テキトーに撮った写真 その19

【 北海道 9日目、10日目 】

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2005 年 08 月 16 日(火) 【 北海道9日目:札幌→苫小牧フェリーターミナル 】



 定山渓のホテルの窓からの景色(Fisheye)。駐車場の車はほとんどが札幌ナンバーで、遠くても帯広などの道内ナンバーでした。サービスが今一なのは仕方がないのかな・・・?。

さて、それでもゆったりできたので良しとしましょう・・・。札幌市内→苫小牧方面へ出発です。



 路上のパーキングスペースに駐車して時計台を見学



 時計台の前には馬車が・・・



 時計台の機構解説模型と整備に使われた工具類



 よく読まなかったが、なにやら美味しそうな料理見本・・・



 ガラスケースに入った木製の模型



 時計台の前に移動してパチリ。タクシーが前に停まっていてジャマくさい。

 

 その後、支笏湖に移動。湖畔の写真は撮らなかったのよ・・・。お土産屋さんはかなり充実していて良い感じ。



 支笏湖から苫小牧方面に向かうまーーーーっすぐな直線道路。旧サルトサーキットの直線を思い起こさせます。路面はあまりよくないけど・・・。



コンビニで買出しして苫小牧フェリーターミナルへ。



口をあけて待つ「さんふらわあ」号。



 左:乗船を待つリフレ。右:ドライバー以外は長い通路を歩いて乗船します。



 いよいよ乗船。一台ずつ係員に誘導されて入ります。



 輪止めされて落ち着いたリフレ。前も後もキャンピングカーでした。



 一等客室はけっこう落ち着けます。2 段ベッド 2 つ、テレビのある居間スペース、ドア側に洗面台と洋服掛け。



 各自に浴衣と手拭い、洗面セット。



 窓から見た苫小牧港。長い乗船通路が見えています。



 出港は 18 時 45 分で、すぐに夜で真っ暗。夕食は船内レストランのバイキング。値段が少し高いし味も今一で、お弁当を買っといても良かったかな・・・。ここでも「パイナップル山盛り」・・・。
 船内はずーっとエンジン音が響いていて、慣れてしまいますがやはりうるさいですね。


2005 年 08 月 17 日(水) 【 北海道10日目:フェリー→帰宅 】



 翌朝も良い天気。外部デッキはかなりの強風。煙突は後方にあるので、排気ガス臭くはありません。


 地球は丸かった!(Fisheye)。



 船の両脇にはずっとこのような波が・・・。



 船内はけっこう広くて、展望露天風呂やゲームセンター、シアターなども・・・。



 材質は何なの?。



 救命ボートはちょっと小さいんでない?。



 約 19 時間航行の後、やっと大洗港が見えてきました!。船はゆるやかに右に旋回中。



 船の進行方向は左で、左に旋回してバックして接岸。入ったのと同じドアから下船します。



 予定通りの 13 時 30 分、下船は同乗者全員が車に乗り込んで一緒に出ます。お盆の Uターン時期でもあり、ギュウギュウづめ状態。



 陸地に下りるとホッとしますね・・・。さんふらわあ号クン、さようならー。(バックカメラ 2 の画面部分のみコントラスト調整)



 常磐自動車道の友部 SA で食事休憩。遠目には白くてさっぱりした感じですよね・・・。SA の売店は納豆だらけ。



 夕方 5 時に無事帰宅♪。写真ではあまりわかりませんが、前面はかなり汚れています。
 リフレくん、お疲れさまでしたん・・・。


行程まとめ
行程 宿泊 距離 km
8/08(月) 横浜→首都高→東北道→青森FT→乗船 フェリー、函館で仮眠 794
8/09(火) 函館→朝市→赤レンガ→洞爺湖温泉 トーヤ温泉H 193
8/10(水) 洞爺湖→旭山動物園→道の駅猿払→宗谷岬 宗谷岬 P 539
8/11(木) 宗谷岬→稚内→宗谷岬→紋別→層雲峡温泉 層雲峡温泉 P 381
8/12(金) 層雲峡→大雪ダム→北見市街→阿寒湖温泉 阿寒湖シャングリラH 161
8/13(土) 阿寒湖→釧路和商市場→ノロッコ号乗車→キャンプ場 達古武オートキャンプ場 95
8/14(日) キャンプ場→十勝エコロジーパーク 十勝エコロジーパーク 145
8/15(月) 十勝→札幌の回転寿司→定山渓温泉 定山渓グランドH 267
8/16(火) 定山渓→札幌市街→支笏湖→苫小牧FT→乗船 さんふらわあ号で爆睡 106
8/17(水) 大洗→常磐道→首都高→横浜 171
合計 2,852

