☆. PP-23:ポパイ .☆

(POPEYE)

- S56.08.05 Released (\.6000) -

G&Wで初めて版権キャラを使用したものとして名を残す機種。そのキャラクタがポパイだというのがナカナカ渋いですね (笑)。そういえば、アーケードやFCでも同名のゲームがあったけど、それとは全く別物なので注意。

どこか旅にでも出るのでしょうか、オリーブが車から缶詰やらビンやらを放り投げています。プレーヤーは船の上にいるポパイを操作して、その品物を海に落とさないようにしっかり受けとめなければなりません。気をつけなければならないのは恋敵のブルータス。時々、画面左 (GAME B では、左右ランダム) に現れて、その太い腕っぷしでポパイに殴りかかってきます。さて、ブルータスの妨害をはねのけてポパイはオリーブとデートできるのか、って感じのゲーム内容でした。

このゲーム、実は目新しいフィーチャーがもうひとつ。それは、半ミス制の導入です。普通、品物を海に落としたら1ミスと考えるのが普通なのだが、このゲームでは2回落として初めて1ミスとなるのです。で、ブルータスにぶん殴られて海に落とされた場合が即1ミスということで、都合品物5個までは海に落として良い訳です。これは、ブルータスの攻撃パターンによりやむなく品物を落とさざるをえないという状況に対する苦肉の策だったのかもしれませんね。

ちなみに、ミスマークは空き缶 (ビンだったかな?) で半ミスの時は点滅するという仕掛でした。アラームマークは前述のオリーブで、ゲーム中にアラーム時刻になった場合には左手で品物を投げ、右手でベルを鳴らすというスゴ技を見せてくれました (雛形あき子もマッサオ (笑))