そこいらで撮影したテキトーな写真

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【 2012 夏の富士山登山 】

【 登山靴購入 】

【 富士山登山リベンジ 】

【 CASIO プロトレックトリプルセンサによる高度の推移 】

【 OSPREY hornet 46 と・・・ 】




2012 年 08 月 13 日(月)〜 14 日(月) 【 富士山登山 】

富士山周辺、13 日〜14 日の天気予報は曇り時々雨
降水確率は 30 〜 40 %前後

まあ、少々雨に降られても、時折晴れ間ももあるだろう
お鉢巡りで少しは広大な景色が楽しめるだろう

っと思っておりました

13 日朝から一家 5 人で水ヶ塚駐車場へ
マイカー規制のため、駐車料金 1,000 円支払って!エースくんを駐車
タクシーで!富士宮口五合目に到達
高所順応の意味もあり、そこでゆっくりとおにぎりなど食べて休憩
0940 登山開始
T くん( 10 歳)のペースでゆっくり登るので楽ちん
天気が悪くなってきて、雨がポツポツ
雨具を出そうかと思った 1310、宿泊予約していた七合目の山荘に到着
天候はその時点から急に悪化
山小屋の宿泊人数が急に満杯になってギュウギュウ詰め状態
山小屋の人が廊下で寝ている状態
天井からは風雨の音がずっと聞こえていました
ほとんど熟睡できない状態で大変でした

風雨が和らげば山頂まで、っと思い、0030 起床
0140 登り始め
少しの間雨が和らぎましたが、すぐに天候悪化
0225 八合目手前、標高 3135 m 地点で登頂を断念
下山してきました
しばらくは登って来る人たちとすれちがいましたが、すぐに皆下山方向



ヘッドランプで照らしても、霧のために足元の地面が見にくい状況
パワーのあるライトが欲しくなりました
気温はそれほど低くないので、凍える感じでなかったのは幸いでした

0530 富士宮口五合目に無事下山
タクシー待ちの列に並び、水ヶ塚駐車場まで降りてきました

エースくんの中には温泉用に準備した着替えセットがあって助かりました〜
しばらくヒーター!
体を温め、帰宅しました




さて、トラブルがなかったわけではありません



登り始めの六合目で自分の左の靴のソールがバックり
当初は前側だけだったので、スパッツ用に準備したガムテープで応急処置
左足先に気を配りながら、何とか七合目山荘まで到達
山小屋の主人が応急処置を教えてくれたので、それに従う
軍手をひっくり返して靴にかぶせ、ガムテープでグルグル巻きにするという方法
軍手 1 コとガムテープをグルグル分いただき、ありがとうございました

その後、登頂断念ポイントまで行き、下ってきた六合目で、こんどは右足の後ろ半分がバックり
スパッツのゴムで押さえながら、ソロソロと下山
タスシーを待つ列付近ではズリ足のサンダルみたいな状態
水ヶ塚駐車場でタクシーを降りたとき、左足のソールはボロッと取れてしまいました

もし、登頂できたとしても、この靴が壊れていたでしょう
下山に苦労したかもしれません

左右のソールが同日に剥がれたのは、経年劣化と思われます
お気に入りのダンロップのドロミテ(現在は市販されていないようです)
いくら良い靴でもこんなになってはどうしようもありません
登山前にはしっかりチェックすべしと反省しました



壊れてない他の 4 人分・・・





こちらはヘッドランプ
左から、
@ 古い PETZL 製単3×2 本の電球タイプ 149 g
A 工具屋のセールで 250 円だった単4×3本のLED 12 灯タイプ 115 g
B 工具屋のセールで 200 円だった単4×3本のLED 2 灯+赤灯 1 灯タイプ 70 g

今回は、Aを 1 コと Bを 4 コ使用し、@を室内用も兼ねてスペアに持参
結局、Bの 1 個が見つからず、妻が @ を使用
ヘッドランプがないと歩けない状態だったので、スペアがあって正解でした

B はチャッチイですが、光量もあり、角度調整もできて実用性は十分
単4×3本タイプでは最軽量と思われます
防水性が疑問ですが、今回の風雨×4 時間では問題ありませんでした

A は 2 段階に明るさを調整できるし、B よりも光量はあります
@ の出番はもうないのかも・・・
防水性は良さそうなんですが

※ A はこれを書いた後、いじってたら壊れて点灯しなくなりました
水が入ったことが原因のようです
明るさ調整、点滅など電子回路があることが災いしたのでしょう
( 2012/08/22 追加 )




ひどい山行になってしまいましたが、子供たちには苦いけど良い経験になったと思います
富士山の五合目以上の天気は把握しづらく、予想が難しいです

かなり先になりそうですが、是非リベンジしたいと思います
体力つけて、山小屋なしで登らないかい?




