title3.gif (8498 バイト)dino.gif (16853 バイト)

[ホーム] [化石年代記] [恐竜化石発掘] [日本の博物館] [世界の博物館] [化石の取り方]

[どこで取るの] [化石ニュース][みんなの掲示板] [体験発掘]   [地層と化石]


化石体験発掘

ここは、筆者が訪ねた化石採取体験発掘をまとめたページです。

詳細は、各表題をクリックしてね

 


三重県鳥羽市 「中生代松尾総群」

安楽島から今浦に至る海岸は、リアス式の湾入や岬の突出があり、砥谷海岸を除くと海食を受けた地形が連続し新鮮な崖面や荒磯(岩石海岸)を形成しています。中生界松尾層群(下部白亜系)の泥岩や砂岩からは、シダ類植物の化石や石炭、トリゴニア(三角貝)を含む海生貝化石、カキ貝、シジミ貝等汽水から淡水生の二枚貝、巻貝の化石が比較的豊富に産し、一部に貝殻石灰岩も見られます。また古生界の一部からはレピドリナ(紡錘虫)が産します。化石の採取は、道路沿いの露頭よりも海岸に降りたほうがよく、特に干潮時を狙って採取します。


富山県下新川群旭町 「来馬層群」

富山・長野・新潟の三県にまたがって分布するジュラ紀前期の地層で、多くの動植物化石を産する。特に富山・新潟県境に流れる太平川上流では多くの海生ー瀬海生軟体動物化石が報告されている。来馬層群は砂岩や泥岩からなり、三畳紀後期からジュラ紀初期のレチアン−ライラス型のシダ植物群やアンモナイト、貝化石を含んでいる。天下の険、親不知付近ではこの来馬層群を不整合におおって、安山岩質火砕岩層がおおっている。富山県東部でこの地層の上に整合に重なる地層が5600万年前の古第三紀の絶対年代を示し親不知火山岩層も古第三紀と考えられている。


三重県美里村 「一志層群」

一志郡を中心に、安芸郡から松阪市に至る南北25Km、東西15Kmの広い面積を占める第3期中新世の海成層を、一志層群とよんでいます。新第3期中新世のころからは、伊勢平野の一部を除いて、中勢深く海が入ってきました。この海は古瀬戸内と呼ばれているもので、この海に堆積したのが一志層群で、貝化石がたくさんでます。


トップページへ