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1.マタタビ潔子の猫魂 2.海に降る 3.駅物語 4.真壁家の相続 5.賢者の石、売ります 7.対岸の家事 8.会社を綴る人 10.わたし、定時で帰ります。ハイパー |
わたし定時で帰ります。ライジング |
「マタタビ潔子の猫魂(ねこだま)」● ★☆ ダ・ヴィンチ文学賞大賞 | |
2012年01月 2019年12月
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気軽に楽しめる、軽オカルト系エンターテインメント、というところでしょうか。 イジメ、それに対してこっぴどい仕返しを、というストーリィ構図は何と現代的でしょうか。だからこそ、どう仕返しをするのかという部分に、いささか興奮を覚えてしまいます(苦笑)。 ※ふと姫野カオルコ「ひと呼んでミツコ」を思い出してしまいました。こちらも痛快なユーモア小説。 鬼海星(オニヒトデ)/洗熊(アライグマ)/西洋蒲公英(セイヨウタンポポ)/欧羅巴毛長鼬(フェレット) |
「海に降る」 ★★ | |
2015年07月
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横須賀に本拠を置く独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)、そこには日本が世界に誇る有人潜水調査船<しんかい6500>があった。 両親の離婚により別れたきりの父親から、幼い頃に深海の美しさを吹き込まれた天谷深雪は今、JAMSTECで<しんかい6500>のパイロットを目指している。しかし、いよいよという段階で深雪は閉所恐怖症を発してしまい、パイロットの道は遠のいてしまう。 一方、深海で見た謎の生物<白い糸>に取りつかれたまま海に転落死した深海生物学者を父親にもつ高峰浩二は、その真偽を自ら確かめようと、JAMSTECの広報課に転職してきます。 さらに、異母弟だと名乗る小学生=北里陽生(はるき)がいきなり深雪の前に現れ、事情を聞かされた深雪は暫く陽生を預かることになります。 深雪、浩二、そして陽生の3人を主軸にした人間ドラマであると同時に、深海調査に熱い想いを捧げる人たちの姿を描いた海洋冒険ストーリィ。 深海調査という舞台設定に興味は尽きませんが、冒頭で深雪が躓いてしまうことから、前半での面白さは今一つ。 しかし、後半になって深雪の再生という趣き、新たな事実の出現から、ストーリィは俄然面白くなります。 何故危険を冒してまで人間が深海に潜らなくてはならないのか、無人探査機で十分なのではないか? 誰しもそういう疑問を抱いて不思議ではありません。 しかし、深海に潜る、見知らぬ世界を探索するという行為には、限りない夢が、ワクワクする想いがあります。その夢、想いを実現する存在が<しんかい6500>という次第。 そういえば子供の頃、海の世界へ夢を抱かせてくれたのは、ジュール・ヴェルヌ「海底二万里」のノーチラス号でした。 本書に登場する<しんかい6500>とは、現代のノーチラス号なのでしょう。最終局面に思わず興奮、十分堪能しました。 ※なお、有村架純主演TVドラマ「海に降る」(計6話)のストーリィとは、舞台は共通ながら殆ど異なっていましたね。 プロローグ/深度0メートル/深度200メートル/深度500メートル/深度1000メートル/深度2000メートル/深度3000メートル/深度5000メートル/深度6500メートル/深度7000メートル/ふたたび深度0メートル、そして、11000メートルへ |
「駅物語」 ★☆ | |
2015年02月
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新人の女性駅員を主人公に、東京駅を舞台にして、駅が抱える様々なトラブル等を描いたお仕事小説。 主人公は新卒の新人駅員=若菜直。東京駅に配属された初出勤の日に駅は“奇跡の起きる場所”、そんな駅員を目指したいと挨拶しますが、果たして駅はそんな場所なのでしょうか。 駅員の仕事というのも興味尽きませんが、最近の駅が抱える問題にどうしても目が向いてしまいます。 通勤定期券/鉄道グッズ/伝言板/旅行鞄/エンブレム |