2012 年 08 月 22 日(水)【 登山靴購入 】

先日の富士山で壊れてしまった古い登山靴
調べたら「ドロミテのウラり」っというまあまあ名前の知れた靴でした
でも、登山用品店で見てもらったら、「水漏れがあれば直してもダメ・・・」っとのこと
修理費用も割高になるだろうし、直すのは止めました

そこで、新たな登山靴を物色
本日購入してきました〜



LA SPORTIVA Trango S EVO GTX
重さは左右で 1,441 g
通販購入が常ですが、サイズのこともあり、今回は ICI 石井スポーツ横浜店で購入
他の靴 1 種も履いて比較・・・
この靴で 10 分間ほど店内を徘徊
良さそうなので決定
他のカラー、赤、青、緑、の設定もあるのですが、サイズがないとのこと
その辺が気になるところですが、黄色が良いと思っていたので問題ありませんでした

他にも多くの候補があったのですが、あまり悩んでも決まりませんから・・・



勧められて衝動買いしてしまったインソール
「安定感が増す」っとのこと
元々のインソールと交換し、踵が 5 mm ほど高くなる
重さは 1 枚 47 g ( 元々のインソールは 20 g )
4,515 円と高価ですが、説明を受け、試し、良さそうだったので・・・
通販ではありえないことですが、しばらく入れてみようと思います




2012 年 08 月 29 日(水)【 富士山登山リベンジ 】

2 週間前の登頂失敗が悔しくて、お父さんだけリベンジしてきました
自分的には 3 回目の登頂です

火曜の夜、仕事が終わり、18 時過ぎにエースくんで横浜を出発
御殿場のコンビニで飲料やおにぎりを購入
2034 に表富士宮口五合目の駐車場に到着
たまたま空いていた良い場所に入れることができ、ラッキーでした


(撮影は下山時)

良い場所とは、登山口から遠くなく、水平に近いことです
傾斜が強いと車内で眠れません

軽く夕食を済ませ、仮眠
スエット上下+靴下+敷布団に毛布2枚でしたが、寒かったです

2355 目覚ましで起床
0035 に登り始め
大休止は取らずに頑張ったのですが、きつかった

10 合目到着は 0509 で、日の出時間 0504 に間に合いませんでした
元々富士宮口山頂からは御来光が見えない
見るなら近くの高台に登るか、最高点まで行かねばなりません
だから全然間に合わなかったんですね


観測ドームはもうない
下方に歩いている人はお鉢巡りに行く

最高点からは、子供の団体が大声で叫んでいる
一般の人からどう見られるのか、指導者の品位が疑われる
だから、その団体が下りてくるまで最高点に行くのは待つことにし、しばし休憩

最高点到達は 0542
最高点では、最高点の柱で記念撮影を撮る順番待ちの列ができて大変
一度下に降りて列の最後尾に並ばないと写真が撮れない
平日なのにこんなにも混んでるなんて、富士山登山者の増加が感じられます



お鉢は深くえぐれていて、降りる登山ルートはない
いつか降りてみたいが、無理そう

さて、今回は単独行で山小屋を利用しない
だから、ストーブケトルセットを持参



今回は snow peak のセット
GST100+ソロセット 焚 のフタなしです
重量だけならチタンコッヘルが優位ですが、パッキング性に優れてます
( ソロセット 極 チタン、買わねばなりませんね )

最高点の建物の壁際で使わせてもらいました



ちょっと実験も・・・

秋月のデジタル温度計で沸点を計測
お湯は 86.1 ℃、ラーメンで 86.6 ℃

こんなことしてたら、煮え過ぎて麺がのびてしまいました



さてさて、佐々木茂良さんという富士山登山愛好家をご存知でしょうか?
今年 8 月、富士山 1,000 回登頂を達成した方です
64 歳〜72 歳の約 8 年間での達成だそうです



ほぼ毎日のように登っているらしいので、会えるかと予想
会えたらサインをしてもらおうと、この本を持参していました

下りの途中、七合目小屋の下で登ってきた佐々木さんと会うことができました!

サインだけお願いできれば、っと思っていたのに、たくさん会話もできました
名刺の交換もしていただきました
靴は毎年 2.5 足買い、、2 回ソールの張り替えもするそうです
ってことは 1 年間で 7.5 枚ソールを消耗するってことかな?
ヘルメットは滑落体験や岩にぶつかった経験から愛用しているそうです



1013 回目の登頂日だそうです
ゆっくりと丁寧に書いていただきました

ありがとうございました〜



あとは下山



佐々木さんに会えるかと急いだりしてバテ気味
延々と続く下りはきつかったです

1051 に無事五合目に下山



# 1 新しい登山靴と、私は偏平足だった!話

靴自体は良し!特に当たる個所もなく、快適
しかし、インソールがダメ!
高かったのに!
店の人に、「偏平足かな〜」っと言われた時、止めれば良かったです
両足ともインソールが土踏まずに当たり、痛くなってしまいました
インソールの土踏まず部分をカットすれば良いかもしれませんが、多分ダメでしょう



