした多国籍部隊の進駐。イラク軍の武装解除。
 大量破壊兵器を「発見」し、廃棄。
         ↓
■アメリカはイラク軍司令官による暫定政府に、1年以内の大統領および議会選挙
 と石油開発等への外資自由化を要求。
 暫定政府は、国際法廷の訴追免除と引き換えにこれを受諾。
         ↓
■ブッシュ政権は、@フセインの排除、A大量破壊兵器保有可能性の排除、B中東
 地域民主化と支配の足掛かり、C石油支配と利権、Dイラク再開発によるビジネ
 スチャンス、E父ブッシュの復讐、F来年の大統領選への追い風(順不同)等の
 実利を得る。
         ↓
■一方、フセインは、@体面の維持、Aアラブ、イスラムからの同情と自身の反米
 シンボル化、Bアメリカの中東支配が失敗した場合、アラブ進んではイスラムを
 束ね欧米に対抗する野望の可能性維持、等の消極的メリットを得る。
         ↓
■ブッシュ対フセインの戦いは、こうして第2幕に引き継がれる。
         ↓
         略
         ↓
■アラブでは中長期的には、今後曲折を経ながら、民族ナショナリズムの一層の勃
 興の後に、民主化、近代化の急速な進展が起こる。
 革命により、幾つかの王朝は倒される。
 イスラエルは融和政策に転じないと、アラブに呑み込まれて消えて無くなる。
         ↓
■アメリカは、今回フセイン亡命等により本格的なイラク攻撃を回避出来れば、国
 内反米テロの発生は比較的小規模に収められる。
 中長期的には、アラブの民族ナショナリズム、民主化、近代化に対し、石油利権
 等のあからさまな恣意的国益追求をセーブし反米感情を一定レベルに押さえて上
 手く対応するなら、民主主義、自由経済の見本として世界からある程度の尊敬を
 得て、少なくとも一定期間の繁栄を維持できる。

 

 

74 :佐藤総研 :03/02/08 17:43
        「竹中の政策は、フィッシャーの騙し絵。」

   部分的には正しい事を言っているが、全部繋げて見ると歪んでいる。
               天才的な詐欺師。
            インテリ程、騙されやすい。

   また、取り敢えずあらゆる視点を揃えて政策パッケージにしてあるが、
    一つ一つの政策の強弱を計算していない上に、手順が間違っている。
             結果が出ていない。

          旧日本軍の図上演習のようなもの。

 

 

炎 ●バグダッドは燃えているか● 焔 http://society.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1044654857/l50

1 :佐藤総研さん@お腹いっぱい。 :03/02/08 06:54 ID:dFj0Zt2a
大分きな臭くなって来ました。

とりあえず価値判断は抜きにして、
イラク攻撃に関する今後の展開を予想しましょう。

 

 
From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <global-net@egroups.co.jp> Sent: Wednesday, February 05, 2003 12:52 AM Subject:
Re: [global-net] 地方分権への道(お役人の実体)
 
佐藤鴻全です。

東北は、道州制を視野に入れて動き始めましたね。

各地方でも、どんどん州を意識して色々動き出すと面白いと思います。

・州の名前の公募
・ミス○○州コンテスト
・州移行宣言の住民投票
・バーチャルな行政主体としての「州」の実働、地方事務の「州」への委託
・「州」加盟県連名で財源の移譲を要求し、国を提訴
・独立宣言、州憲法の制定 等々

最後のは、国家反逆罪、内乱罪になるかもしれませんが....。
洒落半分、モー娘の乗りでレッツゴー!

 

 

●6月内閣不信任案に亀井が乗る。(予算関連法案通過直後)● http://www.global-net.info/bbs/index.html

1 :佐藤総研 :03/02/01 23:24 ID:afOO/ofn
−政局予想−

デフレの進行と株価の下落、失業率の上昇は、小泉政権では歯止めが掛からない。
              ↓
従って、民主党の岡田等小泉親派が心情的にはともかく小泉と通ずる可能性は低い。
              ↓
亀井は、「この経済状態」で小泉が解散を打つ事を牽制している。
              ↓
小泉は、石原が都知事選に再出馬し石原新党の芽が無くなるのを見極める。
したがって、少なくとも4月以前に解散はしない。
              ↓
古賀と青木は小泉に政策転換で圧力を掛けているが、亀井は不可能と見ている。
              ↓
6月に予算関連法案が通過すると、亀井が解散を牽制する理由が無くなる。
もし、解散を牽制すれば筋が通らない。
              ↓
菅、小沢等主導で野党が提出する内閣不信任案に亀井が乗る。
経済状況の一層の悪化から、与党内で江藤亀井派以外からもこれに乗る議員が出る。
「不信任案賛成」を選挙時の謳い文句として利用する。
              ↓
ただし、内閣不信任案可決の筋が見えれば、古賀と青木が小泉に事前の解散を許可
する。          ↓

デフレ脱却策として、小泉は「一層の構造改革推進」を、菅、小沢等は主に「財政
支出の内容」を、亀井等は主に「財政支出の規模」を、訴えて選挙戦をする。
              ↓
菅、小沢等と亀井らが期間限定の暫定政権を作ることは、消費税の福祉目的税化等
で政策協定を結べば不可能ではない。
              ↓
菅、小沢等と小泉らが結ぶ可能性は、選挙結果次第では有り得る。

なお、3月危機で経済が持たない事が明白になれば、小泉が破れかぶれ解散を打つ
可能性は0ではない。

 

 

◇◆時局を斬る!佐藤総研◆◇ No.2(まぐまぐメールマガジン)

                              2003年2月1日発行
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◇◆ 時 局 を 斬 る! 佐 藤 総 研 ◆◇      No.2
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


================================《 内  容 》============================
□■イラク攻撃にNOと言える日本に■□□
□■ひとくちコラム集(ぼやきの森)■□
===========================================================================

□■イラク攻撃にNOと言える日本に■□

       略



□■ひとくちコラム集(ぼやきの森)■□

◆先週は風邪を引いてしまった。ありがたい事に熱は出ず、だるさと寒気だけだ
 った。職場の人が次々ダウンするのを見て、気合が入っていないから風邪を引
 くんだと思っていたが、自分がひいてしまうとは。
 やはり病には勝てない。何とか職務が出来て乗りきれた事は不幸中の幸い。
 
◆人間驕りは怖い。以前テレビで、南米に入植して成功した若夫婦のドキュメン
 タリーを放送していた。
 夫は畑を背にニコニコしながら、成功した気分はどうですかとインタビュアー
 に聞かれ、「最高だよ。現地の人をこんなに沢山使って最高に気分が良いよ。」
 と答えていた。
◆その後、その若夫婦には、なぜか不幸が連続して襲う。作物相場が大暴落した
 り、自分達の畑だけ狙い澄ましたように雹が降って作物が全滅し隣人の畑は何
 とも無いとかが何回も続いた。
 とうとう奥さんの方は心労で寝たきりの病気になり、夫は心中しようとして奥
 さんをピストルで撃ち、自分は死に切れずに警察に出頭した。
 最後は裁判所から執行猶予を受け、奥さんの墓の前で泣いている映像で終わっ
 ていた。
◆相場の暴落や雹などの自然現象だから個人がコントロール出来ない事で、誰か
 が妬んで罠にかけた訳ではないだろう。
 非科学的だが、あまりにもドラマチックで、なんかその国の民族神がいて成功
 して奢った外国人に罰を下したようにしか見えなかった。
◆神様も人も他人の驕りは絶対に見逃さない。
 聖書に言う「驕れる者は既に破滅の淵にいる。」くわばら。


−後記−
今回は、「奥田提言に欠落する視点 −消費税16%化は処方箋足り得るか−」
を執筆し載せるつもりでしたが、イラク問題が風雲急を告げているためテーマを
替えました。次回は開戦していなければ、奥田さんで行けると思います。
でもやっぱり、イラク問題が日本にとっても喫緊の課題なのかもしれません。

今後も更なる充実を図って行きますので、末永くお付き合い下さい。
もしお気に入り頂ければ、お知り合いご友人にも登録をお勧め下されば幸いです。

  ◇◆登録はこちら http://www.mag2.com/m/0000102968.htm から◆◇
  ◇◆HPはこちら http://www.asahi-net.or.jp/~EW7K-STU/ へ◆◇
  ◇◆ご意見・御要望はこちら ew7k-stu@asahi-net.or.jp まで◆◇   

 ----------------------------------------------------------------------
  このメールマガジンは、『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ を利用して発行
  しています。解除はこちら http://www.mag2.com/m/0000102968.htm から。
  ----------------------------------------------------------------------

 

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <global-net@egroups.co.jp> Sent: Saturday, February 01, 2003 9:16 AM Subject:

Re: 江戸時代と現代日本の違いについて(Re: [global-net] 長文です)

佐藤鴻全です。

> 加藤@最近活動が停滞していてすみません.
> 3.江戸時代については ひとつの極論として面白いと思います.
>   石川英輔さんという方が江戸時代の暮らし振りを再評価して
>   何冊か本を書いておられます.
>
>   ただしそこまでは戻れないだろうなぁ...

その江戸時代から更に2千年ほど遡り、以前テレビで、縄文まで戻っ
て暮らしているオジさんについてレポートしていました。

確か元高校教師か公務員のお堅い出だったけれど、縄文文化研究に
のめり込み、定年退職とともに、近所の畑を借りて竪穴式住居を建て
て、髪と髭を伸ばし放題にし、毛皮の服(ギャートルズ風)を着てドング
リを土器で煮て、暮らしていました。

本人はようやく憧れの縄文暮らしができるとニコニコしていましたが、
奥さんと娘さんは、インタビューで本当に嫌がっていました。
誰か、この縄文オジさんのその後の情報を知っていたら教えて下さい。

縄文といえば文隆さんに加え、新年会3次回では杉本さんが縄文文
化のすばらしさについて岡本太郎並みの情熱で語っていました。

環境問題、バブル崩壊、デフレスパイラル、ナショナリズム、アメリカの
一極支配、外資の進出、ハイテク化社会への反動等々も背景にしな
がら、国内に静かな縄文ブームが起こっているようです。

 

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <kokkai2@egroups.co.jp> Sent: Sunday, January 26, 2003 1:03 PM Subject: [kokkai2]

榊原氏 「デフレに打勝つ経済成長を」

佐藤鴻全です。

状況によって発言がくるくる変り、カメレオンと言われて久しい「ミスター円」こ
と榊原元財務官だが、最近の発言に良いものがあったので紹介します。

 ―どうすればデフレから脱却できますか。

 「脱却できない。年1〜2%の緩やかな物価下落は受け入れなければならない。
  それは消費者にとってもいいことだ。
  ただ、デフレを不況につなげてはならず、そのためにはデフレ下でも企業が収
  益を上げられる体制を国がつくる必要がある。
   ・・・・ (略) ・・・・
  たとえば東名高速道路の料金を無料にするなど、政府による積極的な環境つく
  りが大切だ。」  
  (朝日新聞 2003年1月23日朝刊 経済面 P.10
        「どうする金融政策5 ― インフレ目標は無意味」より抜粋)

筆者は予てからこう考える。
緩やかなデフレは情報技術の発展による経済の効率化と、中国等の発展途上国の国
際経済への参入により世界的に起こっている現象で、これは避けられない。

しかしデフレ下だからと言って、実質GDP成長のプラスでよしとするのでは無く、
名目GDPプラスまで持って行かなくてはダメだ。

また、そのためには政府が制度上のインフラを整備すべきで、道路公団改革等も猪
瀬直樹氏が主導して決めたような単なる財政の辻褄合わせではダメだ。

かつて、筆者は某巨大掲示板に「『佞臣』榊原英資をウォッチしよう!」というス
レッドを立てて、小泉構造改革支持の発言と変節漢ぶりを叩いた事があったが、榊
原氏の今回の発言は、日本経済の現状について正鵠を射た発言として評価したい。

 

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <global-net@egroups.co.jp> Sent: Saturday, January 25, 2003 7:26 AM Subject:

Re: [global-net] Re: 長文です

吉田さん

>  鴻全さんへ
>
>  インフルエンザの高熱は収まりましたか?我が国の重
> 要な論客である鴻全氏には、健康管理に気を付けて貰
> いたいと思います。

恐縮です。
ありがたい事に熱は出ませんで、だるさと寒気だけでした。
職場の人が次々ダウンする中で、何とか職務が出来、今週を乗りきれ
た事は不幸中の幸いでした。
グローバルネットのメンバーのように、業務や家庭を抱えているとそれ
との両立を図らなければなりません。浮世のつらい所です。

余談ですが、S島さんの所は、学生さんや若いスタッフ中心ですから時
間には余裕があるでしょうから、論文的なものを書くのに適しているよう
です。
一方、グローバルネットは、そうでないので、言論活動としては実社会の
経験に根差した提言的なものを中心とすべきだと思います。

>  「 Bについては、情報化社会になって今後より重要度
> が増してくると思います。現在の文化、文明の最大発信
> 基地であるアメリカは、やはり尊敬されるべき要素を多
> 分に持っていると思います」は非常に同感です。

一方、反面アメリカは今次のイラク攻撃への急進のように危ない要素も
持っています。

私は、アメリカには健全な部分と不健全な部分が共存しながら内在する
と観ています。

アメリカの世論に訴え、健全な方向に誘導するのも、本来第2の経済大
国日本が果たすべき役割だと思います。


>  今「面倒くさい」と思いつつも、大枚はたいたジョセフ・
> S・ナイの「アメリカへの警告」をぼちぼち読んでます。と
> 言うのも、アメリカの軍事戦略を読み解く上で、参考資料
> として、彼の見方はどうしても押さえておく必要があると
> の認識からです。
>
>  この中でナイの言う「ソフト・パワー」と、鴻全さんの言う
> 部分には重なる部分があります。貴方も触れていますが、
> 今の我が国に必要なのは、主体性を持って世界を、我が
> 国に有利な形に変えるにはどうすべきか?と言う視点であ
> り戦略だと思います。
>
>  その為に必要な芯は?「理念・信念」ですよね。
>
>  by吉田研究員

ナイについては、読了後あるいは途中で、レポートして下さい。
強い興味があります。

東大経済学部岩井克人教授は、「ソフト・パワー」を翻案したのか
「基軸国」という言葉を使っています。
基軸通貨、基軸言語、基軸文化、基軸ソフトを持っているアメリカ
は強いし、他国はその恩恵を受けている。その基軸が無くなったら
世界は停滞する。
というような論でした。
「基軸文化」「基軸ソフト」については、怪しくなっています。

