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岡崎京子ファンサイト

以前の記事

revised

サイト開設の1996年から2014年まで、18年分です。

2012年

映画でにぎやかでした

『ヘルター・スケルター』Kindle版 販売開始

Kindle版販売開始しました。岡崎作品は、今の所これだけです。800円(コミックは1,260円)→

(他の電子書籍はこちら→ 
※右の写真は、イメージです。(11/25/2012)

私は貴兄のオモチャなの』Kindle版販売開始。(1/31/2013)
マジック・ポイント』『エンド・オブ・ザ・ワールド』追加。
『ヘルター…』以外は525円。
祥伝社は電子コミックに打って出ていますね。(2/9/2013)

岡崎先生20歳のサイン

1983年、二十歳になったばかりの岡崎先生のサインです。当時のアイドルミニコミ誌『よい子の歌謡曲』に関わっていたColoradoさんから、転載の許可をいただきました。(右の写真は見易くするために白黒にしてあります)
→Coloradoさんのtwitter →よい子の歌謡曲公式サイト →Wiki(11/14/2012)

評論『岡崎京子論』─少女マンガ・都市・メディア

杉本章吾著、新曜社、384ページ、3,570円、10月25日発売
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第一章 〈少女マンガ〉をめぐる言説空間
第二章 郊外化された〈少女マンガ〉
第三章 消費社会と女性─『pink』論
第四章 「少女」の「繭」としての東京─『東京ガールズブラボー』論
第五章 「文学性」の脱構築─『リバーズ・エッジ』論
第六章 〈内面〉と代弁/表象のポリティクス─「チワワちゃん」論
第七章 〈美〉の共同体を越えて─『ヘルタースケルター』論
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詳しい紹介→新曜社サイト (10/25/2012)

今さらですがネタ

『ヘルター・スケルター』のイラストの元ネタ、写真家ヘルムート・ニュートンの作品→

『pink』のユミちゃんはすでに食べられていた?(10/25/2012)

杉本章吾著 評論『岡崎京子論』

『岡崎京子論』──少女マンガ・都市・メディア
杉本章吾著、新曜社、384ページ、3,570円
10月中旬発売予定 →メルマガ新曜社通信 (10/9/2012)

新・山形月報!/第一回 書評・岡崎京子・ファブラボ

山形浩生さんが岡崎先生関連書籍についてちょっと書いています。→サイトcakes
(9/12/2012)

「ヘルタースケルター」を手に取る前に 岡崎京子ファンとばるぼらさんが選ぶビギナー向けの1冊

はてなブックマークにばるぼらさんのインタビューが載りました。(9/10/2012)

「ヘルタースケルター」の天才・岡崎京子はデビュー前からスターだった

エキサイトレビューに、近藤正高さんがばるぼら著『岡崎京子の研究』の書評を載せました。デビュー前の投稿誌『ポンプ』のことなども書いてあります。 →近藤さんのサイト(8/24/2012)

安野モヨコらが当時を語る

『フィール・ヤング』9月号(8月8日発売)に、2002年の再掲載時の読者の感想とアシスタントのコメント、安野モヨコのコメントを掲載。→コミックナタリー →Amazon(8/13/2012)

担当編集者と蜷川実花が語る映画秘話

コミックナタリーで、蜷川監督と『フィールヤング』編集部でずっと岡崎先生をフォローしてくれていた吉田さんのインタビューが読めます。聞き手はばるぼらさんで、他では聞けない話も多く、とても読み応えがあります。ぜひご覧ください。(7/18/2012)

桜沢エリカ、『ヘルタースケルター』と親友・岡崎京子を語る

映画と岡崎先生について語っています。女性セブン2012年7月26日号より  →NEWSポストセブン(7/14/2012)

映画『ヘルタースケルター』公開

7月14日、映画公開。
右写真は7月16日台湾の映画祭にて →「芸能ニュース」ラウンジ(11/8/2012)

『文藝別冊』総特集 岡崎京子 増補新版

文藝別冊』 総特集 岡崎京子(2002年刊)の改訂版が7月12日に出ました。表紙が新しくなり、蜷川監督のインタビューが追加されています。 →コミックナタリー
これで今回の岡崎関連出版本は一通りでました。(7/12/2012)(7/16/2012一部改訂)

『岡崎京子の研究』

ばるぼら著、アスペクト、234ページ。7月10日発売。
「世界一詳しい」資料集。あのばるぼらさんが「マニアックすぎたかも」と言う期待作!
→サイトjp.omolo.com  →本が好き!らぼ
(右の画像はKeisuke Sekiさんのtwitterより)(7/11/2012)

『平坦な戦場でぼくらが生き延びること』新版

椹木野衣著、7月8日発売。
椹木野衣さんが2000年に刊行した岡崎京子論に大胆な増補と再編集を加えました。
「へルタースケルター」論を巻頭に、初期作品から『PINK』『リバーズ・エッジ』『森』等、その時代性、普遍性を描いています。(7/11/2012)

月刊『フィールヤング』8月号

映画「ヘルタースケルター」公開を記念して、蜷川実花監督と主演の沢尻エリカさんのインタビューを掲載。8日発売。 →フィールヤング編集部公式twitter(7/6/2012)

『岡崎京子の仕事集』発刊!

