星雲・星団の観望記録

市街地からではあまり見えませんが。

2018年の観望記録

6月13日:C5直焦点でM13

梅雨の晴れ間でスッキリとした夜空の下、月もないのでC5直焦点で球状星団M13を狙ってみました。若干緑カブリ気味かなと思いますが、76EDで撮った画像と比べると迫力ある画像になってくれたようです。

M13の写真

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5月26日:ミューロンでM57

ミューロン直焦点+294MCProでどれぐらい撮れるか、何秒ぐらいまでならノータッチガイドで撮影可能かなどをテストしてみようと思い、こと座のM57を撮ってみました。

ノータッチガイドだと8秒露出ぐらいが限界でしたが、やや露出不足気味ということでゲインを500まで上げ、マイナス15℃で撮影してみました。画像をチェックしたところ、100枚ぐらいのうち使えそうなのはやや甘めに見て50枚ほど。とりあえず処理してみるとこんな感じの画像が得られました。ちなみにダーク補正無し&フラット補正無しの「超お手軽撮影」。ということで、これだけ写ってくれれはヨシですね。

M57の写真

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5月14日:M63

オートガイドの精度などを確認することを兼ねて、4分露出でセレストロンC5直焦点でM63を狙ってみました。30枚ほどスタックしましたがそれでも少々バックグラウンドがざらついてます。でもまあしょうがないでしょうね。これぐらい撮れればヨシとしないといけないでしょう。ちなみにガイド不良はほぼ無し?細かいことを言えばわずかに流れているフレームがあったかもしれませんが許容範囲内ということで・・・。

M63の写真

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5月10日:M51

セレストロンC5+レデューサーに294MCProを取付けて、子持ち星雲M51を撮ってみました。レデューサーを使うとイメージサークルが小さくなってしまうようです。セッティングの仕方をもう少し考えないといけないのかもしれません。でも、写りそのものはこれまでより格段に良くなったように思います。

M51の写真

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5月5日:ASI294MCProでの初撮影_球状星団M13

新たな「武器」である294MCProのファーストライト。ターゲットに選んだのはM13です。付属のCD-ROMからインストールしたソフトだとカメラが認識されないなどちょっとしたトラブルはありましたが、最新バージョンをダウンロードして何とか撮影できました。ボーグ76EDとの組合せで撮りましたが、これまで使っていたDSIや224MCと比べると写野が広いので、全く印象が異なる画像になりました。

M13の写真

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3月23日:M97, M64

M97とM63を76ED+224MCで撮影してみました。

まずはM97。「ふくろう星雲」という別名の由来になった2つの暗部は確認できますが・・・。もう少し何とかならないかとは思いますが、まあこのあたりが限界かもしれません。

M13の写真

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M64はこんな感じ。「黒眼星雲」というニックネームの由来になった暗黒帯がしっかり写ってくれましたので、それだけでも良しとしないといけないでしょうね。

M13の写真

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3月17日:M105, M106, M51

これまで76EDとDSIの組合せで撮ったことがあるしし座楕円銀河M105、りょうけん座の渦巻銀河M106、同じくりょうけん座の子持ち銀河M51を76EDと224MCの組合せで狙ってみました。

M105はこんな感じ。楕円銀河は基本的にはどれも同じようにしか写らないですね。すぐそばに同じような明るさの楕円銀河NGC3384も写っています。さらに、NGC3389という12等クラスの暗い渦巻銀河もかろうじて写っています。

M105の写真

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M106はこんな感じ。このクラスの銀河はそれなりに楽しめますね。本当はもっと広がっているようですが、大阪の空ではこの辺りが限界ですね。12.5等クラスの小さな銀河NGC4248もかろうじて写っています。

M106の写真

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M51はこんな感じ。もう少し渦巻がしっかり写ってくれればとは思いますが…。まあ大阪の空でここまで楽しめればヨシとしないといけないですね。

M51の写真

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3月13日:M65&M66

しし座の渦巻銀河、M65とM66。本当は近くにあるNGC3628と合わせて3つセットで撮りたいところですが、76EDと224MCの組合せだと写角が狭いためNGC3628が入らないのが残念です。
 何度か撮ったことがあるのですが、大阪の空だとこの辺りが限界でしょうか。

M65&M66の写真

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