前に何処かで、次のような言葉を聞いて感心した事があります。

「正義に2つある。1つは既存の秩序を守る正義。もう1つは既存の
秩序を打ち倒し新しい秩序を造る正義。それがぶつかり合う時、ど
ちらが本当の正義だったかは歴史によって判断するしかない。」

今後のアメリカの帰趨が注目されるとともに、日本が世界に向け理
念を発信すべき時だと思います。

鴻全

 

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <global-net@egroups.co.jp> Sent: Saturday, January 25, 2003 6:29 AM Subject:

Re: [global-net] Re: 長文です

文隆 様

> 鴻全 様
>
> 補足させてください。
> シーパワーランドパワーの視点は歴史を貫く重要なものです。
> アテネがサラミス海戦に勝ち制海権を握ったからペルシャは
> ギリシア侵攻断念したのです。
> さらに、日本の戦前の大陸、半島経営もコストがかかり是とする
> ことはなく、中露との対立をううだだけでした。敗戦によりその負債
> を一掃できたことが戦後発展につながります。
> 帝国陸軍は最初フランスそしてドイツというランドパワーに学んだため
> ついぞこのシーパワーをよび地政学を理解できず国家を破滅させたのです。
> 古代から現代までこの法則はあてはまります。

カルタゴもローマに仕掛けられた面が大きいとはいえ、この法則
の中に入れても良いかもしれません。

> 米ソ冷戦もこの観点から説明すべきです。
>
> 1.制海権は陸上支配に優越する
> 2.シーパワーの維持コストはランドパワー維持コスト(輸送、安全コスト)より

> くつく
> 3.環境的に大陸内部より沿岸部、島嶼部は有利
> 4.シーパワーは大陸内部に嘴をつっこむべきでない。
> 5.古代から日本は大陸に手を出しては痛い目をみている。もう少し学習すべき。
> 6.よって日本の戦略は環太平洋シーパワー連合から長期低には北半球
>   が汚染された場合にそなえ、南半球への移住
> 7.その前に日本人は地政学を学習すべき。自国の有利さがわかる。
> というのが私の主張です。どの程度合意していただけるでしょうか。
>
> 文隆

ほぼ、全面的に賛成します。
その上で、ハイテクの時代であるという視点から、従来の地政学の変
るべき点、逆に変らない点を分析して頂けますか。

ただし、
> 6.よって日本の戦略は環太平洋シーパワー連合から長期低には北半球
>   が汚染された場合にそなえ、南半球への移住

の部分は、いかがでしょうか。新年会の「魚民」でも指摘した通り、何か
ここに逃げの姿勢が見受けられます。

例えは悪いですが、経済政策の失敗を今度はインフレターゲット論至上
主義にすり替え、日銀に責任を全面的に押し付けている小泉・竹中の卑
怯者コンビに通じるものも感じます。
あるいは、都会のサラリーマンに流布する外資頼りの「ハゲタカ・焼け跡
歓迎論」と同質のものも感じます。

北半球が汚染されれば南半球も無事では済みません。
北半球が汚染されないように施策するのが本来の道です。
環境汚染は、人智を超えた運命論的な不可避のものではありません。
人間の知恵と具体的施策で戦うべき対象です。
更なる思索を期待します。

鴻全

 

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <global-net@egroups.co.jp> Sent: Saturday, January 25, 2003 5:19 AM Subject:

Re: [global-net] Re: 長文です

文隆様

要するに、中期的には環太平洋シーパワー連合(リムパック)を
EUのようにしようという事ですね。

以前の書き物にも書きましたが、EUは国家パラダイムの超克とい
うよりも巨大連邦主権国家の出現として捉える方が適当だと思いま
す。

欧州大統領の新設等、EU自身がどんどんその方向に向かっている
と思います。
シラクがトルコ加盟に難色を示すのも、ネーションステートを目指せ
ばならではの事でしょう。

しかし、比較的同質性の高いEUであっても、その統合の成就は非
常に難しい。通貨統合に続き、経済統合と進むと、最終的には社会
保障の基準統一まで行かないと辻褄が合わなくなってくる。
社会保障は、かなりドメスティックな国民気質に根差したものだから
ここまで行くとEU空中分解の危険も高まるでしょう。

翻って、環太平洋シーパワー連合(リムパック)ですが、共通の利益
を持つもの同士が手をとって生き残りを模索する事には大いに賛成
です。積極的に進めるべきでしょう。

しかし、言うまでも無く文化的、言語的、人種的、宗教的同質性は欧
州と較べると各段に低いですから、そこへの主権の移譲はかなり低
まり、少なくとも半世紀近くは同盟の形態に留まると思います。

この地域では、主権国家が主役である時代はしばらく続くと思います。
ただし、中国の地域分裂はここ30年以内に起こる可能性は、今後の
経済政治の舵取り次第で50%近くあると観ています。

鴻全

 

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <global-net@egroups.co.jp> Sent: Saturday, January 25, 2003 4:25 AM Subject:

Re: [global-net] Re:加藤のぼやき

加藤さん

佐藤鴻全@今一寝入りして起抜けです。

>   (キリストが再臨したけど,キリスト教には生まれ変わりはありません.)

「私はエリアの再来である。」等々聖書を細かく見て行けば、初期キリスト教には輪
廻説を取り入れていた痕跡があり、それが段々と異教的要素として排されて行った
という説もあります。
もっとも、「私はエリアの再来である。」は単にイエスのレトリックだったかのかも
しれ
ません。           
以上、豆知識コーナーでした。

> 3.S島さんの理論はとても参考になり尊敬しています.
>   (繰り返しますが理論ですヨ.)

私は、S島さんの学問、論文技術、書き方やネット表現、運営の方法論、ノウハウは

いに参考になると思います。
しかし、中身の方の理論は、いかがでしょうか。
今回、S島さんのお弟子が福沢諭吉を取り上げたのは、図らずもS島さんの所が学問
集団であり、それ以上でもそれ以下でもない事を象徴しているように思います。
S島さんの書き物はいろいろな知識を学べますし、かつ面白いのですが、現実社会、
政治、外交に対する具体策が不足してるように私には感じられます。
諭吉のような文人、学者、教育者と、海舟のような天下国家を構想し実践する政治家
は役割が根本的に違うのかもしれません。

>   私はグローバルネットをめだかの学校にしたいものです.
>   意図するのは 『だーれが生徒か先生か♪』

賛成です。グローバルネットのコンセプトの重要な柱になると思います。
ところで、現在グローバルネットはメーリングリストとHPサイトがありますが、か
たやク
ローズ、かたやオープンとなっています。

いわば、HPサイトは広告塔の役割も果すと思いますが、メーリングリストへのリン
クが
ない、「長尾たかしはこれをやれ」コーナーの充実等、今後いろいろ課題がありそう
です。

オープンな入り口が貧弱であると、閉じられた集団になってしまいます。
今後話し合って参りましょう。

 

 

From: <satou@sse.co.jp> To: <global-net@egroups.co.jp> Sent: Thursday, January 23, 2003 8:50 PM Subject:

[global-net] Re: 長文です

文隆様

> 見方がかなり異なっていますが、私のみるところ、フランス革命以来、または
> グロチウス主唱以来の主権国家、国民国家はすでにしてかなり相対化してると思いま
> す。
> これは世界的流れです。
> 外交的に日本、韓国、その他アジア諸国がアメリカの傘下にあることを否定する人は
> いないでしょうし、
> EUも主権国家超克の試みです。
> 内政でも地方への財源委譲、補助金カットで国の役割は薄れていきます。
> 経済でも国に頼った規制業種はことごとく競争力をうしなっています。

確かに国家の役割は、いわゆる「小さな政府」となる等、予算規模
等のクォンティティで見る限り相対的に縮小の方向に向かっていま
す。

例えば、大前研一氏等は「ボーダレス社会」をキーワードに国家の
存在を非常に小さく捉えています。
大体、これが今の主流の考え方であり、私のような考えはオールド
ファッションとなっています。
しかし、これは一面の真実ではありますが、やはり皮相的な見方だ
と思います。
今後は「ボーダレス社会」になればなるほど、国際間のトランザク
ションが増えれば増えるほど、国益を重視し国家の戦略立案機能、
質的な面で国家の重要さが増すと思います。

国際間の競争が増えれば、個人が裸で世界に放り出され、弱肉強食
の勝負をして行くことになる。
そうすると、逆に個人に対する広い意味での安全保障を強固に構築
して行く必要が生じます。

また、潮流の激しい海では、海藻がより強く岩盤に根を張る。
今後世界は、全体的に観ると各国のナショナリズムが強くなる方向
に進むと思います。

> 超国家組織ですが、国連の二の舞になる懸念があります。わたしも業務で
> 経験ありますが、第三国、先進国で共通の合意を取るのは難しいのです。
> そこで、今世紀を眺望するのに、シーパワー、ランドパワーという枠組みが必要
> になるのではと思い、拙文をものした次第です。

「強力な世界政府」の否定と言う点では、意見が合致するようです。

一方の「シーパワー、ランドパワーという枠組み」とは、地域(或
いは超地域)多国間の同盟のと言う意味ですか?主権を持つのです
か?

今ひとつ、具体的な仕組みが分かりません。解説をお願いします。

鴻全

 

 

From: <satou@sse.co.jp> To: <global-net@egroups.co.jp> Sent: Thursday, January 23, 2003 1:03 PM Subject:

[global-net] Re: 長文です

文隆様

環境問題などで、これから国家を超えた取り組みがより必要とされるでしょう。

しかし、100年や200年で主権国家が不要になるとは思えません。

また、地球規模のより大きな「公の概念」の延長線上に、主権国家を超えた世界政
府が出現すれば主権国家が不要であるとの論も成り立つが、国家の主権を一部では
無く全面的に制限して強すぎる世界政府を出現させた場合、その世界政府を批判牽
制する他者のいない世界、継ぎ目のないボール、地球規模の全体主義の出現になり
かねず健全なものとは思えません。
(参照)
http://www.asahi-net.or.jp/~EW7K-STU/w-hai-kiniomou-nationalism-kokka.htm

北半球の汚染等は、仰るような最悪の悲観的シナリオを建てた上で、かつ運命論に
陥らず人類の知恵と人間的努力で未然に防ぐべきものと思います。

その際、その主体となるのは各国民(市民)及び主権国家の連合によって成り立っ
た国連等の国際機関となると思います。

もう少し、環境問題等では国家主権を弱めるべきだが、依然として主権国家は重要
な役割を担う存在だと考えます。

鴻全

 

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <global-net@egroups.co.jp> Sent: Thursday, January 23, 2003 2:06 AM Subject:

Re: [global-net] Re: 長文です

吉田さん

外交戦略、国益の実現の基本とは、次のように整理出来るかと
思います。

@他国から攻め込まれないようにする。
A自国の繁栄を実現させる。
B他国から尊敬されるようにし、前2項の永続を図る。

遠交近攻の策等は、主に@に関わるもので2千年余りを経てな
お重視すべき要素だと思います。

シーパワー、ランドパワー等は@とAに関わるもので、仰るよう
に通商、エネルギー、加えて食糧、水の供給を含めた戦略を鳥
瞰図で観るときに重要な視点であると思います。

Bについては、情報化社会になって今後より重要度が増してく
ると思います。
現在の文化、文明の最大発信基地であるアメリカは、やはり尊
敬されるべき要素を多分に持っていると思います。
翻って、現在の恣意的要素を多分に含んだイラク攻撃への邁進
の姿勢は概ね世界にとって尊敬を失う要素であるようです。

これらは相互に絡み合い単純化し難い点もありますが、日本自
身もこれらを踏まえ、今後の難しい外交の舵取りに主体性、戦
略性を持って進むべきだと考えます。

堀さん

言論によるより一層のご活躍をお祈りいたします。

みなさま

インフルエンザの流行により、会社でも欠席が目立ちます。
私自身も、昨日は出勤はしましたがかなり重症でした。
暖かくしておやすみください。

鴻全

 

 

From: <satou@sse.co.jp> To: <global-net@egroups.co.jp> Sent: Wednesday, January 22, 2003 7:17 PM Subject:

[global-net] Re: 加藤のぼやき

1.加藤さんへ

「加藤のぼやき」。そう言えば「今日のぼやき」というのが有りましたね。
私もメルマガで「ぼやきの森」というコーナーを作りました。
「ぼやき」と銘打つと心理的ハードルがさがり、いろいろ書き易くなるみたいです。
おそらく、「ぼやき」は右脳思考への誘いの呪文なのでしょう。
発明者のS島さんはエライ。

ところで、加藤さんのメルマガ最新号に、
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000101902
>世界人口もいまや60億人 20世紀初頭は20億人くらいだったわけですから,
>もし生まれ変わりがあるとすれば,魂はこの世の中に出てくる周期が格段に短く
>なっているはずですね.
>へたすれば天国は魂不足.
>そうすれば,神様は人間の魂では足りなくて『ヒヒーーン』『ワンワン』『ウッ
>キキイー』をあてがうでしょう.
>先日の成人式報道を見ていてそう思いました(^^);;

とありますが、左翼は「天国」とか「生まれ変わり」とか「神様」とかは縁遠いは
ずでは?それとも、単なる話のネタフリですか。
マルクスの史的唯物論以前のキルケゴールなんてのは確かに神を意識しているみた
いですけど、そこの所を少し解説してください。

ちなみに、私の乏しいオカルト知識をつなぎ合わせますと、
「人口が増えるとやはり未熟な魂が生まれる。でもいざとなったら魂増幅装置で増
やすので動物の魂は宿らない。」ようです。

3.福沢諭吉翁

またS島さんに戻り、氏の本家「ぼやき」に、わかいお弟子が福沢諭吉翁の学問に
たいする姿勢について書いています。
同時代の勝海舟に比べるとふた回りほど小さい人物とはいえ、当時の福沢たちの学
問に対する情熱と、それに触発されての書き手の熱気が伝わってきます。

当グローバルネットも、日々多忙ではありますが、よりいっそうの情熱をもって伴
に精進して行こうでは有りませんか。

鴻全

 

 

781 :佐藤総研さん@本人 :03/01/18 20:54 ID:9UPebjm7
http://society.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1039254886/l50
>>746
>追伸
>>>佐藤総研氏
>メルマガが来ないんですが?

