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山形置賜の湯巡り byやませみ 【第3回】 飯豊町の温泉 |
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■台沢(がまの湯)温泉「いいで旅館」 B/ 新装がまの湯は循環+強カルキ臭で最悪。露天に救われる。 http://www.q-pop.ne.jp/gama/ 飯豊町椿4498 TEL/0238-72-3706 350円 9-21時 無休 <DATA> 脱衣所に掲示(椿源泉のみ) がまの湯源泉 単純硫黄泉 9.8℃ 詳細不明 椿源泉 Na-Cl・HCO3 46.3℃ pH=7.4 蒸発残留物=2515mg/kg Fe(II)=3.5 米坂線の羽前椿駅の至近、飯豊町の街中の温泉。「いいで旅館」よりも「がまの湯」のほうが通りがよい。以前あった木造の本館は無くなり、立派な新館が拡張されて大旅館に変わっていた。館内は豪華なつくり、朱の笠や琴の音曲BGMなんぞで高級旅館みたいな雰囲気を演出している。近隣からの研修会や団体の宴会で賑わっているようだ。披露宴にも使われている。浴室は新装で、サウナ付き内風呂と露天岩風呂、貸し切り家族風呂もある。 内風呂の黄緑色半濁の湯が昔からのがまの湯であろう。なかなか魅力的な色調だが、強循環+カルキ臭ぷんぷんで、その正体を観察するどころではない。皮膚病に効能高い湯なんだそうだけど、かえって具合悪くなりそう・・・。露天はできたばっかりのようだ。3x3mくらいの岩風呂に、椿源泉が15L/minくらい掛け流されておりほっとする。褐色がかった緑色半濁(60cm)で、わりと新鮮な鉄臭。数値よりも土類泉っぽい感じ。ちょっとつるすべ(1)。以前の本館には、八角形木枠が面白い掛け流しがまの湯(混浴)があったのだが、残念なことである。(2001.10.29) |
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![]() 平屋でお年寄りにやさしい「しらさぎ荘」 |
![]() 小振りの露天は紅茶色のモール泉 |
■白川温泉「白川荘」 B/ 湯口の硫黄臭にわずかに温泉を感じる。浴室からの眺めが良い。 http://www.nakatugawa.co.jp/shirakawaou3.htm 飯豊町数馬218-1 TEL/0238-77-2124 300円 8-20時 第1・3水曜休 <DATA> 脱衣所に掲示 白川ダム温泉・数馬源泉 S57.7分析 *規定泉(メタ珪酸・総硫黄) 12.8℃ pH=7.2 蒸発残留物=191.9 H2SiO3=66.0 HS=0.6 H2S=0.4 *) 掲示は「単純冷鉱泉」という有り得ない泉質名になっている。 広河原間欠泉に向かう途中から右に入る。白川ダム湖岸公園の一角に立つもと公共温泉。現在は白川郷リゾートの運営。周辺は最上川源流の森で、2次林が広く残っている良好な環境。紅葉の穴場でもある。2食付き8000円で宿泊したが、料理も部屋もなかなか充実の格安。 大きなガラス張りの浴室は飯豊山と白川の眺めが良い。6x3mタイル浴槽の内風呂のみでシンプル。湯口でわずかに硫黄臭を感じるのが、かろうじて温泉だと分かる程度のさっぱり湯(重曹型)。少し黄緑色のようだがタイルの色かもしれない。ほんの少しつるすべ(0.5)。加熱循環だが、カルキ臭はないのでけっこうのんびり浸かることができる。源泉は宿の北西、数馬沢の奥に自噴するものを2km引湯しているそうだ。(2001.10.29-30 宿泊) |
![]() いかにも公営っぽい外観の「白川荘」 |
![]() ガラス張り内湯は眺めが良い |