更新:2000.3.17

■デビュー曲

「赤い日記帳」

切ない悲恋がテーマとなる大人な曲です。

■ゴマちゃんの「感想文」

この曲について、ゴマちゃんは次のような「感想文」を記しました。

いつもと変わらない今日なのに

何となく優しく感じた。(うれしい)

でも、相手にも好きな人がいるのを何となく知っていて

それを日記には書いていないけど

聞くのは、二人がおわってしまいそうで

コワイ。はず。 フラれるのが私はコワイ。

何でってゆう気持ちと

切ないよーってゆう感じが

頭&*(原文ではここはハート型)の中にある。

(できてる)

[雑感] 独特の文体で、なかなか味わいがあります。特に括弧で補足している部分と、後半の「ってゆう」(14歳でこれは・・・という感じも一方ではしますが)の部分に、14歳的感性と14歳相応の恋愛理解の一端が表れているような気がします。

メンバー

(1)中澤裕子:モーニング娘。

1973年6月19日生まれ [ひつじ]

(2)後藤真希:モーニング娘。

1985年9月3日生まれ [たぬき]

(3)信田美帆:太陽とシスコムーン

1972年5月18日生まれ [猿]

(4)ダニエル:ココナッツ娘

1983年9月6日生まれ [猿]

診断

モーニング娘。は皆、動物キャラクターが異なるというのが大きな特色です(「モーニング娘。研究所!」参照)。「猿」の該当者もいません。それに対し、太陽とシスコムーンやココナッツ娘は、「猿」の該当者が複数名いるのです。更に、あか組4では、モーニング娘。以外の2名が双方共「猿」なのも興味深いところです。

ここは「年齢差」を1つの特色とするユニットですが、それに加えて(動物占いの結果からのみならず、バックグラウンドという点でも)モーニング娘。にいないタイプの人材とのコラボレーションで、モーニング娘。とはまた趣の異なる音楽世界が展開されるものと期待出来るでしょう。そういった意味で他の2ユニット以上に「異」ということがキーワードとなるユニットになりそうです。

現況

「大人の歌詞」ということで、弱冠14歳の真希ちゃんにはなかなか歌詞の真意を理解しにくいようです。これまでの3曲とは全く趣の異なる上、難易度が高いのでかなりの苦心が偲ばれますが、是非歌いこなせるようになってもらいたいものです。合間に塩昆布を大食いしたり、お眠り姫と化したりするあたりなどは御愛嬌でしょうか。ダニエルの日本語発音の上手さはやはり見事ですね。日本語のコミュニケーション能力が無いのが不思議なほどです。

メインはどうやら、真希ちゃんのようですね。お姉さま方からのアドバイスもあったものの、やはり理解は難しい様子でしたが・・・真希ちゃんをメインに据えることについては、賛否両論あると思われます。裕ちゃんのパートが前半にほとんど無いこと、ダニエルの位置づけなど、ファンからすると異論が出そうですね。しかし、真希ちゃんは年齢的にやや不利という状況下、なかなか健闘したとはいえると思います。学校帰りと思しき制服姿でのレコーディングというのはなかなか貴重なショットなのでは?

これにもダンスはあるのですね。「ミュージカルタッチ」で「歌いながら細かくリズムを」という発注から、「ソウルダンス」をベースとしたものになりました。裕ちゃんが「ごっちん大丈夫かな・・・」と言っていた通り、メインに位置づく真希ちゃんが体調を崩しており、どうなるか気になるところです。簡単そうに見えて奥が深いもののようですから、どういう点が奥深いのか、見る目が問われそうです。

 

黄色5 青色7