房総半島・長崎県以南、西部太平洋の熱帯域
チクショー、可愛いじゃねぇか・・・。つぶらな目が
たまらなくイイですね。ウバウオの仲間はどれも
目がチャーミングです。いっそペットにしたいなぁ。
写真は、ウニの棘の隙間に守られている。の図。
守ってあげたい・・・。と、思っちゃう!
撮影地:紀伊大島・ナギザキ
水深10m
相模湾以南の南日本、インド・太平洋
サンゴに開いた穴から顔を出してこちらの様子を
伺っているのがテンちゃんことテンクロスジギンポ。
顔だけ写真ですが、その顔はいつも笑っている風。
笑顔が絶えない笑いの神様?という実にめでたい
お魚なのであります。人間同士もこうありたいもの
ですよね。
撮影地:紀伊大島・内浦ビーチ
水深5m
房総半島・相模湾以南、インド洋・西太平洋
体の表面にびっしりラッパ状に開いた叉棘と呼ばれる
部分は実は猛毒。更にその表面をコーティングするが
如く、貝殻や石などを付けてカムフラージュするウニ。
時には捨てられた空き缶など人間のゴミを付けるので
環境問題の提起写真には格好の被写体です。こんな
猛毒ウニによく寄生するのがゼブラガニ。上には上が
いるもんです。
撮影地:紀伊大島・内浦ビーチ
水深7m
伊豆半島以南、東南アジア、オーストラリア北部、
ニューカレドニア、インド洋
その名の如く、透明の体には赤いスジが通った
小さなエビ。『赤い』と言うよりは『紅い』 が自分の
印象で、とても奇麗ですよ。トサカ類などに寄生し、
単独というよりは複数個体で一緒の宿主に住んで
いますので写真撮影には好都合です。一瞬写真を
見ると何処にいるのか判り難いですが探せた?
撮影地:紀伊大島・ナギザキ
水深22m
三浦半島〜紀伊半島
名前はウミカラマツエビ。ヤギやカラマツ類に寄生
しています。 これに名前がちょっと似ているのが、
ムチカラマツエビ。こちらはテナガエビ科のエビで
種類的には違うのですが、これに似ているのが
キミシグレカクレエビ。
おおお・・・ややこしいゾ。
撮影地:紀伊大島・ナギザキ
水深23m
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写真でパッと見た感じは人気のピカチュー(ウデフリ
ツノザヤウミウシ)。に似ていますがじっくり見ると、
明らかに違いが判るレアモノです。でも稀に大量に
発生するみたいで、こういう書き方が人間の目線で
だけ語るという典型的な例なのですね・・・。写真の
個体はコケムシ捕食中の最中。大きさは1〜2cm
程度です。壁の側面よりは上面がお好きな模様。
撮影地:紀伊大島・内浦ビーチ
水深23m
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これがご本家のツノザヤウミウシさんです。確かに
言われてみれば、人気のウデフリ・ピカチューよりも
遥かに遭遇率は低いですね。レアモノでしょうな。
カラーリングは非常に奇麗という印象。撮影した日は
僅か3m四方にウデフリツノザヤ、カンナツノザヤ、
そしてこのツノザヤウミウシがいました。さすがは
スーパー・ビーチと称される須江・内浦です。
撮影地:紀伊大島・内浦ビーチ
水深23m
伊豆半島以南、オーストラリア北部、
ニューカレドニア、インド洋
ムチカラマツ等のヤギ類に住むカクレエビですが、
ムチカラマツエビとはとてもよく似ていて困ります。
ま、実際は誰も困りはしないのですけどね・・・。
頭の上に板状の突起があるので区別出来ますが
これっぽっちの違いに気付く学者さんはエライなぁ。
撮影地:紀伊大島・内浦ビーチ
水深23m