「真壁家の相続」 ★★ | |
2019年10月
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相続・遺産分割問題は、すんなりいけば問題ないが、一旦モメ始めるととことんモメてしまうのである。 本作は、とくに財産という程のものがある訳ではないのに、仲の良い家族だった筈の真壁家が、遺産の取り分をめぐって揉め出すや、それぞれのエゴ噴き出すという、典型的な相続ストーリィ。 主人公は大学で法律を勉強中の孫=真壁りん。 一人暮らしだった祖父が急逝し、その後の家族問題の渦中に巻き込まれます。 りんの父親は次男の渓二郎で、五年前から失踪中。りんの母親=容子は嫁の立場ですが、最近2年間はパート勤務の傍ら一人で祖父の介護を担ってきたという経緯有り。 ところが、長姉で独身・自営業の波子、長男の陽一郎、次女で事実婚している風子が遺産の分割協議を始めると、容子は他人だからとあっさり蚊帳の外、というお馴染みのパターン。 そもそも相続問題で揉める最大の原因は、相続人各自の状況に差異があり、各自もまた問題を抱えていること。そして、相続人の配偶者がやたら口を挟んでくること、にあると思っています。 本作でその典型例が、陽一郎の妻である靖子。当事者たち以上にあれこれ激昂しながら口を挟んでくるのですから。 一方、祖父の下で居候していた植田大介と、容子は、共にかつて自身の相続問題で揉めて居場所を失った経験を持つ人物。 そうした他人の目が加わることによって、真壁家の問題が立体的に浮かび上がっています。 りん、何とか真壁家が壊れるのを阻止しようと奮闘しますが、空回りという印象が拭えず。社会経験のない大学生が調整できるほど、簡単な問題ではないのですよ、お金が絡むのですから。 コミカルさがある一方、これから相続問題に立ち向かうことになるかもしれない方たちにとっては、参考になるストーリィではないかと思います。 なお、りんの母親=容子の身の処し方が鮮やか。最後にはうっちゃりを喰った気分で、笑ってしまいました。 プロローグ/1.真壁りん/2.植田大介/3.真壁渓二郎/4.真壁靖子/5.真壁陽一郎/6.真壁風子/7.真壁波子/8.真壁容子 |
「賢者の石、売ります」 ★ |
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2019年11月
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主人公の羽嶋健児31歳は、調査会社から大手家電メーカーに転職して3年目。調査部でそれなりに成果を上げたものの、課長候補として商品企画部に異動。しかし、その人事には、事業部長の怒りを買って“島流し”にされたという噂が付きまとう。 何故なら健児、極端なまでの<科学>信奉者で、ここまで言ってしまうか!?と驚くくらいの徹底した<似非科学>嫌い。 そんな人間が、似非科学の象徴と言えるような美容家電担当部署で何ができるのやら・・・・。 手当たり次第にあれこれを似非科学と批判し、そうした商品を全廃する、理解しない人間は「未開人」とこき下ろして止まない健児の鼻持ちならないことと言ったら。 しかし、健児がそう思い込むようになったのにはそれなりの事情があったと中盤で語られるのですが、同情は感じても好感を抱くというまでには至りません。むしろ、気の毒な人間と感じてしまうことの方が多い。 健児の臨月を迎えた姉や母親、元同級生、会社の同僚、元恋人といろいろ登場し、健児という人物を立体的に描き出していきますが、批判はしても次に中々踏み出せない人物像という印象が濃いです。 最後、ようやく一歩を踏み出す健児が描かれ、本作はそこに至るまでのストーリィだったのかと思い至りますが、釈然としない気持ちが多く残ります。 どうも、すっきりしない気分。 ※本作で好感を持てた登場人物は、健児の同僚である寺内梨花、元恋人で編集者の桐島紗綾、姉の旦那=征貴辺りでしょうか。 彼らの存在によって本ストーリィが救われている、と言っても過言ではない気がします。 |