7月5日、出ました。もう買うしかないです。 →twitter (7/5/2012)
ちょっと詳しい紹介→CREA WEB(7/6/2012)
失礼しました7月7日発売です。一部にだけ出回っているようです。(7/6/2012)

『RUDE BOY』『anan』7月11日号発刊

RUDE BOY 新刊『RUDE BOY』と、特集掲載の『anan』7月11日号が出ました。 『ぼくたちは何だか…』も再版出たもよう。(7/4/2012)

『ヘルタースケルター』の作り方

「『ヘルタースケルター』の作り方全部教えます!宇田プロデューサーに聞く」が結構おもしろかったです。 →骰子の眼(6/29/2012)

『ユリイカ』2012年7月号
特集=蜷川実花 映画『ヘルタースケルター』の世界

6月27日発売。

図版構成:蜷川実花
対談:美しき闘争 東京/芸術/批評/村上隆×蜷川実花
下克上 岡崎京子と蜷川実花をめぐる、二つの「ヘルタースケルター」と五人の女優/椹木野衣
溶岩とバービー人形/斎藤環
岡崎京子から蜷川実花へと受け継がれるもの/杉本章吾
インタビュー:蜷川実花
おかざき真理/D[diː]/松井みどり/飯沢耕太郎/清水穣/戸川純/安全ちゃん/金子ありさ/宇田充/樋口ヒロユキ/吉田アミ/菊田琢也
 (6/27/2012)

『映画秘宝』8月号

蜷川監督と中森明夫氏のシモネタ対談4ページ。6月21日発売。
「中森氏が下世話な興味にも応えるような話題を展開すれば、蜷川監督は「どうせ私、ナメられてるんでしょ?」など、「他に取材をうけたときには言わない」ような発言を連発する。」 →楽天woman →Amazon(6/22/2012)

ヘルタースケルター複製原画展

女性クリエイター7名(蜷川実花フルカワミキエリィもふくちゃんLyステレオテニスくるみ)が原作から好きなシーンを選び、その複製原画とコメントを展示。Tシャツも販売。6月27日~7月8日@ビームスT 原宿 →Fashionsnap.com (6/22/2012)

『キネマ旬報』2012年 7月上旬号

【巻頭特集】「ヘルタースケルター」
□インタビュー 蜷川実花監督 欲望、消費文化、そして90年代 Text by 編集部
□桜沢エリカが語る、友人・岡崎京子と映画 Text by 久保玲子
□追放された映画女優の帰還 Text by 中森明夫
□沢尻エリカは少しも敗れていない Text by 大塚英志
□摩滅する顔、見えない顔 Text by 春日武彦
(6/20/2012)

『anan』7/11号

桜沢エリカさんが岡崎作品の解説をする企画で、貴重な話がみっちり出たらしい。7月4日発売予定。 →ナデシコブログ  →anan公式サイト(6/18/2012)

新刊『RUDE BOY 岡崎京子未収録長編』

宝島社、7月4日発売予定。1,200円  →e-hon →Amazon
→『RUDE BOY』とは →drecom_tra_musik_100さんのブログ(6/9/2012)
7月4日発売しました。 →7月4日の記事へ(7/4/2012)

特集:最近の出版まとめ

最近出版が立て続けでサイトが見づらくなったため、出版関連の情報をまとめた特集ページを作りました(上記)。 (6/8/2012)

岡崎先生研究本出版!

ばるぼら著『岡崎京子研究 (仮)』 アスペクトより6〜7月出版予定
楽天ブックス
あのばるぼらさんが「マニアックすぎたかも」と言う超期待作! (6/7/2012)

7月10日発売(6/28/2012)

『ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね』緊急重版

岡崎先生の唯一の小説のようなもの。平凡社より →根井浩一twitter (6/7/2012)

『平坦な戦場でぼくらが生き延びること』新装版

椹木野衣さんが2000年に刊行した岡崎京子論の新装版を準備中。「へルタースケルター」論を含む。 →椹木野衣twitter (6/7/2012)

『くちびるから散弾銃』復刊

六月六日、講談社より発刊予定。(イケダさんより、5/18/2012)
出ました。 →『くちびるから...』について(6/7/2012)