今日送りました。

>>776
>それよか佐藤総研とやらが禿げしくつまらなかったです

そういば読者数が1人減っていた。残念。

ところで佐々木氏のものは今回は面白かった。また全体的に観ればそうそう荒唐無
稽でも無くまた可能性としては、有り得るシナリオだ。
だが、
>サダム・フセインは逃亡し「第二次湾岸戦争」は米軍の圧勝で終わった。

の記述については、実際当面はそうなるかもしれないが、それでサダムの物語とイ
スラムの反撃が一件落着するという佐々木氏のフランシス・フクヤマ「歴史の終わ
り」的史観が感じられて、そうだとすればあまりに楽観的過ぎると思う。

また、
>こうして停電を経験し「経済非常事態」を実感したことで、族議員たちも、彼ら
>を選挙区で支持する有権者も「もう無駄な公共事業をやってる場合じゃない」
>「整備新幹線も道路も一時凍結」「景気も改革も」という意識になった。とくに、
>道路族の急先鋒だった江藤隆美、亀井静香両衆議院議員やその派閥など、自民党
>内の右派(対北朝鮮強硬派)で意識改革が進んだ。

の記述には、佐々木氏の「構造改革 ニアイコール 整備新幹線も道路も一時凍結
イコール 緊縮財政」という認識が感じられる。
もしそうなら、ここの部分は残念ながら朝日新聞に毛の生えたような認識であり、
佐々木氏が経済問題の本質に明るくない事を示している。
整備新幹線と道路の建設自体は、改善すべきところを改善すれば「構造改革」と矛
盾しない。というよりも、国土ビジョンと建設の適正な基準を設ければ「構造改革」
の重要な部分である。佐々木氏は恐らくその認識は無いか、非常に希薄だろう。

拙文「猪瀬直樹氏に欠落した視点 −道路公団改革について−」参照。
http://www.asahi-net.or.jp/~EW7K-STU/inose-naoki-si-keturaku-siten-dourokoudankaikaku-.htm

佐々木氏のものは、多少荒唐無稽でも局面局面の可能性を繋いで書いて行く。それ
が今回のように上手く行けば、流石プロの小説家、面白い物になる。
また、現実がその通りに展開しなくとも、数多あるシミュレーションの1つ、武道
の演舞のようなものになり、政策判断等の参考として有効だろう。

だが、クラシアルな部分で、認識が甘いと政策判断等の参考としては価値を失う。
 

 

                                     2003年1月18日発行
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ◇◆ 時 局 を 斬 る! 佐 藤 総 研 ◆◇    No.1 創刊号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
−ご挨拶−

大変お待たせいたしました。時局を斬る!佐藤総研の創刊号です。
この度は、ご講読の登録を頂きまして、ありがとうございます。
簡単に発行者の自己紹介をしますと、196?年生まれの都内に勤める会社員で、
佐藤鴻全(筆名)と申します。趣味で文筆を少々いたします。

これから、時局に沿った政治経済のテーマを中心に隔週(努力目標)でメルマガを
発行いたしますので、よろしくお付合い願います。

=============================《  内  容   》===========================
□■にせ改革者を倒し、真の日本再生始動の年に■□
□■イラク攻撃と北朝鮮問題の日本の対応方針■□
□■ひとくちコラム集(ぼやきの森)■□
=====================================================================

  − 省 略 −

□■ひとくちコラム集(ぼやきの森)■□

◆宇多田ヒカルと浜崎あゆみの歌姫対決、昨年はCD販売で浜崎が勝った。今後宇
 多田はアメリカ、浜崎はアジア展開で差別化する戦略か。戦う女は美しい。

◆大抵の人は左脳に言語中枢、計算処理部位があるという。従って仕事の用件等は
 逆の右耳で聴くと頭にすんなり入ると言う。逆に音楽芸術等創造性はは右脳が司
 るとか。
 筆者名付けて、左脳=直列脳、右脳=並列脳。
◆なお、英語のヒアリングは聴いた英語をそのまま頭の中で復唱するのが良いとい
 う。英語に限らず、ものを聴いて理解するという事は無意識の内に脳でその作業
 が行われているとか。すると右耳で聴いて頭で再現するのが英語の秘訣?
◆英語ついでに、なぜ英語等のインド・アーリア語には複数形があり、日本語等ウ
 ラル・アルタイ語には無いのか? 狩猟民族と農耕民族の違いか。
 「おい、あっちの森の奥に鹿(deers)がいたぞ!」狩猟民族に数はシカつ問題?

◆ちょっと硬いが、デフレについての簡単な考察。
 簡略化すると、生産効率が上がって物やサービスの値段が下がるとデフレになる。
 という事は、物やサービスの相対的価値が下がるという事。経済学的?に言えば
 これも簡略化すると日々その価値を消費によって味わう事の総和が人々の幸福と
 なる。
◆という事は、デフレは(相対的)幸福の縮小均衡化!「よいデフレ」議論はマク
 ロで観れば成立しない。デフレ率が2%なら実質GDP成長率がこれを相殺しお
 釣りが来る3%、即ち名目GDPプラス成長ではじめて人々は幸福を感じる!? 
◆そう言えば、ヨーロッパでは18世紀〜19世紀は比較的平和が続いて大デフレ
 時代だった、それでも人々は幸福だったと長谷川慶太郎等がよく言うが、この期
 間名目GDPプラス成長であった事は見落とされ勝ちである。
◆少なくなったとはいえ、「よいデフレ」「現在日本は実質GDP成長率はプラス
 だから過度な心配は無用」のような論者は、哲学が足りない。と思うがいかが?

◆すこし物騒だが、「小泉親派の与野党議員を落選させる市民運動の会」をつくろ
 うかと思う。あるいは、「反小泉『まる適マーク』議員を応援する勝手連市民の
 会」を。

◆筆者も昼間はサラリーマン。たまにはビジネス書も読む。
 「ザ・プロフィット 利益はどのように生まれるのか」(ダイヤモンド社刊)を
 今読んでいる。その中に「一つの資産からさまざまな製品を―利益増殖モデル」
 という章がある。ふむふむ一つの知的生産物をさまざまな形態で製品化する訳ね。
◆これって、ひとつの文章をHPに、よその掲示板に、国会議員数百人への一斉メ
 ール(爆弾)に、新聞雑誌への投稿に、酒席の議論のネタに使い回している佐藤
 総研が普段やってる事と同じじゃん。
◆俺って、図らずもビジネスモデルを先取りしてた訳ね。・・・と、開き直りはや
 っぱり無理か。今回の記事を既に佐藤総研HP他で読んでいた方には、ごめんな
 さい。『まぐまぐ』発行承認まで待てずに載せてしまいました。
 次回は書き下ろしのネタを載せますので、お赦し下さい。  

◆ところで、筆者はひょんな縁で、赤絨毯をめざすNさんを応援するネット上の会
 とお付き合いがある。先日は数十人があつまった東京での新年会に参加し、大い
 に飲み、かつ議論した。現職民主党衆議員、美人OL、美人女優も来ていた。
 由来は不明だが、『グローバルネット』という。ご興味のある方は、先ず、

  ◇◆HP http://www.global-net.info/ ◆◇ の掲示板への投稿か、
  ◇◆ML http://www.egroups.co.jp/group/global-net ◆◇ への登録を。

◆更にネットつながりで、そのグローバルネットの世話人をやっているKさんのま
 ぐまぐメールマガジン。この人に刺激されて、今回メルマガ発刊を思い立ちまし
 た。もうすぐ2000部に達する勢い。あやかりたい!

  ◇◆ 自分に超アマーい人のための時間管理術 ◆◇
  ◇◆ http://www.mag2.com/m/0000101902.htm ◆◇


◆日曜朝の政治番組のアシスタントは、報道2001の島田彩夏アナがいい。サン
 プロの宮田佳代子さんも捨てがたいが。それと日曜討論の・・・って、いねーよ。
 せめて黒田あゆみさん出して!

◆そうそう、「奥田提言に欠落する視点 −消費税16%化は処方箋足り得るか−」
 を早速書き始めなければ。


−後記−
さあ、お楽しみ頂けましたか。
今後は更なる充実を図って行きますので、末永くお付き合い下さい。
もしお気に入り頂ければ、お知り合いご友人にも登録をお勧め下されば幸いです。

  ◇◆登録はこちら http://www.mag2.com/m/0000102968.htm から◆◇
  ◇◆HPはこちら http://www.asahi-net.or.jp/~EW7K-STU/ へ◆◇
  ◇◆ご意見・御要望はこちら ew7k-stu@asahi-net.or.jp まで◆◇  

 ----------------------------------------------------------------------
このメールマガジンは、『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/ を利用して発行
しています。解除はこちら http://www.mag2.com/m/0000102968.htm から。
----------------------------------------------------------------------

 

 

■52 / ResNo.6)  Re[1]: アメリカによる、イラク武力攻撃、賛成?反対?
□投稿者/ 佐藤鴻全 一般人(4回)-(2003/01/11(Sat) 18:09:46)
□U R L/
http://www.asahi-net.or.jp/~EW7K-STU/

  • 堀さんのストレートな問いかけは、新鮮です。
    MLと少し違い、ダイアログに適したハイテク掲示板ならではの性質を生かして議
    論を深めて行けば、加藤さんが執念を燃やしているように早晩副島さんの所を抜く
    ?事でしょう。(それにしても副島さんの所は記事の量が多いなあ)
    余談ですが、今後は垣根を越えてアルルさん等も書き込んで下さればより盛り上が
    ると思います。

    □■イラク攻撃と北朝鮮問題の日本の対応方針■□
  • さて、イラク攻撃と北朝鮮問題の日本の対応方針について、両者をリンクさせて私
    の考えを下記のように少し展開・整理してみました。
  • ■両案件とも国益と地域秩序、国際秩序の最大化及びリスクの最小化を目的に対処
     すべきである。
    ■イラク攻撃は、石油利権等アメリカの恣意的な動機による面が大きい。
     また、イラク攻撃と北朝鮮攻撃は実行されれば周辺諸国への被害が予想される。
    ■しかしながら、イラクはまだ疑惑の段階だが両国の大量破壊兵器の保持自体も周
     辺諸国等への脅威である。
    ■そのため、武力での牽制は必要である。
     しかしその行使は、アメリカ等の恣意的な動機を排除し正統性を確保するために、
     イラクに関しては大量破壊兵器保持の十分な証拠、両国に関しては大量破壊兵器
     破棄をさせる為経済制裁等を実行、それが効かない場合に新たな国連決議を経た
     上でなければならない。
    ■小沢一郎氏は、上記の国連決議と国連の協力要請を必要十分条件として、それが
     成立した場合には日本も警察行為として武力行使を含む協力を積極的にすべきと
     考えている。
    ■それに対し、国際社会の意志として国連の決定を尊重すべきだが、国連も万全で
     ない以上、これを必要条件であるが十分条件で無いとの立場に立つべきと考える。 
    ■「兵は詭道」「戦わずして人の兵を屈するは善の善なるもの」であり、調停役を
     演じるべく成否にかかわらず日本は最終段階まで武力行使参加にフリーハンドを
     持つべきである。
     唯一の被爆国である日本がその役を演じる事は、上手く行えば国際的な非難は受
     けない。
     またその後、武力行使に参加した場合でも、特に両地域が泥沼化した場合には発
     言力を確保できる。
    ■実際に日本が武力行使に参加するかどうかはその時点での情勢を踏まえ、国益と
     地域秩序、国際秩序の最大化及びリスクの最小化を基準に主体的に判断すべきで
     ある。
    ■既に核開発を進めている北朝鮮については、暴発させずに牙を抜くべく、北朝鮮
     が態度をより硬化させた場合の経済制裁等の可能性と軟化させた場合の人道的援
     助拡大等の可能性の2つのメッセージを国際社会が発信する北風と太陽を組み合
     わせた戦略を取るべきである。
     また暴発リスクの回避のために、金正日総書記の中国亡命等のソフトランディン
     グオプションを用意して置くべきである。
     内政干渉との批判を恐れず韓・米・中・露と連携しつつ日本もこれを推進すべき
     である。 
    ■第2次世界大戦の戦勝国等だけが核兵器を保持できるNPT条約等の現在の国際
     秩序体制は、不平等、不完全ながら今後の抜け道防止、将来の核縮小・廃絶を前
     提に肯定されるべきである。
     そうでない場合には、新たな国際秩序のパラダイムが必要である。
     国連核一元保有等の建設的アイデアはあるが、少なくとも現在具体的・現実的な
     提言は見当たらない。
     
    追伸
    小泉さんは態度を明確にしていませんが、国連決議を経ないでもアメリカ・イギリ
    スのイラク単独攻撃が始まれば、恐らくなんらかの協力を申し出ると観測されます。
    民主党は、菅さんは単独攻撃協力には反対。旧社会党系は国連決議ありでも反対。
    岡田さん、鳩山さん及び中原さん、枝野さん以下保守系(一部旧さきがけ系)若手
    は単独攻撃協力に心情的に賛成のように見受けられます。
    江藤亀井派は、中曽根さんは単独攻撃協力に賛成。亀井さんは心情的には反対だが
    アフガン攻撃協力賛成から判断するとこの問題では党と派閥の決定に従うと思われ
    ます。だが、反小泉さんで最近野中さん古賀さんに近いので反対に回る可能性があ
    ります。

    経済政策、有事立法等とともにタイミングによっては政界再編の一つの要素になる
    と思われます。

    佐藤総研拝 http://www.asahi-net.or.jp/~EW7K-STU/

 

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <kokkai2@egroups.co.jp> Sent: Saturday, January 11, 2003 7:25 AM Subject:

Re: [kokkai2] 何故消費税の税率up?

H.Uchida様
佐藤鴻全です。

> 等々を行う事が前提であり、これら全てを行った後に、消費税を
> 「福祉目的のために」税率を上げるのはやむを得ない、と言うのが
> 国民の意見である事です。

正論だと思います。
今後この方向で世論が形成されれば、日本は「買い」となりましょう。

振り返ってみれば小沢一郎が10年前から言ってきた事と同じですが、
朝日新聞はじめメジャーのマスコミが今度こそ邪魔をしないようにし
なければなりません。

「消費税の福祉目的税化」の国論が形成されるように、私もネットの
力で何か出来ないか微力ながら画策してみるつもりです。

 

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <kokkai2@egroups.co.jp> Sent: Friday, January 10, 2003 1:26 AM Subject:

Re: [kokkai2] 何故消費税の税率up?

