実録ドキュメントミジンウキみゃーみゃー01の軌跡

2003年3月10日(日)、遂にオネクリM−23が流氷下の世界で感動的な羽ばたきを見せた。
しかし、今回の水中アイテムはオネクリだけではない!きっとやるだろうと誰もが予測しつつも
作成していなかった流氷のキューピット:ミジンウミマイマイ型ロボットをとうとう作ってしまった。
名付けてミジンウキみゃーみゃー!・・・・もちろん名古屋弁だぎゃー。
 
AM12:32、本日2回目のエントリーでオネクリハウス(通称クネオハウス)にオネクリM−23と
一緒に収納され、いざ水温0℃の世界へ。
 
 
  AM12:35、浮力調整を終え、遂にスイッチオン。例に
  よって右手首に装着したピンセットを使用。
  ・・・・・・・・『プルルルルル・・・・』 う、動いたぁ!
 何とも表現しようのない、実に弱々しい微弱振動で確かに
  みゃーみゃー01(ゼロワン)は流氷の世界にデビューした。

  一応?動いているのさっ!

  しかし、それにしてもここまで微弱とは・・・ かなり近づけば
  振動しているのが判るけど、遠目では全く動きになっとらん。
  昨晩の陸上でのお披露目では結構振動していたんだけど、
  やはり水中では弱かった。オネクリでも昨年まで使っていた
  共鳴振動型は水中で致命的であると証明する結果となった。

水中では現地の木澤さんらが、ビデオの前であまりにも弱々しいみゃーみゃーの糸を持っていかにも
激しく動いている様に演出してくれたが、それもつかの間、悲しいかなみゃーみゃーの糸のフックが
外れ、そのまま空しく海底に沈んでいく・・・ 海底では既にピクリともせず・・・ ジ・エンドであった。

  そして今日もウトロに夕日が沈む。
  一体、ミジンウキみゃーみゃーって何だったのだろうか・・・
 
  この日のログ付けの席でみゃーみゃーのスイッチを入れると
  実に元気にプルプル動いていた。水中では振動が吸収され、
  微弱になってしまう事をあらためて感じた次第であった。この
  事実は、今後の水中アイテム制作にも活かされるであろう。
  来年、新たなミジンウキみゃーみゃーを制作するか否かは
  全くの白紙状態であるが、仮に制作したとしても、オネクリ
  M−23の様な直接駆動型を採用するであろう。

  ま、今回現地ではみゃーみゃーも非常に好評であった事が
  オレの救いだな。
 
 

 



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