『キネマ旬報』7月上旬号 岡崎京子と「ヘルタースケルター」

6月20日発売予定 →キネマ旬報次号予告
蜷川実花インタビュー、大塚英志、春日武彦、五所純子、桜沢エリカ、中森明夫、ほか(6/6/2012)

しまおまほさんが新聞のコラムに寄稿

まんが家でコラムニストのしまおまほさんが6月3日の朝日新聞読書面のコラムで『カトゥーンズ』を紹介。
すてきな文章ですので、ぜひご一読下さい。
BOOKasahi.com →人間小林twitter(6/3/2012)

『文藝別冊』総特集 岡崎京子 増補新版

文藝別冊』総特集 岡崎京子 (2002年刊)の改訂版が出るようです。7月10日発売予定。
河出書房新社 →Amazon →岩瀬聡twitter  (6/2/2012)

『ユリイカ』2012年7月号 特集*蜷川実花

椹木さんがなんか書くようです。6月27日発売予定。
青土社 →椹木野衣twitter  (6/2/2012)
6月27日発売しました。→6月27日の記事(6/27/2012)

川勝正幸さん追悼番組

5月30日23〜24時、spaceshower tv で川勝さんの追悼番組が放映。岡崎先生の映像(『スチャダラ30分』)も流れたもよう。 →SPACE SHOWER TV
出演:スチャダラしまおまほ
再放送:6/9(土)25:00~、6/14(木)26:00~
(5/31/2012)

荒木経惟氏72歳誕生会

5月25日の誕生会で、岡崎先生の写真がスライド上映されました。 →服部円twitter
1989年9月撮影で、『pink』や『くちびるから散弾銃』を描いていた頃ですね。
荒木さんは元気そう♡ →石井孝之twitter →荒木経惟公式サイト (5/30/2012)

岡崎先生の研究本、予約受付中!

増渕俊之著『岡崎京子の仕事集』文藝春秋、7月10日頃発売予定!
楽天ブックス
「映画化で再び注目を集めるカリスマ女性マンガ家、岡崎京子の仕事のすべてをこの一冊で紹介。未公表イラスト、エッセイ、対談を収録。」
カリスマですって(^_^;)。研究本が出るのは10年ぶりです♡(5/24/2012)

7月7日、発行しました!(7/7/2012)
(この記事は、2月12日の続きで、7月6日に続きます)

1986年の岡崎先生

当時岡崎先生と一緒に遊んでいた東京タワーズ岸野雄一さんのtwitterから、右の写真の転載許可をいただきました。

左上より時計回りに、もりばやしみほさん、山口優さん、岸野さん、桑野さん、船越みどりさん、手塚真さん、岡崎先生、加藤賢崇さん、中嶋勇二さん。CSV渋谷にて。 →加藤賢崇twitterより。

岡崎先生は22歳、3冊目の単行本が出た頃です。チャイナ服でしょうか。
参考:その他の岡崎先生の写真 (5/23/2012)

 →この時の状況についてtwitterでのやりとり(4/5/2014)

読書会コミュニティで『ヘルター・スケルター』が課題本に

日本最大級の読書会コミュニティ猫町倶楽部で、6月の読書会の課題本が『ヘルター・スケルター』になりました。

 日時:2012年06月17日(日) 16:30~18:30
 会場:東京都 代官山 chano-ma (チャノマ)
 定員:100名
 ドレス・コード:ヘルタースケルター
 参加費:読書会2000円(ドリンク&スイーツ付)
     アフターパーティ4000円

参加資格は特になく、課題本を読了してドレスコードを遵守することがルールだそうです。毎回2割くらいの人が初参加で、アフターパーティーも盛り上がるようです。→こんな雰囲気 (5/10/2012)
申し込み80人超え →山本多津也twitter(5/10/2012)
開催結果レポート(7/4/2012)

岡崎作品が電子書籍で配信開始

『ヘルター・スケルター』『岡崎京子未刊作品集 森』『セカンドバージン』の三点が電子書籍化されました。(4/27/2012)
       
『私は貴兄のオモチャなの』配信開始。(5/14/2012) 『エンド・オブ・ザ・ワールド』『マジック・ポイント』配信開始(10/7/2012)

1982年を中森明夫氏が回顧

18日発売の『新潮45』30周年号で、「新人類&おたく誕生前夜―」と題し1982年を回顧。当時18歳の岡崎先生のことなど。 →中森明夫twitter (4/23/2012)

新装版『マジック・ポイント』『エンド・オブ・ザ・ワールド』

『マジック・ポイント』(写真左)
19年ぶりの新装版、4月20日発売!!
原作者大原まり子のコメント収録

『エンド・オブ・ザ・ワールド』(写真右)
新装版が同時発売!!
単行本未収録のカラーイラストを多数収録

→ブログ大原まり子のアクアプラネット
コミックナタリー
(4/14/2012)(4/27一部改訂)