佐藤鴻全です。

>  最近、政治家や財界人が、盛んに「消費税の税率up」を口にして
> おります。
>  しかし、彼らの意図はどこにあるのでしょう?

・財政再建
・掛け込み需要による景気刺激
・消費税の福祉目的税化含みでの社会保障基盤
等の組み合わせでしょう。(その割合は各々によって異なる。)

彼らも、日本が潰れると世界第2の市場が無くなるので困るのでしょう。
今後の政界再編を左右するテーマだと思います。
とりあえず私は以上です。

 

 

■39 / ResNo.3)  Re[2]: にせ改革者を倒し、真の日本再生始動の年に
□投稿者/ 佐藤鴻全 一般人(3回)-(2003/01/08(Wed) 01:25:40)
□U R L/
http://www.asahi-net.or.jp/~EW7K-STU/

  • No37に返信(S子さんの記事)

    政局は混沌としていますが、日本が今後何をすべきかはもう答えが出ています。

    しかしながら、国民、マスコミ、政治家、政党がそれを理解する迄にはもどかしい事
    ながら、更に少し時間が掛かり曲折が予想されます。

    ご叱咤を受け、微力ながら日本の背骨を入れ直すべく戦略を立て直し精進して参りま
    す。
    今年はそれぞれのやり方で、グローバルネット皆が燃え上がりましょう!


    追伸 
    日本の体たらく、ままごと遊びのような政治を観かねて奥田碩氏周辺や丹羽宇一郎氏
    等、財界が発言を始めました。
    これまでの小林陽太郎氏等のような書生論でない本質を突いた本腰のものです。

    今後、財界が政界再編を仕切る可能性が大きいと予想されます。
    その功罪賛否は有れど、私は賛同し側面支援をして行こうと考えています。

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <global-net@egroups.co.jp> Sent: Saturday, December 28, 2002 11:31 AM Subject:

Re: [global-net] Re:新サイトのお知らせ

佐藤鴻全です。

新生グローバルネットサイトオープンおめでとうございます。

> 加藤です.
> 3.吉田さんには格調高き挨拶文を,
>   佐藤鴻全さんにはいつものするどい分析を投稿いただきました.
>   皆様からの投稿も募集いたします.

あれ、東雲さんと並んで、拙文「忍び寄るハゲタカ歓迎論への懸念」
が載っている。
拙文を掲載いただき、ありがとうございます。

しかも、「グローバルネットが訴える政策提言」のコーナーに載ってい
ると言う事は、グローバルネットが反ハゲタカ、反小泉・竹中に舵を切
ったという事か!?

先日の広島帰りの機中で、加藤さんを折伏したのが奏効したのでしょ
うか。
そう言えば折伏中、加藤さんの頭の後ろでポンと音が鳴ったような気
がしたのは、洗脳から解き放たれた音だったのかもしれません。

とは言え、編集権は加藤さんに握られている以上、このコーナーも含
め、すべての位置付け、性格は加藤さん次第。
あえて異端論を載せて、論争を演出しようという深謀遠慮かもしれま
せん。(考え過ぎかしら)

このフィクサーにしてオフィサー、コーディネーターにして演出家、プラ
ンナーにして狂言回し、人たらしにしてオーガナイザーの幹事長の手
のひらに乗って、不肖私もまた新たな気持ちで文筆を中心に日本のた
めに精進して行く所存です。

長尾さん、みなさま、少し気が早いですがどうか来年もよろしくお願い
致します。

追伸 東雲さんへ
広島でもらったお題は、全て酒と共に忘却の彼方に流れ去りました。
「失われた十年」のような東雲製の名文をお待ちしています。
しかし、広島では強かに飲みかつ語らせて頂きました。

「青春とは人生のある時期ではなく心の持ち方をいう
 理想を失う時、はじめて人は老いる」

嗚呼 青春よ永遠なれ!

 

 

300 :佐藤総研 :02/12/14 13:34
しかし、そのまま放置しておいても暴発の危険性と、自国民への苛斂誅求は続く。

窮鼠猫を噛ませないための逃げ道として、例えば金正日中国亡命を織り込んだシナ
リオの組み立てがオプションとしても必要だと思う。

あるいは既にアメリカもオプションとしては検討中かもしれないが、国益最大化と
リスク最小化を基軸に日本独自のシナリオを組み立て誘導する必要がある。

 

 

政局短観 投稿者:佐藤総研  投稿日:1212()065035

民主党は菅−岡田体制で一先ず分裂を避けた。
 ↓
しかし、岡田以下民主若手は依然として小泉親派。
小泉・竹中経済政策、イラク攻撃等での対米積極協力に賛成。
 ↓
故に、民主は小泉との対決に腰が定まらない。党勢振るわず。
 ↓
イラク攻撃開始、大手銀行破綻等の不安定要素あり。
 ↓
小泉は、来春4月に石原が知事選出馬を見極めるまで解散はしない。
 ↓
小泉は、4月以降岡田以下民主若手に本格的に手を突っ込む。
 ↓
小泉・岡田以下民主若手で数が固まれば、解散を打ってくる。
 ↓
選挙後首班指名で、菅・亀井等が共同戦線を張る大義名分を見出せる
かが一つのポイントとなる。
(敬称略)

本当は政局好きの加藤さんに捧ぐ。今日はこの位で許して下さい。

 

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <kokkai2@egroups.co.jp> Sent: Wednesday, December 11, 2002 12:59 AM Subject: [kokkai2]

菅直人と亀井静香の暫定政権は本当に不可能なのか?

民主党はじめ野党と、与党内抵抗勢力の一部が手を結べば、
反小泉包囲網が完成し、内閣不信任案は明日にでも可決する。

しかしこの2勢力は水と油、纏まるのはやはり不可能なのか。

消費税の福祉目的税化や、イラク攻撃への対米追従反対等を
共通政策に掲げ、暫定政権を造る事は出来ないのか。

もっとも、この2勢力を結びつける接着剤を果たせるだけの人物
が今のところ政界、財界、学会に見当たらない。
この接着剤が、小沢一郎だったら反発が大き過ぎるだろう。

また、そうした場合に離党し小泉政権に「嫁入り」する民主党若
手等の発生数と歩留まりが読めない等の問題がある。

 

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <kokkai2@egroups.co.jp> Sent: Wednesday, December 11, 2002 12:26 AM Subject: [kokkai2]

鳩山さんの再起可能性について

鳩山さんは将来、政界再編時(後)の憲法改正時に担ぐ軽い神輿、
捨て駒として利用価値はまだ残っていると思います。
似たキャラクターとして加藤紘一さんがいましたが、今はああ言う
状況です。

こうした役どころも、政治にはまた必要なものだと思います。

 

 

172 :佐藤総研 :02/12/08 21:10
>銀行の給料は激高と思う奴の数2(+1000)→

確かに高い。多額の最終赤字出している銀行は、半分で十分。
しかし、店舗の削減はサービス低下に繋がる。
個人ならATMで十分だが、企業の立場だと窓口がないと事務が不便極まりない。

店舗減らさず、給料減らせ。半分に。
サービス維持しろ。
人員も人身御供のようには減らさなくて良い。
日本の銀行も何もかも横並びでなく、こうした経営ポリシーを取る銀行が現れても
良い。

 

 

● 丹羽 宇一郎 総理大臣待望論 ● http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1039314811/l50

1 :佐藤総研 :02/12/08 11:33

現社長として、伊藤忠商事を倒産の危機からV字回復させた
丹羽宇一郎氏は、沈み行く船日本の救世主にも足り得るか。

 

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <global-net@egroups.co.jp> Sent: Saturday, December 07, 2002 12:57 PM Subject:

Re: [global-net] Re: あえて言わせて貰おう!

堀さんへ

佐藤鴻全です。
立場考えは色々あれども、日々昏迷増す今日の日本で、各々が具
体的な責任ある言動をして行く事が特に必要とされると思います。

堀さんは、街宣で。
長尾さんは、選挙活動で。
グローバルネットは、各種活動で。
不肖佐藤は、文筆で。

少数の悪者を取り除いても日本は変わらない。
言論の力によって、国民自身の意識が変わり真の主体性を得るの
でなければならない。
そうでなければ、事態は逆に悪化する事は歴史にも明白です。

寒空に負けず、言論を通しての更なるご活躍をお祈り致します。

佐藤総研 http://www.asahi-net.or.jp/~EW7K-STU/

追伸 政局展望: 
岡田さんが民主党代表になったとして。→ 小泉政権への接近→ 
民主党の分裂→ 自民党の反小泉勢力の更なる離反→ 公明党
の洞ヶ峠→ 菅直人勢力の自由党との接近。
ここまでは有り得るところですが、それに続く

→菅直人勢力と、自民党の反小泉勢力との接近。

の部分がどうしても繋がって行かない。接着剤を果す人が見えて来
ない。
小沢さんの嫌われ方から見て、小沢接着剤は余程の乱世にならな
ければ有り得ない。

石原慎太郎、扇千景、藤井裕久、羽田孜、北川正恭、曽野綾子、
今井敬、寺島実郎、丹羽宇一郎 等々も考えられますが今一つ実
現性が薄い。

逆に、この部分が見えて来れば政界再編は一気に進む可能性が
あると見ます。

 

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <global-net@egroups.co.jp> Sent: Friday, December 06, 2002 1:35 AM Subject:

Re: [global-net] あえて言わせて貰おう!

佐藤鴻全です。

> お世話になります。長尾です。
>
> > 一言で云えば、与野党、マスコミ、各界、国民含めての理念なき
> > 基軸なき日本の一つの現れでしょう。
> 一言?
> まぁ、そう簡単に片付けないで下さい。

> > 皮肉ではなく、民主党は空中分解して消滅した方が結果的に日
> > 本のためになると思います。
> 我々草の根政治家は何処へ行くのでしょうか?
> そのご発言は、女房子供2人抱えて、収入も無く、体張って政治活動するものと
> しては、
> 非常に辛い発想です。

昨夜、ちょっと拙いかなと思いながらも、酒が入っていた勢いで筆が走って
書いてしまいました。(いつもの事ですが。)
戦っているのは、家族もある生身の候補者、議員なのですから、その事情
は一応察しているつもりではいます。

さて、もちろん民主党が理念と基軸を立ててしっかりするに越した事はあり
ません。
それが、反小泉・竹中路線であってもなくても、先ずは旗色を鮮明にすべき
です。
あるいは是々非々なら、その基準をハッキリさせるべきです。
その結果として割れるなら、今のように女の腐ったような状態よりは数段マ
シだと思います。(ここが自由党のような小政党と違って悩ましい所でしょう
けど。)

ところで、岡田さんが代表になったらもっと酷くなるでしょうね。
私が政策的に軽蔑している小泉さんも政局では天才です。寸鉄人を刺すコ
メントは辻斬りの旦那のようです。
鳩山さんにせよ、他に取り柄がないけれど駄洒落は名人級です。
でも、岡田さんは陰気にした鳩山由紀夫としか私には映りません。(ジョーク
もセンスがありません。)
2年ほど前、生で岡田さん出席の討論会をたまたま聞いた印象です。
(あと、鳩山さんは将来、政界再編時(後)の憲法改正時に担ぐ軽い神輿、
 捨て駒として利用価値はまだ残っていると思います。)

> > 歴史を俯瞰すれば、敵のいなくなった組織は自ら崩壊に向かい
> > ます。
> > 私には、自民党を分裂させて政界再編を促すには、逆説的です
> > がそれが一番の早道だと映ります。
> エスタブリッシュメントばかりになりますが、、、、。
> サラリーマンしかやったことが無い人間でも、
> 国会議員になる時代が来たのですけれどね。
>
> 残念です。

民主党が、すぐになくなっちゃう事はないだろうけれど、少なくとも岡田
さんがなったらジリ貧だと思います。泥船でしょう。

その場合でも第一党の民主党のブランドは、選挙活動では腐っても雪
印のようなもので必須ツールでしょうけど。(譬えが悪いかな。)

しかし、そのブランドなしでも訴えるキャラがないと、今後は苦しいので
は。
大阪府第14区の事情、空気は分かりませんが、演歌8割 対 都会っ
ぽ2割 ぐらいで新たなキャラ立ちを目指しては。
中小零細企業にズンズン入って行って、支持層の基盤をそこで固めて
から、それをバックに新しい切り口で都会っぽに斬り込んでは....。 

また、筆が走りました。
事情も分からず勝手な事を述べた事をお赦し下さい。

 

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <global-net@egroups.co.jp> Sent: Thursday, December 05, 2002 12:51 AM Subject:

Re: [global-net] あえて言わせて貰おう!

> 佐藤さん、今回の「鳩山の謀反」は、一体何だったのでしょうか?解説を宜しく
> 堀   一言で云えば、与野党、マスコミ、各界、国民含めての理念なき

基軸なき日本の一つの現れでしょう。
皮肉ではなく、民主党は空中分解して消滅した方が結果的に日
本のためになると思います。
歴史を俯瞰すれば、敵のいなくなった組織は自ら崩壊に向かい
ます。
私には、自民党を分裂させて政界再編を促すには、逆説的です
がそれが一番の早道だと映ります。  

 

 

673 :佐藤総研 :02/12/01 20:24 ID:/qi64yUA
みんなインテリ過ぎるぞ。

難しい事いっても、国民の大多数には伝わらない。
小泉好きか嫌いか、アメリカの言いなりかNOも言うのか、ぐらいが判りやすいん
だ。
ついでに、対中、対朝軟弱のイメージを小泉側に被せられればもっと良い。
そのために、社民を加える場合には反省文書かせるぐらいはすべきだな。

いずれにせよ、小泉を倒さなきゃ始まらない。

 

 

667 :佐藤総研 :02/12/01 20:10 ID:/qi64yUA

 というか、単純に小泉親派(対米従属)と反小泉(非従属)に割れるべきだろう。
 経済でも、外交・防衛でも。

 

 

948 :佐藤総研 :02/12/01 00:02 ID:/qi64yUA
鳩山 「是非、小沢さん党首をお願いします。」
小沢 「いや、政党合併では大きい方から党首を出さないと纏まらない。
     丁重にお断り致します。」
羽田 「民主側は菅さんで調整中です。」
小沢 「菅さんでいいと思う。」
鳩山 「小沢さんがそう仰るなら、その線で結構です。羽田さん取り進め下さい。」

と言う事で、鳩山も顔を潰さず菅新党党首の誕生。

 

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <kokkai2@egroups.co.jp> Sent: Saturday, November 30, 2002 8:09 PM Subject: [kokkai2]

小泉の石原封じのため解散は4月以降

ところで、小泉さんが解散を打つのは、石原さんが知事選出馬を決め
石原新党の芽がなくなってから即ち来春4月以降となると現時点では
思われます。
もっとも、この予想が大々的に広まって、与野党、マスコミ間で既定事
実化されると、小泉さんの天邪鬼な性格から言って逆に早期解散を打
ってくるかもしれません。

しかし、そうでない限りは来春4月以降、通常国会終了後の6月解散
となるのはほぼ確実と考えられます。

 

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <kokkai2@egroups.co.jp> Sent: Saturday, November 30, 2002 2:15 PM Subject: Re: [kokkai2]

民主党は発展的解党をして、政界再編の導火線たれ!

