---えどめぇるまがじん---

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 『えどめぇるまがじん』 第十号
 (2003/12/11 Vo2.-No.6)

 江戸料理百選:http://www.asahi-net.or.jp/~UK5T-SHR/
 えどまが:http://www.asahi-net.or.jp/~UK5T-SHR/edomaga-N6.html

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豆腐小僧
豆腐小僧

 ■ 目次
  『えどめぇるまがじん』第十号の口上
 (1) 開かれた秘境への誘い「江戸老舗探訪記」
 (2) 「銀座・三河屋 再生ものがたり」
 (3) 「路線バスで行く! TOKIO江戸めぐりの旅」
 (4) コラム「江戸前な言葉たち」
 (5) Webサイト『江戸料理百選へようこそ!』更新情報
   編集後記
   奥付

●第十号の口上
さあ、師走でございます。近頃はめっきり冷え込みも増し、通勤電車の車内は着ぶくれ&咳き込みオーライ。えどまが読者の皆様、お風邪など、召されておられませんでしょうか?
さて、前回、“武者修行中”につき不在だった朋ちゃん記者が、無事、シャバに帰還いたしました。久々にレギュラー版『えどまが』をお届けできる喜びに、鼻から涙がこぼれるは、耳からはよだれがたれるはで、柚木ぽんデスク、思いっきり躁状態に入っております。
と、ゆーわけで、今回の『えどまが』は“帰ってきた朋ちゃん”の「江戸老舗探訪記」「路線バスで行く!」に、前回から始まった「銀座・三河屋 再生ものがたり」が加わり、前代未聞の盛りだくさんな内容でお送りいたします。どうぞ、ごゆっくりお楽しみください。

(1) 開かれた秘境への誘い「江戸老舗探訪記」
     

江戸時代開業、あるいは江戸時代の製法を今に引き継ぐこだわりの老舗を訪ね、職人の誇り、老舗ならではの懐の深さをレポートするコーナーです。
今回は、江戸時代から女性の唇を華やかに彩ってきた「紅」の製法を現代に伝える化粧品メーカーの先駆け、東京・千代田区の「伊勢半」さんをお訪ねしました。紅の継承は日本の文化の継承、その伝統の「あか」を引き出す奥義について、帰ってきた朋ちゃんが、ちょっと硬派にレポートしています。

(2) 「銀座・三河屋 再生ものがたり」
    http://www.asahi-net.or.jp/~UK5T-SHR/mikawaya-2.html

前回、多くの反響をいただいた「銀座・三河屋」さんの再生プロジェクト。今回はいよいよ銀座八丁目にSHOPがオープン、その当日の模様をばっちりご報告させていただきます。『えどまが』チームもすっかりファンになってしまったアレやコレ、そのこだわりのラインナップにもご注目ください。

(3) 「路線バスで行く! TOKIO江戸めぐりの旅」
    http://www.asahi-net.or.jp/~UK5T-SHR/basu_0311*.html

 「都バス 草63系統その4:団子坂下〜千束」
巣鴨や谷根千周辺、浅草といった、江戸情緒あふれる東京の町を走る都バス「草63系統」の小旅行に皆様をご案内いたします。
今回は、前回歩き回った団子坂界隈から再スタート、怒濤の早足で道灌山、大関横町、吉原と、歩を進めてまいります。……と、最後の吉原、例の○○○街で、朋ちゃんが黒服のおにーさま方に……すわ、朋ちゃん、危うし?

(4) コラム「江戸前な言葉たち」
  その5「いけすかない」
    http://www.asahi-net.or.jp/~UK5T-SHR/koramu-0306.html

「てやんでえ」に代表される江戸っ子言葉の語源や成り立ちを、日本語と食べ物にはうるさい、現代版「長屋の頑固じじい」青木逸平氏が時事ネタがらみでご紹介します。
今回のテーマは、「いけすかない」。まさに、江戸っ子の面目躍如といった感のある、ビートのきいた表現です。面と向かって、このセリフを吐く勇気のある方は、暗い夜道に気をつけましょう。

(5) Webサイト『江戸料理百選へようこそ!』更新情報
『えどまが』のおかあさん的存在、Webサイト『江戸料理百選へようこそ!』の更新情報をお知らせいたします。突発的な特集から小ネタまで。どうぞお見逃しなく〜。

◆月だより『江戸時代の料理書』に見る私たちの食卓 第11回◆
    http://www.asahi-net.or.jp/~UK5T-SHR/tukidayori.html

『江戸料理百選』著者、島崎とみ子先生(女子栄養大学調理第一研究室助教授・料理書原典研究会同人)による、大好評連載です。日本の食文化が花開いた江戸時代に編まれた料理書から、江戸時代の食世界を探るコラム。
第11回の今回は、これぞ、まさしく日本の心『乾物』がテーマです。昔懐かしい「台所のにおい」を行間からかぎ取ってください。

◆『えどまが』アンケート◆
    http://www.asahi-net.or.jp/~UK5T-SHR/mail*03-6*.html
お待ちしてます! ろくろ首 今回は、「最後の晩餐」についてお尋ねいたします。皆さんは、人生最後の夜ごはん、何を食べたいですか? もちろん、江戸料理や和食に限りません。どんなものでもけっこうですので、その理由とともに、ぜひぜひお答えをお寄せくださいませ〜。

●編集後記
巷では、戦争、テロ、大地震、富士山大噴火など、終末感に満ちた話題が多いなか、新しいものが生まれたり、古いものが形を変えて生まれ変わったり、そんな前向きな話題満載の『えどまが』第十号をお届けできて何よりです。
表面には見えていなくても、揺るぎないパワーを持つものの内側には、必ずといっていいほど伝統文化の裏付けがあるような気がします、確かな歴史観をなおざりにしては、未来どころか現在も覚束ない……。そんな当たり前のことを、今さらのように実感できた今回の『えどまが』でした。取材にご協力くださった皆様、貴重な機会を与えていただき、本当にありがとうございました。
さて、伝統文化と現代性のカオス『えどまが』は、もちろん、来年も続きます。さらに進化する2004年の『えどまが』に、ご期待ください。

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えどめぇるまがじん 第十号
(2003/12/11 Vo2.-No.6)

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発行日:毎月末発行
『えどまが』デスク:加藤由紀子
      編集兼発行人:佐原 勉

『えどまが』デスクMail-Address:5th-sec@unizon.co.jp
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☆次号(『えどまが』第十一号)は2004年1月下旬発行予定です。

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