『ヘルター・スケルター』第1話綴じ込み付録

今月号の『Zipper (ジッパー)』2012年05月号 に『ヘルター・スケルター』第1話が綴じ込み付録でつきました。 →コミックナタリー(3/25/2012)

料理本『マンガ食堂』

梅本ゆうこ著、リトル・モア、2月27日刊  →Amazon
いろんな漫画に出てくる料理を実際作ってみるブログの書籍化です。『pink』の中から「マクビティのピーナッツ・バターとバナナのせ」が取り上げられています。
→ブログ『マンガ食堂』 →トリビュート(3/2/2012)

『岡崎京子の仕事集』

岡崎京子の仕事集

岡崎先生担当の編集の方が、夏の刊行を目指して地味に編集中です。
2000年の『SWITCH』岡崎特集を組んでくれた増渕さんで、その時は心が暖まりました。当サイトは全面的に応援しています。
打ち合わせで岡崎先生宅を訪れると、岡崎先生はお元気だそうです。(02/12/2012)
六月末に文藝春秋社から刊行予定です。(03/07/2012)(03/22/2012一部修正)

5月24日の記事に続く

川勝正幸さん亡くなる

川勝

80-90年代に岡崎先生達といろいろしてた「ポップ中毒者」川勝さんが、1月31日未明に自宅で火事で亡くなりました。
まだ55才なのに… ご冥福をお祈りいたします…

川勝さんのtwitter
サエキけんぞうのブログsaekingdom.com
加藤賢崇のtwitter
川勝さんに関するtogetter
ブログuraneiro
ブログ逃げてゆく日々‐北緯42°
『TV Bros』2/15号
小沢健二USTREAM『知識というサングラス
町山広美ブログ延焼日記

岡崎先生との仕事は『裏小泉』『流行の素』『「うたかたの日々」について対談』『アルファベット2/3』ほか(02/08/2012)(12/22/2013一部追加)

『ヘルター・スケルター』映画化

一昨年から噂があった沢尻エリカ主演の映画化が決まったようです。7月14日公開。音楽:上野耕路
 →公式サイト →予告編 →原作について

コミックナタリーによると、弟氏を通して岡崎先生がコメントを出しています。
弟・忠氏が伝える岡崎京子のコメント

■映画化をOKした理由
「新しい作品が描けない今、自分の作品に新たな命が吹き込まれる事に興味がある。」と。

■キャスト、りりこへの感想、期待
作者は、作品を通じて役者がどのようにりりこを演じるのか、大変興味を示しております。「原作に忠実に行うのも、演者の 体内を通してどのように変貌するのかも、受け入れる準備は出来ている。」との事です。又、「新たな解釈での新たなりりこを見てもみたい。」と。

■監督へのエール
「とにかく今、自分が新たな作品を世の中に輩出できないので、自分の作品を通じて、『ヘルタースケルター』がどの様に実写化されるのか、また、俳優、女優の方々のキャスティングや、監督の手腕で作品がどう昇華されてゆくのかなど、大変興味深く見守りたい。」との事です。
(01/13/2012)

helterskelter@tv

TVに絵が…
RadioSiozさんより

蜷川実花監督のtwitter1月15日より
「クランクイン前日、岡崎京子さんのご家族がセットをみにきて下さいました。うおおおー!!気合いはいったぞ。」
(01/18/2012)

直接関係ないけど、蜷川監督は雑誌『spoon』(2005年4月、No.28)で「太田莉菜in『リバーズ・エッジ』」という実写化企画をしています。→くずいとさんのtwipic(2/16/2012)

テーマ曲が浜崎あゆみの「evolution」に→マイナビニュース(4/27/2012)
挿入曲に戸川純の『蛹化の女』が →いぬん堂BBS(5/5/2012)
ランジェリーのRavijourの夏のカタログNo.26の表紙がりりこに (5/11/2012)
「週刊文春」の巻頭特集「衝撃スクープ 沢尻エリカは大麻中毒」(5/26/2012)
日刊サイゾー「「なぜ誰も抗議しないのか」大麻報道に一同沈黙の怪」(6/06/2012)
公式WOMEN ONLY PARTYが公開日同日開催! →SISTA_osakatwitter (6/7/2012)
映画・原作公式ガイドブック 7月6日発売予定(下記↓)(6/7/2012)
劇中CMが、パルコのCMとしてオンエア  → →マイナビニュース (7/4/2012)

関連情報→『装苑』2012年8月号 「『ヘルタースケルター』のバックステージ:岡崎京子/蜷川実花/ENZO/冨沢ノボル/長瀬哲朗/丸山敬太/上野耕路/水原希子/新井浩文/綾野剛」、月刊『宝島』8月号(7/4/2012)
映画・原作公式ガイドブック 7月6日発売
岡崎先生の昔の写真が載っています。
寄稿者:桜沢エリカ、安野モヨコ、おかざき真里、魚喃キリコ、東村アキコ、浅野いにお、衿沢世衣子。 →コミックナタリー (7/11/2012)

