みしゅらん掲示板 特集クチコミ情報 | ![]() |
山梨の湯巡り9 [2] byうつぼ |
■西川温泉「麗峰の湯」 以前、一般公開していない仮設浴場があったものを、今年1月にリニューアルオープンし、一般公開を開始したようです。建物は仮設浴場に毛のはえたようなこぢんまりとしたもので、観光客はまず入らないのでは? 建物の横には足湯(無料)もあります。入口に料金箱があり管理人不在のときはここに料金500円を入れます。この日も管理人はいませんでした。 男女別の浴室は、加熱槽(木枠みかげ石貼2.3人)に非加熱槽(同1.2人)ととても小さいもの。カラン2、シャワーあり、シャンプー・ドライヤーなし。GW17時で男湯3人。加熱槽は塩ビパイプから非加熱源泉投入+加熱湯注入で、槽内からパイプに一部吸引あるもののかなりのオーバーフロー。非加熱槽は塩ビパイプから非加熱源泉を投入で槽内注排湯はなくザコザコオーバーフローのかけ流し。 無色透明のお湯は加熱槽で適温、非加熱槽でやや冷ためのぬる湯。弱い石膏臭に甘い石膏味、アルカリ性の硫酸塩泉らしいヌルすべとキシキシがいりまじる心地よい湯ざわりがあり、浴後は肌に弾力感が出てすべすべとなります。 Ca・Na-硫酸塩温泉 33.7℃、pH=9.36、151L/min掘削揚湯、成分総計=1.616g/kg、Na^+=233.0mg/kg (44.70mval%)、Ca^2+=249.9 (55.03)、Cl^-=90.3 (10.71)、SO_4^2-=997.1 (87.19)、CO_3^2-=9.6、陽イオン計=485.2 (22.66mval)、陰イオン計=1102.9 (23.81mval) <H10.6.18分析> 〔2004年5月レポ〕 |
( 5月10日やませみさんからコメント) >うつぼさん *河口湖温泉郷には下記の4つの源泉がありますが、この”麗峰の湯”と同一源泉かどうかは不明。 天水の湯 Ca・Na-SO4・Cl 42.5℃ 蒸発残留物=4826mg/kg 麗峰の湯 Ca・Na-SO4 37.0℃ 1760 霊水の湯 Ca・Na-SO4・Cl 43.2℃ 4159 芙蓉の湯 Ca・Na-SO4・Cl 39.5℃ 3845 宅配もする元湯らしいのでたぶん同源泉でしょう。 麗峰の湯は泉温が低いので加熱利用ばかりかと思っていましたが、源泉ザコザコの施設が存在するとは、ぬる湯大国の山梨らしいですな。takayamaさん誘って夏の山梨ぬる湯巡回オフなんていかが? 船津の「町営芙蓉の湯」は相変わらず町外不可のようですね。 浅川の霊水の湯には公衆浴場はないのかな? |
![]() 「麗峰の湯」の外観 |
![]() 「麗峰の湯」の足湯 |
![]() 「麗峰の湯」の男湯 |
![]() 「麗峰の湯」の女湯 |
富士河口湖温泉郷 河口湖大橋たもとの日帰り施設「河口湖温泉寺」(ここと系列は同じ)はPが満杯だったのにここはガラ空きでした。以前は靴をビニール袋に入れ持ち込むシステムでしたが、今は日帰り客用に下駄箱が用意されています。 内湯は、赤みかげ石の湯口から熱湯と水の2系統混合投入。オーバーフローがありますが底面のスノコ下からの排湯もあるかも。石露天は、木樋の湯口から少量投入+側面注入でかるくオーバーフローがありますが、底面巨大排湯口からの流し出しがあるかも?岩露天は、木の湯口から投入+底面&側面注入。オーバーフローなく、ここも底面巨大排湯口からの流し出しあり?岩露天の浴槽まわりは石膏らしき白い析出が出ていていい感じ。 お湯は露天2槽と内湯でぜんぜん違います。内湯は無色透明無味無臭、温泉らしさはあまり感じられませんでした。露天2槽はかすかに黄濁し、岩露天では茶色の浮遊物があり僅微塩味で石膏泉系のおだやかな温泉臭。ごくかるいヌルすべがあるやわらかなお湯。 富士五湖エリアにはハズレのお湯もけっこうありますが (^^; 、施設のできはさしおいてとにかくいいお湯に浸かりたいときは西川温泉「麗峰の湯」、お湯も施設もそこそこ求めるときは、ここと「天水」がおすすめかと思います。なお、HPをプリントアウトしていくと料金200円引になります。 <芙蓉の湯温泉(河口湖町営第2号源泉)> 〔2004年11月レポ〕 |
![]() 「河口湖ロイヤルホテル開運の湯」 |
![]() 「開運の湯」の男湯内湯 |
![]() 「開運の湯」の男湯岩露天 |
![]() 「開運の湯」の男湯石露天 |