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山梨の湯巡り9 [3] byうつぼ |
■富士・山中湖温泉「かんぽの宿山中湖」 富士吉田鐘山から忍野八海のよこを通り山中湖へ抜ける道は、R138渋滞時の抜け道として知られています。ファナックの黄色い工場を抜けてすぐ左手を少し入ったところ。道沿いに看板が出ているのですぐわかります。正式には「山中湖簡易保険保養センター」という郵政公社系の宿泊施設が日帰り開放するもので、建物はわりあいこぢんまりとしてやや古びた印象。 男女別の浴場はかなり年季が入っていて老舗の温泉旅館の浴場のよう。内湯(みかげ石枠タイル貼7.8人)、超音波風呂(ジェット×3)に露天(鉄平石造7.8人)を配置。露天まわりは坪庭風に仕立てられていて、展望はききません。カラン7、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。日曜14時で2〜5人と盛夏の山中湖とは思えない空き具合。客層もレジャー客というよりは、地元の年輩客中心の感じ。 内湯は、石の湯口から熱湯を大量投入でかなり熱め、もうひとつある湯口は止まっていました。メインの排湯は槽内上面排湯口からですが、追いつかず浴槽フチ全面からザコザコのオーバーフロー。底面排湯口は作動していないようでした。 無色透明無味でごくかすかな温泉臭?。カルキ臭がないのがなにより嬉しいです。成分の薄いお湯なので特徴のある浴感はないものの、ヌルすべがあってやわらかく入り心地のいいお湯で、露天の湯口そばでは少ないながらアワつきもありました。 予想以上に湯づかいはよさそうで、客層も落ち着いているので、ハイシーズンなど「紅富士の湯」の雑踏を避けるにはいい施設かと思います。 アルカリ性単純温泉(Na-(CO3)・SO4型) 25.1℃、pH=9.5、206L/min掘削揚湯、成分総計=118.4mg/kg、Na^+=29.8mg/kg
(82.70mval%)、Ca^2+=3.7 (11.45)、Fe^2+=0.1、Cl^-=3.4 (6.56)、HS^-=0.05、SO_4^2-=15.5
(20.98)、HCO_3^-=9.2、CO_3^2-=27.0 (59.01)、陽イオン計=34.7 (1.57mval)、陰イオン計=56.1
(1.52mval) 〔2004年9月レポ〕 |
![]() 「かんぽの宿山中湖」の外観 |
![]() 「かんぽの宿山中湖」の男湯内湯 |
![]() 「かんぽの宿山中湖」の男湯露天 |
■山中湖平野温泉「石割の湯」 男女別の浴室は、内湯ゾーンに内湯(20人、ジェット3・打たせ湯2付)、源泉ぬる湯(3人)、寝湯(3人)、浴槽はすべて木枠鉄平石貼。露天ゾーンに岩露天(岩組石敷3.4人、屋根付)と檜露天(檜枠伊豆石敷15人以上、屋根付)。カラン17、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。連休10時で男湯なんと50人以上!みなさん朝から洗い場に列をなして一心不乱に身体を洗っています (^^;。富士登山帰りか? 内湯は、木の湯口から熱湯を投入+ジェット注入+打たせ湯投入でオーバーフローなし(槽内排湯不明)。 お湯は浴槽により微妙に違います。内湯の3槽と岩露天は、無色透明無味で内湯で微かにカルキ臭?、岩露天では強烈なカルキ臭。特徴のある浴感はないものの、源泉槽では少ないながらアワつきがありました。 駐車場よこに温泉スタンド(カード式)と源泉?が流されているところがあり、ここの水では僅微石膏orたまご味と僅微イオウ臭が感じられました。 アルカリ性単純温泉(Na-SO4型) 25.6℃、pH=10.0、185L/min掘削揚湯、成分総計=221.8mg/kg、Na^+=62.0mg/kg
(86.51mval%)、Fe^2+=0.04、Cl^-=0.9 (0.93)、HS^-=0.3、SO_4^2-=103.5 (66.75)、CO_3^2-=15.9
(16.46)、陽イオン計=70.6 (3.12mval)、陰イオン計=151.2 (3.22mval)、メタけい酸=----、メタほう酸=---- <H7.2.8分析> 〔2004年8月レポ〕 |
![]() 「石割の湯」の外観 |
![]() 「石割の湯」の男湯内湯 |
![]() 「石割の湯」の男湯源泉ぬる湯 |
![]() 「石割の湯」の男湯檜露天 |
![]() 「石割の湯」の温泉スタンド |