2011年

久しぶりの新刊『森』

新刊『岡崎京子未刊行作品集 森』

久しぶりの新刊です。祥伝社から9月14日発売。
『森』は『へルタースケルター』終了後、月刊『フィールヤング』1996年6月号に三回連続予定で掲載された短編の第一回です。事故で中断されたままになっていました。他に単行本化されていない作品もあわせて収録。
フィール・ヤング編集部速報  →コミックナタリー
(8/30/2011)

『森』第1話および予告イラスト、『へルタースケルター』のイラスト等も収められています。シュークリーム編集部の方が事故で中断してしまった後ずーっと気にされていて、やっと形にできたんだと思います。装丁もかなり凝っています。デザインはおなじみ祖父江慎+鯉沼恵一。椹木野衣さんの解説も、的を外していません。最高の布陣で編まれた本です。ありがとうございます。 →『森』とは

作品自体は、内省的で、凪のような空気感。『チワワちゃん』とのつながりを感じる。『リバーズ・エッジ』でルビコン河を渡り、『へルタースケルター』で戦いののろしを上げ、この作品でいざ敵と戦いに森に分け入った…かのようだ。
ちなみに表紙の森の絵は、岡田史子へのオマージュでしょうか… (10/29/2011追加)

四方田犬彦氏が新刊で岡崎先生に献辞

四方田犬彦『ゴダールと女たち』(講談社現代新書)に、「岡崎京子と一九九〇年代の思い出に」と献辞が載っているそうです。
(岡崎先生は四方田氏の『ドルズ・ハウスの映画館』(1993年)で挿絵を描いています)
→ブログmany books参考文献 (8/30/2011)

展覧会『ヘルタースケルター ~respect for OK!~』

浜崎健立現代美術館よりお知らせをいただきました。

2011年7月8日(金) ~ 8月5日(金)
浜崎健立現代美術館 →該当ページ
Red Museum2Fでは 山田はるか企画
グループ展「狼狽 from EAST」
Opening Reception Party
2011年7月10日(日) 18:00 ~ @ 浜崎健立現代美術館
お飲み物等をご用意しておりますので、お気軽に遊びにいらして下さい!
お問合せ:06-6241-6048 又は redbldg@ybb.ne.jp
(7/9/2011)

高橋源一郎氏の新刊の表紙に

2月18日発売の高橋源一郎『さよなら、ニッポン』の表紙に、岡崎先生の『リバーズエッジ』の見開きの絵が使われます。→ほぼ日刊イトイ新聞
「「いったい死体はどこ行っちゃったんだろう?」。ぼくが、この本の中で書きたかったことを、岡崎先生のこのセリフは一言でいってくれたように思ったのでした。」
→高橋源一郎twitter 、 (2/14/2011)

『東京に雪が降った日に』再録

『荒木経惟--父、母、陽子、チロ--生と死を見撮る写真家 (文藝別冊)』(河出書房新社、2010年11月)に岡崎先生のエッセイが再録されています。
「荒木経惟全集3、陽子」(平凡社、1996年)によせて、荒木さんと亡くなられた陽子さんについて書かれたものです。

チロが亡くなって、もう1年近くになるんですね… (1/14/2011)

2010年

岡崎先生が小沢君のコンサートに!

『Rock』フランス語版

『Rock』フランス語版が8月18日に発売。
(9/4/2010)

『ジオラマボーイ☆パノラマガール』『pink』新装版

マガジンハウスより『pink』新装版(7月29日)と『ジオラマボーイ☆パノラマガール』新装版(8月26日)が発売。
コミックナタリーによると、「新装版表紙は既存のイラストから、岡崎本人がセレクトしたものを使用している」とのこと。
(イケダさんのブログより。8/5/2010)(8/29/2010追加)
→asahi.com記事「歌手・一青窈さん〈1〉 目で楽しむ文学、女心に火」(2/7/2012)

小沢健二の5月24日のコンサートに岡崎先生が
来ていたそうです!!

