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房総の湯巡り-2[7] byうつぼ


■亀山温泉「亀山温泉ホテル」


(君津市、時間要問合せ、1,000円、0439-39-2121)
オフィシャルHP

亀山湖畔にあって自家源泉をもつ全20室の温泉ホテル。たしかONKEN21さんのレポあり。東京方面からだと、R465、「上総亀山」駅の少し先を亀山湖方面へ右折、数百m走った左手。つくりはひと昔前の観光ホテル風ながら館内はよくメンテされています。

ロビー奥に男女別の浴室。手前が男湯。脱衣所は広めでつかい勝手のいいもの。広めの窓に沿って石枠タイル貼10人以上の大浴槽と右手に同2.3人の半円形の小浴槽。大小の浴槽でお湯の行き来があります。大浴槽左手奥の岩の湯口から湯滝状に大量投入でオーバーフローなし。槽内注排湯は黒湯につき不明。カラン7、シャワー、シャンプー、ドライヤーあり。土曜17時で独占〜3人。

ややぬるめのお湯は透明度40cmのコーヒー色の黒湯で、黒い浮遊物がただよいます。湯口で重曹味+微たまご味、モール臭にかすかに甘いイオウ臭?をまじえ、湯面はほぼ無臭。湯ざわりは個性の際だったもので、強烈な重曹泉系のツルすべ&アルカリのヌルすべの裏にペトペト感と濃度感が感じられるクセもの系。アワつきがあったかもしれませんが気のせいかも・・・。

浴後は重曹分による見事なつるつる感が出る美人の湯。あたたまり感はさほどでもないですが、なかなか冷めません。食塩泉というよりは重曹が前面に出てきている感じのお湯で、お湯のイメージは青堀温泉「ホテル静養園」成田の命泉「大和の湯」に似ているように思いました。

黒湯というとさほど濃度のないあっさりした感じのものが多いですが、こういうクセもの系のお湯もなかなかにいいものです。ただし1,000円はちと高いような気もしますが・・・。

含沃素臭素重曹食塩微温泉 29.4℃、pH=8.2、152.8L/min、蒸発残留物=14250.0mg/kg、Na^+=5036.0mg/kg (92.02mval%)、NH4^+=17.64、Ca^2+=160.0、Mg^2+=76.80、Fe^2+=1.120、Cl^-=8082.3 (95.56)、HCO_3^-=591.0 (4.06)、CO_3^2-=3.481、I^-=5.400、Br^-=5.110、陽イオン計=5435.5 (238.0mval)、陰イオン計=8702.1 (238.5mval) <S48.10.1分析> (源泉名不明)
※ 新泉質名は分析データからするとNa-塩化物泉。パンフには「毎分600Lの自噴温泉」とあります。

〔 2006年5月1日レポ 〕




「亀山温泉ホテル」の外観

「亀山温泉ホテル」の男湯

「亀山温泉ホテル」の男湯

「亀山温泉ホテル」の湯色


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