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噴火口跡の岩に座って腹ごしらえをしている中、興味を引かれたのはむしろ、
奥白根山の内部の景観であった。 |
この 奥白根山は、明治時代まで噴火しており、 昭和、平成に入ってからも微小地震活動や噴煙を上げたとの記録があるから、決して死火山ではない。そんな活きている山の噴火口跡で、 こうしてノンビリしているというのもおかしな気分だ。 ところで、この山を小生は 奥白根山 と呼んでいるが、
これは深田久弥氏がそう呼んでいるからで、当然 「日光白根山」という呼び方も
「草津白根山」との区別で使われている。 |
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長い休憩の後、10時に頂上を出発した。 草付きの斜面をジグザグに下り始める。 |
砂礫の道はやがてダケカンバの林に変わり、
その急斜面をドンドン下る。 避難小屋の前を通り、再び樹林帯の登りが始まる。 |
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樹林帯を登りきり、視界が開けると、
奥白根山が真横に見えるようになった。 |