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 アコースティックギター 用語辞典

ある日のこと、私は楽器屋さんに入りました。
アコースティックギターを見ていたときのことです。

店員さん:「この”ヨンゴー”いいでしょ?」
私:「 。。。(ヨンゴー?)」

店員さん:「”ブレイシング”が”フォワードシフト”してて、
       さらに、”スキャロップ”なので、”鳴り”がいいんですよ!」
私:「 。。。。??? そうですねぇ。。。」

私は、すごすごと、お店から引き上げざるを得ないのでした。。。

このページでは、こんな、「困ったちゃん」の私のノートです。
ギター(楽器、音楽、なんでも。。)にまつわるわからない単語をメモっています。

25 words (LastUpDate 2000.10.09)

索引

[A] [B] [C] [D] [E] [F] [G] [H] [I] [J] [K] [L] [M] [N]

[O] [P] [Q] [R] [S] [T] [U] [V] [W] [X] [Y] [Z]

[あ] [か] [さ] [た] [な] [は] [ま] [や] [ら] [わ]

用語

[A]

AJ
「アジャスタブル・ロッド」の略。

[E]

EXF
「ExceptionaryFine」の略。
中古Martinの状態(程度)を表す。
この場合は、「少しだけ傷がある」という状態を意味する。
「MINT→NM→EXF→EX→VG→G」という順序で、程度が落ちる。

EX
「Excellent」の略。
中古Martinの状態(程度)を表す。
この場合は、「多少傷がある」という状態を意味する。
「MINT→NM→EXF→EX→VG→G」という順序で、程度が落ちる。

[G]

G
「Good」の略。
中古Martinの状態(程度)を表す。
この場合は、「傷が目立つ」という状態を意味する。
「MINT→NM→EXF→EX→VG→G」という順序で、程度が落ちる。

[M]

MINT
中古Martinの状態(程度)を表す。
この場合は、「新品同様」という状態を意味する。
「MINT→NM→EXF→EX→VG→G」という順序で、程度が落ちる。

[N]

NM
「NearMint」の略。
中古Martinの状態(程度)を表す。
この場合は、「ほとんど傷なし」という状態を意味する。
「MINT→NM→EXF→EX→VG→G」という順序で、程度が落ちる。

[S]

SQ
「スクエア・ロッド」の略。

[V]

VG
「VeryGood」の略。
中古Martinの状態(程度)を表す。
この場合は、「傷あり」という状態を意味する。
「MINT→NM→EXF→EX→VG→G」という順序で、程度が落ちる。

[X]

Xブレイシング
Martinが1850年に開発したトップ板のブレイシング配置方式を表す。
2本のメインの力木が交差しているためにXブレイシング呼ばれている。
力木を削った「スキャロップトブレイシング」と、
力木を削らない「ノン・スキャロップトブレイシング」の2形式がある。

[あ]

アヴァロン
ギターのインレイ部分に使用する材料の名称。
アヴァロン貝=アワビ貝である。

アジャスタブル・ロッド
ネックが弦による張力(通常70Kg前後かかる)によって、
反ってしまうのを防ぐために、補強の役目と、
ネック角度の調整ができるようにしたネック形式を表す。

エレアコ
「エレクトリックアコースティックギター」の略。
アコースティックギターにピックアップを搭載しているためLineOut可能となる。

オープン・バック・ペグ
ペグは、ギアを組み合わせて弦を巻く仕組みである。
そのペグのギアが、”むき出し”になっているペグを表す。
(逆にカバーしてあるのは、「シールドバックペグ」と呼ばれる)

[か]  

ゴールデン・エラ
「ゴールデン・エラ」とは、古き良き「黄金時代」を表すものである。
Martinが1930年代初頭から1940年年代中期頃までの、
戦前の輝かしい黄金時代に作り出したモデルの復刻シリーズに
つけられた名称であり、復刻されたモデルには、GEの記号が付く。

ハワイアン・コア
ギターのトップ、サイド・バックに使用される木の名称である。
ハワイ諸島にもに生育する木で、マホガニーと似た特性をもつ。
木目がとても、美しい。

[さ]  

スキャロップト・ブレイシング
ブレイシングをアーチ状に削ってあることを表す。
一般に、スキャロップ・ブレイシングでは、
アタック音(弦をはじいた直後の音量)が大きいといわれる。
そのかわり、サスティン(音の持続時間)が短い。

シールド・バック・ペグ
ペグは、ギアを組み合わせて弦を巻く仕組みである。
そのペグのギアに、カバーをつけたものを表す。
(逆に”むき出し”状態であるのは、「オープンバックペグ」と呼ばれる)

スクエア・ロッド
ネックには反りを防ぐために、トラス・ロッドと呼ばれる「棒」が埋め込まれている。
Martinの場合、エボニーの棒、T字型金属棒(Tバー・ロッド)、
断面が四角型の金属棒(スクエア・ロッド)、
ネック調整可能なアジャスタブル・ロッドがある。

[た]  

テーピングマーチン
シリアル番号の刻印部分にテープが張ってあるマーチンのこと。
いわゆるB級品。よく言って、アウトレットもの。

トップ
アコースティックギターの表板のこと。
サウンドホール(穴)が開いている板。

[な]  

ノン・スキャロップト・ブレイシング
ブレイシングを一切削らないことを表す。
一般に、ノン・スキャロップト・ブレイシングでは、
サスティン(音の持続時間)が長い。
一方では、アタック音(弦をはじいた直後の音量)が小さいといわれる。

[は]  

ハカ
「ハカランダ」の略。
アコースティックギターのサイド、バックに使用される最高の材料(木)。

バック
ギターの裏板のこと。

[ま]  

柾目(まさめ)
ギターの材料の話題にしばしば登場する。
年輪が平行な木目をあらわす。

マホ
「マホガニー」の略。
アコースティックギターのサイド、バックに使用される材料(木)。
同義語として「チョコレート」と呼ばれることもあり。

[や]  

[ら]  

[わ]