(『月刊カドカワ』1993年12月号より)

twitterとMixiの話をまとめると、

2010年の小沢健二ツアー『ひふみよ』の5月24日中野サンプラザの回に、岡崎先生はベレー帽にボーダーシャツの"正装"でリクライニングの車いすに乗り、黄色い花束を持って家族と会場へ。 客席右手前方で車いすのまま聴いていたらしい。
アンコールの最後に小沢くんが客席右手をじっと見て「最後まで言うつもりはなかったし言うと泣いちゃうから言わなかったけど、 言いたくなったから言います。岡崎京子さんが来ています!」と言って去ったそうです。

私は、ぜったい小沢くんは岡崎先生を招待して、岡崎先生は客席のすみで車いすに乗って小沢くんの歌を聴くんだろうなと思っていました。岡崎先生は、すごく幸せだったと思う。
小沢くんありがとう!! 君はいいやつだよ!!!!(5/25/2010)

halmosさんのブログfantatica
takuyaさんの詳細なツアーレポート →ブログTAKYUAONLINE

青森県立美術館『ラブラブショー』


2009年12月12日から2010年2月14日まで、青森県立美術館で「出会い」がテーマの美術展が開かれています。
岡崎京子さんの原画と共に、岡崎ワールドが再解釈された映像インスタレーションがあるそうです。
青森県立美術館
岡崎京子 × 伊藤隆介 (映像作家)

norinoriさん情報ありがとう!(1/21/2010)

伊藤隆介公式サイト →メイキングビデオ
制作過程のブログ(後ろから順に読んで下さい)
(伊藤さんはマンガ評論家「村雨ケンジ」でもあり、
 1989年に岡崎先生について書いています)
小林麻美さんのブログ

(写真右上は曽我部恵一Roseブログより、
 写真右下と下は伊藤隆介ブログより)

当サイトについて

長いこと休眠状態でしたが、復活しました(2010年1月)

2009年

二千花の歌う『リバーズエッジ』

二千花というユニットの歌です。2009年2〜4月に放映されたTVドラマ『リセット』のテーマ曲です。
「岡崎先生の漫画からインスパイアされた曲」だそうです。(5/5/2009)

※二千花(→myspace)は2009年末に解散(2/15/2010)
 2012年春に再結成 →公式twitter(5/17/2013)

『ショコラ・エブリデイ』 新装版

小学館クリエイティブ 2009年2月 150ページ 1,260円

 →『ショコラ・エブリデイ』とは

2008年

『リバーズ・エッジ 愛蔵版』

宝島社 232ページ 2008年10月 1,680円
近況の記されたあとがきと単行本リスト付き

『岡崎京子デビュー25周年記念読本』

『FEEL YOUNG』2008年8月号の別冊付録
『毎日がクリスマスだったら…』(1988年)収録。各界からのメッセージ、作品リスト。

寄稿者    :推薦作品
よしもとばなな:『愛の生活』『東京ガールズブラボー』
やまだないと :『愛の生活』『ハッピィ・ハウス』
魚喃キリコ  :『pink』
山本直樹   :『私は貴兄のオモチャなの』
古屋兎丸   :『リバーズ・エッジ』
手塚眞    :『退屈が大好き』
辻村深月   :『リバーズ・エッジ』『水の中の小さな太陽』『ヘルタースケルター』
香山リカ   :『リバーズ・エッジ』
冬野さほ   :『ハッピィ・ハウス』『ヘルタースケルター』
浅田彰    :『東京ガールズブラボー』
マット・ソーン:『ヘルタースケルター』『リバーズ・エッジ』『危険な二人』『pink』『ROCK』
桜沢エリカ  :『ハワイ・アラスカ』

シュークリーム(feelyoung編集部)さんありがとう!!

新刊『東方見聞録—市中恋愛観察学講座』

小学館クリエイティブ 190ページ 2008年2月 1,260円

久しぶりの新刊。

『愛の生活』フランス語版出版

フランス版出版

2007年

ヨーロッパで出版相次ぐ。

フランスとドイツで出版

『へルタースケルター』
フランス語版
『リバーズ・エッジ』
フランス語版
『東京ガールズブラボー』
フランス語版
『pink』
フランス語版
『pink』
ドイツ語版

→フランスの版元casterman

『美麗新世界:当代日本視覚文化』
(北京大山子芸術区「798藝術工廠」

2007年9月、北京のイベントに出品される
国際交流基金
TAKAHASHI COLLECTION →評論ページ

2006年

新刊『秋の日は釣瓶落とし』

双葉社、1,000円
『秋の日は釣瓶落とし』:「週刊漫画アクション」1992年
『ハンバーガー』:「週刊漫画アクション」掲載の短編、カラー。絵柄からは80年代か。
岡崎先生の近況あり。プロフィールより「現在療養中。毎日を暖かい家族と友達に囲まれながら、ゆっくりと確実に週一回のリハビリテーションに励む。家族とのチャンネル争いを繰り広げながらも、笑いが絶えない。お肌の調子良好。健康良好。」
けっこう元気そうなご様子!(11/21/2006)

『セカンドバージン』新装版

双葉社、1,000円

新装版。未発表の番外編収録(11/21/2006)

