立川駅南口東秀

２００６年１１月２２日

立川駅南口、アレアレア前の十字路を左に曲がってしばらく行った角のマクドナルドを右に曲がると、東秀の看板が見える。
角に立った店は半分ガラス張りで、中央には配膳用の通路があり、その周りがカウンターになっている。
テーブル席もガラス側に数席ある。
この店一応メニューは中華料理屋風だが、味はどうみても中華とはいえないので中華風定食屋と言ったところ。
いつもは定食しか食べたことがないのだが、一応メニューに東秀ラーメンと、和風ラーメンがあるので、今日は東秀ラーメン498円(税込み)を試してみる。
しばらく待って女の子が渡してくれたのは、ラーメンにしては大きな和風の黒い器。
どちらかといえば、丼物が似合う器だ。
具は焼き豚が三枚、とはいっても、この焼き豚一枚が四センチ四角くらいしかなくて、三枚合わせても普通のラーメン屋の焼き豚より小さいくらいで厚みも薄い。
丸く縛っていないのでベーコンを切ったような形だ。
それに水菜を刻んでのせてある。
結構量は多いが、刻んであるだけで、味付けはない。
細かいネギがスープに浮いてるが、これは長ネギではなくタマネギのみじん切りだった。
メンマも一つかみ入ってるが、これがずいぶんと薄く切ったメンマだ。
あとは、半分に切った味付け卵。
麺を箸ですくってみると、断面が四角のやや細めの麺だが、茹であがりに透明感がない。
歯で噛んでも腰がなく、変にやらかくて麺の味もしない。
これでは、とても麺の食感が楽しめる麺ではない。
味付け卵も、どう見ても大きさがかなり小さい。
一応は黄身は半熟卵なのだが、白身が堅くてとても半熟卵とは思えない。
味付けもラーメンにいれる味付け卵にしては変な味。
スープは見ただけでもかなり色が薄く、関西風のラーメンかと思うくらいの薄味で醤油の味が殆どしない。
味を確かめると、このスープの味、定食と一緒にでてくる中華スープの味と同じだ。
この店のラーメン、一応メニューにはあるものの、ラーメンを食べに来る人の為のメニューではないみたい。

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