「わたし、定時で帰ります。 No Working After Hours!」 ★★ | |
2019年02月
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題名だけ見ると、マイペース型の女性社員を主人公にした、ユーモアのあるお仕事小説、という印象だったのですが、読んでみるとさに非ず。 主人公は東山結衣、32歳。企業のデジタル方面をサポートする会社の社員。この結衣のモットーが、誰が何と言おうとも定時に退社すること。ビール半額サービス時間にギリギリ滑り込んで飲むビールの美味いこと! 2年前、決まっていた結婚が、相手が結衣より仕事を大事にしたことから直前で破綻するという痛みを経験したものの、今は自分と価値観を共有する相手=諏訪巧との結婚が秒読み段階に入り、全てが順調。 ただ、ちょっと引っかかっているのは、2年前に別れた種田晃太郎がその後に結衣の勤める会社に転職入社してきて、今や制作部の同じチーム所属になってしまったこと。 その晃太郎、相変わらずワーカホリックぶり。 最初こそ、会社を舞台にしたお仕事小説という印象でスタートしたのですが、後から転職入社してきた上司がとんでもないブラック、そのうえ人の弱みに付け入り、巧みに操作してブラック仕事に追いやっていくという展開へ。 お仕事小説なんて呑気に言っている余裕はもうありません。 定時退社の結衣さえそれを返上するばかりか、チーム全員が倒れる寸前の状況にまで追い込まれていきます。 これはもうブラック的なサスペンス、ハラハラドキドキしっ放しです。 会社がブラックなのではありません。パズルの一パーツ、たった一人ブラックな人間が放り込まれただけで、ここまで凄絶な状況になってしまうのか、という驚き、怖さを感じるばかり。 仕事に対する考え方も、私が若い頃のような、残業、サービス残業当たり前という時代から、残業は最低限にし早帰り優先という現在へと、随分変わったものだと思います。 本ストーリィで描かれるのも、前者を当然とする人間たちと、結衣ら後者を望む人間たちとの対立、距離の遠さです。 そうした対決は、それはそれで仕方ないものですが、自己満足、自分の評判のためだけに大勢を巻き込む人間がいたら、それはとてもたまらないことです。 予想外にサスペンスチックな作品。きっと興奮せざるを得ないと思います。 1.皆勤賞の女/2.スーパーワーキングマザー/3.会社に住む男/4.期待の新人/5.仕事が大好きな人 |
「対岸の家事」 ★★☆ | |
2021年06月
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専業主婦、ワーキングウーマン、立場は違えどそれぞれ子育てに悪戦苦闘する人たちの孤独、救いという現代社会ならではの問題を連作風に描いた群像劇。 主人公の村上詩穂は2歳の娘を子育て中の専業主婦、27歳。 児童支援センターでふと、ワーキングウーマンたちが洩らした「専業主婦なんてもはや絶滅危惧種、時流に乗り遅れ」という陰口を耳にします。 本当にそうなのでしょうか。そしてまた、そんな陰口を叩かれるような悪い存在なのでしょうか。 ええっ?と驚いたのが正直なところ。 でも、私の若い頃は専業主婦が当たり前、今や働きながらの子育てが当たり前、と時代が変化しているのは事実でしょう。 そんな陰口が叩かれる理由は、自分たちはこんなに苦労して子育てしているのに専業主婦として安穏としていられるのは許し難いというヤッカミが感じられます。 でも専業主婦だからといって子育てが楽、という訳では決してない。 