佐藤鴻全です。

> グリーンズネットワークの服部です。
> http://nvc.halsnet.com/jhattori/green-net/
>
>  自民党に対するアーターナティブを国民にちゃんと提示できないと
> 結局、破綻するように思います。
>
>  今日の、日テレのウェークアップで、
> 枡添さんのイラクに対する意見を聞いて、
> あー、これが自民党の代表的な意見だろうな、と思い、
> これと同じ路線を民主党もとるのだったら、
> 自民と何が違うの、ということになりますから。

うーん、確かに鳩山さんや民主若手の発言力が維持され新党の中心
となるとその危険が大きいですね。

逆に、小沢さんや菅さんの場合、新たな国連決議なしではイラク攻撃
に不参加を主張するでしょう。
(国連中心主義の小沢さんは、新たな国連決議があれば無条件積極
参加を主張するでしょうが。因みに私は条件次第での参加論者)

この点と、経済政策で親竹中路線か否かで、政界再編の軸が出来そ
うです。即ち、

 「イラク攻撃、経済政策での対米追従派 VS 同問題での反米派」

民主・自由新党は、前者の考えを持つ民主若手、場合によっては鳩山
さん自身を切り捨てる事によって進めるべきと考えます。

服部さんの補助線によって、政界再編のシナリオが見えてきました。

 

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <kokkai2@egroups.co.jp> Sent: Saturday, November 30, 2002 10:31 AM Subject: [kokkai2]

民主党は発展的解党をして、政界再編の導火線たれ!

民主党議員、党員向けに、呼びかけ文を執筆中です。

 

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <global-net@egroups.co.jp> Sent: Saturday, November 30, 2002 12:29 AM Subject:

[global-net] グローバルアイ山本 勝清さんがスゴイ。

佐藤鴻全です。

私も、アンチ小泉さん・竹中さんだが、ここまでは書けない。
なんか、2人を縄で縛り上げて木刀で滅多打ちにしている風
情があります。(コワッ)

賛否は様々ありましょうが、「日本を滅茶苦茶にしようとして
いる」小泉さん、竹中さんに対する腹の底からの憤怒が伝わ
ってきます。
シャウトしています。
「風瀟々として易水寒し、壮士一度去れば亦帰らず。」

現在の日本では少数派ですが、勇気ある発言にエールを送
りたいと思います。
山本さんには、是非広く政治家、マスコミに発信する事をお勧
めします。

末筆失礼。

グローバルアイ 11月号 不良債権処理という凶器をふりまわす竹中が画策する日本
経済の米植民地化
http://homepage3.nifty.com/globaleye/starthp/subpage01.html

 

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <global-net@egroups.co.jp> Sent: Friday, November 29, 2002 11:49 PM Subject:

Re: [global-net] 日本外交協会が北朝鮮へ援助

佐藤鴻全です。

> 自国民を拉致し、未だ家族全員を帰さないというテロ国家に対し、援助物資を
> 送る役所。それを追求しようともせず、一度のニュースで流して、良しとする
> 国営放送。日本は、本当におかしな国ですね。

「金正日政権解体プログラム」も、そろそろ具体的に組み立てなけれ
ばなりません。

> そういえば、民主党が野党との協同会派を結集するとの鳩山代表の記者会見が
> ありましたが、この期に及んで、まだ社民党ともとか言っているようじゃ、どうし

> うも
> ありませんね。政界再編しかないでしょう。
>
> 佐野

民主党は、自ら崩壊して政界再編の導火線となるしか存在理由がな
くなったのかもしれませんね。
ところで、小泉さんが解散を打つのは、石原さんが知事選出馬を決め
石原新党の芽がなくなってから即ち来春4月以降となると現時点では
思われます。
この予想を流して広まると、逆に解散が早まるかもしれません。

 

 

イラク問題対応策についても、 投稿者:佐藤 鴻全  投稿日:11月23日(土)12時30分02秒

日本の基本的な方針を決めて置かなければ成らない。
どうせまた場当たり的、泥縄的対応になりそうだが、これではいけない。

与野党政治家、マスコミを含め日本全体が烏合の衆と化している中で、少数であっても責任ある言論を発する者が必要だ。

私のグローバルネット外の付き合いでは、時流に乗って声高に国を憂えて「見せる」、酒のつまみに政治を談じしばしのカタルシスを得る、そういう場面も目にする。
会社への不平不満や同僚の悪口をいうよりはマシだが、これだけでは単なる政治オタクの世界である。

と、イラク問題対応についても私自身何か整理したものを書くつもりではいます。

 

 

北朝鮮対応プログラムも具体的に、 投稿者:佐藤 鴻全  投稿日:11月23日(土)11時52分50秒

誰かが書かねば成らなくなってきた。
それは、「北朝鮮解体プログラム」となるのか。
かつてある政治家が、
「北朝鮮には北風と太陽どちらか一つでの対応は有り得ない。両睨みでの戦略を組みたてる事が必要だ。」と言っていた。

ただ単に、国家を憂えて「見せる」だけでは話にならない。
たとえ拙く不十分で、批判されたり笑われようとも、ある程度の現実性を含む言いっぱなしの無責任なものでない具体的な対応を示す必要がある。
言論人、ジャーナリズム、政治家、その他全てに言える事だが、国士を自認するなら責任が伴う。国士ごっこをしてもしょうがない。
国民も口をあんぐりあけて待っていて、時々思い付きで勝手な事を言っていればいいものでもない。

と、ここまで勢いの良い事を書いて来た手前、私も素人なりに考えてみていずれ何らかの物を書きたいが、グローバルネット掲示板でもこの問題に造詣が深そうな方が多い。
期待したいと思います。

 

 

自由党  樋高 剛 議員 投稿者:佐藤 鴻全  投稿日:11月17日(日)06時07分40秒

聞き応えがあります。
http://www.shugiintv.go.jp/rm.ram?deli_id=18584&media_type=rb&time=01:10:22.5

第155回 臨時国会  平成14年11月7日

預金保険法及び金融機関等の更生手続の
特例等に関する法律の一部改正案
金融機関組織再編特別措置法案
農水産業協同組合貯金保険法 及び
農水産業協同組合の再生手続の
特例等に関する法律の一部改正案  に対する
衆議院本会議 代表質問

自由党  樋高 剛

 

 

こんな事言っている人もいます。 投稿者:佐藤 鴻全  投稿日:11月17日(日)05時45分03秒

某巨大掲示板より。
http://money.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1036743132/l50
聞き流してやって下さい。

372 :闇の声 :02/11/15 11:02
いろいろ聞いていると、竹中のアメリカとの密約は
四大銀行の国有化とその後処理に関して、スケジュ−ルまで出しているらしい。
そのスケジュ−ルを見届けて、竹中は閣僚を辞任する。経済政策の失敗が
その理由だが、本当の理由はアメリカへの逃亡だ。
すでに、ここまで決まってしまっているから解散してもその後の首相のなり手はない
だろう。
結果、変な形で小泉政権は続くと思う。それは、この一週間で決まった話で
それの片棒を担ぐのは鳩山とも言われている。
保守党は切り捨てて、公明党とは何かの取引をして連立に残すか
閣外協力にして、民主党の鳩山に近い勢力と連立を組む可能性があるという。
これぞ、最悪の選択だね。


373 :闇の声 :02/11/15 11:14
竹中という男、かなりの策士で
小泉カ−ドは維持していたい。小泉も、自分の保身のために
守旧派に邪魔されて改革が出来なかったのが、経済改革の行き詰まりの原因で
それが景気に影響していると言いたいのだという。だから、何かの一つ覚えで
「改革無くして成長無し!」と、やってる。
竹中は、辞任した後にアメリカで
「守旧派がいる限り不況は続く。アメリカから政策提言をする・・」と、やりたいら
しい。
その牙城はMITなどの研究機関だろう。彼は、日本の経済政策に関する
アメリカとの代理人を自認しているから、その立場でアメリカの利益を代弁しながら
影響力を維持し続ける行動に出るだろう。それは、守旧派との戦いをポ−ズにしたい
小泉の利益と一致する。

 

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <kokkai2@egroups.co.jp> Sent: Sunday, November 17, 2002 5:25 AM Subject:

Re: [kokkai2] Re: 石原都知事の北朝鮮関連爆弾発言

佐藤鴻全です。

服部さんも飛び道具を使いますね。

> >  なお、石原さんは自民党の大物とは野中さんではない、と言ってますが、
> > これだけマスコミ統制されているってことは、
> > 相当の陰の実力者が動いていることは確かです。
> > (打ち明けられた小泉首相もびっくりした、って言ってましたから、
> >  逆に政府が統制してる、ってことはないでしょうね)

私は、臆病者ゆえ、私の単なる憶測をイニシャルトークで行きますと、

(憶測開始)
石原さんがサンプロに出た目的を考えると、次期首相への芽のために
とりあえず使える手は何でも使い、布石を打ったのではないか。

すると、Nさんも関わっているかも知れませんが、同時にH派大物だけ
でなく、M派大物も入っているのではないか。
(北朝鮮利権を巡って、H派とM派の争いがあるというのは以前週刊
誌に掲載された所です。)

石原さんは、某超大国筋からその情報を証拠付きで示された。
某超大国は、ホットな案件(I国攻撃も含むのか)について小泉政権の
外交・防衛政策、(経済政策もか)をコントロールするために、石原さん
に情報を流し、牽制させようとした。

石原さんは、某超大国の意図を受けると同時に、小泉さんに禅譲を示
唆し中期的な無言の圧力を掛けた。
また、禅譲に向けH派を牽制した。
(憶測終わり)

上記の憶測にはおもちゃ箱の様に、いろいろな要素が入っています。
わたし的には、勝手に憶測しておきながらも面白くかつ複雑な課題を
抱えた感じです。

 

 

883 :佐藤総研 :02/11/15 06:41
場当たり内閣

 

 

From: "satou" <satou@sse.co.jp>To: <global-net@egroups.co.jp>Sent: Thursday, November 14, 2002 7:21 PMSubject:

Re: [global-net] Re:ぼやき

佐藤鴻全です。
お世話様です。

> 佐藤さん、
> お世話になります。長尾です。

> > は、当然結論は出ていないが、論点が出尽くされていて参考になります。
> 政治の立場に立たされると、
> その能力の如何を問わず、
> 結論を求められたりするのですね。
> 評論家では勤まらないと実感します。

お察しいたします。
その上でなお、不良債権処理等についての研究はご多忙の中を縫って是非
お続け下さい。

この問題を軸に、自民党も民主党他も2つなり3つなりに分裂して、政界再編、
解散総選挙がなされると日本の政治もかなりスッキリして来ると思います。

不良債権処理を含む日本経済再生については、必然的にどういう社会を求め
るのかが問われる問題であり、政界再編の軸たるにふさわしいと考えます。
しかしながら、現実には麻生さん・古賀さんをキーにするにしろ、菅さんをキー
にするにしろ、皆、なかなか絵が描けない所ではあります。

さて、現実政治で先立つものは先ずは当選。
長尾さんのご健勝をお祈りいたします。
私は、素人の身軽さとネットの手軽さで、大海の一滴ながら上記の観点から政
界再編を各方面へけしかけて行きたいと考えております。

 

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <global-net@egroups.co.jp> Sent: Saturday, November 09, 2002 6:58 PM Subject:

Re: [global-net] 簡潔な問題提起。

吉田さん

佐藤鴻全です。

>  一年前にこのMLにも書きましたが、ソフトランディング
> の為に、必要な需要サイドの手当は必要です。てっとり早
> いものでは住宅・都市インフラ(電柱の埋設)等です。特に
> 住宅関連は産業の裾野が広いので10万戸立てば、10
> 兆円規模のお金が動きます。
(略)
>  一部の評論家・エコノミストは「国内需要喚起の為に財
> 政出動せよ」と言っている訳ですが、結論から言えば「た
> かが知れている」と思います。もっと言えば「一時しのぎ」
> です。その事は90年代に我々が学んだ”教訓”じゃありま
> せんか。

上記を総括すると吉田さんは、
・ソフトランディング派である。
・そのための需要サイドの手当は必要
・「国内需要喚起の為に財政出動せよ」には反対。
・つまり、需要サイドの手当は小規模でこそ行うべきである。
・また、「一時しのぎ」でなく、住宅・都市インフラの様に波及効
 果の高いものにすべきだ。

つまり、「財政出動も含め、需要サイドの手当ては必要だが規
模と質が問題である」という事ですね。
「規模」の程度が問題ですが、基本的に賛成です。

>  やはり輸出を前提とした過剰な設備投資は削らなけれ
> ば、少なくとも国内での価格下落は止まりませんし、産業
> 構造改革の視点から、設備の改廃の為に税制上の優遇
> 措置を採る事が喫緊の課題であろうと考えます。
>
>  あるべき姿は一旦縮小均衡の道を歩みながらも、ナノテ
> ク・バイオ・新エネルギー等、途上国の追随を許さぬ次世
> 代リーディング産業の育成を進め、欧米並みに利益を載
> せて稼げる産業を作る事であり、その利益を国内インフラ
> や国民生活の底上げに投下すると言ったフレームこそが
> 求められているのではないでしょうか。

この場合の「縮小均衡」とは具体的に実質GDPのマイナス
成長の事を指すのですか。
だとすると、先の「需要サイドの手当て」により、ブレーキを掛
けながら緩やかなマイナス成長に持ちこむ。
また、陳腐化した設備の廃棄を進ませる。
この両者をバネに次世代リーディング産業を育成し、その後
にその利益を国内インフラや国民生活の底上げに投下する
という事ですね。

