“バットマン
ビギンズ” ★★ 監督:クリストファー・ノーラン |
「バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲」以来8年ぶりとなる“バットマン”の映画化だそうです。 前半は、両親を強盗に殺されてからヒマラヤまで放浪し、ブルース・ウェインがバットマンになる決意をするまでのストーリィ。何とここに渡辺謙さんがちょっと登場するのですが、あまり重要な役ではない。 経緯説明はファンとしてはそれなりに納得するものですが、前半と後半という2つのストーリィをくっつけたという感じが残り、その分“バットマン”としては中途半端に終わった印象を受けます。 主演のクリスチャン・ベイルが平面的で面白みを欠く分、執事アルフレッド役のマイケル・ケイン、ウェイン産業の発明者フォックス役のモーガン・フリーマンが良い味を出していて、本作品を支えています。 “バットマン”シリーズが好きであれば観てみたら、という作品。
2005.10.29 |