九州温泉紀行 by温検12号 第7回 黒川温泉記その3 最近、私が掲示板を独占気味にしてしまい申し分ありません。また関東以外の話題ですいません。私もよい温泉や宿のことなら遠近東西を問わず、どんどん書き込むつもりですので。是非、皆様の旅の感想など遠慮なく書きこんでください。 九州熊本県阿蘇郡南小国町奥黒川温泉「山あいの宿・山みず木」続き ■サービス サービス面で気に入ったのは、本当に何でも話せる気さくな若い従業員が多いことでしょう。それも女性客を意識してか、若い男性の従業員が多く目に付きます。食事関係は女性が担当しているようですが。 まず、部屋へ入るときな粉もちとお茶でおもてなしします。風呂入浴後もお菓子を用意するらしいですが、私の場合、到着が遅かったのでわかりませんでした。部屋は私の場合、宿で一番広いと言う1階12.5畳専用露天付きの部屋と2階10畳の2部屋。新館希望でしたが、本館となってしまいました。次の間(1階コタツや2階ベランダ付き)や洗面所・トイレは大変広く、こういう所にも人気の秘密がありそうです。浴衣は男女とも数種類部屋に備えつけており、自由に着られます。その他ブラシ、ソーイングセット、コーヒーメーカーまで置いてありました。 夕食は19時から21時まで2時間もかけて一品ずつ部屋まで運んで来ます。そこで気さくな女将さんがいろいろ話かけてくるんですよね。若い女などおしゃべり大好きですから気に入るわけですよ。私の同行者にお年寄りがいたので、女将さんとどんどん話がはずみます。昔の話とか旅の話、孫や子の自慢話、そして私の温泉検定の話まで出てきました。温泉マニアの私としても、ここ黒川温泉の山みず木さんに深くこだわったことも話しました。女将さんは「温泉のことをよく知っているね」と驚いていたようでした。(これは手強い客だと思ったことでしょう。笑い) 本当に心からくつろげるいい宿でした。きっと何回か泊まって常連になると親戚みたいな関係になりそうな感じですね。こういうほのぼのとする宿は初めてでした。 ■料理(ビデオ記録にて) 夕食:馬刺・高麗人参入り土瓶蒸・山菜など→ヤマメの塩焼き→うなぎ→ステーキ→グラタン?→天ぷら→うどん入り好き焼き(土鍋)→ご飯・漬物→苺とケーキ(デザート)・茶 夕食は山の珍味からいろいろでましたね。ヤマメが特に好評でした。私の場合、天ぷらあたりでおなかが一杯、すき焼きは少ししか食べられませんでした。もう少し量を少なくして、質をあげればいいなと思いました。(女将さんが「残したものを運ぶのはよいじゃあーないから、全部食べてちょうだい。」とハッパをかけられましたが、さすが限界でしたね。) 朝食:具だくさんの熱い味噌汁、魚2種、サラダ、ひじき、海藻の酢の物、漬物、温泉卵 朝食は特に鍋入り味噌汁を火で加熱したものが大変おいしく、最高でした。なお食事場所は2つの大広間に10部屋くらいずつ、分かれて食べると言うものでした。顔ぶれは夫婦連れか女性グループがほとんどでした。圧倒的に女性に人気があることがわかりました。(我々男は肩身が狭かったです。) さて、お腹が一杯になったら、この宿一番の自慢の露天風呂となりますが、本日はここまでといたしとうござりまする。 http://www.kurokawaonsen.or.jp/yamamizuki/yamami.htm
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