まとめ

 走行距離はかなりハードですので、一般向けではありませんね・・・。運転が好きな人は参考にしてください。前半に長距離行程を持ってきたのは正解だったと思います。移動中、子供たちにはDVD を見せている区間もありました。小さな子供に景色を見ろと言っても無理ですよね・・・。

 今回は私のこだわりで最北端を入れたので、3日目、4日目の走行距離がきつくなっています。旭川から北はあまり見所がない?ので、旭川以北はカットするのが賢明だったと思います。はっきり言って「
最北端で寝た」「最北端の写真を撮った」「最北端のステッカーを買った」「最北端ラーメンを食べた」だけです。カットすれば網走、知床、摩周湖、屈斜路湖が回れますから、もし次回行くとすれば最北端は外すと思います。

 周囲の車がかなり速いので普段よりも飛ばしていましたが、速度取締り検問で捕まるほどの速度は出していません・・・?。全行程で 3 箇所ネズミ捕りをやっていました。

 疲れを取ったり子供たちの息抜きにホテルを入れたのも良かったと思います。他にもホテルの前に停まっているキャンピングカーを数台見かけました。阿寒湖のホテルではコインランドリーが使えたので助かりました。しかし、ホテルは経営が苦しい感じがミエミエで、関東のホテルと比べていろいろな面で劣る印象でした。特に定山渓は温泉街全体がさびれている感じでした。層雲峡は泊まっていませんが、活気があって良さそうでしたけど・・・。

 我々は炭火バーベキューや幕営はあまりしないのですが、それでもゴミがかなり溜まって大変でした。テロ事件以来、ゴミ箱がなくなって捨てられないからです。長期旅行者はどうすれば良いのでしょうか・・・?

 宗谷岬P、層雲峡温泉P は駐車場泊には最高でした。特に層雲峡温泉はシャモニーを思わせる小さな街造りになっていて、こんなところに寝てていいの?っと思ってしまうほどでした。っが、ジンギスカンを食べてビールを飲んで爆睡してしまったのです。

 キャンプ場はおそらく最高の 2 つに行ったのだと思います。どちらも事前に予約をとりましたが、当日は満員でした。どちらもすごい広さで遊べるのですばらしかったです。達古武は自然の湿原をカヌーや自転車で楽しめますし、ゴミ捨て場があったり管理もしっかりとしています。十勝は人工の敷地ですが、キャンプサイトはゴルフ場のように刈られた広大な芝生区画ですし、1日では回りきれない程の広い敷地を歩いたりサイクリングしたりできます。こちらも受付でゲート開閉のリモコンをくれるなど管理はしっかりしていました。この 2 ヶ所はぜったいにお勧めです。
 ただ、キャンピングカーには基本的に幕営用スペースは必要ないわけで、周囲の車がテントを 2、3 張張って中で料理をしたり食事をしたりしているのを見るとリフレがちょっと場違いな気がしました。AC コンセントのあるキャンピングカー専用区画のあるキャンプ場が最適なのでは?・・・っと。だってちょっと車外で炭火を使って料理をしても、食事をするのは車内の方が快適なんだもん・・・。

 朝市はいろいろなところにあるのでしょうね。大きいところで函館の朝市と釧路の和商市場に行きましたが、和商市場の方が食材を買うには揃えやすかったです。小さな区画に効率よく様々な店が詰まっているからです。我々はキャンプの料理用に肉、パン、野菜などを買うことができました。

 北海道に渡った時点では帰りのフェリーが予約できていない状態でしたが、旅行中に日に 2 回程度電話していたら予約が取れました。日にちが近づくとキャンセルが出るのだと思います。帰りも青森→東京を走るのはちょっときつかったのでラッキーでした。
 机上で計算したところ、大人2名+子供2名で札幌時計台から横浜まで帰宅すると仮定すると、青函フェリーの場合は 861 km 多く走り、24,331 円安く、所要時間はほぼ同じ(睡眠休憩時間分長い)、という結果でした。ですから、居眠り運転の危険なども加味し、どうしても 24,331 円節約したいか、十和田湖などで一泊したいのでなければ、苫小牧→大洗のフェリーを利用するのが得策のようです(苫小牧→大洗フェリーは一等Bで計算・燃料代は燃費7.9km/L、106.7円/Lで計算)。
 我々は行きには青森まで走って青函フェリーを利用したのですが、函館観光を計画していたので大洗→苫小牧フェリーは検討しませんでした。苫小牧→函館→洞爺湖→支笏湖などのプランも良かった??。