だとすれば、吉田さんと私の考えの違いは次のようになりそうです。
吉田さん: 「ソフトマイナス成長下、(産業)構造改革推進論者」
佐藤   : 「プラス成長(2〜3%)下、(産業)構造改革推進論者」

> > これに対し私は、
> > 「縮小均衡の中で産業構造の改革を進めれば、焼け野原になる。
> > その後、外資の力と今以上の膨大な国債発行を伴ってプラス成長
> > と新産業の発生に成功する可能性はあるが、歴史上前例のない
> > 策であるし、傷が深すぎる等の理由でこれに反対する。」
> > という立場を取っています。
> >
> > 佐藤総研 http://www.asahi-net.or.jp/~EW7K-STU/ 
>
>  佐藤さん一度会いませんか?広島に来て頂ければ嬉し
> いのですが、名古屋でも大阪でも西の方に来て頂ければ
> 行き易いのですが。
>
>  by吉田研究員

考えの違いと論点が明確になって(?)良かったです。
いつかまたお会いしたいですね。
しかし、ここ暫くはストイック?に、互いに己の考えを研ぎ澄ま
すことに専念した方が良いと思います。
そして、政治家やマスコミに発信して行きたいと思います。
経済をはじめ、日本の危機状況は加速しています。
歴史的に、重要な時期に差し掛かっている感覚があります。
微力ながらも、少しでも日本中を真剣な議論の場に巻き込む
事に役立てればと考えております。

佐藤総研 http://www.asahi-net.or.jp/~EW7K-STU/

追伸:状況が一区切りしたら(多分に主観によりますが)、是非
    お会いして美酒を傾けましょう。

 

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <global-net@egroups.co.jp> Sent: Saturday, November 09, 2002 2:47 PM Subject:

Re: [global-net] 簡潔な問題提起。

吉田さん

佐藤鴻全です。

>1.需給ギャップをどう埋める
http://wind.nikkeivi.co.jp/bb/daiwa/nnk/11/1108_1.html

上記ビデオの中で、日経、末村さんの
「現在日本で唱えられている供給(サプライ)サイド改革は、需給
ギャップを埋める点ではレーガノミクスやサッチャリズムと同じだ
が、需要が強く、供給が不足した状態を解消した当時の米英とは
逆である。
日本の場合は過剰な供給を削って行く縮小均衡策である。」
という指摘は考えてみれば当たり前の事ですが、寡聞にして初め
て聞きました。眼からウロコです。

その上で末村さんは、「縮小均衡策であって大変難しいが、(産業
構造の改革のため、需要政策をとる事なく、)これはやって行かな
くてはならない。」と結んでいます。
要は日経らしく、「供給サイドの改革で、(行く行くは)経済成長」を
という竹中さんと同じ立場に立っています。
(本音は分からないけれど)

これに対し私は、
「縮小均衡の中で産業構造の改革を進めれば、焼け野原になる。
その後、外資の力と今以上の膨大な国債発行を伴ってプラス成長
と新産業の発生に成功する可能性はあるが、歴史上前例のない
策であるし、傷が深すぎる等の理由でこれに反対する。」
という立場を取っています。

 

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <global-net@egroups.co.jp> Sent: Saturday, November 09, 2002 8:02 AM Subject:

Re: [global-net] 簡潔な問題提起。

佐藤鴻全です。

>  日経末村論説委員による、日本経済問題を簡潔にあぶり出
> している良いビデオだ。是非御覧頂きたい。
> http://www.nikkei.co.jp/bb/daiwa/
>  by吉田@広島(東雲牛)

ビデオ拝見しました。
「デフレ対策論議を点検する 4.危険なインフレ目標論」11月8日
ですね。

私の考えに拠れば、インフレ目標論の危険性の根本は、その
「一言居士性」というか至上主義性、単純性、思考停止、精神主
義、熟考への怠惰さにあります。
いわく、「インフレターゲット政策をやりさえすれば、日本経済の根
本問題は解決する。」

そしてこの単純性と危険性は、「不良債権処理をやりさえすれば、
日本経済の根本問題は解決する。」や「もう弱い企業は全て潰し
て、外資に再生を任せる以外に方法はない。」という議論にも内
在します。

全ての薬には、副作用があります。インフレターゲットの場合は、
通貨の国際信用失墜、ハイパーインフレの危険性という事でしょ
う。
不良債権処理の場合には、デフレスパイラルやウインブルドン現
象等々です。

と同時に、インフレターゲット政策や不良債権処理、外資の利用
にもメリットはあるでしょう。
それぞれのメリットと副作用を見極めた上で、人体の治療の様に、
先ず手順を踏んだ処方箋、政策の全体像、それによる将来像を
造る事、その中に一手法としてこれらを組み込みコントロールして
使う。

地味で回りくどい方法ですが、経済については特に包括的な議
論が必要です。
日本人には、現在その堪え性が欠落しています。

一刀両断的な政策やフレーズは格好が良く一種爽快で、特に閉
塞感の充満した社会、時代の空気において、耳触り良く受け入れ
やすいのですが、歴史を振り返るならばそこに大きな陥穽が宿る
事を自覚すべきであると思います。

 

 

●今年の流行語大賞が「丸投げ」だと思う人の数●→
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1036396816/l50

1 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :02/11/04 17:00

     小泉さん、阻止するのに働きかけ必死だろうな。

 

 

809 :佐藤総研 :02/11/03 00:16
小泉さんの口が曲がってきた。
しゃべるときに曲がる。

人相学では嘘吐きの相。
人相学に過ぎないが。

 

 

「ハゲタカ賛歌」 (2002/10/31)

1.鷲よ鷹よ われらが呼称
  俺たちゃ本国じゃ 食えないからに

2.貸し金剥がして 倒産の山よ
  バーゲンセールに 食欲そそる

3.負債、億でも 黄金の御殿
  潰して叩けば 二束と三文

4.Mr.小泉 Mr.竹中 われらが友よ
  俺たちゃ風なしに 飛べないからに

5.荒れて狂うは 亀井や植草
  俺たちゃそんなもの 恐れはせぬぞ

6.いざとなったら 民主の若手
  手突っ込んで数足りりゃ 中央突破

7.税効果、キャッシュフロー よろしく頼む
  銀行も財務諸表には 勝てないからに

8.緊縮財政 われらが味方
  傷が深けりゃ うまみも厚い

9.植民地、金融奴隷 恨んじゃならぬ
  お前たちゃ自分じゃ やってけないからに 

10.日本よさよなら ごきげんよろしゅ
  また来る時にも 笑っておくれ

(【作詞者】不明 【作曲者】アメリカ民謡)

 

 

●「全国 小泉倒閣運動」連絡事務局●
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/giin/1035795076/l50

1 :佐藤総研 :02/10/28 17:51 ID:clKEdZWK

  倒せ悪政! 集え有志!

 

 

●親 小泉竹中エコノミスト発言永久保存版●
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1035796895/l50

1 :佐藤総研 :02/10/28 18:21

     平成大恐慌記念碑

 「過ちは二度と繰り返しませぬから。」
 

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <global-net@egroups.co.jp> Sent: Tuesday, October 29, 2002 1:35 AM Subject:

Re: [global-net] Re:ぱーっとやる話(昨夜のまとめ)

加藤さん

佐藤鴻全@亀レスです。

> 加藤@今日は早朝(?)恵比寿からタクシー帰宅するもまた営業に外出.
> 飲み過ぎでアタマがあぶうですが,

> 2.そうですね.
>   サッチャーのころはインフレ
>   今の日本は    デフレ
>              ・・・・
>   一番良いのは国有化してそのままが良いのかもしれません.
>   売却さえしなければ民族資本も外資もありませんから.
>   ただ銀行を国有化のまま放置するのも奇妙だと思いますけど..

日曜の政治番組で、野田毅が国有化のままだと信用収縮が起こるといって
いました。
積極的な事業展開は出来ないからでしょうけど、この野田発言を理論的に
精緻にトレース&批評する必要がありそうです。

>   また国有化の後の払い下げの時,
>   全部が外資系といのはさすがにしゃくにさわりますから
>   一部外資化で妥協だと思います.

サッチャーの時のウインブルドン現象では、金融関係は100%やられたと
いうから、デフレ化の日本では製造業、サービス業までやられるでしょう。
金融奴隷、経済植民地。
まあ覚悟を決めれば、考え方一つともいえますけど。

> 3.グローバルネットの掲示板はツリー型になると思います.
>   私の私的掲示板(ドキュン板)もそうしたいです(笑)

ツリー型が適当に伸びた所で、加藤幹事長が登場して意見集約する。
これにより、グローバルネットは次々に有用な提言をまとめ上げ、社
会に向けて発信して行く。やがてはNPO格をとり、本物のシンクタンク....。
夢は枯れ野を駆け巡ります。

> 4.まとめる作業は確かに難しいです.
>   ユーモアを入れようとするとなおさらのこと.
>   Tさんも佐藤さんもそのへんは大人ですから大丈夫でしょう(笑)

まとめ方は、うまくて拙かったようです。
感じ方も人それぞれですから、むずかしいところです。
また、叩き斬るというのは、政策の議論では互いに白刃の真剣を持って
切り結ぶぐらいの覚悟でやりたい、たとえ明日突然自分が為政者になっ
たと仮定しても堂々臆することなく実行できる事を発言したいという気持
ちで使ったのですが、唐突かつ乱暴に過ぎました。
また、そもそも温度差があり過ぎたようです。
反省。

 

 

55 :佐藤総研 :02/10/26 15:35 ID:+kNj82Mz
ご参考下さい。

「経済コラムマガジン」
http://www.japanweb.ne.jp/fortune/aqua_data/index.html

 

 

67 :佐藤総研 :02/10/26 13:39

石井議員刺殺犯人が出頭した。弱小団体?の右翼か。
以下は情報不足の中での単なるフィクションです。

−フィクション−
金に困ってたみたいだから、何処からか金が出ているんだろう。
だとすると、明日の衆参統一7補選に合わせてやったという事だ。
単に石井議員の主張に反する筋がバックという訳ではない。
石井議員が刺されて最後に得をする勢力は何処か。
ズバリそこがバックだ。

石井議員刺殺→ 右翼への非難が高まる→ 右翼・既得権益勢力VS改革勢力の図
式が語られる(「統一補選に合わせた犯行」は癖球のカムフラージュ)→ 不良債
権処理ソフトランディング論は旗色が悪くなる→ 民主党ハードランディング主義
議員の小泉政権への合流→ 不良債権処理ハードランディングの強行→ 二束三文
で不動産、銀行等を某大国の金融企業が買収→ 目的の完了

※注意:上記はくれぐれもフィクションで、何の根拠もない事を重ねてお断りして
 おきます。
 

 

http://money.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1034762993/l50

60 :佐藤総研 :02/10/26 04:43
>>58
>佐藤さんが未来新聞の夕刊を担当されることを希望。

私は政局と政策提言を少し書くぐらいで、とても未来新聞さんの様には筆がたちま
せん。
未来新聞さんは現役の政治記者さんではないですか?書き溜めた想定原稿の一部か
もしれません。

それはともかく、シミュレーションをリアルに書くとその予想は当たるものになる
と思います。
司馬遼太郎が歴史小説の中で、自在に主人公達を動かすことによって、見えなかっ
たものが見えてくる。独自の司馬史観体系を構築したことに似ています。
リアルを成り立たせるためには、自然に物事の理、人の情に沿ったものになるから
でしょう。(反面、司馬は主人公に感情移入し過ぎて見えなくなっている部分もあ
りますが。)

さて、未来新聞さんの書くものはリアル過ぎるほどリアルで、かなりの確率で当た
るでしょう。
だが、選挙ばかりはどうか。
石井議員の刺殺は、必ずしも民主に有利に働くか。これは読めません。
もう衆参同日7補選まで2日しか在りませんが、捜査の進展で犯人が捕まる等して
背後関係がどの方面となるのか。
マスコミ(田原総一郎のサンデープロジェクト等も含む)は、どう扱うのかによっ
ては空気が大きく動く可能性があります。

しかし、もし未来新聞さんが現役の記者さんなら、「空気」をある程度動かせる立
場にいることも事実と言えましょう。

 

 

To: <global-net@egroups.co.jp> Sent: Saturday, October 26, 2002 2:44 AM Subject:

Re: [global-net]Re:ぱーっとやる話(昨夜のまとめ)

加藤さん
佐藤鴻全です。

> 加藤@一時帰宅です.
> 1.佐藤鴻全あらため珍鳥さん まとめかたうまい!

鴻全という源氏名を珍重して下さい!
加藤さんの褒め方こそプロフェッショナルです。SONY生命おそるべし。

>   私は瑕疵担保特約などの不平等条約がなければ
>   敗戦処理として外資にもこだわりません.

バブル時の不良債権は償却しきったといいますから、少なくとも、
「敗戦処理」は「バブル処理」とは違うようです。
ここは要注意。マスコミも混同しています。
論点整理、意識化する必要があります。

>   民族資本か外資かの選択より,不平等条約の有無が問題だと
>   認識しています.

そこは考え次第の面がありますが、デフレ化でもし無理な形で不良
債権処理を行うと経済の痛みとその後のウインブルドン現象は、サ
ッチャー革命の比ではない気がします。
その場合、黄色い猿にはアングロサクソンは甘くないと思いますよ。
第一、やり方次第ではそれを避けられるのに、敢えて国全体が外
資の配下に入るのは健全な精神とは言えないと思います。
(一部なら、外資もまたよし。)

> 5.しかし鴻全さん,まとめかた マジでうまいですねぇ.