水戸芸術館「ライフ」展


水戸芸術館 2006年7月22日〜10月9日
原画が展示される。
水戸芸術館「ライフ」展

日本のメディア芸術100選

文化庁メディア芸術祭10周年企画のマンガ部門に、80年代『pink』、90年代『リバーズ・エッジ』、2000年代『ヘルター・スケルター』が選ばれました。
→文化庁メディア芸術祭のサイトは2012年4月で閉鎖、トホホ。この国の文化度ってこの程度…

2005年

2004年のダブル受賞で祭りは終わり、以後平坦な日常へと続いていく。

新刊『女のケモノ道』

文芸春秋社 4月23日

月刊「CREA」に1994年12月号から1996年7月号まで連載されていた、女3人のおしゃべり+マンガのエッセイ。(4/25/2005)

よしもとばなな先生の公式サイトの日記

2004年11月18日と2005年1月20日に、岡崎先生宅を訪問したことが書かれています。(2/3/2005)

『へルタースケルター』ドイツ語版出版

ドイツ版出版

2004年

『へルタースケルター』ダブル受賞。数年続いた岡崎フィーバーはピークに。

手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞

出席した母のチヅ子さん
第8回手塚治虫文化賞で『ヘルタースケルター』がマンガ大賞受賞。

 →手塚治虫文化賞公式サイト
 →選考委員のコメント
 →お母さんがあいさつ
(4/22/2004)
参考:第3回同賞(1999)に『UNTITLED』がノミネートされた時の選考委員のコメント

文化庁メディア芸術祭で優秀賞受賞

2003年度(第7回)文化庁メディア芸術祭のマンガ部門で『ヘルタースケルター』が優秀賞を受賞

→文化庁メディア芸術祭公式サイト(2012年4月で閉鎖)新サイトの記録

コメント:「ありがとう」
(2/5/2004)

新刊『ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね』

2004年2月発売、平凡社
平凡社サイト

筑摩書房のPR誌「ちくま」に1995年1月号〜1996年の4月号に連載していたものです。(2/5/2004)

カドカワから新装版6点

(c)岡崎京子 (c)岡崎京子 (c)岡崎京子
(c)岡崎京子 (c)岡崎京子 (c)岡崎京子
『危険な二人』『カトゥーンズ』『愛の生活』『ヘテロセクシャル』『チワワちゃん』『UNTITLED』の新装版が出ました。
(c)岡崎京子 右は販促に作られたキーホルダー。

2003年

ずっと滞っていた新刊の出版があふれ出す。幻の傑作と期待が高まっていた『へルタースケルター』がついに刊行。同様の『うたかたの日々』も続いて出版。

新刊『恋とはどういうものかしら』

マガジンハウス 1,143円
1988年以降の短編24編を集めた短編集。
装丁が凝っています。

新刊『うたかたの日々』

宝島社 1,600円
ボリス・ヴィアン原作小説の漫画化。
月刊「CUTiE」1994年12月号〜1995年11月号連載。

なんかこのところ岡崎作品の刊行ラッシュです。5月2日出版。
月刊CUTiEに、「リバーズ・エッジ」の後に連載された作品です。(5/3/2003)

ハードカバー、箱入りで、装丁に力が入っています。

新刊『へルタースケルター』

祥伝社 1,200円
月刊「feel young」連載。Part1:1995年7〜9月号、Part2:1995年11月号〜1996年4月号。

ついに出ました。4月8日発売。なんと、一瞬ですがオンライン書店bk1で4月中旬ベストセラー総合6位になりました。(4/21/2003)

Part3まで続くはずでしたが、Part2を終了したところで事故のため中断。長らく幻の傑作として出版が待ち望まれていました。

2002年

オカザキ特集本が相次いで出版。

岡崎先生にエールが送られました

80年代の投稿マガジン『ポンプ』から岡崎先生と親交を深めていた鈴木琢さんが、闘病中の岡崎先生にエールを送ろうと掲示板を立ち上げました。第1期は2002年8月25日で終了しましたが、しばらくしたら第2期を予定しているとのことです。メッセージを本にして届けた時の岡崎先生の様子が書かれています。最近の岡崎先生の状態が、具体的によくわかります。(9/13/2002)

『へルタースケルター』再掲載

出版予告として、『フィールヤング』8月号に第一回が再掲載されました。反響が大きかったため、10月から2003年4月号まで連載になりました。

『岡崎京子研究読本 okazaki-ism』

岡崎京子研究読本 okazaki-ism

2002年7月発売、21世紀box、1,500円

 岡崎先生についての研究本です。tachさんの「岡崎京子と80年代」収録のほか、同サイトの掲示板でおなじみのイケダさんやkorosukeさんの単行本未収録作品のレビューも載ってる労作です。詳しくはtachさんのサイトへ。(8/18/2002)

『文藝別冊 岡崎京子特集』

2002年3月発売 河出書房新社

前年の『文藝』の特集が好評だったため、増補再編集して1冊丸々オカザキに。tachさんによる全作品レビューあり。
巻頭によると、岡崎先生は冗談に笑ったり海まで出かけたり、けっこう元気なようです。(3/13/2002)

