立川昭和記念公園よみがえる樹々のいのち

よみがえる樹々のいのち展は昭和記念公園で秋に毎年行われる野外のイベント。
枯れ木や、枯れ草などを材料にして生け花風の野外オブジェを展示する。
主催は草月会東京西支部なので作品を見てもなる程これが「草月流」風のオブジェと納得する。 場所は、昭和記念公園の正面ゲート付近のふれあい広場と、西立川口水鳥の池前斜面付近。
いずれも有料区域なので入園料を払わないと見ることは出来ない。
会場はかなり広くて、作品のオブジェもかなり巨大な物が多い。
場所によっては斜面だったり、細い道の前だったりして、場所毎に作品を工夫して作ってある。
参加者は、大学や生け花関連のクラブやサークルで参加グループ毎に作品を一つ展示している。
共同制作のため、一つの作品を数十人という大人数で作る。
会場の現場で材料を運んで組み立てるので、作るのはまる一日がかり。
テーマはかなり自由らしくて、抽象的なオブジェから、子供向けの人形まで思い思いに作るのを楽しんでる。
それほど大がかりには宣伝していないので期間中も普段の昭和記念公園とはあまり変わらない人手。
会場があまりに広すぎるので、観客はたくさん来ても混雑することはない。
見物に来るのは、制作に関わった関連者の家族や友達が多いらしくてあちこちで記念写真を撮る風景が見られる。
ほぼ実物大の巨大なキリンの像。小さい枝を細かく組み上げてあり大変手間もかかる大作。会場の入り口正面にあり最初に目に入る像でかなり目立つ。
サルスベリの木がたくさん植えてある斜面に置かれた枯れ草と枯れ木による造形。形を見るとクワガタ虫みたいに見える。枯れ草が積まれて置いてあるだけにも見えて目立たない。場所も会場横の目立たない場所なので作品に気づかない人もおおい。
パイプの煙の様な造形。大きさはかなり大きく高さは2メートルちかくあり、大きい輪の直径も三メートルもある。公園の造園の施設かなにかと見間違えてしまうので風景に溶け込んでしまいあまり目立たない。
ふれあい広場レストランの前、竹を組んで家の窓か砦風に作った造形。ほぼ実物大でかなり大きな作品。窓の裏からは人が顔をだして外を覗くにはちょうど良い。小さい窓は子供が顔を出すのにちょうどいい位置にある。後ろに見える白い椅子はふれあい広場レストランの屋外テーブルと椅子。
柵で囲った小さな動物園か、農園の牧場風の造形。動物や案山子風の木の人形が置いてある。 一目見てわかりやすく親しみが持てる、子供向きの遊び場風。
ワイングラスの様な形の大きな木の柱が並んでいて天井も付いてる。 かなり大きな造形で、人の背の高さより高く下を人が歩いて通れる。細かい木の枝を組んである。
竹で組み上げた大きな虫籠。かなり大きな作品で子供の背丈くらいはある。横に並んでいるのは竹で作ったトンボ。

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