それはそうと、新生グローバルネットのクローズの「掲示板」は、
やはりツリー型で異なった意見を弁証法的にぶつけて行く形
(テーマ毎)がいいと思います。

 

 

To: <global-net@egroups.co.jp> Sent: Saturday, October 26, 2002 2:15 AM Subject:

Re: [global-net] もちろん悪いのは小泉ですが、

吉田さん
佐藤鴻全です。

>  でも私の理想論ですが、ケネディ政権みたいに40〜3
> 0代の”怖い者知らず”の連中で作った実務政権位でない
> と、この国家の窮状は救えないと思います。

私の見立てによると、40〜30代なんて、少なくとも政治家
には与野党含めてロクなのがいないですよ。
明治維新なんかを考えると、そう在りたいんですが、現実は
情けない限りです。

>  だから口だけで威勢の良い亀井なんざ信じるなと申し上
> げているのです。彼だって青木幹事長みたいに「誰が責任
> 取るんだ!」と言うくちですよ。

「亀井さんを批判するなー。」って別に私のお父さんでもないし
そんなこともないですが、亀はずっと小泉批判だし、一応文春
に政策論文掲げたりしてるし、基本はケインジアンだし、一応
今竹中さんを批判する資格はあると思いますよ。
その上で、森政権で政策丸投げで実質首相だったけど、日経
平均株価は銘柄入替等あれど数千円落とした。(GDPはUP。)
経世会と公明に囲まれて、思うとおり出来なかったのが大きな
原因の一つと私は見ます。
亀は、自民党を出ないのが、基本的な間違いです。
自民党を割って小沢等と結び新政権樹立の大義を果すべきです。

青木さんは、小泉さんに直接言うべきでしたね。
小泉さんは「平蔵は俺が護る。俺に直接言って来い。」
と知った時点で言うべきでした。
当事者能力のない首相に言っても蛙の面にションベンですが。

>  今の時代は右・左の軸では無く、老人と若者の世代間闘
> 争と言う切り口で見るべき局面だと思いますよ。老害を排し、
> 新たな時代に新たな思考を持った者がとって変わる。本来
> は、は虫類からほ乳類に変わった位の激変期です。

それはいいのですが、やはりその基準となるのは政策と理念
であり、年齢は結果で在ると思います。
 
>  「小泉内閣倒閣市民革命論」を楽しみにしています。その
> 前にやっぱり、膝を交えてリアルで会いたいです。
>
>  by吉田研究員

そのうちに、是非。

 

 

To: <global-net@egroups.co.jp> Sent: Thursday, October 24, 2002 7:54 PM Subject: Re: [global-net]

Re:ぱーっとやる話(昨夜のまとめ)

佐藤鴻全@長距離通勤者です。
出席者の皆様は、おつかれさまでした。
取りあえず、昨夜のまとめとして要旨メモをつくりました。
うろ覚えゆえ、もし訂正点等あれば、ご指摘下さい。
他の方も、つっこみ有ればよろしくお願いします。

■不良債権処理案
T  :   不良債権、土地、銀行株式等?を全て国が買い上げて1年間を
       塩付けをして外資から守るべし。それが日本再生の道。
       資金は、国債700兆円?新たに発行すべし。
       (これに付いては、後日分かりやすく論述する事を約束。)
K  :   外資に買われたって言いジャン。ハードランディング仕方
       ない。今はバブルの敗戦処理。ウインブルドン現象になっ
       ても、瑕疵担保特約なしの公正な入札なら経済原理に適う。
H:     外資にやられず、日本再生の道を!
佐藤:   先日の拙文「米国の思い違い。竹中大臣は成功しない。」の通り。
       人の病気治療のように、正しい手順で当たり前の処方をすべし。
共通認識:サッチャー革命とは、デフレ下の不良債権処理となる点が異なる。
       懸念有り。

■北朝鮮問題
H:     北朝鮮は許せん。韓国のおねーちゃんも嫌い。
       拉致、核、ミサイル解決なくば国交回復交渉、経済援助不可。
       その結果、金正日体制がつぶれるか、本当に真っ当な方向に行く
       のかの自主選択となる。
佐藤:    同上。ただし韓国のおねーちゃんは好き。(スラリとしているコ多し。)
K :    左翼はみんな韓国語が話せる?  
H :    □△○(韓国語)
共通認識:北朝鮮には、毅然として対処すべし。(加藤除く?)
       
■その他
T :    日本人よ、技術と陰謀に明るくあれ。
H:     日本人よ、毅然たれ。ハニーは夜遊びするな。 
K:     サブカルも、また楽し。
佐藤:   ブッシュ、フセインもいろいろ複雑な事情有り。都度観察必要。
       外交は、取りあえずは国連中心主義と国益基準の2本立てで対処すべ
       し。
鴻全拝

追伸 Hさんは、是非独自の上記不良債権処理案を展開しみんなに開示下さい。
    でも、そんな事はないとは思いますが、もし万一「酔った席で、テキト−な
    事を言っただけ。」なら.......
    叩き斬ります。

 

 

To: <global-net@egroups.co.jp> Sent: Thursday, October 24, 2002 6:20 PM Subject: [global-net]

もちろん悪いのは小泉ですが、

佐藤@本当はマキアベリスト です。

小泉を潰すための1手段として、狙いやすい竹中から潰すのも政治の
テクニックのうちだと思います。

政治の場合には、、ある範囲内で手段を選ばない事も許されると思い
ます。
政治は、理念の実現であると同時に権力闘争なのです。
もちろん、理念と目的が正しければという大前提がありますが。
小泉を潰し日本型新保守革命を成就し、国民の蒙を啓く事は、
歴史の正義に適う事なのです。

私は、そのうち、「小泉内閣倒閣市民革命論」を、書く事に、なるでしょう。

佐藤鴻全拝

 

 

October 24, 2002 1:49 AM
責任に2つ在ります。

@先ずは、具体的言動によって判断されるべき西洋的理論的な責任。
A直接的には関係ない事も含む東洋的包括的な責任。仏教で言う共業(ぐ
うごう)。

責任論については、この2つの視点、2段構えで捉える必要があります。
特に政治については、まず@によってジャッジする。次にAによって包括的
な判断をする。
このようにする事によって、物事が一つ一つ具体的に位置付けられ改善さ
れ進歩して行くのです。
これが、いっしょくたに議論されてメリハリを欠いている所にも、現在の日本
の昏迷、無明の原因の一端があります。

翻って、これは国民全てにも当てはまります。

 

 

●政局展望:自民を倒すのは、石原慎太郎か菅直人か● 投稿者:佐藤鴻全  投稿日:10月20日(日)00時36分03秒

小泉または次の繋ぎの自民党総理を倒すためには、ある程度の議員数と国民的人気が必要だ。
現実的に据わりがいいのは、この2人ぐらいだろう。

@石原慎太郎+自民党江藤亀井派他+小沢自由党+民主党右派
A菅直人および民主党の多数+小沢自由党+社民党+自民党都市部議員+江藤亀井派他の一部

いずれ自民党は持たなくなる。
その時、内閣不信任案、解散総選挙に向け、上記のような組み合わせで政界再編の綱引きが行われる。
しかし、
B石原慎太郎+自民党橋本派+江藤亀井派他+民主党右派

で自民党が温存される可能性も残る。
小泉経済失政の進展につれ、政局はこの3つのシナリオを軸に動くと見る。

 

191 :名無しさん@お腹いっぱい。 :02/10/26 15:44 ID:PlpYiFPu
菅直人 ← こいつは拉致問題で、死に体だよ。


192 :佐藤総研 :02/10/26 15:51 ID:kbLF3gkE
>>191
所詮社民連だから、そんなもの。
菅の行為は、世論の上では大した問題にもならず風化して行く。

善し悪しは別として。

 

 

401 :佐藤総研さん@お腹いっぱい。 :02/10/19 13:33 ID:YlEAyoov
頑固な野中は元から絶たなきゃダメ。

あの生命力は、半分にちょん切っても生きている程凄まじい。
具体的に、次の選挙に出られないようにして行かなければなりません。

 

【パペット】無能の人、小泉純一郎【丸投げ】
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/giin/1034980208/l50

1 :佐藤総研さん@お腹いっぱい。 :02/10/19 07:30 ID:YlEAyoov
アメリカと財務、外務官僚の2重のパペットにして、「経済の本を読むと眠くなっ
てしまう。読書はもっぱら歌舞伎関係の本」(過去の本人コメント)である小泉純
一郎総理。
しかし、最高権力者のこの人に頑張ってもらわないと日本はどんどん悪くなる。
そんな総理に、励ましの言葉とアドバイスを送ろう。
(ある程度集まったら編集して、首相官邸、マスコミなどにメールを送ります。)

 

●経済波及効果の高い公共投資は何か●
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1034978019/l50

1 :佐藤総研 :02/10/19 06:53
何かと評判の悪い「公共事業」(公共投資)。
しかし、デフレ克服のためには、また不良債権処理の景気下支えのためには、
これも必要。
今あえて、従来型でない経済波及効果の高い公共投資を考えよう。
いいアイデアが集まれば、政府、マスコミに提言して行くつもり。
広く有志のアイデアを募る。

 

To: <kokkai2@egroups.co.jp> Sent: Thursday, October 17, 2002 1:56 AM Subject: [kokkai2]

尊敬置く能わざる家族の毅然たる態度

佐藤鴻全です。

北朝鮮拉致被害者家族の毅然たる態度は尊敬に値する。
特に、蓮池さんのお兄さんは、弟が答えられないのを承知で拉致の
状況等を問いその反応を報道に伝える。
そのお兄さんの毅然たる態度が、情に流され、「とにかく何人かは帰
国できたんだから良かったね」とウヤムヤにしてしまいがちな日本の
空気にブレーキをかけている。

それは、拉致問題をなるべく穏便に済ませ、国交正常化交渉に入り
たい政府の軟弱な態度のかろうじての代償となっている。

 

 

To: <global-net@egroups.co.jp> Sent: Thursday, October 17, 2002 1:17 AM Subject: Re: [global-net]

Re: 100人の小泉村

佐藤鴻全です。

> こんにちは!○○です。
> 「100人の小泉村」が「もし世界が100人だったら」のパロディで、
> その「もし世界が・・・」の出どこが気になったんで、検索してたら
> 「アレフ」にヒットしてしまいました。(☆o☆)
> 怖くなったので直ぐ消しました。
> 上祐がいきなり出て来るし・・・(T_T)
> 「100人の小泉村」・・・笑かしてもらいました。

そうなんですよね。
アレフの京大生かなんかが、「100人の小泉村」と「もし世界が100
人だったら」を自分のHPに掲載して比較研究しているんです。
勝手に掲載する事自体は逆にうれしいのですが、アレフに掲載とは
困ったものです。

しかし、私は基本的には、アレフも、オウムも、○○○○も本当に反
省し、体質を改めるのなら、社会が彼等を受け入れるべきだと思いま
す。
片やこの「本当に変わった」を担保するのが難しい。
彼らに言い訳や誤魔化しを許さない、妥協しない、隙を与えない、い
ざとなったら力の行使も除外しない、毅然とした態度で一つ一つ検証
して行く事が必要です。
しかし心の奥底では常に許しを用意して置く、鬼手仏心で行く、これが
誤った者達への取るべき態度でなければなりません。

それは、現在日本が直面している北朝鮮に対しても同様と言えましょ
う。

さて、「100人の小泉村」、いろんな所にばら撒いたのですが、本家
のようにはどうしても広まって行きません。
「静かなブーム」にでもなれば、それを切っ掛けにメジャーデビューも
夢でない等という邪心があったからでしょうか。

http://www.amy.hi-ho.ne.jp/y-kamedaya/fureimunashi/100NIN-NO-KOIZUMI.htm

追伸
姉妹編「100人のパレスチナ村と和平への要求」もよろしく。
http://www.asahi-net.or.jp/~EW7K-STU/hyakunin-paresutinamura-wahei-youkyuu.htm

 

 

624 :佐藤総研 :02/10/16 01:26
>>623
>どういう融資が不良債権になっているのか?の、
>細かいデータが良くわからない。
>量産している企業があるんだろうと思うのだが。
>類別して、%で円グラフくらい作れないものかと思うんだが。

佐藤総研も昼間はサラリーマンだから忙しい。
あなたを佐藤総研の研究員に任命するから、代りにやってくれないか。マジで。

 

386 :佐藤総研 :02/10/13 14:49

               「平蔵大不況」

 

545 :佐藤総研 :02/10/13 02:02 ID:buiyue38
日経平均5000円位。

小泉政権が続く限り、際限無く下げ続ける。
だが、この位になればさすがに政権は倒れるだろう。

 

536 :佐藤総研 :02/10/13 01:31 ID:buiyue38

スパンにも拠るが、トレンドとしてはもはや下がる事はあっても上がる事は無いだろう。

 

すっかり孤立…竹中平蔵、小泉にハシゴ外され 投稿者:佐藤鴻全  投稿日:10月12日(土)18時30分46秒

それは無いだろう。
竹中さんの政策には賛成できないし、小泉首相の丸投げ総理ぶりも無責任極まりない
が、それでもそうする以上は、丸投げにも仁義というものがあるのでは。

●すっかり孤立…竹中平蔵、早くも窮地●
小泉首相や塩ジイにハシゴ外され、日銀もソッポ
http://www.zakzak.co.jp/top/t-2002_10/3t2002101202.html

 

736 :佐藤総研 :02/10/12 18:15
別に、銀行員は憎くは無いが、大半の銀行は政府の低金利政策と資本注入によって
生残っているんだから給料半分ぐらいでも全然おかしくないと思う。

 

368 :佐藤総研 :02/10/12 18:08
小泉が財務省とアメリカのどちらを選択するかだろう。

しかし、どちらもダメだ。
役人にもアメリカにも頼らない腹を据えたトータルな処方箋を組み上げ実行しなけ
れば、今回の日本経済存亡の戦いには勝てない。

ビジョン無き丸投げ総理小泉には、不可能だ。

 

44 :佐藤総研 :02/10/12 17:19 ID:72pErc9Y
有事の際にハワイ等から移動するバーチャルプレゼンスは、かつて米空軍が主張。
空軍の拡大に繋がり、冷戦後の兵力削減のカウンターになる。
(逆に、海軍、海兵隊等は縮小になるので反対。)

だが、国防省内の議論でやはり対中等睨みの点でリアルプレゼンスが必要との結論
となったと記憶。

米軍の沖縄撤退等の可能性は今後の中国次第で、少なくとも北朝鮮の処理が一段落
し東アジアの方向性がある程度見えてきてからになると思う。

 

To: <global-net@egroups.co.jp>; <kokkai2@egroups.co.jp> Sent: Friday, October 11, 2002 1:27 AM Subject:
100人の小泉村

いつのまにか、アートに。
http://www.amy.hi-ho.ne.jp/y-kamedaya/fureimunashi/100NIN-NO-KOIZUMI.htm

亀田谷さんという酔狂な方の作品。
多謝。

 

●丸投げ総理 小泉純一郎 参上●
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/giin/1034266097/l50

1 :佐藤総研さん@お腹いっぱい。 :02/10/11 01:08 ID:Rnbrj1kk

      「その問題は、○○さんに任せてありますから。」

 

To: <kokkai2@egroups.co.jp> Sent: Friday, October 11, 2002 1:00 AM Subject:
Re: [kokkai2] 議席は党のモノか?

