“ホワイト・プリンセス” ★ 監督:フォレスト・ウィッテカー |
アメリカ大統領の一人娘が大学に入学して恋に落ちます。しかし、その恋の相手が、実は身分を隠して警護したシークレット・サービスだったことから・・・というラブ・コメディ。 まず、何とお粗末な邦題の付けかただろうと思う。ホワイト・ハウスとプリンセスをくっつけただけにしろ、お粗末過ぎる。原題の“ファースト・ドーター”という切れ味の良い題名が台無しである。いくら大統領の一人娘、すなわちアメリカではプリンセス物語の主役となるにしろ。 やはり大統領の娘が逃避行を繰り広げ、恋をした相手が実はシークレット・サービスだったというラブ・コメディに「チェイシング・リバティ」がありますが、ラブ・ストーリィとしては同作品の方がずっと収まり良く、楽しかった気がします。 ※なお、主役を演じるケイティ・ホームズは、「バットマン・ビギンズ」でヒロインを演じた若手女優。その父親の大統領役を演じるのが映画で初代「バットマン」を演じたマイケル・キートンであるというのは、本作品とは関係ないこと。 2006.05.21 |