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房総の湯巡り-2[3] byうつぼ


■鋸山金谷温泉「金泉館」


(千葉県富津市、時間要問合せ、500円、0439-69-2629)
紹介HP

浜金谷の東京湾フェリー乗場のそばにある温泉宿。あまり知られてないらしく、R127は大渋滞でフェリー乗場も賑わっていましたが、休日15時でもほぼ独占状態。(しかしR127の渋滞はすごい) 国道沿いの民家風の外観ながら、館内はこざっぱりとしてきれいです。

男女別の浴室は、析出で茶色がかった石+タイル貼4.5人の内湯のみ。数個ある吸湯口のうちパイプ状の1つだけ作動+ジェット注入で鮮度感はいまひとつ。オーバーフローはないですが、湯と水と温泉の3つのカランがあって、注いだだけきっちりとあふれていきます。カラン3、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。

紅茶色ささにごりのお湯は、塩味+重曹味+弱苦味、モール臭+アブラ臭?に弱いアンモニア臭がまじる個性的な味臭。かなり強いツルすべ感があってあたたまりますが、浴後は爽快感がでます。甲府のモール泉を濃くした印象のお湯です。

立地や外観からみると、さほどいいお湯には思えませんが、いい意味で予想を裏切られます。フェリーの待ち時間に一風呂というのもいいかも。国道をはさんだ斜向かいに地魚回転寿司があって、一本釣りのあじと地物のあなごがとても美味しかったです。

含沃素臭素重曹食塩泉 23.3℃、pH不明、成分総量=7531.6mg/kg、Na^+=2700.0mg/kg (96.63mval%)、NH^4+=12.40、Fe^2+=1.200、Cl^-=3899.4 (90.53)、HCO_3^-=651.3 (8.78)、I^-=3.234、Br^-=10.66、陽イオン計=2795.9 (121.5mval)、陰イオン計=4584.4 (121.5mval)、メタけい酸=64.31、メタほう酸=66.75、腐植質=4.60 <S45.10.5分析>

〔 2003年1月24日レポ 〕




「金泉館」の外観

「金泉館」の男湯

「金泉館」の男湯湯口

「金泉館」の女湯


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