佐藤鴻全です。

よこレス失礼いたします。
日本がこんな情けない国になったのは、国民全体の責任だと思います。
その上で、リーダーたるべき、政治家、マスコミ、知識人・言論人、財界人、官僚等
には指導者責任が加わります。

ここに責任論の2重性の構造があります。
2重性を認識しない責任論は不毛に終わります。
「優れたリーダーを、自立自覚した市民国民が支える。」
私は、これが、政治の在り方のあるべき、歴史が向かうべき唯一の方向性であると考
えます。

 

405 :佐藤総研 :02/10/06 01:03 ID:DT8FaXF3
11月の中間選挙後、ブッシュ政権も、マスコミももうちょっと真面目に経済を視
野に入れ始める。
いま、アメリカは村祭を前に、理性で動いていない。
と思う。

中間選挙と査察開始時期、期間の関係に注目したい。

 

380 :佐藤総研さん@お腹いっぱい。 :02/10/05 16:36 ID:EzLQWK59
>>376
うどんは喉越しよりも、歯ざわりだと思う。

 

355 :佐藤総研 :02/10/04 01:33 ID:ef9iCPd1
野中の頭は、右側が異常にデカイ。

 

Sent: Friday, October 04, 2002 1:57 AM
Subject: [kokkai2] 中田のキラーパス、平蔵のナローパス

アメリカの意向が強くなっているので、ハードランディング
の可能性も有るが、恐らく竹中大臣は財務省の意向も受
けて、不良債権処理に「ナローパス」の戦法を採る。

いずれにしても、失敗するだろう。

 

2002年10月2日 0:19
小泉経済失政は、金正日の日本人拉致、自国民に対
する飢餓状態放置に等しい。
日本人が何時の日か小泉支持の反省を少しはするな
らば、これから本格化する経済崩壊も全くの無駄と言
う訳ではない。

 

2002年10月1日 1:32
小泉改造人事の切れ味

政局の天才。
政策の無能者。

天は二物を与えず。

 

黄色い猿
投稿者:
メッセージを送信 KOZEN37 (30代歳/男性/東京近郊)
2002年9月29日 午後10時45分
メッセージ: 29 / 29
拉致問題を、黄色い猿どうしの問題と考えている節がある。

よくよく考えれば、人権の問題なのだが今一つピンと来ていない。

また、拉致問題は、「YOU達日本人の自身の問題だ。」とも思っている。
 
 
 
286 :佐藤総研 :02/09/29 16:28 ID:5T8gQYPb
誰かが亡くなったり、失脚したりした場合に、不思議な事に何故かそのキャラクタ
ー、ペルソナを受け継ぐ者が現れる。
本人が意識的か、無意識によるかを問わず。

今、野中広務が(一時)失脚状態にある。
野中の親北朝鮮、親中国、親アジアのキャラクター、ペルソナが『田原総一郎』に
乗り移っている観がある。

 

●官僚とガチンコできる政治家は誰だ!●
http://money.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1033174345/l50

1 :彗星 :02/09/28 09:52
問題は、官僚をコントロール出来ないばかりか、逆に官僚のパペット・下僕と化し
た政権にこそある。
政治にコントロールされない官僚組織は、政治にコントロールされない軍隊同様に
自己目的化してしまう危険な性質を持つ。

今、官僚傀儡政治を一掃し、真の政治主導の政策を実行できるのは誰だ!

 

●小泉で株価と国債格付は何処まで下がるか●
http://money.2ch.net/test/read.cgi/eco/1033172521/l50

1 :佐藤総研 :02/09/28 09:22

みんなで、予想してみよう!
もちろん、上がると予想するのも自由。
 
 
845 :佐藤総研 :02/09/22 20:13 ID:sMJCNZ8n
佐々木氏 → 共和党シンパ → 突然の激しい小泉叩きの図式は正しいのか。

中曽根(小泉評価)、菅直人(小泉批判に手加減)、石原慎太郎(小泉評価)、
亀井静香(沈黙)を見ると、共和党の小泉訪朝批判意志は強いように思えないが。

小泉訪朝叩きは、(偽悪的)ナショナリストとしての佐々木氏のパーソナルかつス
トレートな意志表示なのでは?

 

To: <global-net@egroups.co.jp> Sent: Thursday, September 19, 2002 2:09 AM Subject:
Re: [global-net] 拉致疑惑解明・・・小泉首相を賞賛する

佐藤鴻全です。

もともとわざわざ平壌でやらず、ソウル等でやるべきだったのでは。
そうすれば、睾丸が萎縮する事もなかったでしょう。
今回は、深刻な食糧事情、アメリカの爆撃の恐れによって、それでも呑
んだと思います。

逆切れ→テポドンは、アメリカのミサイルが狙っているので可能性は少
ないでしょうし、その危険が高いと思うならもっと積み重ね型折衝をして
削減しておくべきでしょう。

北朝鮮政府という名の「誘拐殺人犯」に「身代金」を払う可能性のある
場面は作ってはいけません。
毅然と対するべきです。
国家としての毅然さ、国家意志が欠落していた事が、今までの拉致事
件放置の根本原因です。

ただ予期せぬ謝罪により、とっさに相手の毒気を抜く金正日のテクニッ
クは金大中が一度引っかかったとは言えさすがです。
正直、私も同じ立場なら引っかかった可能性大です。
しかし、それも含めあらゆるリスクを事前に計算し、やはり今回は相手
の舞台装置に出向くべきではなかったと思います。

このように私は、一貫して小泉さんの失政という立場ですが、もう平壌
宣言を出した以上、覆水盆に帰らず。
「東京宣言」で修正するぐらいの事はすべきでしょう。
小泉さんの健闘を祈りますが、小泉さんに限らず素人が首相に就く時
代が早く過去るのを切望致します。
風雲急を告げる国際情勢、経済・産業の行き詰まりがそれを許さない
でしょう。

佐藤総研 http://www.asahi-net.or.jp/~EW7K-STU/

> お世話になります。長尾です。
> 佐藤さん、佐野さん、議論しましょう。
> > > 「その説明は不自然です。もう一度詳しい調査結果を持って東京を
> > > 訪問頂きたい。」
> > > と席を立ちそのまま帰国した。
> > これこそ、首相のとるべき姿勢ですよ。
> > しかし、こういう毅然たる態度がとることができるのなら、
> > 25年間も放置してこないでしょうけど。
> んーーーっ、その気持ちは持ってもらいたいですね、確かに。
>
> しかし、現場的には、
> キンタマが縮み上がるようなこの瞬間に「それ」ができるかなぁ。
> 佐藤さん、本当にできますか?
> たしかに、「べき」ですね。でもね?「できます」か?
> わたしは、相手が逆ギレして、テポドンを打ち込まれることのほうが怖い。
> 彼らはそれをやる可能性がある。
> せっかくここまできたのに、
> 11人の拉致疑惑解明問題が決裂して、またまたお蔵入り。
> さらに、ミサイルを打ち込まれて、何百人も死ぬということを考えたら、
> 首相としてそれはできないと思います。
>
> なんせ相手は、「悪の枢軸」ですから。

 

To: <kokkai2@egroups.co.jp> Sent: Thursday, September 19, 2002 12:26 AM Subject:
□■ 亀井と石原が、小泉訪朝後一切発言していない。 ■□

亀井と石原が今、世論の動きを息を殺して見ている。
それ次第で一気に仕掛ける可能性がある。

 

645 :佐藤鴻全 :02/09/19 00:05 ID:dfcPACe6
            □■ 佐々木氏の卓見! ■□

佐々木氏は、恵子さん等が生きているとは言っていない。生きている可能性がある
といっている。
国民の生命財産保護のためなら、僅かの可能性でもあらゆる手を使い尽くすのが国
家の役割である。
日本に失われて久しい、というか市民革命を経ていないため十分培われて来なかっ
た健全な国家意識である。
「偽悪的な」親米傾向には同意できない点もあるが、この件については佐々木氏に
100%同意する。

−抜粋−
小泉総理よ、恵子さんらの命のために北朝鮮の言い分を拒否せよ! 拒否しても、日
本側は失うものは何もない。せめて死亡したとされる被害者らの死亡の状況が詳細
に確認されるまで「生きている可能性がある」と言い続けるべきです。さもないと、
上記11人以外の(警察庁が北朝鮮の犯行と断定していない「灰色」の)拉致被害者た
ちが、今後次々と「口封じ」され、大量殺人になりかねません。
(まだ生きてるかも:週刊アカシックレコード 020917)

 

861 :佐藤総研 :02/09/15 07:15 ID:RDEPIdXV

 末端がやった。謝罪するという方法もあるだろう。
 拉致被害者は永遠にかえって来れないという事はないだろう。
 反ファさんがどう言っているかは知らないが、評価出来ないものは評価できない。

 小泉さんは人間としては嫌いではないが、首相である小泉純一郎の政治には残念
 ながら殆ど全面的に賛成出来ない。
 テーマ毎に個別に見ても、評価に値するものは探すのが難しい。

 理念とビジョンを欠いている者は、もともと政治家に成るべきではない。
 小泉さんに限らず、「素人政治」が通用する時代は過ぎ去っている。

 

752 :佐藤総研 :02/09/15 03:05 ID:RDEPIdXV
ところで、小泉政権が崩壊した場合、政局・総選挙は、

        亀井が担ぐ石原慎太郎 VS 小沢が担ぐ菅直人

                       の対決に成りそうな気がする。

 

Re:小泉から見たら我々の大半は抵抗勢力
投稿者: KOZEN37 (30代歳/男性/東京近郊) 2002/ 9/11 15:26
メッセージ: 136021 / 136213

小泉は、良薬口に苦しでなく、苦いものは全て良薬であると思っている。

この無明から覚めない限り、今までの事を繰り返す。

 

689 :佐藤総研 :02/09/10 18:23 ID:p/+7PbLC
ゴルバチョフは、殆ど血を流さずにソ連を解体した。
数世紀のスケールで見れば、経済を離陸させられなかった失政と比較考量してもそ
の業績は大きい。

政治家は、現在の人気でなく後世に残る業績をもって歴史の法廷で審判される。
現在の人気も重要だが、それは政治を遂行するための通行手形に過ぎない。

 

いろいろあるけど小泉以外に首相適任者はいるか5
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/giin/1028961508/l50

365 :佐藤総研 :02/09/08 23:36 ID:+oGnXS48
・消費税の福祉目的税化
・財源の地方一括分与
・規制の一旦ゼロベース撤廃
を出来る者なら誰でもよい。

上記政策についての是非はともかく、マスコミ始め次期首相の条件として政策から
のアプローチが殆どない。
日本人の民度の低さを示している。
367 :佐藤総研 :02/09/09 01:05 ID:Pkn3IfQ2
まあいいが、「いろいろあるけど小泉以外に首相適任者はいるか」という消去法が
悲しい。
他との比較ではなく、「私はこういう理由で小泉を支持する。」と言う積極的な理
由は聞けないものか。
369 :佐藤総研 :02/09/09 01:22 ID:Pkn3IfQ2
「私はこういう理由で小泉を支持する。」と言うのを消去法でしか挙げられないの
は、2ちゃんねるの小泉ファンの人達だけではない。

日本人の殆どが、日本をどうしたいのかを語れない。

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <kokkai2@egroups.co.jp> Sent: Sunday, September 08, 2002 3:27 PM Subject:
Re: [kokkai2] IMFに手術してもらいましょう(恥ずかしいことですが(^_^;))

佐藤鴻全です。

現在、日本昏迷の本質的原因は、日本人がゆでガエル現象のまま自己決定出来ない事
にあると思います。
従って、「IMF手術」の実現は下記のような過程を経る事になると思います。

自己決定能力の欠落
   ↓
ゆでガエルのまま、行く所まで行く。
   ↓
金融破綻、平成恐慌
   ↓
IMF管理下

 

アメリカは、本当に自国および世界経済に対し勝算があるのか?
2002年9月7日23時2分

あるとすれば、短期決戦という目論みか?

短期決戦で、消費減退と石油高騰は短期間
 ↓
戦後、弾薬、兵器補充軍需で国内景気うまうま
 ↓
中東支配を確実に出来れば、原油供給、価格コントロールでうまうまうま
 ↓
サダム政権を倒せれば、テロ懸念払拭で万万歳

 

From: "K.Sato" <ew7k-stu@asahi-net.or.jp> To: <global-net@egroups.co.jp> Sent: Friday, September 06, 2002 3:42 AM Subject:
[global-net] 短信

皆さんこんばんわ。

■副島さん。
みんな、そんなに副島さんがいいんなら、副島さんちの子供になっちゃえー。
(加藤さん。言っときましたよ。)

■吉田さんへ
冊数が十分にあればいろんな掲示板で、宣伝する事をお勧めします。
(ネットにおける、自主出版物流通の感触をフィールドワークするためにも。
あるいは、自主出版の代理窓口ビジネス、さらに倉庫業とのネットワークも!?
追伸 
2chで宣伝しても良いですか?
(メール転載)

■この期に及んで不審船出没
北朝鮮に完全に主導権を握られた。
外務省は、訪朝を破綻させないように、より「柔軟」になる。
小泉さんは、その振りつけ通り。

■ペイオフ延期
単純に経済失政の証明。

■堀内さん
インデックス投信で、株価PKO。
よっ経済通!本家政策オタク!(元祖は大原一三)
記者会見は、総理気取り。(学会と話がついたか。)

■イラク攻撃の経済効果
湾岸のときは、戦争中消費冷え込み。
戦後、弾薬補給軍需本格化。
アフガンも似たパターン。
(正確な統計数字を知りたい。)
今回も小規模なら同様か?
軍需狙いの開戦要素も、ある程度の景気安定状態が前提になるのか。

■長野
全ては、今後の県内経済しだい。

■党首選
野田さんは、ナイスガイだが政策の練度が足りない印象。
やはり、菅さんか?
菅さんなら何とか党の顔になる。
左のお仲間は多いが。

 

 

http://www.asahi-net.or.jp/~EW7K-STU/