一番大きな問題は、悩みを打ち明けたり助けを求められる相手がいない、子育ての大変さを周囲に理解してもらえない、という孤独感ではないかと思います。 その辺りの実相を、専業主婦、ワーキングウーマン、育児休業中の男性等々と、様々な立場から諄々と描き出したストーリィ。 本作の素晴らしさは、単に社会問題を描いたのではなく、それぞれの登場人物たちが抱える悩み、苦しさ、悔い、ヤッカミといった感情の迸りをリアルに描き出している点。そして、たとえ嫌な面を晒しだそうと、その胸の内に苦しさを抱えているからこそと判り、誰も憎むことはできない、と思える処にあります。 とにかく登場人物たちの間(夫婦間も含め)における時にシビアなやり取りに、ハラハラドキドキしっ放し。 皆がピリピリしている時には、ゆっくり一つずつ歩んでいこうとすることも大切だよなぁと感じさせられます。 子育て家族小説の逸品、お薦めです! プロローグ/1.専業主婦が絶滅危惧種になった日/2.苦手なパパ友/3.時流に乗ってどこまでも/4.囚われのお姫様/5.明るい家族計画/6.家のことは私に任せて/7.大きな風/エピローグ |
「会社を綴る人」 ★★☆ | |
2022年09月
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これぞ“お仕事小説”の逸品! 何をやってもダメ、32歳でやっと中堅製粉会社の総務部に正社員として採用された紙屋(仮名)が主人公。 せっかく入社できたものの、上司からは期待できないと判っていた、同僚女性からはそのブログに「給料泥棒」と書かれ、散々。とはいうものの、自身で同感しているのですから哀しき哉。 そんな主人公が、文章を書くことだけが自分の取り柄と信じ、文章を通じて会社に貢献しようと努力していく、自分に目覚めていくというお仕事小説。 インフルエンザ予防接種を励行する社内メール、読書感想文の締め切り通知、事故防止標語、社内誌コラムと、徐々にその文章力が認められていきます。 「どうしょもない私の会社を綴る」というブログをアップし、主人公に時に冷たく、時に優しく接する同僚女性の榮倉(仮名)との、互いの文章を論じ合ったりするやり取りが楽しい。 また、ゼネコンで有望若手社員という評価を勝ち得ている3歳年上の兄とのやりとりも、デキる兄とダメな弟というありきたりな関係に陥ることなく、兄弟の温かさがあって気持ち好い。 最後は思わぬ展開が待ち受けていて、その最後でこの物語の正体が明らかにされるのですが、その仕掛けも私は好きですね。 たかが文章、されど文章・・・昨今ではメール等々仕事でもペーパーレスが主になり、文章の出来不出来が気にされなくなっている傾向を感じます。 実際、私の職場でも、幾ら何でもこれは、と思う文章が平気でまかり通っています。 そうした中で、文章の大切な、意味を改めて見出そうとする本ストーリィは、とても嬉しい。 会社での仕事という面もきちんと描かれていて、これはもう間違いなく、お仕事小説の逸品と言って過言なし。是非お薦めです。 1.たかが社内メール、されど・・・/2.おじさんに読ませる文章なんてない/3.さようなら、紙の文書/4.社内文書には真実が書かれている/5.社史が語るのは過去だけではない/【試行錯誤の二年間 資本業務提携を記念して】 |
「くらやみガールズトーク」 ★☆ | |
2022年02月
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男女均等といっても、まだまだ男性に比べ女性は辛い宿命を背負っていると言わざるを得ない。 自由に自分らしく生きたいと願う女性たちへの応援歌、というべき短篇集とのこと。 題名からは、コミカルで明るい雰囲気のストーリィだろうと思っていたのですが、まるで逆。むしろ陰鬱な印象を受けるストーリィが殆ど、と言えます。 「鏡の男」は、親の都合を押し付けられる娘の状況。 「花嫁衣裳」は、結婚した途端に名字を奪われ、男側の親族にとり囲まれたような思いに囚われた新妻の状況。 「ガールズトーク」は、コミカルどころか、ほぼホラー。 