# 2 登山道が便所臭い話

五合目から登る際、六、七、八、っと各合目を頼りに登っていく
あと少しで○合目、そこで休憩しよう
なんて登るですが、各合目の小屋が近づいてくると便所臭い!
風向きもあるのでしょうが、糞尿臭い!
アリエンティーっ!
自分的にはこれだけでも世界遺産にはふさわしくないと思います
入山料を取り、その費用でもっと設備を整備したり、本腰を入れないと・・・
個人的には民営の山小屋の存在がおかしいと思う
公営にして、自治体、国が管理しないといい加減になってしまうでしょう



# 3 年令、体力のこと

前回の富士山登山は 1999 年ですから、13 年前
佐々木さんはまだ登ってない頃です
その時に比べると、やっぱ体力ダウンは否めない
特に下りはひどくなりました
日々脚力を保つようにトレーニングしたいです
ただ、昨年から始めたパワーブリーズのためか、呼吸機能は良くなった?
山頂での SpO2 は、1999 年 72 %、今回 81 % でしたから・・・


(前出)



帰る際、駐車場は当然の満車状態
2 km ほど下ったあたりまで路肩に駐車しているクルマがありました

APG(オートパラダイス御殿場)に寄り、茶畑の S テンチョに会って帰りました




( 12/09/01 追加 )
【 CASIO プロトレックトリプルセンサによる高度の推移 】



X 軸は経過時間でなく、08/29 の時刻
メモリーされた高度が低めだったため、全体に+55 m 補正
天気が良く、高気圧だったのだと思います
表富士宮口五合目より、0035 に入山、1051 に下山
富士宮口頂上は 0509 到着、0733 下山を開始
最高点には 0542 から 0645 まで 63 分間滞在

登りは七合目付近までハイペース過ぎたようで、その後はペースダウンしているようです
特に六合目を通過するあたりはハイペース過ぎるように見えます
剣ヶ峰に大声で叫んでる団体がいたために、頂上で少し時間を潰したのが分かります
富士宮口頂上、0515 頃の高度と、0730 頃の高度が異なるのは、気圧がさらに上がったためか・・・
下りは佐々木さんに会うまで一気に精力的に歩いてます
佐々木さんに会った後はバテテしまい、2,580 m 付近で大休止しているのが分かります

これを見て反省↓

下りの後半でバテテしまったのは、登りの前半で飛ばし過ぎたためと思われます
前半を少しセーブし、同じペースで登りたい
富士宮口頂上到達時に時間を潰さず、きれいな一直線で剣ヶ峰に到達したい
グラフにしたら、高度差的に六合目から新七合目の間隔が広いことに気付く
ここの時間をゆったりとるプランが良いかもしれない
同様に、九合目から九合五勺と比べ、九合五勺から頂上までの間隔が少し広い
このため、"胸突き八丁"と呼ばれる急登のきつさが強調されているように思う
ここも時間的に余裕をとったプランが良いと思う

次回登ることがあれば、高度の推移を比較してみようと思います
私のプロトレックトリプルセンサは古いので、15 分間隔のメモリー機能
今はもっと高性能な物があるのかな?
これでも何とか使えてる??




2012 年 09 月 02 日(水)【 OSPREY hornet 46 と・・・ 】

登山ネタが続きます

今まで使っていたザック MILLET 40 L も古く、一部は破れたり、もうダメでした
重さを計測すると約 1,700 g
それほど重くありませんが、調べるともっと軽いモノがたくさん売られている

そこで、いろいろと物色し、軽量のザックを購入



OSPREY hornet 46 (L)

アメリカ製の軽量ザックで、重さはカタログ値 710 g → 実測 742 g
ザックだけで今までの MILETT 40 L よりも 1 kg 近く軽くなる!
ポケット類もたくさんあって使いやすそう
ボトルホルダーやウエストバッグみたいな小バッグも不要になり、計 1 kg 以上軽量化できます
荷物を入れて背負ってみないと使いやすいか分かりませんが・・・

強度が劣るでしょうが、今後はもう重い荷物は背負わないでしょう・・・
重めでも 10 kg、MAX 15 kg ?

購入は USA の通販サイト
08/23 注文、09/11 配達予定とのことでしたが、早く配達されました
明細がまだですが、日本で購入するよりも約 2,500 円( 16 %)安くゲット
急がなければ安い方が良いと思います



佐々木さんの本を見て、綿を含まないパンツを買いに行きました〜
登山用品でなくても、素材が条件を満たせば同じでしょう?
シャツ類など何点か購入しましたので、次回山行で着てみましょう


さて、問題発生!



長年活躍してきた Nikon D70
先日 08/13-14 の雨中山行の後、壊れてしまいました
雨だったので、ザックの中にビニール袋に入れた状態
一度も出さなかったのに、袋から出したら結露してました
電源が入らず、こん睡状態のまま・・・
もうダメでしょう

04 年 04 月購入ですから、8 年 4 カ月間
3 回修理にも出してます

次期マシンが未定ですが、どうしようかな?
一眼レフって大きいので、持ち運びに困る
アーチスト的な活動は実質ないので、必然性はない
写真にある対角 180°の広角レンズが使いたい唯一の理由でしょうか・・・

Canon の誘惑はあるんですけど!

追加
( 誘惑は現実となりました〜 )






つづく・・・




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