岩菅山・裏岩菅山・烏帽子岳登山( コース中の最高峰は裏岩菅山:2,341m ) 2007.06.16 登山



【PHOTO & 記録 岩菅山・裏岩菅山・烏帽子岳登山 1】

この頃 詳細な登山記録を書く余裕が無く、ついイージーな 「写真と簡単な記録」 という形式を選んでおります。

何だかんだで山に行けない状態が続いているうち、ついに恐れていた梅雨入りが宣せられてしまったのだが、 何と梅雨入り宣言の翌日は快晴。
そして、土曜日も快晴との天気予報が出ては、山に行かない訳にはいかない。

早速、昨年 白砂山に登った際に、 いつか登ろうと密かに決めていた岩菅山に行くことにした。
場所が遠いだけに、少々早めに家を出る。横浜ICから東名高速に乗って東京ICで下り、早朝にも拘わらず相変わらず混んでいる環状八号線を通って、 関越道に乗る。快調に車を飛ばし、藤岡JCTからは上信越道に入る。
途中、晴れていた空も碓氷軽井沢ICを過ぎる頃から曇り空に変わって少々心配させられたが、 上田菅平ICあたりから再び青空が広がり始め、信州中野ICで高速を下りた頃には空は雲一つ無い状況であった。
信州中野ICからは志賀中野道路に入り、その後国道292号線を進む。やがて渋温泉の道を左に過ぎると、 道は山の中に入ることになり、ループ橋など変化に富んだ山道が続く。
志賀高原蓮池からは県道471号線に入り、一ノ瀬を目指す。
一ノ瀬のホテル群を過ぎれば、やがて岩菅山登山口の案内標識が現れ、暫く先で道路右側に立派な登山口が現れたのだった。
駐車は道路脇のスペースを利用することになる。時刻は 7時45分。既に 6台ほどの車が路肩に駐まっていた。


身支度を調え、7時52分、登山口を出発。
登山口の標柱には 標高 1,535mと書いてある。既に 丹沢山クラスの山の高さからの出発ということに些か気が引けるが、 地形上致し方ないところであり、また日帰り登山を可能にするにはある程度妥協せざるを得ない。

まずは木の階段の登りが続く。先に出発していた 3人組を追い越し、徐々にペースを上げる。
6月はこの辺では新緑の季節なのであろう、周囲の木々の緑がまぶしい。

新緑を楽しみながら 7分ほど登ると、 上条用水路に沿った道との丁字路にぶつかった。
右に行けば一ノ瀬であり、岩菅山へは左に進むことになる。
この辺にはかつて小三郎小屋があったとのことで、確かに小屋の跡らしきものを道の際に見ることができる。

(右の写真はT字路を振り返ったところ。右に下れば登山口)

上条用水路沿いに良く踏まれた、ほぼ平らな道が暫く続く。
この用水路はうまく周囲に融け込んでいるため、最初は自然の流れかと思ったほどである。
しかし、途中には蛇腹型の金属製水路も現れるので、この水路が人工的なものと気づく。蛇腹状の底に砂が溜まっており、 砂金など無いだろうかとつい見入ってしまう。

また、面白いことに、用水路沿いの木々には所々に青い短冊が下げられており、 そこにはこの用水路修復に対して寄付された方々の名前などが書かれている。

この用水路はなかなか面白く、 途中、右手の斜面から流れてくる沢と交差している。
縦に流れる水を横切って、水路が造られており、見事に水が交差しているのである。一寸驚きであった。

この気持ちの良い用水路沿いを 15分ほど歩いたであろうか、 左下に沢が現れると、やがて用水路とその沢の分岐点となるアライタ沢出合であった。
ここで道を左に折れ、沢を渡って山に取り付くことになる。

(右の写真で右側が用水路。左はアライタ沢。)

道は木の階段が続くこととなる。こういう人工的なものがある登山路は苦手なので、逆にペースが乱され、息が上がる。
おまけに、後ろから元気な人が追いついてきたので、ますますペースが乱れる。
樹林の中、展望のないところを黙々と登る。
ようやく展望が開けるが、方角が違うのであろう、目指す岩菅山らしきものは見えない。



岩菅山・裏岩菅山・烏帽子岳登山データ

上記登山のデータ登山日:2007.06.16 天候:快晴単独行日帰り
登山路:岩菅山登山口−小三郎小屋跡−ノッキリ−岩菅山−裏岩菅山−中岳−烏帽子岳 (往路を戻る)
交通往路:瀬谷−横浜IC−(東名高速道路)−用賀IC−(環状八号線)−練馬IC−(関越自動車道路)−藤岡JCT−(上信越自動車道)−信州中野IC−志賀高原−岩菅山登山口 (車にて)
交通復路:岩菅山登山口−志賀高原−信州中野IC−(上信越自動車道)−藤岡JCT−(関越自動車道)−練馬IC−(環状八号線)−用賀IC−(東名高速道路)−横浜IC−瀬谷 (車にて)

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