「藁人形」、いくら何でも現代で丑三つ詣りとは!? 「獣の夜」は、赤ん坊の世話に追われる母親のシンドさ。 「子育て幽霊」は、母親の痴呆化を目にした娘の想い。 「変わるために死にゆくあなたへ」は、可愛い女子に生まれなかった女子の悲哀。 「帰り道」は、曾祖母の死と、新しく生まれてくる妹の存在にゆすぶられる小学生女子。 それぞれ女性の辛さを描いたストーリィ。そんな状況に負けず、頑張ってほしいというのが朱野さんが本書に篭めたメッセージなのでしょうけれど、男性読者である私としては陰鬱な印象が強く、今一つ。 しかし、本書に描かれた女性の辛さは、男性も理解しなくてはいけない問題だと肝に銘じます。 なお、「花嫁衣裳」の夫、夫側親族はかなり極端だなぁと感じます。私も息子が結婚してから、決してそんな態度をとってはいけない、取るまいと思い、注意している次第です。 (「嫁」という言葉自体が、もはや時代錯誤ですよね) 鏡の男/花嫁衣裳/ガールズトーク/藁人形/獣の夜/子育て幽霊/変わるために死にゆくあなたへ/帰り道 |
「わたし、定時で帰ります。ハイパー No Working After Hours! Hyper」 ★★☆ (文庫改題:わたし、定時で帰ります。2−打倒!パワハラ企業編−) |
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2021年03月
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「わたし、定時で帰ります」の続編。 種田晃太郎と東山結衣、それぞれ昇格し、結衣もサブマネージャーという管理職に。 それでも“定時に帰りたい”という気持ちは変わらない結衣でしたが、管理職になればなったで難題がいろいろ増えます。 新人の教育も責務となりますが、甘露寺勝は何の実績もないくせに“大型ルーキー”と自称して泰然、第二新卒の桜宮彩奈は可愛いが仕事はまるでできず。出来が良い筈だった野沢花は母親の言いなりばかり。 さらにベトナム人留学生のパオ・グエンの世話までと。 こりゃ結衣ならずとも、癖ばかりある新人社員を前にし、頭を抱えたくなるのは当然のこと。 さらに、管理職ともなれば業績目標の達成にも心を砕かなければなりません。 そんな時に飛び込んできたのが、根っからの体育系ブラック企業<フォース>からのコンペ話。しかし、これもまた問題起業。 なにしろ「力がなければ男じゃない、腹が出たら女じゃない」というCMを流し、差別だとしてネットで大炎上という会社なのですから。 それを象徴するように、担当役員、運動能力で人を評価しパワハラ、女性蔑視のうえでセクハラお構いなし、という具合でまぁ前近代的な人物ですね。その必然的な結果として、身勝手な、業務時間を無視した注文ばかり。 自社のホワイト化(ブラック企業に対する言葉でしょう)を目指す灰原社長、そしてグロこと石黒からは、人材募集のためにも結衣は定時に帰れ、その負担は楯となって晃太郎がすべてかぶれ、という指示。 えーっ、そんなんでいいの? というストーリィ展開。 定時退社って、本当に会社員にとっては難題なのですよね。 一つには、残業して当たり前という風潮。それだけでなく社員側にとっても、自分のの能力具合がはっきり出てしまうことへの恐れ。また、残業代減少による給与収入減。 本作中でも、結衣に「頑張って」という割に、自分は協力する気がまるでなく、むしろできるもんかと結衣を嘲っていたり、と。 そうした難題、苦境の中で、どう結衣が管理職として目覚め、皆のために戦い、一挙逆転へ持っていくかが、本ストーリィの見所。 幾ら何でもこれはと思う新人ばかりだったり、誇張過ぎるところもありますが、サスペンス的な面白さで、読み応えたっぷり。 さらなる続編、あっても良さそうですねー。 晃太郎と結衣のその後も見てみたいし、第3弾、期待します。 1.自称大型ルーキー/2.素直すぎる子/3.ハイスペック留学生/4.ディストピアの住人/5.会社クラッシャー |