2001年

この頃からなんとなく岡崎先生への関心、期待感が高まっていきました。

『文藝』2001年秋季号 特集:岡崎京子

岡崎京子特集 『文藝』2001年秋季号

河出書房新社 2001年7月 1,000円

岡崎京子の「言葉」に焦点を当てた特集120ページ。岡崎先生があちこちに書いた文章や後書きをまとめています。

『平坦な戦場でぼくらが生き延びること』

椹木野衣著 筑摩書房

美術評論家で岡崎先生の個展(1994年)のプロデューサーもした椹木さんが、筑摩書房のRP誌「ちくま」に連載していた岡崎論をまとめたもの。 →筑摩書房

後書きに「僕のことを覚えていてくれた」とあります。これは、控えめに言っても、過去の記憶がある程度回復していること、会ったことのある人を認知し、さらにそれに対して何らかの意思表示ができたことを意味しています。久しぶりに、ずいぶんいいニュースです。

1996年〜2000年

当時はネットもまだ発達してなく、情報はほとんどありませんでした。
特に目立ったニュースもありませんでしたが、掲示板は盛んでした。
また、tachさんのサイト『岡崎京子 或いは愛と資本主義』とイケダさんのサイト『sitebbiw』もにぎわっていました。

岡崎先生へのはげまし

岡崎先生へのはげまし、ファンレターを、おたよりコーナーで扱っています。(11/24/2000)

『SWITCH』2000年1月号 特集:岡崎京子×90年代

『SWITCH』2000年1月号、岡崎特集

スイッチ・パブリッシング

記事、『砂漠王子と砂漠王女』、岡崎先生の写真(撮影:荒木経惟)、作品解説他40ページ。3月号に後編が掲載。
スイッチ・パブリッシング
「特集」ページ

情報がない中での久しぶりの特集で、内容にも力が入っていたので、とても心が暖まりました。(12/1999)

『手塚治虫文化賞』選考

朝日新聞社主催の第3回手塚治虫文化賞(1999年)に、『UNTITLED』が最終選考で5位に入りました。関川夏央氏が強力に推薦したそうです。
 →ブログ漫棚通信ブログ版

キネ旬ムック『マンガ夜話』vol.2
萩尾望都・大島弓子・岡崎京子特集

キネマ旬報社 1998年12月

BSマンガ夜話(1996年8月27日放送)再録
単行本リスト、作品年表、キーワード集(12/1998)

ロッキング・オン・ジャパン1998年11月増刊号『H』

「岡崎京子とその時代」吉本ばななと貞奴の対談(p40-47)。事故当時の状況などが語られる。

新刊『UNTITLED』

角川書店、1998年5月、A5/280p、980円

事故後初めての新刊。
タイトルは、編集部と家族が相談して決めたとのこと。
編集付記からは、なお意思の疎通が十分ではないことが推測される。

コミックCUE Vol.3(1997) 編集日記

「東京大学教養学部助教授、松浦寿輝さんの詩集をもとに作品を書くはずだった」と記載。

隔月刊『クイックジャパン』No.11に近況

No.11(1996年12月、太田出版)で、赤田編集長がご家族から直接話を伺う。「小沢健二の新譜を聴いてニッコリ微笑む」

No.12(1997年2月)「岡崎京子全単行本レビュー」
バージンから最近刊のチワワちゃんまで。それぞれ400字程度のコメントと表紙の写真付き。
前書きに「病院でリハビリに努めているところで、回復に向けて毎日がんばっているとのことです」

『まんが夜話 第5夜 岡崎京子』

NHK BS2 8/26/1996 1時間
いしかわじゅん、香山リカ、高見恭子、戸川京子、岡田斗司夫他の出演で、『PINK』をテーマに、時代性、ディティル、絵の特徴などについて語られる。
岡崎先生の容態は「決していい状態とは言えない」と。

みんながはげます

『週刊文春』6月6日号に入院した状況の記事。
日経朝刊6月18日のまんがコラムで、いしかわじゅん氏がはげまし。
月刊『FEEL YOUNG』7月号〜翌年3月号まで、編集後記で岡崎先生の容態が伝えられる。
月刊『SFマガジン』8月号のあとがきで、香山リカさんがはげましのコメント。
月刊『navi』9月号で、えのきどいちろう氏が「オカザキ、頑張れ」と2ページ。
隔月刊『CUT』9月号(8月19日発売)で、吉本ばなな氏がコラム。見舞いに行った時の状況について、岡崎先生は必死に生きようとしていると。

1996年5月、交通事故に遭う

1996年5月19日夕方、近所で車にはねられる。詳細は「事故とその後」(5/1996)

ホームページ開設

1996年3月