北海道を車で計画している方の参考になれば・・・っということを
  • 北海道はとにかく広い(距離が長い)ので、制限速度をメーター読みで走っていては予定通りに着きません。200 km 移動するのにメーター読み 50 km/h では 4 時間で着かないのです。自車が実際何キロで走行しているかを知っていた方が良いと思います。例えば、メーターで 60 km/h でも実際には 50 km/h 前後ということです。ナビに機能があれば、各速度のときに何キロ出ているのかを調べると良いと思います。
  • また、道の駅や小さな観光地がある度に立ち寄っていては、なかなか距離を稼げません。目的地を絞って切るところは切る方が良いと思います。我々も知床、網走、釧路のフィッシャーマンズワーフ、摩周湖、屈斜路湖、襟裳岬、小樽などをあきらめました。
  • 路面は凹凸がかなりあります。橋付近や継ぎ目では急にバウンドするような箇所が多いですから、路面をよく見てしっかり減速した方が良いです。また、トラックのダブルタイヤの轍(わだち)が深い道路が多く、かなりふらつきます。轍を外すか乗るかをはっきり決めた方が良いと思います。
  • キャンピングカーで車中泊を考えている方の場合、札幌、函館、釧路などの市街地以外ならば、どこでも一応の良い場所はあると思います。無計画な旅が好みで、走って行って「ここにしようか・・・」っといった行動も OK と思います。ただし、ファミレスはほとんどないし、コンビニも過疎地域には少ないので、食事場所や朝食には注意した方が良いと思います。



10 日間の費用 - 備考       (大人 2 名、9 歳、7 歳、3 歳)
有料道路 30,860 殆どETC 川口→青森、首都高(横浜 東京)、横浜新道、含む
フェリー代 87,890 青函 18,890 円/苫小牧→大洗(一等B) 69,000 円 / 5m以内
燃料代 34,010 帰宅時半量残あり給油しておらず 軽油 318.85 L( 106.7 円/L)
駐車料金 1,640 函館朝市、動物園、釧路和商市場(ノロッコ号の間)、札幌時計台
施設入場料 3,050 動物園、水族館、科学館、流氷科学センター/全員入場しないことあり
宿泊代3泊 105,605 トーヤ温泉H、阿寒湖シャングリラH、定山渓グランドH (JTB、じゃらん)
キャンプ場2泊 7,050 達古武オートキャンプ場、十勝エコロジーセンター
レンタサイクル 1,400 達古武4台、十勝2台
温泉代 6,000 猿払、層雲峡、達古武シャワー、十勝
ノロッコ号 4,960 釧路←→塘路 座席指定 往復
-
合計 282,465
食事代、お土産代、ゲーム代、おもちゃ代等は含まず

 あくまでも御参考まで・・・。

 合計ではけっこういきますね。でもこのシーズンだと同人数で沖縄 3 泊くらい・・・?。値段の比較はあまり意味がないですけどね。

 2008 年 GW の沖縄に行きましたが、ハイシーズンだとこの値段では 2 泊できませんね。改めてキャンピングカー旅行はかなりお安いと痛感しました。飛行機代が入りますし、旅行の質が全く異なりますけど・・・。

2008年5月21日追加


 フェリー代と宿泊費が大きいです。宿泊代についてはキャンプ場が断然安い・・・(食費や温泉代が別ですが)。もちろん宗谷岬、層雲峡のように駐車場だとタダです。でも 3 日に 1 日くらいはホテルに泊まりたいですよね。特に 3 歳児にはキャンプの連続はきつかったようです。

 旅行中は運転に集中するため、燃費やお金のことは全く気にしないで妻に任せました。燃費は概算で 7.9 km/L くらいかな・・・?。高速道路で 120 〜 130 km/h とか踏むとかなり悪いようでした。ただの勘ですが、80 km/h くらいで流してるのが最も高燃費と思います。

 それにしてもトヨタの新型 2500 cc ディーゼルターボはすばらしいです。平地ならメーター読み 140 km/h で巡航できるから驚きです。風がなくて路面の良い道路でないとこわくて踏めませんが・・・。しかし、ちょっとうるさいので、静かな場所でエンジンをかけるのは気を使います。


つづく・・・


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